札掛モミ考証林のハイキング路のそばにあった大きな老木があった。
この不思議な溝が入ったデザインは、老木にならないと完成しない。
しかも、樹種によって異なるから面白い。
どのようなことが作用して樹皮の表面の模様が形成されるのだろうか?
ぼくらヒトの皮膚は歳をとると黒っぽいもの(あばた)ができてきたり、
皺がよったり、皮膚がカサカサや分厚くなったり、
髪の毛が白くなったり、毛が細くなったり、あるいは毛が抜け落ちたりする。
さらには、不思議なことに眉毛、鼻毛、髭などが異様に伸びたりする。
チンパンジーも歳をとると毛が抜けてきたり、顔に皺が多くなったり、黒い皮膚に白っぽいあばたが増えだす。
ヒトや動物では幼いほど可愛く愛されるが、盆栽の世界では老木になったような雰囲気がでた木ほど価値が高そうだ。
老木は大きく太くどっしりしていて、ただ立っているだけで神秘的な力が溢れているような
雰囲気を醸し出す。しかし、歳をとった動物は動きもままならず、ただ哀れな感じがする。
しかし、そんな老個体でもただじっと動かずに座っているだけで存在感が増す。
さて、この老木は何だったのか、忘れてしまった。
2 件のコメント:
ケヤキです。
やまぼうしさんへ
あの時聞いたのが書き留めてなかったのですっかり忘れて、あれ~何だったかな~と思っておりました。あの図鑑を見たのですが、、、。
ありがとう。感謝!
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