「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年10月20日木曜日

半原越・経ヶ岳

今朝、8時頃、思い立って経ヶ岳へ行ってきた。
来週の丹沢実習のコースに仏果山・半原越・経ヶ岳・坂尻の
下見である。
法華林道は先日の台風のすさまじさを物語るように
到る所で大きな木が倒れたようで、車が通れるように切られている。
それは、半原越に車を停める。赤いノボリ旗が閃いている。
近寄って見ると、「管理捕獲実施中」と書かれている。
シカの個体数調節のために、捕獲?ではないだろう。射殺を行っているようだ。
経ヶ岳まで登る。
林道脇の緑が目に飛び込む。
シカたちはこの辺りは危険だから、別の処に移動してしまったのか?

風が晩秋のように冷たく感じる。
大山方面を見ても雲が覆っている。 

カンアオイの花が咲き始めた。
この花は日照時間が短くなると咲くの?それとも寒くなると咲くのかな? 
登山道沿いの花々を写真に撮りながら、動物の糞を探すが見当たらず。

半原越に戻り、田代へ行く林道を歩く。
見慣れない足跡だ!
ずいぶん大きい。
これなんの足跡か判るかな?
肌寒い天気模様であった。
上の、半原越のノボリ旗がはためいている林道沿いは、
写真でも気が付くように、割りに緑が見られた。
シカが、この辺りから逃げてしまったのかな?
そう簡単には逃げていないようだ。
上の〇〇の足跡の近くにシカの足跡もあった。
しかし、個体数が減っているのだろう。
緑が何よりの証拠だ。

2011年10月19日水曜日

飲み会の帰り!どうぞ

二時間の飲み放題であった。
胃腸が不快だったのだが、胃腸をアルコール消毒した。
結果、胃のムカつきは消え失せた。
が、まだ分からないのだ。
電車の中は会社帰りの人たちばかり。
ぼくの前に立っている若いサラリーマンがいる。
ゴメン!

飲み会

家を4時半に出る。
これから相模大野の駅前の飲み屋で、友人との飲み会だ。
こんな時間に何も持たないで出かけることはない事だ。
帰宅途中のサラリーマンや学生がいるのでなんとなく恥ずかしい感じがする。
ホームの前に並んでいたので、電車のドアが空いた時も、座ろという気持ちはまったくない。
お勤めご苦労様!どうぞ座って!
という気持ちだ。

2011年10月18日火曜日

林道も沢もオニグルミがいっぱい!

林道を歩くと、登山靴の下でオニグルミの実が割れる音、
グシッ、バチッツ割れるのは、たいてい果皮が黒褐色になっている果肉が腐ってしまったものだ。
林道には、そんなクルミをリスやネズミが食べているフィールドサインの食痕が転がっている。
斜面を転がり落ちてきたオニグルミの果実が、沢へ落ち。
水の流れに運ばれて淵になるようなところではオニグルミの実が固まっている。


こうやって、オニグルミはリスに貯蓄されて忘れ去られて生まれたところから分散するばかりでなく、丸い果実なので斜面をころがり、沢の流れに運ばれてきっと海まで運ばれていく果実があるのだろう。しかし、海岸沿いにオニグルミの木を見たことがない。
中には、アザラシが川を遡上するように、山のオニグルミが海岸の砂地に芽を出すかもしれないと思っている。楽しい想像だ!


2011年10月17日月曜日

タヌキもテンもサルナシを食べている

この尾根のこの場所にはいつもタヌキのタメ糞がある。
そのタメ糞にはコガネムシくらいの糞虫が3ぴき糞を千切って
地中に潜りこもぅとしている。
この糞を採集し、水洗いしたら、黒く見える大半は土壌動物と言われる
ミミズやハサミムシやカマドウマや他の節足動物の外骨格である。
種子としては、サルナシとヤマボウシのものだ。

ようやくサルナシの種子が出始めてきたことになる。 
上のタヌキのタメ糞がいつもあるところは下図の図中のタメ糞1のところである。 
猿ヶ島617.2メートルあたりは10畳くらいの広さの平らな部分があり、
そこにはウラジロノキの果実がたくさん落ちている。
これは人が食べてもリンゴのような味がする果実である。
だから、再び、見つけたタネキのタメ糞2の内容物には
ウラジロノキの果実が食べた痕跡としての種子が出てくることが期待された。
タヌキのタメ糞2の場所のタメ糞、
水洗いすると、節足動物や環形動物の外骨格が半分で、
他は、サルナシの種子だけだった。
期待したウラジロノキの果実の種子は出てこなかった。 
湖岸の道路で、見つけたテン糞は、サルナシの種子と果皮からなっていた。
洗ったのだが、他のものは出てこなかった。 
ヤマボウシはまだ、木に果実がついていたり、落ちているものもある。
サルナシは落ちているのは前回のハタチガ沢で見つけただけだ。
ほとんどすべてが木にまだしっかりついている。しかもまだ固いのだ。
テンがサルナシ食いをするのは理解できる。テンは木に登れる。
タヌキのタメ糞から何故サルナシの種子がでてくるのだろう?
台風で落ちたものを拾っているとしか思えない。
ヤマボウシ食いも落下したものを食べているのだろう。
テンやサルは新鮮な木になっているものを食べ、タヌキは落ちたものを拾い食いだ。
でも、なぜタヌキはウラジロノキの実を食べないのか?
来月になったら、糞中からでてくるくかな?楽しみだ!

2011年10月16日日曜日

ほんの少しの登山気分

先日の宮ヶ瀬尾根の続き、
宮ヶ瀬尾根の617ピーク・猿ヶ島から尾根沿いに525ピークまでに、ほんの少し、
登山気分を味わえる場所がある。
猿ヶ島で小休憩をとり、北方へ尾根沿いに進むとすぐにシカ柵にぶつかる
ここで、尾根は北方へと北西への尾根に分かれる。
シカ柵の西側(左側)に回り、北西への尾根を下る。
左右(東西)が見渡せる細尾根にでる。
ここは、たぶん考えもしない伐採をしたためだろう。
木が倒れ尾根が崩壊し始めている。
崖にはコウヤボウキが咲いている。
こういうところでの花はなぜか美しい。 
ヤシソウがようやく根付いている。 
高畑山方向を見る。手前の尾根は鍋嵐につづく北尾根だ! 
短く小さな葉のツガの大木がある。 
ここを過ぎて、少し登ればピーク525だ。
ピーク525のあたりも伐採され、しっかりした道標まである。
将来、ハイキングコースにでもするのかな?
写真の奥からやってきた。
617ピークの猿ヶ島から上の写真の525ピークの道標がある場所まで、
わずか600メートルだ。豪雨強風、積雪の時は危険かもしれない。
ただ、何度もここで取り上げるように、
この一帯は下草が無いのがなんとも悲しく、気味悪くも思う。

2011年10月15日土曜日

キノコのシーズン

宮ヶ瀬尾根の続き:
昨日は、タマゴタケの仲間(テングタケ科)の幼菌をアップした。
これ、手持ちのキノコの図鑑類を見ても分からず。
ホコリタケ科のものだ。ゲットしてお昼に食べる。
ホコリタケ科の幼菌はたいてい食べられる。
割ると真っ白で、マシュマロみたいだ。
お昼の時、インスタントラーメンの具とする。 

その前に下のキノコも採っていたのだが、
ウラベニホテイシメジか名人殺しのクサウラベニタケの区別がつかず、
持ち帰り、図鑑で調べる。クラウラベニタケ(一度、やられている)と判断した。
齧っても、苦い味がしないのだ。
後ろ髪をひかれる思いで捨てる。 

おー、かわいいホコリタケだ。
これも食べ頃である。もちろんゲットし、バター炒めで酒の肴だ。 

来週はキノコだけを目指して山歩きをしようかな?
なんて、思い始めた。
これまでキノコを採った場所を調べることにしよう。

ちょっと気味悪い生き物の写真をアップする。
宮ヶ瀬尾根から下り始めて間もなく、ん?何だ?木の幹の赤い花模様は?
近づいて、びっくりだ。
決してクリックして拡大してみないように!
まるで、海の磯にいるゴカイだ。
越冬の準備なのだろうが、どうやってこのように仲間が集まることができたのか?
何らかの匂いを出して集まったのだろうが、動物の能力って不思議だ。
サルが見つけたら喜んで食べるだろう。





2011年10月14日金曜日

今日のGPS軌跡・魅力がなくなった東丹沢

今日、土山峠から林道を歩き、途中から経路に入り、尾根歩きとなる。
617の猿ヶ島のピークに出る前に、タヌキのタメ糞の場所がある。
このコースでタヌキのタメ糞は3カ所にあった。

なんだか、今日、このコースを歩いて、急速に丹沢歩きの魅力が薄れてしまった。
動物の糞はあるものの、下草がほとんどないからだ。
登山道、ハイキング道でない、ただの尾根歩きなのに
藪漕ぎ(ヤブコギ)が全くない。
杉林なら、下草が少ないのもわかる。
東丹沢の山はどこもまるでアスファルト道路と同じかもしれない。

湯河原・箱根でサルを追っていたときは、ハイキング道から一歩でもそれると
それはもうヤブコギを意味していた。
笹を両手で分けるようにして歩き、サルトリイバラやキイチゴ、サンショウのl木の
覆いをナタで切り開いて進む。
しかし、ここではそんなことはない、あるとすれば倒木を跨ぐか潜るか
迷うくらいだ。

不思議なボール

今朝、学生と土山峠バス停で待ち合わせた。
一時間あまりも早く着き、待っていると電話あり、遅れたので次のバスで行くという。
とても、二時間も待ちたくないので、歩く。
途中で、君らは仏果山に登れ!と学生にメールする。
土山峠・猿ヶ島・525ピーク・土山峠と歩く。

可憐な花のアザミだ。ホソアザミなのかな?

帰路、525ピークを過ぎて、下っていくと落ち葉の上に転がっているもの。
持つとなにやら不思議な重さがある。 

裏返す。宇宙から飛来したカプセルのようだ。
柔らかいのでナイフで真っ二つに切る。
何だと思いますか? 

キノコの子供だ!
タマゴタケの仲間なのだろうか?
外側の薄皮との間にゼリー状のものが詰まっている。
お昼のラーメンに容れたいくらいだが、タマゴタケの仲間の多くは毒キノコが多いので、辞める。 

大きさは、この位だ。不思議な重さである。
美味しそうでもある。 

タヌキやテン、イタチの糞を採集したが、タヌキは不明だが、テンたちの糞には
サルナシの種子が入っている。

それにしても、このキノコの名前を調べなくては!



アナグマのビニール入りの糞

野生生物探検隊の続きです。
帰路、白銀林道を歩いていて、もう一ヶ月以上経ったと思われる
ビニールが混じっている糞を見つけた。
カキノタネのような種子が上の方にある。
これを持ち帰り、ピンセットで崩してみた。

サランラップのような薄いビニールと節足動物の脚や外骨格、
さらに、不明な種子があった。
種子は取り除いて洗った。 

左の四つの種子は、お馴染みのヤマボウシの種子だ。
右の長径2センチもある種子、カキの種子にしては大きすぎるし、
縦にシワがいくつも不規則に走っている。
これは、この裏側も同じだ。
この種子は何の果実の種子だろうか? 
今、植えれば来春には芽が出るだろう。鉢に植えた。

夜、ナッツ類を食べながらウィスキーを飲んで、
摘まんだアーモンドを見ると、形やシワが似ている。
しかし、別物だ。
何の種子だろうか?楽しみだ。

それにしても、最初この糞を見つけた時はハクビシンと思ったが、
糞の内容物からするとアナグマであると思う。
内容物がゴミ漁りをしたようなものだ。お弁当の残りか何かでも食べたのだろうか?
ビニールがお腹に入っていて痛く無かったのか?
ゴミはしっかり持ち帰るようにしたいものだ。