これは、今朝、隣家のツバキの花を失敬させてもらったものです。
オシベの先っぽに葯がつき、葯の周りに花粉がたくさんついてます。
ツバキの花のオシベは根元でぐるりと一つになってまとまっているのが特徴ですね。
一本一本ばらばらなオシベではない。
実は今回のテン糞から出てきたオシベと葯から
オシベにもいくつかのパターンがあることを知りました。
テンがヤブツバキに登り、赤い花に顔を突っ込んでこのオシベの根元からかぶりついているわけですね。食べ方として、花を縦方向に割って、根元のオシベ部分を食べるのかな?
花弁部分はまったく見つからなかったので、どうやってヤブツバキの花の部分を食べているのだろう?ただ、一つ不明なのは黄色っぽいオシベと赤っぽいオシベがあった。実は当初は赤いのをフサザクラと思ったのだ。
サルをやり始めて、仕方なく植物を覚えて行ったが、食肉目の動物の糞に注目していたら、種子から花のオシベと調べることになった。いずれにしても動物たちは植物によって生かされている。
ツバキの上のオシベの部分を割って見ていたら、軽く熱湯に浸して三杯酢で食べたら美味しそうだと思った。我が家にはツバキがないでの試すことができない。