「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年11月2日木曜日

高取山・仏果山の1日  The one day of the climbing Mt.Takatori and Mt.Bukka.

今日も快晴だが、昨日も久しぶりに終日晴れ渡っていてしかも温かかった。このところ、丹沢に行きたい行きたいとは思うのだが、どこに行こうか迷っている。一番行きたいのは土山峠からの宮ケ瀬尾根や鍋嵐方面の歩きなのだが、車を置く場所が無い。もっとも近くの場所でも大棚沢の駐車場だ。昨日も、初めは鍋嵐方面に行こうと思っていたが、車から出て歩き出して舗装道路に出て音を立てて走る車を見たら、もう土山峠まで歩く気持ちが萎えてしまった。バス停の時刻表を見ても1時間近くしないとバスは来ない。
仏果山も今年は登っていないかな?っと思ったので仏果山に上ることにした。これで、サルに出逢ったのだから、土山峠までの歩きに日和ったのが幸いしたのだ。
7:24 仏果山登山口の3メートルほどのコンクリートの階段を登ったところにある道標
登り初めてからは、もう、12時前に車に戻れるかな?っと思いながら歩き、汗がじわっと額や首筋に出てきたので、もう、気持ち良く登ることができた。
8:16 コウヤボウキが咲いていた
花が終わったコウヤボウキがあって、コウヤボウキの花の季節は終わったのか、でも上に行けば咲いているかもしれないとい思っていたので、この花を見つけた時は嬉しかった。
8:33 テン糞だ!
8:35 朝日を受けているコウヤボウキの花
テン糞を拾ってからは、首に巻いていたハンカチを取り、登りの杉林の中で陽射しの中に咲いているコウヤボウキの花を見つけて嬉しくなってしまった。
8:46 宮ケ瀬越だ!
8:49 花が終わったカシワバハグマ
8:50 テン糞だ!もちろん喜んでゲットする。アケビの種子だ!
8:53 ン?アナグマが何か爪を立てて探したか?
8:54 おー、またまたテン糞だ!
9:09 高取山展望台から正面の大山を望む 
丹沢山・蛭ヶ岳方面を望む 
甲斐駒ヶ岳がぼんやりと見えた
これから行く仏果山山頂
高取山山頂近くで単独行の男性に会う。クマ避け鈴を派手に鳴らしながら歩いている。高取山山頂のテーブルの上に彼のものと思われる軍手が一揃い置かれていた。仏果山に行く途中や土山峠への道でもそれらしきそ足跡が無かったので、彼は宮ケ瀬越から仏果山登山口に下りたと思える。
9:32 イノシシの掘り起こしの痕だ!足跡が残っている。
9:44 ン?ハクビシン糞だ!サルナシの果皮が見えている。
10:12 テン糞だ!ん?何を食べた?
18:17 仏果山山頂に着く。山頂にあるテーブルの上に寒さで動きが鈍くなったナナフシがいた。このテーブルに座って、オニギリを食べているとサルの木揺すりを伴った示威行動のガッカガッカガッカ!という音声が鳴り響く。久しぶりにサルの木揺すりの音と音声を聞いたので、もう、少しでも早くサルを見たいと思い、オニギリを急いで食べ終え、水もたっぷり飲み。山頂での自撮りをして、音声が聞こえたこれから向かう登山路を進む。
10:18 ナナフシだが、名前は?トビナナフシ?
10:23 体重を5キロは減らさないと、、、歩きが辛い
山頂から土山峠へ向かう尾根道は陽がさんさんと注ぎ、暑いくらいである。岩場の急な道なので慎重に足を下す。又もオスザルの示威と誇示の音声だ。発情季特有の発情オス音声だ。ゆっくり下る。すると、目の前に若い発情メスがいて、ぼくを威嚇する。
威嚇する7,8歳メス。オーヨシヨシという感じだ。
離れオスのヒトリザル、ソリタリーが一度、ぼくの方に向かい、斜面の下の方を見て、再びこちらに向かってくる。下にいるメスたちに対して人間など怖いものか!っと格好をつけているのだ。
10:50 オスザルが左下にサルたちに格好をつけている
11:32 革籠石山だ、これから直滑降のような下りだ
12:02 坂尻方面への道との分れ道
12:30 タヌキのタメ糞だ!一番新しい糞塊を1個ゲット
12:43 土山峠着だ!
ここから歩いて13:16に大棚沢駐車場に着いた。GPS上では12.4キロ歩いたことになる。帰宅後、風呂に入って、ウィスキーを飲んだら眠くなったので1時間くらい寝る。サルの群れに出逢い、発情したオスとメスとに会ったし、テン糞、タヌキ糞なども拾えたのでとても充実した1日になった。8時間の行程であったが、サルを30分くらい見ていたことになる。

2017年11月1日水曜日

雄々しいオスザルの季節  The season of a gallant male Japanese macaque.

今日、仏果山山頂に居る時に、これから行く方からオスザルの”ガッガッガッガッ!”という木揺すりを伴う示威・威嚇の音声が何度か聞こえる。この音声、非常に懐かしく思い、遅い朝食にコンビニで買ってきたオニギリを食べていたが、水で飲み込むようにして食べる。
急傾斜の岩場をゆっくり下りていく。白いリュウノウギクが咲いている。岩場のロープが終わったところで、前を見ると、7,8歳の若いメスだ、生意気にこちらを威嚇する。よしよしという想いだ。威嚇するということは簡単には逃げないからだ。首から下げているチビカメラで撮る撮る撮る。何とどれもピンボケだった。カメラを「スイーツをかわいく撮る」というシーン設定にしていたのだ。
でも、下の一枚がややピンが合っていた。このメス、2回目の発情らしく、尻の性皮が赤く膨らんでいた。
10:45 Young adult female in estrus on the ridge just near Mt.Bukka
 左下の斜面を気にしている。他の個体がいるようだ。
10:47 尾を上げた11、2歳のオトナオスが上がってきた。充実した性皮をしている。尻の穴から睾丸にかけてのこのピンク色、まさに発情で、はち切れんばかりの身体だ!
下に群れがいるようだ。しきりに下を気にしている。このオスは群れに接近している群れ外オスだ。先ほどの若メスはこのオスの木揺すりに居ても立っても居られなくなって群れの仲間たちから離れてきたのだ。
Full adult male.
 11:50 ん?こちらに来る。ここは幅50センチもない尾根道だ。ぼくがじっとコヤツを見ていると彼はゆっくりと「オレはお前より強いからな!」とでも言いたげにぼくのすぐ横を通る。うーん、懐かしい臭いだ!サル臭い!
10:51 通り過ぎたので再びヤツにカメラを向ける。素晴らしい性皮だ、体重12、3キロあるかな? ぼくが下りてきた岩場を登っていく。
His sexual skin is scarlet because of estrus.
あー、発情したオスは素晴らしい。ニホンザルのオスが最も雄々しくなるのは発情季だ。この季節のオスは秋の木の実を鱈腹食べ、身体がはち切れんばかりに大きくなり、毛を膨らませ、歌舞伎役者が舞台をゆっくり歩く時のように威厳をもった格好をつける。
あー、久しぶりにこのようなサルに出会った。野生猿の観察をしたくなった。

2017年10月27日金曜日

オオアリクイのキス The kiss of giant anteaters.

今、学校から戻ってきて帰宅後の一連の儀式というか行事を済ました後、お湯を沸かし、レモンを絞り、その汁をコップに注ぎ、ウイスキーを3,4倍加えて沸いた熱湯を注ぎ、今、8割くらい飲んでホット一息ついたところだ。
もちろん、ウィスキーのコップはぼくの左手の横、ツマミのスルメと燻製したチーズも左手にある。飲む、ん?もう無い。スルメを齧るとするか!

オオアリクイMyrmecophaga tridactyla見たことがあるだろうか?
専門学校がある葛西から西北方向に20分くらい歩いたところに江戸川区業船公園があり、その中に江戸川動物園がある。哺乳類では、リスザル、クモザル、オオアリクイ、オットセイ、ワラビ、プレーリードック、ハイイロリス、レッサーパンダ、タマリンなどがいる。街中にあるし、無料なのでいつも多くの人で賑わっている。今日は、二つの幼稚園か保育園が来たのだろう。ものすごい数の園児たちがキャーキャー叫びながら走り回っていた。楽しいのだ!
ぼくは、学生を連れてFocal animal samplingのデータ収集作業をしようと来た。オオアリクイがおかしい????
歩き回っているオオアリクイのメス
柵で隔てられた方にオオアリクイのオスがいる。何と、彼らは柵越しに40センチはあろうかと思う長い舌を互いの相手の口に入れあれっているのだ。柵越しだし、互いの下が蛇のように巻き付いて涎が流れ落ちて気味が悪いほどだ。
柵の向こう側のオスとキスをする
こちらのメスはアイチという名のメスで名古屋の東山動物園から前からいたオスのアニモの結婚相手としてやってきたようだ。
またまた、キスをしている
オオアリクイの性行動は全く判らないが、今日の両個体のキスシーンは濃厚すぎるので、もう一緒にさせて良いのではないかな?っと思った。

2017年10月24日火曜日

タヌキ糞の内容物 The contents of a racoon dog's scat.

先週水曜日の18日にMさんと塩水橋から塩水林道を歩き、途中から中峰(円山木ノ頭)の尾根を登った。中峰に着く20分くらい前にタヌキのタメ糞を見つけた。
下の写真で白っぽく浮き出しているツブツブはヤマボウシの種子である。10円玉の左方にある黒っぽい親指くらいの糞塊が新しいので、それを一つゲットしてきた。
12:04 タヌキのタメ糞
23日は台風一過で青空が広がり、暖かくなってきたので、庭の水道栓で持ってきた糞塊を水洗いした。
糞塊から出てきた種子
黒っぽい親指くらいの糞塊の大半はサルナシの果皮と種子であった。さらに、上の写真のヤマボウシの種子が5個出てきた。さらに、甲虫の脚が2本と少しの土砂が混じっていた。
タヌキは林床に落ちている赤いヤマボウシの実やサルナシの実を食べたのだ。そのついでに甲虫も舐めとったのだろう。当然、林床に落ちている果実を拾い食いしたのだから土砂も一緒に胃の中に入ったのだ。

ヤマボウシやサルナシの種子を見たことも無い人もいるだろうから、今回はアップした。

2017年10月23日月曜日

この個体はクマネズミの子なのだろうか? Is this a juvenile of black rat or mouse?

先週末の20日(金)に葛西の専門学校に行った時、1時間目の授業が終わって講師控室のドアを開けると、受付のE.SさんがH先生から預かっている物がテーブルの上にありますと言う。あ!授業をしていてすっかり忘れていた。彼女はネズミを持って来てくれたのだ。

このネズミは那須塩原の彼女の家の洗面所で洗濯機で洗った衣類を皺を伸ばすために振ったら落ちてきたもののようだ。それから別の生きている子ネズミも見たようだ。

帰宅後、すぐ側面から腹面から背面からの写真を撮る。
明らかに、コドモのネズミだ。尾長よりも頭胴長の方が長い。これだけではハタネズミ亜科のネズミということになる。しかし、背中の毛色は黒褐色で腹面から喉は灰白色だ。これではネズミ亜科のネズミということになる。
子ネズミなのでまだオトナネズミの特徴が出ていないので、臼歯を調べた。これが口を開けて見ても良く分からない。まだ、コドモなので臼歯は出ていないのかと思った。しかし、気になるので口を大きく開けて見ると、臼歯がちゃんとある。しかし、咬面が段ボールの断面状なのか臼状なのか肉眼では分らない。
カメラのレンズに接写レンズをつけて拡大して見た。

尖っていて、トガリネズミやヒミズの臼歯のようだ。まだ、すり減っていないということなのだろう。  
矢印の部分に臼歯がある。
この個体はネズミ亜科のネズミで、家屋内で見つかった事から、ハツカネズミかクマネズミとにらんだ。背中の毛色が黒っぽいのでクマネズミと思うがどうだろうか?
もちろん、この個体は今日これから剝皮し、徐肉し、軽く煮てからジャム瓶にでも容れて腐らして骨にするつもりだ。

自民党がまたも圧勝した。選挙制度の小選挙区制を中選挙区制か全国区の比例代表制にしなければ多くの民意は反映されない。

2017年10月22日日曜日

フィールドサイン The field signs.

18日のMさんとの丹沢歩きで見つけたフィールドサイン
ここでアップするのは全て中峰(円山木ノ頭)までの尾根歩きで見つけたものだ。
アナグマが何をするために掘ったかな?10cm以上の深さだ!

タヌキのタメ糞 (まだ、洗っていない)
表面に白く見えるのはヤマボウシの種子、左上の黒い糞塊を拾う

イノシシのヌタ場
どうして、このような湿ったところで身体を擦るのだろう?

イノシシの足跡の側に毛が落ちている
台風接近中だが、今日は高校生向けの授業をしに学校へ行かなければならない。この雨のなか参加してくれる生徒はいるかな?

2017年10月21日土曜日

観葉植物のアジャンタムの仲間 The same genus of foliage plant's Adiantum.

18日の丹沢歩きで見た植物
塩水林道沿いでAdiantum
夏のタマアジサイが咲いている
ミズヒキのピントが合った
観葉のアジャンタムの仲間のハコネシダ
イワタバコの葉がまだ青い
中峰(円山木ノ頭)の尾根で
葉と花からキッコウハグマ
ズミかと思ったが、種子からカマツカだった。

腿が攣って痛くて歩けない! I couldn't walk because of the cramp of thigh!

宮ケ瀬方面に下る登山道から東南に走る尾根を下るところで、10分くらいうろうろしていて、左足の腿に激痛だ。攣って痛くてただ我慢してスポーツ飲料を飲むだけだ。脚が攣らないように、朝出がけにエベリゾン塩酸塩50mgを一錠飲み、昼食時にも飲んだ筈なのに、、、。左右のストックに体重をかけて左足の腿の痛みに耐える。Mさんが腿を揉もうとしてくれるが断る。ともかく水を飲む。水分不足なのだ。
14:05 登山道から塩水橋まで下る東南に走る尾根の入り口がわかり、痛みが薄らいできたのでゆっくり下る。
14:26 コガネホウキタケだ!すでに誰かによって折られている。
このコガネホウキタケの辺りで、今度は右の腿が攣る。Mさんは休みましょう!っと言ってくれるが、暗くなると知っている尾根でも下れなくなるからっと言って痛いのを我慢しながら丸太のように動かすことができなくなった脚を引きずるようにして下る。幸い、尾根は幅広くなだらかなので助かる。気持ちだけは前へ前へだ。右の攣りが治まったと思ったら、左足が再び攣る。再び水を飲む。スポーツ飲料は甘いので続けて飲めない。
夏は、下草で被われてしまう県の緑の看板のところにくる。この辺りはヤマシャクヤクの群落があるところだ。
14:43 緑の看板
Mさんは休みましょうと言うが、暗くなるとヘッドランプの灯りではとても歩けなくなるので、シカ柵があるところまできたらそこから右に折れるように下るところなので、そこで少し休むことにしようと思い、とにかく下る。ドイツのマラソン選手が攣った腿や脹脛にゼッケンを止めていたピンを外して脚に刺して走っているのを見たことがあった。そんな話しをしながら下る。
15:05 ようやくシカ柵があり、大きな木が倒れている場所にくる。ザックを下ろし、休み、水を飲み、二人で別々の方向を見て立ちションだ!何だか、立ちションとともに両足が軽くなった感じで、痛みも消える。
15:05 ここで4,5分休み、小便をする。
倒木を回り込み、急な下りの尾根になる。ぼくは立ち木につかまりながら下る。ストックが邪魔な感じだ。もう、右の腿も左の腿も攣らない。でも、腿の筋肉を使わないような下り歩きに徹する。鞍部に出た、もうここまでくれば暗くなってもヘッドランプがあれば大丈夫と思うが、兎に角、明るい内に塩水橋に着かなければ、、、。
15:36 一度鞍部になって再び登る処にカモシカの角砥ぎの痕
下って下って、再び鞍部に出て、ちょっと登るとピークにでる。このピークは東方と南方の二股に尾根が分かれる。一度、東方の尾根を下り金山沢に出てしまったことがあった。それを思い出し南方へ下る。杉林の中を経路がジグザクに下っている。それを利用して下りていくとシカ柵を超える朽ちた丸木橋を渡らなけれならない。
ぼくは下まで降りてゲートを確かめるが鎖と南京錠で開けることができない。Mさんが丸太橋を越える。ザックをMさんに渡し、ぼくも超える。どうにか持ちこたえてくれる。
16:22 シカ柵越えの朽ちた橋
シカ柵を越えてからは5分で塩水川の堰堤のところまで降り。そこで、お湯を沸かし甘いコーヒーとグレープフルーツを食べる。生き返る。
ここで、15分は休んだだろうか?熱いコーヒーを飲むのに時間がかかる。立ちションをしてこの場を後にして塩水橋にでる。
車が2台残っている。まだ、山から下りてきてない人がいるのだ。が、奥の車のライトが点き走り出す。ぼくらも車に乗って宮ケ瀬を目指す。長者屋敷キャンプ場の前を過ぎて間もなく御殿森ノ頭方面からきたサルの群れが中津川に掛かる橋を渡っていくのに遭遇する。暗いせいかシャッターが下りない。何度か押していてようやくサルが写っているのが撮れた。
17:09 サルの群れに遭遇する。オスザルが一頭いるが判るかな?
今回は、午前中は陽が差していたので気持ち良く登り、下りでは腿が攣って歩けなくなり、暗くなる時間を気にしながらの山歩きであったが、シカとサルにも出逢ったんだから良しとしよう。

2017年10月20日金曜日

歩いたルート  The root where we walked.

一昨日は、6時にMさんと湘南台駅で待ち合わせて一路塩水橋に向かった。予報では晴れとあったので、丹沢に行くことに決めたのだ。雨は上がり、陽が差し絶好の山歩き日和であった。
7時半前に塩水橋に着く。すでに10台くらいの車が塩水林道ゲート前付近の道路の空き地にとめてある。少し離れたとこころにとめられそうな余裕があった。
7:31 本谷川にかかる瀬戸橋を渡る
予定は塩水林道の途中から川を渡って中峰(円山木ノ頭)までの尾根に登り、そこから丹沢山、天王寺尾根を下って本谷林道に降りて車まで戻るルートだった。

塩水林道を歩く。晴れているのに昨夜までの雨が林道上を流れている。
8:15 塩水林道から弁天杉を見る。
この時は弁天杉に寄ろうなどとは思ってなかった。
間もなく、イヌブナハボタンフシがたくさん落ちている場所だ。弁天杉が良く見える場所からしばらく歩いて、ようやく目印のカーブミラーが正面に出てきた。何だかここまでくるのに1時間近くかかっている。橋を渡り、以前は4輪車が走っていた古い林道を川に沿って少し歩く。
8:33 目印のカーブミラー、ここから木橋を渡る。
石伝いに川を渡って、尾根への仕事道(経路)を歩いていると、シカの警戒音が山全体に響く。すぐ上だ。3頭のシカが尾根に駆け上っていった。
9:24 弁天杉 斜面の上側の樹皮はかなり禿落ち、腐っている。
弁天杉を見に行き、ちょっと尾根を踏み外したので戻ったりしながら、中峰に着いたのは12時半頃であった。もうこの頃は今日の丹沢行は無理と思ったので、東峰(本間ノ頭)の尾根を下ることに決める。
12:27 中峰(円山木ノ頭)の道標
中峰でお昼を食べていると西峰の方から中高年の単独行の人が疲れた様子もなく通り過ぎていった。お昼を食べ終えた頃には、ランニングスタイルの40代の男性がこんにちは!っと軽やかに宮ケ瀬方面にぼくらの前を走りすぎていった。その直後、この円山木ノ頭の道標のすぐ後ろで慌てて大きな鳥が飛び出した。凄い羽音であった。Mさんによるとヤマドリのようだ。ぼくらがここに来てからずーっと草むらに蹲っていたようだ。
13時になるのでぼくらも出発だ。
歩いたルート
出発して、しばらく下りがあり、鞍部を過ぎて登りに掛かった所でリンドウが咲いている。
花が反り返っていたリンドウ
東峰(本間ノ頭)までの途中のピークで、登山道工事の人たちの天幕が張られていた。5,6人が寝泊まりしているようだ。そのピークを過ぎて東峰に登る細尾根の岩場のイワシャジンはいくつも咲いている。良かった!この時季なんだ!
花が一つだけのイワシャジン
13時44分、本間ノ頭を過ぎて、しばらく宮ケ瀬方面の登山道を下る。
13:44 東峰(本間ノ頭)の道標
13時54分、登山道左側に緑の看板が出てきた。ここから、南東への尾根を下る。しかし、降り口を間違い、また戻って10分くらいうろちょろしてしまった。この下りでぼくは脚が攣って歩けなくなってしまった。