専門学校の2年女子のA.Tさんは長野県の林業組合に就職希望だ。
狩猟の罠の免許を取得し、動物解剖が上手で、骨にも詳しい。
その彼女が授業後、カヤの実の食痕を見せてくれた。
高尾山で見つけたとのことだ。
これらカヤの実が散在していたようだ。
散在していたならムササビの食痕だろうと応えた。彼女から質問があった。
齧歯類のリス、ムササビ、モモンガ、さらにはアカネズミやスミスネズミやヤマネの
食痕の違いや特徴を教えて欲しいと云うのだ。
果実や食べた物が樹上になっているものか地上に落ちたものか、さらには
上のように歯型があればそのサイズで検討をつけられるだろう。
リスやネズミたちは、木の新芽や樹皮や葉、実、花、蕾、根などや
さらにはさまざまな樹木の種子を食べる。
日本に生息する齧歯類のさまざまな食物のフィールドサインとしての食痕を
少しずつでも明らかにしたいものだ。それにはtake隊員のリス、bluetittitさんのカヤネズミのように一種類の動物を何年も熱心に追うような人が現れなければいけない。
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