「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年4月6日水曜日

思い立って!

今朝、9時半もうどうしようもなく丹沢へ行きたくなった。
出掛けにポストを見ると、クローズアップフィルターが届いている。
そのままポストから取って車に乗る。
土山峠から不思議なミズキを通って、その後は成り行きに任せようと思っていた。
が、このフィルターがあるのだからと伊勢沢を歩こうと思う。
もう、ミヤマカタバミやキクザキイチゲなどが咲き始めているだろう。
お昼を鳥屋のお店で買って、ハット!思い出した。
シカ解体沢をに戻る。
咲いていた。キクザキイチゲ。
クローズアップフィルターmarumi MC MACRO+10を付けて撮る。
凄く、ピントの深度が浅い。isa隊員がいつも三脚をもって花の写真を撮っているのが判る。
自分の呼吸でもブレル。
フィルターを外して撮る。 
3、4メートル離れたところにあるのは望遠を付けて撮る。 
足元にミヤマカタバミが咲いている。ナガバノスミレサイシン?も。
1時間かけて花々を撮る。
天気良く、温かい。そのままトンボ帰りし、買ってきたカツ丼を食べる。
このカツ丼???不思議な感触、カツではない。
弁当箱を見たら、トレハロースと書いてある。
ネットで調べた。人工の蛋白質だ!
気味悪くなり、二切れを残す。
カツ丼が280円で買える訳がない。
人工のイクラやカニ肉も気持ち悪いが、ネットによるとトレハロースは
パンや菓子などあらゆる食品に使われているようだ。

2011年4月5日火曜日

豪華な白いドレスのウメの花

これは、すぐ近くのモルモン教会の庭に植えられている
八重の白い枝垂れ梅の花だ。
まるで豪華なフリルがついた白いドレスのようだ。
昨年夏はこの梅の実を一個もらって?梅干にした。
一重の梅の花はとっくに終わっているのに、八重は遅いのだ。
それは、サクラでもヤエザクラはかなり遅く咲く。
これはどうしてなのだろう?
花の色も赤やピンクは早いが、白は遅くなる。
いずれにしても豪華な梅だ。 

2011年4月4日月曜日

春の陽気に誘われて歩いたが、、、

お昼を食べて机に向かったら、眠くなった。
外は気持ち良さそうな天気だ。窓を開けたら少し風があるが、散歩にはもってこいだ。
そろそろ引地川沿いのサクラもほころび始めたろうと出かける。
毎年のことだが、この場所のサクラは一本一本バラバラに咲く。
まだ、固い蕾の木もあった。
サクラの葉のテンプラが何故か思い出した。
土手沿いは最近では珍しい地面の道だ。
これはヤハズエンドウだろう。
子供の頃はこのような草は草刈鎌で切ってウサギの餌にしたものだ。 
唯一、学名で覚えているトウダイグサ、これはウサギの餌にはならない。
毒だ! 
どこからかタネが飛んできたのだろう。ハナニラが咲いている。
これは、ニラと同じように食べられるというが、まだ一度も試していない。 
ヒメオドリコソウだ。放棄された畑に一面に生えている。
これはシソ科だが、ちょっと食べる気がしない。 
帰路、何故か左足の脹脛が痛い。
明日こそ丹沢の春を楽しみにしていたのに!

2011年4月3日日曜日

円山木ノ頭付近で拾ったテン糞から出た毛玉

先日、塩水橋から林道を登り、途中で円山木ノ頭(中峰)を目指して登った。
日当たりの雪が無いところの腐った倒木の上にあったテン糞を拾ってきた。
水につけておいたがなかなか分解してくれない。
で、指先でもむようにしてバラシタが、それでもくずれない。
上の写真を拡大した物だ。
小さな種子はキブシだ、毛は? 
上の糞の大半が極細の灰黒色の毛であった。
そのため、水に浸けてもバラバラにならなかったのだ。
この糞の大半は下の毛と23個のキブシの種子とおそらく、キブシの果皮と思われる植物と
ガガンボウ?の羽が一つだった。 
この毛、今まではネズミの毛としてきた。
冷凍してあるヒミズとヒメヒミズの毛と見比べた。似ている!
ネズミの毛ではないことは確実だ。
モグラやトガリネズミの仲間の毛であることは確実だ。
骨や歯でもでてくればもう少し何とかなるのに!

しかし、せめて日本に生息する哺乳類の毛だけからでも動物種を簡単に同定できないだろうか?
せめて、光学顕微鏡、可能ならフィールドで虫メガネで同定したいものだ。
毛の長さ、太さ、色、硬さくらいは現場で可能だが、、、。
毛の切断面の構造となるとお手上げだ!

2011年4月1日金曜日

驚いた!

今朝、春の陽が射し込むスイレン鉢の中の水底のスイレンの芽生えを見ていた。
何か動くものがいる。ン?まさか?サンショウウオ?
見ると、ヨシノボリだ!
コヤツ、もう3、4年前だろうか相模川の川原で数匹採ってきて、
水槽で飼っていたが、喧嘩をするので、弱い個体をスイレン鉢に容れてやったのだ。
が、その後まったく忘れていた。
夏には、メダカやグッピーをボウフラを食べるために容れていた。
何だか、ふてぶてしい面構えだ。採ってきた時よりも随分大きくなっている。
汽水で釣れるチチブのようだ。
仲間を容れてやりたいが、喧嘩してダメかな?

2011年3月31日木曜日

塩水橋・円山木ノ頭・丹沢山・天王寺尾根の記録

一昨日の山歩き、GPSの記録では19.1キロ歩いている。
その結果、今日も太腿が痛い。久しぶりの筋肉痛である。
この筋肉痛、何故か嬉しいのだ。このところ筋肉痛など無くなっていたからだ。

塩水橋から林道沿いフサザクラが満開であった。
一度、この花をお浸しで食べてみたいと思うが、、、、、。 
白く光る物が付いている。ヤナギの仲間? 
馴染みのキブシの蕾も膨らんでいる。ダンコウバイの黄色い花が光っていた。
天王寺尾根ではアセビが白い花を山盛りに咲かせて、いい香りを放っていた。

テン糞やタヌキのタメ糞はキブシの種子が入っていた。
一つだけテン糞を持ち帰って、今、水に浸けている。

さて、今回のGPSの軌跡、九十九織りの林道の軌跡が歩いた通りに辿られていない。狂っているかのように飛んでいる。ここは、山側も沢側もコンクリートで固められている。その影響なのか、電波が反射しているようだ。もう一度、同じコースを歩いてみたい。 
上記の行程で唯一危険な箇所:
丹沢山から天王寺尾根への下り、堂平方向への分岐まで、早朝や日没後なら、しっかりした6本以上の爪のアイゼンをつけていなければ危険かもしれない。4本爪では不安だ。ぼくらは2時過ぎだったので、融けた雪を踏みながら急斜面を降りた。

2011年3月30日水曜日

バテバテの塩水橋・円山木ノ頭・丹沢山

8時半三叉路に本厚木7時40分発のバスがやってくる。
降りてきたのは中年男性の登山者と3人の学生たち。
すぐ車に乗ってもらい塩水橋へ。
ゲート前の道路の空き地に車を寄せているともう一台の車が止まる。若い登山者だ。
ぼくらはフサザクラの花を写真に撮ったりしているうちに若い登山者に追い抜かれる。
学生たちに林道をショートカットさせる。ぼくは林道を歩く。
一人は山形大の卒業生、他二人はまだ19歳で元気一杯だ。
下はここから林道から離れ、沢を渡り尾根にとりつく。
はじめは経路、それからヤブ漕ぎで尾根にでる。
スギ花粉で鼻水と目しょぼしょぼである。
途中で、「高いところ、高いところを目指せ、回り込むな!、道標に出たら待ってろ!」と学生たちを先に歩かせる。
寒い、記念写真を撮っていると、なんと三叉路でバスから降りた中年男性がやってくる。
宮ヶ瀬丹沢登山口から高畑山、金冷やしを通ってきたのだ。早い!丹沢から大倉尾根を下るようだ。 
ぼくらも丹沢山を目指す、下りは良いが、西峰(太礼ノ頭)あたりから、力を入れると左の太腿が引き攣りそうになる。両腕のストックに力が入るが、湿雪でズボズボである。
雪が眩しく、目が痛くなるような感じだ。
メスジカの白骨死体、動物たちに骨まで齧られ食べられている。
下顎と頭骨を切り離し、大腿骨も2本切り離す。
大腿骨は栄養状態を調べるためだ。 
再び、学生たちに先に行かせる。
歩けなくなるのではと思うほど両足の太腿や脹脛まで悲鳴を上げている。
若者と一緒のペースでは無理なのだ。
丹沢山頂はポカポカ陽気で、雪が融けグジョグジョ状態。
先ずは、昼飯、「先生、ビールが売ってますよ!」と言うが、我慢。
車の運転さえしなければビールを飲めば足の引き攣りは無くなるだろうと思う。
山頂で記念写真を撮り、下山へ。天王寺尾根を目指す。 
下る、下る、下る。はっきりした尾根の登山道に出たので、再び「道標のところで待ってろ!」
早い、早い、学生たちはすぐ消える。
一瞬、下りは迷うことがあるからマズカッタかな?と不安に思う。
彼らに追いつこう、姿が見える状態で歩こうと急ぐ。
彼らの姿が見えると、後ろの姿を見ながらついていると気持ちが楽だ。ショートカット、ショートカットで彼らに追いつく。
天王寺尾根から本谷林道へのいっきの下り。下りきったところの沢で、お湯を沸かし砂糖のたっぷり入ったコーヒーを飲む。
ぼくはなんども太腿が引き攣り、悲鳴を上げる。
あと林道まで数十メートルだ。
登山者が一人降りてくる。塩水橋のところでぼくの車の後ろに車を寄せた若い登山者だ。彼もそこで一休みだ。
コーヒーを飲み終え、林道沿いの芽吹きだした木々を見ながらあるく。ちょっと小雨が落ちる。

19歳になったばかりの学生たちは、足など引き攣らない。
年齢差を痛感した山歩きでもある。
帰宅してスパッツを外したら、登山靴は水に浸けたようだ。脱ぐと、靴下や靴底も濡れている。雪水が滲みこんだのだ。

2011年3月29日火曜日

久しぶりの丹沢だ。
今日は学生たちと丹沢山に登るつもり。
コースは考えている。
塩水橋から、西峰に向かって丹沢を目指す。

2011年3月26日土曜日

トガリネズミの頭骨

2008年8月5日の釧路湿原の遊歩道で転がっていたトガリネズミ:
この子を拾って、冷凍庫に容れていたのを忘れていた。
2月4日に「ヒミズとヒメヒミズ」をアップした。
その時、一緒に取り出していたのが下のトガリネズミだった。
ヒメヒミズはそのまま再び冷凍したが、トガリネズミはジャムの空きビンに
容れて水に浸して机の前に置いていた。
ビンを揺すってみると大分腐敗が進んでいるようなので、静かに取り出して、静かに水で洗った。
これまでトガリネズミの頭骨を綺麗に晒骨しようとしたが、失敗している。
それは、骨そのものが薄い紙状のものであるだけでなく、前頭骨・頭頂骨・後頭骨などがしっかり縫合・癒合していないのだ。
丁寧に丁寧に水で洗った。
上から見たものだ。頭頂骨がかろうじてのっている。 
全長が2センチに満たなく小さいが、小翼手亜目のコウモリよりは大きい。
日本の野山に生息する哺乳類ではこのトガリネズミ目Solicimorphaのトガリネズミ科Solicidaeの動物たちだけが、頬骨が無いのだ。
モグラ科Talpidaeのヒミズやモグラは細い糸状の頬骨を持つ。
下顎は頭蓋骨の半分ほどしかない。
歯が抜け落ちている。茶漉し残っているが、ぼくのような視力ではそれぞれの歯を歯槽の穴にぴったりと挿入するのは至難の業である。 
底面からの写真が無いのは、聴胞部分が左右ともはずれてしまい、上手に組み込めなかったからである。

大きさの比較のため、ヒミズの頭骨を並べた。
左端の上面からの頭骨がヒミズであり、
右端がヒミズの下顎である。 
一眼レフで、このように小さなものを写すにはどのようなレンズが必要なのだろう?
クローズアップしたものを撮りたい。

2011年3月25日金曜日

春の花々と先輩の訃報!

引地川沿いのカワズザクラを見に行ったのだが、もう散っていた。
ソメイヨシノはまだこのとおり、それでも温かければ来週末には開花する?
「菜の花」はナノハナではなくて漢字の花だ!
そう、このナノハナも中国の西安郊外では、この時季には、どこまでもどこまでもこの花の黄色で埋め尽くされていた。 
「木瓜」も漢字の花だ。これは隣の庭のもの。
上部にはたくさん溢れるように咲いているが、この方が良い! 
「仏の座」、一眼レフで始めて近づいて撮ったもの。
こんなに綺麗な花だとは驚いた。 
我が家の近くのモルモン教会の敷地内に植えられている海棠の仲間だ! 
雪柳が満開だ!
これは我が家に庭にも鳥がタネを運んできたのだろう2、3年前から出てきている。 
山科鳥類研究所を定年後、茨城に移って晴耕雨読の日々を送っていた鳥好きの先輩Kさんの訃報を知らされた。
Kさんたちがやっていた進化論勉強会、生態学勉強会は、大学の授業には出なくても
ぼくが欠かさず出たものだった。