昨日、学校から家に帰る途中路で、ある筈のムベの実が無い!あー、1個残らず採ってしまったんだと思った。が1個、2個と残っているのを見つけた。このムベの花や実をたのしませてくれるHさん宅の奥さんは自治会の町内会長をしているし、以前は娘が通っていた市立保育園の保母さんをしていたので、顔見知りだ。で、帰宅してから食べたタネでも残っていないかと思ってすぐ戻ってピンポンを鳴らしてみた。ムベの実は今朝採って、「どうぞお持ち下さい」と書いて玄関前に置いていたようだ。それが全て持って行かれた。でも、御主人曰く、「そんな人も出て来ると思い少し残して置いた」と僕は1個の4分の1だけでも貰えればと思っていたが、3個も頂いたのだ(図1)。
図1.Hさんから頂いたムベの実
図2.図1の左の1個を包丁で半分に切る
縦に半分に切って(図2)、種子の周りについている甘い果肉を食べて、食べると云うよりも舌で種子から果肉を剥がす感じである。種子はアケビのものと比べ物にならない程大きく、少し縦長だ。長径10ミリを超えるものもある(図3)。アケビの種子の倍の大きさである。テンがムベの実を食べたとすると2、3個の種子で一個の糞粒となるだろう。アケビの種子と一緒に並べてその違いを見てもらおうと思って、種子標本を探したが、アケビの種子は余りにも馴染み深い良く知った種子なので標本として残していない、、、、、、。
今日も学校で、先ほど学校から戻りウィスキーを飲みながらアケビの種子を探したらあった。こんなにも大きさが違う(図4)。
図3.その種子だ!
図4.ムベとアケビの種子の大きさ比較
左4個:ムベ 右4個:アケビ
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