テン糞1を見つけてからは次々に糞を見つけた。このところテン糞を見つけてなかったので、それを取り返すかのように見つけ拾ってきた。また、寒さがぶり返してきたので糞洗いが大変だ!
テン糞2
テン糞3
テン糞4
テン糞5
図1. 音見沢橋
図2. 音見沢橋の上にはシカ糞だ!
テン糞6
テン糞7
テン糞8
9:37 焼小屋沢橋だ。欄干下の主桁部分に座って、靴の紐を締め直し、スパッツを着ける。着け終わって立ち上がったら横にリスのクルミの食痕がある(図3)。リスがここを食事のテーブルとして利用したんだ。ここから焼小屋沢に入る。沢の左岸斜面に着いているシカ道を少し歩いてから斜面を鞍部を目差してジグザグに登る。
当初の予定はこの尾根を登って姫次・焼山を結ぶ登山道に行く予定だったが、時計は10時を過ぎているので、鞍部で腰を下ろし、ザックからガスストーブとコッヘルを出してお湯を沸かし、インスタント味噌汁とオニギリでブランチとする。食事後、鞍部一帯を歩き回る。至る処にカモシカの角砥ぎの跡がある(図4~7)。
図2.焼小屋沢橋
図3. クルミの食痕
図4. カモシカ角砥ぎ跡
図5. カモシカ角砥ぎ跡
図6. カモシカ角砥ぎ跡
図7. カモシカ角砥ぎ跡
カモシカ糞(図8)やヤマフジの樹皮(図9)を食べた食痕もある。ここはカモシカが良く利用するところなんだ。十分にこの鞍部を愉しんだので、斜面を下る。スギ林の中にヌタ場がある(図10)。詳細に目を凝らして調べて見なかったがカモシカのヌタ場なのだろう。
図8. カモシカ糞
図9.カモシカがヤマフジの樹皮を食べた痕
図10. ヌタ場
ヌタ場を過ぎてから沢に沿って枝を潜ったり、斜面に登山靴でステップを作ったりしながらゆっくり楽しみながら歩く。往きと帰路を少し違ったコースを取った。橋の下から這い上がるように上に出る。
図11. 沢から登ってきた。
音見沢橋を過ぎて歩いて行くとテン糞9だ。写真を撮るために目印となる常緑樹の葉を探したが見当たらないので、またまたオオバイノモトソウの葉を加工して撮る。その時に、可憐に咲いているタチツボスミレが目に入る(図12)。我家でもまだ咲いていないのに、山の日なたの方が先に咲いている。タチツボ、たくさん咲き出すと見向きもしないが、こうやって最初に咲くのは何故か愛らしい。そして、また往きでは見つけなかったテン糞10を見つける。
テン糞9
図12. タチツボスミレが咲いている
テン糞10
そして、オスジカの滑落死骸だ!
ゲート前に車が停められており、水沢橋下の河原に若者がいた。崩壊したところの横に着けられた仮道路の前にあった通行止めが横に置かれていた。ここから奥野隧道までは10分くらい掛った。ぼくの車の前後に車が止まっていた。車に乗り、「今、帰る」と連れ合いに連絡す。9キロ約4時間半の歩きだった(図13)。
図13. 歩いたルート
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