早戸川林道にカモシカの滑落死体を確認した時に、テン糞を1個拾った。このテン糞を洗った。
ムカデやカマドウマの他にすぐカエルの卵塊が目に留まり、さらに肋骨?や骨片が入っていた。肋骨と思ったが、長さが18mmもある。それならリスくらいの大きさの哺乳類かな、それとも魚かな?っと思ったが、もしかしたらカエルの骨?っと思い、蓋付きガラス製シャーレに入っているアカガエルの骨格標本を見た。下顎骨であった(図2&3)。
このテンは、お腹に卵を持ったアカガエルのメスを食べたんだ。上顎骨だと歯がついているが、カエルの下顎には歯が無いのだ。
図1. テン糞
内容物:カマドウマ肢・外皮、ムカデ尾部・外皮、アカガエル卵塊、アカガエル下顎骨・骨片
図2.アカガエルの右下顎骨上から
図3.アカガエルの右下顎骨下から
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