昨日は午前中にM.Tさんという高2の女子が来たが、午後の部は野生動物保護専攻の参加者はいなかった。
ぼくは、すぐ帰宅するのも勿体ないので、ポニーがいる横の広場に放されている2羽のウサギ少し見てから帰ることにした。
2羽は別々のエサ皿での食事が終わりそうだった。
茶の一羽(茶とします)と白と薄茶のブチ模様の一羽(ブチとします)だ。
2羽とも♀とのことだ。
① ②
2羽とも食べ終わると砂場でセルフグルーミングをしだした。
茶がセルフグルーミングしているブチに近づいた。匂いを嗅いでいるようだ。
③ ④
ブチが右足で首筋を激しくセルフグルーミングしたので、茶は少し引き下がった。
が、ブチは茶の方を見て近寄った。
⑤ ⑥
ブチは茶の首筋の匂いを嗅いでいる。茶は目を閉じ何だか気持ちよさそうだ。
⑦ ⑧
互いに目を半分閉じた状態で気持ちよさそうだ。
こんどは互いにオデコを押し合うようにしている。
これも気持ち良さそうだ。
⑨ ⑩
どちらからともなく離れた。がブチは茶に近寄る。
⑪ ⑫
再び2羽は動きだし、今度は茶がブチの頬の辺りを匂いを嗅いでいるのか?舐めているのがちょっと不明だ。
⑬ ⑭
茶はブチの右頬の辺りに口をつけている、匂いを嗅いでいるのではないようだ。
ブチは茶の首の下に頭を容れる。
互いに何だか気持ちよさそうだ。
⑮ ⑯
これらの⑦~⑩、⑭~⑯の行動は
親和的行動なのかな?っと思っている。
しかし、同性同士でさらにどのような意味合いを持つものだろうか?
アナウサギの♂はあごに臭腺を持つようです(アン・マクブライド著「ウサギの不思議な生活」晶文社)。♂がナワバリに匂い付けしたり、ときには仲間たちにもなすりつけたり、尿や糞をなすりつけることもあるようです。
♂同士なら劣位の個体は優位な個体にあごの臭腺から出る匂いをつけられます。
劣位の♂は優位の♂の下になるわけです。
が、茶とブチは♀同士なので、これはどう解釈したら良いのでしょう?
♀もやはりあごの下に臭腺があって匂いが出ているのかもしれません。
⑦から⑩の時も⑭から⑯の時もブチが茶のあごの下に鼻面をいれてます。
親和的行動なのかな?と思ったが互いの順位を確かめ合う行動なのかもしれない。
どなたかこれらの行動がどんな意味があるのかご存知ですか?
火曜日に専門学校へ行ったら、このウサギの飼育担当の学生に
茶とブチとどちらが強いのか聞いてみよう。
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