フクロウのペリットから出てくるモグラやネズミ小哺乳類の骨を見ていて、
肩甲骨や上腕骨でも動物たちを見分けられるのではないかと思い始めてきた。
取り敢えず、今のぼくにとっては一番関心が高い大腿骨と脛骨・腓骨について並べた。
先月3日、9日と大山付近を歩き、その後学校からの帰路一つ手前の駅で降りて35分かかって帰宅してから、右膝に異様な違和感を覚え翌日は痛くなった。17日の大山山頂までの丹沢実習の時も電車に乗った時も痛かった。いつもなら自分の気持ちの持ちようで痛みもなくなるのにと思って、バスに乗った。蓑毛から登るので痛みがひどくなったらヤビツ峠で止めようと思っていた。
が、歩き出すと痛みをまったく感じることなく、大山山頂から梅ノ木尾根を通って坊中まで歩き通すことができた。翌日から寝ていても痛く整形外科に行こうか迷った。
でも、整形外科に行ってもレントゲンを撮られ、変形性膝関節症と診断され、一時凌ぎの理学療法を受け、練り薬か貼り薬が処方されるだけだ。
今回は両膝ではなく右膝だけなのでまだましだ。
いずれにしても痛くても歩かなければ筋力は弱り、好きな山歩きもできなくなる。
さらに、山歩きは身体中のあらゆる筋肉や運動骨格を動かすので、ストレッチ効果もある。
ぼくは、子供の頃から身体が硬く、前屈も両手の指先が辛うじて床に着くくらいだ。
足首も硬く、その上にもう40年以上普段靴として登山靴を愛用しているため、さらに足首が硬くなってしまった。
そんなこともあって動物たちの足首や膝の状態を知りたくて、トガリネズミ目と齧歯目の大腿骨と脛骨・腓骨を取り出して並べてみたのだ。
先月3日、9日と大山付近を歩き、その後学校からの帰路一つ手前の駅で降りて35分かかって帰宅してから、右膝に異様な違和感を覚え翌日は痛くなった。17日の大山山頂までの丹沢実習の時も電車に乗った時も痛かった。いつもなら自分の気持ちの持ちようで痛みもなくなるのにと思って、バスに乗った。蓑毛から登るので痛みがひどくなったらヤビツ峠で止めようと思っていた。
が、歩き出すと痛みをまったく感じることなく、大山山頂から梅ノ木尾根を通って坊中まで歩き通すことができた。翌日から寝ていても痛く整形外科に行こうか迷った。
でも、整形外科に行ってもレントゲンを撮られ、変形性膝関節症と診断され、一時凌ぎの理学療法を受け、練り薬か貼り薬が処方されるだけだ。
今回は両膝ではなく右膝だけなのでまだましだ。
いずれにしても痛くても歩かなければ筋力は弱り、好きな山歩きもできなくなる。
さらに、山歩きは身体中のあらゆる筋肉や運動骨格を動かすので、ストレッチ効果もある。
ぼくは、子供の頃から身体が硬く、前屈も両手の指先が辛うじて床に着くくらいだ。
足首も硬く、その上にもう40年以上普段靴として登山靴を愛用しているため、さらに足首が硬くなってしまった。
そんなこともあって動物たちの足首や膝の状態を知りたくて、トガリネズミ目と齧歯目の大腿骨と脛骨・腓骨を取り出して並べてみたのだ。
上部は大腿骨で、下部は脛骨と腓骨、全て右のものだ。
①:頭骨からジネズミと思っていたが、これだけがちょっと違うのでアップした。これは何だ?
②:ジネズミ
③:ヒミズ
④:カヤネズミ
⑤:ハタネズミ(霞ヶ浦産) 腓骨が脛骨の部分から折れてしまった。
⑥:アカネズミ
ここに載せた脛骨と腓骨はどれも脛骨の中頃(脹脛の辺り)から合体している。
次の⑦、⑧、⑨の大腿骨と脛骨、腓骨は、
⑦:モグラ(千葉産)
⑧:アメリカモモンガ(専門学校の学生から死体をもらう)
⑨:リス(isa隊員から)
⑦のモグラの脛骨と腓骨だけが脛骨の中頃から踵近くまで合体している。しかし、⑧、⑨のリス科の動物たちは脛骨と腓骨は合体していない。
これら①から⑨の中で、⑧と⑨は樹上を動き回っているリス科の動物だ。樹上を動き回るには足首が硬くては枝を押さえたり、幹の昇り降りの時も自由にある程度の回転運動ができなければいけない。脛骨と腓骨との関係は上肢の橈骨と尺骨の関係である。全ての動物たちにとっては手首が自由に可動しなければ、食物を押さえたりできなくなる。そのため、下肢の脛骨と腓骨のように合体してしまった動物は少なくても日本に生息するネズミ類ではいない。
④のカヤネズミはカヤを登ったり降りたり、隣のカヤに移動したりしている。そのため、カヤネズミの脛骨と腓骨は合体しているのでカヤ場の中では移動しづらいであろう。
今、ふと思ってカヤネズミの脛骨と腓骨をあらためて見直した。
すると、次の写真にで分かるように④の脛骨と腓骨は筋肉でいうと脹脛の辺りで、合体しているが、膝や足首の方に離れるにつれて分離している。
ここに載せた脛骨と腓骨はどれも脛骨の中頃(脹脛の辺り)から合体している。
次の⑦、⑧、⑨の大腿骨と脛骨、腓骨は、
⑦:モグラ(千葉産)
⑧:アメリカモモンガ(専門学校の学生から死体をもらう)
⑨:リス(isa隊員から)
これら①から⑨の中で、⑧と⑨は樹上を動き回っているリス科の動物だ。樹上を動き回るには足首が硬くては枝を押さえたり、幹の昇り降りの時も自由にある程度の回転運動ができなければいけない。脛骨と腓骨との関係は上肢の橈骨と尺骨の関係である。全ての動物たちにとっては手首が自由に可動しなければ、食物を押さえたりできなくなる。そのため、下肢の脛骨と腓骨のように合体してしまった動物は少なくても日本に生息するネズミ類ではいない。
④のカヤネズミはカヤを登ったり降りたり、隣のカヤに移動したりしている。そのため、カヤネズミの脛骨と腓骨は合体しているのでカヤ場の中では移動しづらいであろう。
今、ふと思ってカヤネズミの脛骨と腓骨をあらためて見直した。
すると、次の写真にで分かるように④の脛骨と腓骨は筋肉でいうと脹脛の辺りで、合体しているが、膝や足首の方に離れるにつれて分離している。
これなら、カヤ場のカヤの葉や茎からでも足首が前後左右に動くので動き回ることができる。
日本産のトガリネズミ目のモグラ科やトガリネズミ科の動物たちの全ては脛骨と腓骨が脛骨の中頃から足首の方まで合体している、しかし、齧歯目のリス科は分離しており、ネズミ科でもカヤネズミは脛骨の中頃で合体するだけだ。
脛骨と腓骨がアカネズミのように脛骨の中頃から踵まで合体しているのは、ウサギたちが知られている。さらに、脛骨と腓骨が全て合体してしまって脛骨だけのようになっているのが、カモシカやシカの仲間だ。
脛骨と腓骨との関係から下肢の進化のようなことを考えている。
脛骨と腓骨との関係から下肢の進化のようなことを考えている。
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