「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2013年2月17日日曜日
2013年2月16日土曜日
シカ、シカ、シカだらけ! Deer, Sika deer, Full of deer!
昨日、実家から車を飛ばして30分くらいでいける標茶町の塘路湖に行ってきた。
国道からサルルン・サルボ展望台への駐車場に入る。
先客がいて、何を撮りますか?と聞いてきた。???
何でも撮りたいですとこたえる。
間もなく夫婦連れの車もきた。
彼らは皆立派なカメラを三脚を持っている。
彼らは展望台へ登っていくので、ぼくはどうしようか辺りを見まわした。シカだ。
シカが国道のそばにいる。すぐ標準で証拠写真を撮り、望遠に替えてパチリ。
ブッシュの中にもう一頭いる。
雪原の方に目をやるとシカの集団がゆっくりと移動している
30頭以上はいるメスグループだ。
まるで、アフリカのサバンナのシマウマかエランドの集団のようにゆっくり採食しながら移動していく。オスを捜したがみつからない。30頭ばかりではない。50頭を超えるような大集団だ。
シカたちが歩いていったところに行ってみた。
もちろん、スパッツをつけ、6本アイゼンをつけて歩く。汗だくだ。
もっと軽やかな羽毛服の上着にするとよかった。
さらに、スノーシュを釧路に持って来なかったことがくやまれる。
こういうサラサラ雪を歩くのはスノーシュが一番だ。
僕が歩くと、膝まで埋まるのに、ぼくより重くて足が小さいシカが沈まないのはどうしてか?
サルボ展望台に上がる途中。シカの親子が休んでいる。シカだらけだ。
展望台に大きなカメラバックや三脚を持った人がやってきた。
これまで見たこともないカメラだ。
ぼくは雪と氷に覆われた塘路湖を撮ってくだる。
今回の成果は新鮮なキツネ糞を見つけ持ち帰ったことだ。
釧網線が塘路湖の右側を通るが、踏切で踏み台を持っている人や写真を撮っている人たちがいた。ぼくは道路か線路工事の関係者たちと思っていた。
が、様子がひとつおかしい。ノロッコ号という蒸気機関車を狙っているんだ。
カップルがアルミ製の踏み台に乗っている。
皆、しきりに時計を見たり、カメラのアングルを調節している。汽車が来るのを待っているんだ。
やってきた。おー蒸気機関車だ。懐かしい!
蒸気機関車が白い煙を上げながらやってくるのが見える。
もう、皆、カメラに夢中だ。
撮りっぱなしである。
乗客の人たちもこちらにカメラを向けている。
後ろの車両から身を乗り出して撮っている人もいた。
ぼくの知らない世界がある。
今日は朝から雪が降っている。犬を連れて外に出たが横殴りの雪に帰りたいようす。
ウンチが出たので、それを機に帰る。8時半まだ粉雪が吹雪いている。
ぼくは、こういう寒い国で生まれ遊びまわってきたんだ。
釧路が地方都市なりに活気のある街になるにはどうしたらよいのだろうか?
派遣の臨時職ではなく正職員にだれもがなれるのはどうしたらよいのだろうか?
ぼくが子供の頃は皆貧しかった。しかし、アルバイト職は少なかった筈だ。
どの家もウサギをニワトリを、さらにはヤギや豚なども飼っている家があった。
農家ではなくても、大根、人参、カボチャ、豆、ジャガイモは畑を借りて作っていた。
食べるものの一部は自分で作り、育て、加工し食べていた。
農家ならすべての食べ物は自分のところで賄える。
だから、結婚するなら農家の女性と思っていた。
今は、大量消費生活がしみ込んでしまっていて、最低の衣食住以外のものに
お金がかけ過ぎるんだ。小中学校の時は、家庭の収入に食費が示すエンゲル係数なんてものがあった。今は、エンゲル係数なんていう言葉さえも聞かなくなった。
一方にはその日の食べ物を満足にとれないで、働きたくても働き口がない若者たちが大勢いる。
2013年2月15日金曜日
2013年2月14日木曜日
2013年2月13日水曜日
河津桜は来週かな? The Kawazu cherry will bloom within the weekend of the next week?
ぽかぽか陽気なので河津桜の様子を見に行ってきた。
ちょっとまだのようだ。来週末には咲きそうだ。
このような河津桜の木が引地川沿いに6、7本植えられている。
まだ、まだ桃色のぼんぼりが灯るような様子ではない。
帰路、公園の紅梅を見にいった。大半が満開であり、この木だけがまだこれからだ。
車椅子の人がきて梅の花を見あげていた。
公園の白梅はまだまだなのに、我が家の白梅はもう満開だ。
河津桜の蕾はTake隊員から教わったように、ファインダーを見ながらピンを合わせ、全部で30枚くらい撮った。数撃ちゃーどれかがピンが合うし。ディスプレー画面で合わせるよりも、ファインダーを覗いた方ががブレナイように思った。それは、両肘がきちっと体側で固定できるからだ。
まだ、膝が痛い。来週の22日まで予定がないので、釧路に行こうかな?
2013年2月12日火曜日
ハタネズミ、ヒミズ、バイカルトガリネズミの尺骨 The ulna of vole,shrew mole and shrew.
昨日アップしたテン糞の内容物としてネズミ科の動物の
尺骨が混じっていた。それは②の尺骨である。
①はハタネズミ(霞ヶ浦産)、③はヒミズ(丹沢産)、④はバイカルトガリネズミ(北見産)
の尺骨である。
の尺骨である。
この写真ではちょっと判別がつきづらいが、さまざまな角度から眺めまわしてみると、
②の尺骨は、①のハタネズミの尺骨(橈骨が付着)がもっとも類似していた。
その糞の中には下の②の上腕骨もあった。
①はハタネズミの右の上腕骨であるので、②は右であると思われる。
①と②は似ているが、②はアカネズミのものかもしれないし、カヤネズミのものかもしれない。
あるいは、ハタネズミの個体差なのかも全くわからない。
②の尺骨と上腕骨は同じ糞中から出てきたので、尺骨も右のものであろうと推定した。
このような同定をするには、標本を50くらい集めなければとても物を言えないのかもしれない。
学生の時、逗子市新宿にある大きな一軒家を5、6人で借りて住んでいた。
その中に、森林のネズミ調査している先輩がいた。
彼は、1日に10頭以上の個体をパンチュートラップで捕獲し、剥皮、徐肉し、標本として計測していた。徐肉するために鍋で煮ていたのを思い出した。
ここにアップした④の尺骨はトガリネズミからバイカルトガリネズミに修正します。
2013年2月11日月曜日
冬の防寒着 Winterized wear in winter season
この写真は1月20日の「丹沢サル観察し隊」で大山初詣登山に行った時の
丹沢山塊と富士山である。
これは、2月8日の専門学校の野生動物保護専攻のワイルドライフガイドの実習である。
皆楽しそうだ。ここで二手に分かれるのが辛かった。
一昨日、横浜で専門学校の卒業生で今はイギリスの大学の修士課程で学んでいる31歳になったものや3人目の子を妊娠している女子等とお昼を食べた。
今日はケニヤのヒヒ調査の手伝いに行くことになった専門学校の卒業生の29歳の女子に会う。
この子たちはぼくの云う事を聞いてくれた学生だった。
実は、今朝2時半に夢で目覚めた。
先日の大山実習の時の夢だった。
もっともっと防寒装備を完全にしてくるように注意すべきだった。
何人かが手袋がなかった。また、ズボンの下にはタイツをつけていなかった。
アイゼンよりも手袋無しの学生のことで目が覚めたのだ。
ぼくの手袋を貸してあげて、ぼくは布袋を左手にはめて、右手は首に巻いていた薄手の布を巻くと良かったのだ。なぜ、そうしなかったのかを悔やむ夢だった。
ぼくは北海道生まれなので横浜の大学に入ったとき、9月下旬には早くも股引をはいた。そのため、体育授業の時は汗をかいたものだった。それでも9月下旬には股引をはき続けた。志賀高原の冬のサル調査に行ったとき、一緒に調査に参加している人から「フクダさん、こちらでもそのようなラクダの股引をはいている人はいませんよ」とタイツを勧められた。
以来、タイツだが、今でも冬山は登山具店で買った厳冬期用の上下の下着をきていくし、手袋も厚手の毛のヤツだ。耳掛けだってしないが持っていく。
寒い時の辛さ恐ろしさを知っているからだ。暑かったら上着を脱げばすむ。下着さえしっかりしていればあとは上下の雨具さえ持っていれば防風になるので、寒さから身を守ることができる。
薄着の若者は歩いている時も上着をとらない。休むとすぐ寒がる。
1日中真冬に外遊びをしたことがないからだ。
そんな外遊びで一番寒いのが釣りだった。
アカギレ、シモヤケ状態の素手で針に餌を付ける、じっとしているので足が凍ってしまうかのような無感覚になる。当時は毛糸の靴下を履いて長靴だった。それでも釧路の岸壁は寒かった。
テン糞の内容物としての骨片の同定 The identification of bones in marten scats.
ここでは、2月8日に大山実習と2月4日に土山峠で見つけたテン糞の内容物を紹介したい。
8日、見晴台に着く前にMatsushima君がみつけたテン糞だ。
日曜日、天気が良いので、庭の水道栓で洗った。
始めはマメガキかな?と思った。
が、種子は含まれてない。果肉付き果皮を見てオオウラジロノキの果実だとわかった。
長十郎などの梨の果皮にあるようなつぶつぶがある。
このテンは林床に落ちているオオウラジロノキの果実を拾い食いしたんだ。
戻るが2月4日の土山峠で見つけたテン糞
12時1分
雪の降る前の古いテン糞が雪融けとともにあらわれた。
これは、キブシの種子、ネズミ科の毛と寛骨や大腿骨の一部骨片が含まれていた。
寛骨と大腿骨の骨片ではネズミ亜科かハタネズミ亜科か区別できなかった。
12時20分
これはもちろん右の新しいものを拾った。
内容物はサルナシの種子と果皮
12時27分
これは、ネズミ亜科かハタネズミ亜科の動物の
尺骨や上腕骨の一部の骨片などと毛が多数含まれていた。キブシの種子もあった。
歯の部分が見つからないので、亜科の区別はできなかった。
歯を以外の骨が糞の中に混じっていても、
それが、指骨、肋骨、脊椎骨の一部であることが解っても、
ぼくの知識や手持ちの標本と照らし合わせても同定することが難しい。
それには、それぞれの動物たちの標本を全てもっていないことに起因する。
厳冬期になり、林床は氷雪で覆われるので、この季節は落ちている果実食いは少なくなりネズミの仲間を狙っていることがわかる。
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