「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年10月10日水曜日

ジョロウグモは一妻多夫? Nephila clavata is polyandry?

天昭山神社に登る途中に、クモの巣が顔にかかった。
しばらく歩くとまたクモの巣だ。
ジョロウグモだ!
大きく、太ってお腹がパンパンに膨れている。
たくさん蛾や蝶などのエサを食べたのだろう。
大きな鮮やかな個体がメスだ。
その上の方に小さなクモがいるのが分かるだろうか?
この小さいヤツがオスだ。
wikipediaによると、今の時季に交尾するようだ。メスの脱皮直後や食餌中を狙ってオスは交尾するという。そうしなければ食べられてしまうようだ。
オスは一歩誤れば食べられてしまうかもしれない相手に対して近づいて、自分の想いを成し遂げる。なんともスリルに満ちた性行動だ。
 
このオスは、想いを遂げたら、他のメスのところに移動するのだろうか?それとも精子を放出したら、そのまま食べられるのだろうか?
あるいは、このメスは食事中に他のオスを受け入れるのだろうか?
こんな小さなオスだから、メスは複数のオスを受け入れるのではないだろうか?
 

2012年10月9日火曜日

奥湯河原の天昭山神社 Tenshouzan shrine in Okuyugawara.

今日は、思い立って湯河原に行ってきた。
奥湯河原から歩き始めると傍らの空き地のススキが元気よく伸びている。
キンモクセイの香りが心地よい。
広河原から右に曲がって、藤木川に沿った道を登っていく。
カープを登ると、そこからはコンクリート舗装ではなく、土が剝き出しの道となる。
車高の低い車だと底がぶつかるだろう。
右側の斜面から木の枝が道を覆いかぶさるように繁茂している。
大堰堤にくる。この辺りではテン糞が必ずあったのに今回は結局、往復とも見つけられなかった。
古い、コンクリート橋を渡ると、道は右に折れて間もなく車が10台は泊まれそうな
駐車場だ。斜面になっている砂利だらけの駐車場の先には、簡易トイレと神社の鳥居がある。
鳥居をくぐって、階段を上がると元サルの餌場であった場所の河原にでる。
もう、草木が生い茂り、ぼくらが泊まっていた小屋の跡などはまったくわからない。
スギ林の中の曲がりくねった細い道を登っていくと、今にも落ちそうな腐った橋がある。
岩壁によりそうようにして橋を渡ると、右側の斜面に沿って気持ちの良い明るい小道が続く。
まもなく、少し暗く湿ったスギ林を通ると、藤木川にかかった木の橋を渡る。
ここで、小休憩するならば、橋を渡る前に河原で休むと良い。
橋を渡ると再び、スギ林の中を右に左に、九十九折の急な道を登って行く。
緩やかな道になると、去来の滝と天昭山神社の道標がある。
左の神社への広くなった道をいき、右に曲がると、再び鳥居だ。
鳥居の向こうには、神社がある。
小さな子どもを連れた若いカップルがいた。
上の娘が下りで去来の滝の方に行ってしまい。探したことを思い出した。
下りに、再び左足首を痛めた。
注意して歩いていたが、バランスをとろうとしたら、左足首に力が入ってしまった。
ままねの湯に行きたいが、時間がない。
広河原から奥湯河原のバス停までの道にキンモクセイの花が落ちて、
道路を橙色に染めていた。
13時10分発のバスに乗り、13時43分のJRの電車に乗り、真鶴駅前に
ドンピシャと14時頃に着いた。
海から上がってきたtake隊員と久しぶりに会い、呑む。

2012年10月7日日曜日

結婚  Marriage

今日は、これから教え子の結婚式だ。
夫婦のあり方について動物行動学的な観点から5分くらい話して欲しいという。軽い気持ちで引き受けたが、、、。何か気の利いたことを云えれば良いのだが、困った。

そもそも結婚、結婚式というものは、仲間からも法的にも二人の性関係をしばるものである。
動物たちを眺めると、一夫一妻の性関係をとっているのは多くの鳥たちがそうである。一夫一妻で夫婦が協力して育児しなければ子供を性成熟まで残すことができないのだ。
これら鳥たちのペアは、子供が巣立ってしまえば解消され、翌年はまた別の異性と一緒になる。
一方、ぼくらヒトが含まれる哺乳類では大半が一夫多妻だ。優位な♂が複数の♀と性関係をとり、♂は育児には参加しない。♀は♂の協力が無くても子供を育て上げることができるのだ。
 
「このリスの仲間も♂は育児には参加しない。」
そんな哺乳類でもイヌの仲間やテナガザルなど僅かの動物が一夫一妻となり、♂♀協力しあって育児を行う。哺乳類の一夫一妻は子供が分散した後もペアは一緒であり、翌年、また交尾し子供を育て、生涯連れ添う。
 
「キツネやタヌキは生涯連れ添うペアをつくる。」
ヒトの性関係は、子供を性成熟まで残すだけの性関係からは逸脱している。
ヒトは、子供を残さないのに性関係を行う。性による喜び、楽しみを得ている。
結婚という、二人の性的な結びつきは、情愛となり、精神的な結合を生み出す。
しかし、この精神的な結合は永久のものではない。愛情はすぐ消滅する。
それは、仕方がないことだ。
ニホンザルはいつも一緒にいる異性とは互いに性関係を避け、新たな異性を求める。
ぼくらヒトも同じような行動を持っている。
 
「ニホンザルやチンパンジーの♀は発情している間、複数♂と交尾する。
抱いている子どもは群れの♂の子どもではないだろう。」
ヒトの祖先は、テナガザルのような一夫一妻のペア生活から始まったものではなく、
ニホンザルやチンパンジーのような乱婚的な一夫多妻の群れ生活から始まったものだ。
その為、一夫一妻を生涯続けていくにはまだまだ困難なことが多い。
そのためにも、二人の精神的結合をしっかりさせるには、二人が互いに望むような性関係がとられていることである。それには、互いの性の違いをしっかり認識すべきである。
という話を2,3分でやろう。

2012年10月6日土曜日

秋の味覚:秋刀魚 Taste of fall: Pike, Fall sward fish written in Japanese Word

一昨日、釧路から秋刀魚が宅急便で送られてきた。
先ず、4本を三枚におろし、2本を唐揚げ用に、2本を刺身用にした。
残りはもちろんそのまま塩焼きにして大根おろしをたっぷりかけて食べた。
連れ合いたちはハラワタを嫌がるので、頭を落とし、内臓を取り、尻尾を落として焼いた。
旨い!ウィスキーのレモン割りをオンザロックとして、これが合う。
一匹はたちどころに頭と尾と骨になった。
もう一匹は時間をかけて食べようと思ったが、熱々の秋刀魚をそのまま両手に持って
ガブリと口を当てた時がなんとも言えない。とくに鰓からハラワタ部分が最高だ!
今夜は、三枚におろした一匹分を冷凍したので、それを取り出して、タタキにする。
秋刀魚のタタキは、長ネギとミョウガのキザミとシソの実、生姜の摺りおろし、それに納豆
さらに、味噌を加えてまな板の上で叩くのだ。生きの良いイワシでもOKだ、お試しあれ!
これもウィスキーやビールの肴としてはイケル。
 
今日は、お昼過ぎから町内会の組長の集まりがあり、帰ってきてから庭に出る。
ミョウガの花が咲いている。ザルを出してもらって、採る。
連れ合いはこれだけあるなら、ナスやキュウリと一緒に漬け物にしようという。
小さな庭なのに結構採れた。夏にも一度採っている。
家の壁ぎわのナガイモのムカゴが大きくなっている。
大きいのはぼくの親指よりも太い。
今夜は、ムカゴご飯だ。 
秋の幸を目の前にして、先ほど冷凍室から秋刀魚を出し、もう早くもウィスキーとレモン汁のオンザロックを飲みたくなってきた。
これは、一個のレモンを半分に切り、レモン絞り器でゴリゴリ回してでた汁をコップに注ぎ、その4倍くらいのウィスキーを容れて、氷を入れる。ダメだ。作って飲もう!
 


2012年10月5日金曜日

キンモクセイが咲いてる! Osmanthus bloom!

今日金曜日は、TCA専門学校で野生動物保護専攻の2年生のワイルドライフガイドの座学だ。
9時からの授業なので、6人の学生が机に覆いかぶさるようにして寝ている。
大声を出して、起こしてもダメ。
日本産哺乳類の頭骨による検索分類だ。
頭頂間骨について話してもみな目が死んでる。
 
意を決して、歩いて5分くらいの公園に行くことにする。
そこまで歩いて帰れば目が覚めるだろう。
公園の南側がキンモクセイの植え込みだ。
う?この香り!今年初のキンモクセイの香りだ。
どの枝に咲いているのか、花を探す。
学生たちに花の匂いを嗅がす。
気分も一新されたところでまた教室へ戻る。
ようやく、皆、白板やスライドを見てくれている。 
寝ていた学生が目が覚めて今度は手を挙げている。 
しっかりノートを取っていない証拠写真を親に送ると云って、
パチリとやるとVサインをだされた。 
楽しいクラスである。
この学生たちも半年後には就職となる。
卒業後は厳しい環境が目の前に立ちはだかる。
それを何のそのと軽やかに突き進んでいけそうな気もするが、世の中甘くはない。
もっともっと頑張ってもらいたい。

2012年10月4日木曜日

改装東京駅 Renewal Tokyo Station

東京駅の丸の内側の工事がようやく終わったようだ。
今までは、床や壁や柱も工事用の板や幕で覆われていた。
改札口も毎月、毎週のごとく変わることもあった。
あるいは、トイレの場所も変わった。
東京駅丸の内北口改札を出て、大手町駅まで歩く。
 
帰りは大手町駅から丸の内北口まで歩く。
大手町駅からOaZOを通って外に出た。
晴れている場合はこのコースだ。
今までにないくらいの人たちが歩いている。そればかりではない、東京駅を見ているのだ。
東京駅をバックに写真を撮っている人たちもいる。
この十数年ここを歩いているが、こんなに人が多いのははじめてだ。
サラ―リーマンまで写真を撮っている。
東京駅の全貌が今までは工事用の板や幕で隠されていたのだ。 
北口に入ると改札前の広場には人、ひと、ヒトがいっぱい。
日本にもこんなに多くの人たちがいるんだという思いがして嬉しくなった。 
人々は天井や周りのデザインを見て歓声を上げている。 
人が少ない駅舎も落ち着いて良いが、賑やかに人々が集う駅舎の方がなお良い。


 


2012年10月3日水曜日

TCA専門学校のリスザル A squirrel monkey in TCA special school.

昨日、火曜日は葛西にあるTCA専門学校の授業がある日だ。
飼育専攻と野生動物保護専攻の学生たちに、お昼をはさんで2時限目と3時限目に
動物行動学の授業をやる。
この専門学校の動物たちを紹介したいくらいだが、
名前のわからない動物たちも多い。
サルの仲間は、このリスザルとスローロリスがいる。
リスザルは中南米に生息する広鼻猿であるが、
ニホンザルやぼくらヒトなどの狭鼻猿のサルと同じ直鼻亜目のサルでもある。
スローロリスは東南アジアに生息するサルで、
マダガスカル島に生息する、アイアイやキツネザルと同じ曲鼻亜目のサルである。
このような霊長目の中の亜目の違いを説明するときに、あるいは、広鼻猿と狭鼻猿との
違いを説明するときに飼育されている動物たちは非常に役にたつ。
飼育の1年生は、学校で飼われている動物のどれかを曜日を決めて担当する。
ぼくは、下の写真のバックに写っているように檻の外から、撮っている。
もちろん、チビカメラだ。
この子の名前はキバというようだ。 
この1年生の男子が入っている部屋には、カピパラ、マーラ、イノシシが歩き、リスが壁を伝っている。他に、ホロホロチョウやアイガモが歩き回る。
動物好きの学生にとっては素晴らしい空間だろう。
 
このような動物たちではなく、壁にはヤモリがはいずりまわっている。
土間に鶏が歩いている。足元にはイヌがいる。本棚にヘビがとぐろを巻いている。
屋外から採ってきた草花ではキリギリスが鳴いている。
このような事を子どもの時は夢見た。
 
アフリカのタンガニーカ湖、湖畔の家の生活はぼくにとって
自然と共に暮らした素晴らしいものだった。
「アフリカの森の動物たち」(人類文化社)ということで、
アフリカでの素晴らしい生活を本にしたが、
この本は、ぼくが原稿を出して、中国のキンシコウの調査から帰国したら出版されていた。
ぼくがだした原稿がそのまま活字になっていた。
この2、3日、再読した。酷い文章だ。編集者は何を見たのかと思うほどだ。
今になって読むぼくもかなりおかしいが、編集者はぼくが出した原稿をそのまま活字したのだ。
この本を出して、人j類文化社は潰れた。自転車操業だったのだ。
近い内にこの本の訂正を載せたものをHPに乗せたい。

2012年10月2日火曜日

カワセミだ! A kingfisher!

遊水池にはモツゴのような小魚がいるのが、橋の上からも見える。
カワセミはそれを狙っている。
300mmの望遠でようやくだ。
留まっているのがアメリカセンダングサ(かな?)のような大きなキク科の枝なので、
風で揺れる、揺れる。
カワセミの全体が見えるように5、6メートル橋の上を移動。
見えた。しかし、揺れる、揺れる。
で、シャッターを押すと3枚連続して撮れるようにする。
橋の上を通るのは時々自転車に乗った人か、ジョギングをする人だ。 
風で枝が揺れるので、狙いを定めることができないようだ。
たくさん、4、5センチの小魚が泳いでいるのが、見える。
だから、このカワセミ君はイライラしているだろう。
風が止んだ時に狙いをつけているんだろうが、30分以上みていたが、とうとう飛び立てなかった。 
デジタルで4倍に設定して撮る。
アフリカのタンガニーカ湖畔の家の前の湖岸では、水面5メートルくらい上を
ホバリングしながら小魚を狙っていたカワセミがいたが、日本にカワセミはそのような技術は
持っていないようだ。
基板やその他腐食で戻されたカメラがこうやって使える。
いつまで使えることか!
 
 


2012年10月1日月曜日

境川沿いで! Along the Sakai river!

お昼を食べたら、睡魔が襲ってきた。
これでは、ダメだと思い、修理に出したカメラと望遠&GPSを持ち境川へ向かう。
暑い。でも、ゆっくりでも歩こう。
今朝は、西側の引地川沿いを歩き、午後は境川沿いを歩いた。
午後の歩いた距離は、GPSの下の赤い軌跡では6.2kmである。
今、友人が持ってきて置いて行った焼酎のオンザロックを飲んでいる。
境川の藤沢市側の右岸を走るサイクリングロードに出る。
川を除くと釣りをしている。
ぼくが写真を撮っているものだから、釣りに集中できないのか、こちらに声を掛けてくる。
コイを釣っているわけではないので、アユ、まさか?
ここは遊水池が横浜側、藤沢側に作られているし、現在も進行中だ。
右が上の二人が釣りをしている境川で、左が横浜市側の遊水池だ。 
この遊水池が無ければ、JR藤沢駅付近は、大雨で浸水することになる。
この川を下っていくと江の島だ。
カモも仲間がいた。このカモは?渡ってきたばかりの秋は、オスガモはメスと同じような
目立たない色彩をしているらしい。鳥音痴のぼくには分かる筈もない。
アカミミガメが2匹いた。
小魚がいたので、それを撮ろうと川面を見つめていたら、鳥が視界を横切った。
カワセミだ。これは、明日。
左足首のバネを効かせられないので、6.2キロを2時間近くかけて歩いた。
 
 


引地川沿いで! Along the Hikichi river!

引地川沿いで
葉の裏にセミの抜け殻が二つ、このセミはアブラゼミ?
カナブンが葉の上で動かない。
もう、カナブンにとっては朝は寒いのだろう。 
このピンクの花、すごくオシベが長く飛び出ていて、
下のマツヨイグサのオシベと似ている。
同じ、マツヨイグサ属でユウゲショウ(別名アカバナユウゲショウ)というものだった。 
朝から咲いているのに何故ユウゲショウ?
ヒルガオ属のコヒルガオだ!
この小さな白い花がポツポツと草の上に顔を出して朝から咲いている。 
マツヨイグサだ。まだ、オオマツヨイグサとの区別がわからない。
この花の長い雄蕊が上のユウゲショウの同定にヒントを与えてくれた。
台風一過、晴天である。
室内に取り込んだ鉢類を外にだした。