「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年11月27日火曜日

アライグマとアナグマは同じ哺乳類の腐肉を食べた? The racoon dog and the badger had eaten same mammal carrion?

21日22日の丹沢実習で、テン、タヌキ以外の食肉目のアライグマ、アナグマ、イタチたちの糞を拾ってきて、水洗いして内容物を調べた。
21 8:58 アライグマ糞
カキ?果肉・果皮、不明植物片、中大型哺乳類毛6cm、ミミズ外皮、節足動物外皮少し、不明動物質

21 13:29 アナグマ糞
サルナシ種子・果皮、中大型哺乳類毛5センチ以上、砂泥

21 16:15 イタチ糞
サルナシ種子・果肉・果皮、昆虫脚
日本固有種のアナグマとイタチは秋の果実である、サルナシを食べていたが、移入種であるアライグマの糞はカキ?の実を食べたのかなと思われる植物質があったが、ミミズや哺乳類の毛(これが半分以上を占める)以外は不明動物・不明植物質が多かった。

アライグマが食べた哺乳類は、死んでいた哺乳類を食べたのだろう。アナグマ糞から出てきた哺乳類の毛も同じ動物の毛ように思われた。これら二つの糞は直線距離で3300mも離れている。もし、同じ死体を食べたとして、その死体が互いの糞の中間にあったとしても1600も離れている。Animal Diversity WebのProyon lotorc  https://animaldiversity.org/accounts/Procyon_lotor/によるとアライグマの行動域は直径1~3キロだが、アメリカ西部に生息するものは10キロにも達するようだ。とすると、アライグマがかなり移動してアナグマも食べた死肉を漁ったと思われる。

イタチ糞は、キャンプ場の近くの川原の石の上で見つけた。魚の骨か鱗でも糞に見つかるのではと期待したが、サルナシと昆虫を食べたものだった。

2018年11月26日月曜日

テン糞の内容物とルート図  The contents of Marten's scats and the root map.

21日、22日の丹沢実習で見つけ拾ったテン糞7個の内6個は全て県道70号線の路肩であった。テン糞5だけが唐沢公園橋を渡って黒岩方面に少し行ったところで見つけた。
3個の糞にサルナシの種子が入っていた。一種類の種子が入っていたのは1,5の2個で、ケンポナシとアケビも食べていた。一種類だけの内容物だったのは3のヤマボウシ、4のサルナシ、7のマメガキを食べたものだった。動物質の物を食べていたのは2と6であった。6のハリガネムシのような線虫が糞中に出てきたのは初めてだ。
下にテン糞やタヌキ糞などの糞を拾った場所のルート図を載せた。2日目の清川平成の森から御殿森ノ頭・宮ヶ瀬園地までの尾根歩きでタヌキ糞を見つけている。タヌキ糞などについては次回にアップする。

テン糞2,3,7はほぼ同じ場所であり、太さも同じくらいなので同一個体のものだろう。同じく4と6も同一個体と思われる。

表1 見つけ拾ったテン糞1から7の内容物

9:45  テン糞1
サルナシ種子、ケンポナシ種子・果肉・果柄

11:08 テン糞2
甲虫外羽・肢、ネズミ科毛多数

 11:06 テン糞3
ヤマボウシの種子・果肉・果皮
 11:24 テン糞4
サルナシ種子・果肉・果皮

 14:39 テン糞5
サルナシ種子・果肉・果皮、アケビ種子1個

11/22 8:44   テン糞6
カキ種子・果肉・果皮、線虫

11/22 9:01 テン糞7
マメガキ種子・果肉・果皮

図 テン糞、タヌキ糞、イタチ糞などを見つけた位置
黒丸の①から⑦はテン糞、赤丸のからはタヌキ糞、緑のはアナグマ糞、〇は鳥糞を示す。イタチ糞はキャンプ場、アライグマ糞は吹風トンネルと鳥糞の間付近。

2018年11月25日日曜日

キャンプ場から宮ケ瀬バス停へ From the Camp Site to the Miyagase Bus Stop

11月22日5時起床
5時になったのか隣に寝ていたHさんが起きて外に出て行く。学生の足音も聞こえる。ぼくの電波腕時計は暗いと全く時間が分からない。起きて、蛍光灯を点ける。シュラフを畳み、マットも空気を抜いて畳んで袋に容れて、ザックに納める。靴を履こうとしたら、左足の脹脛が攣りそうになる。危ない危ない!足に力を入れないで静かに足を靴に入れる。トイレに行き、洗顔をしてバーベキュハウスに行ったら、皆、すでに食事作りをしている。
朝食はホットサンドだと云う。エ?っと思う。我家には娘が買った電気のホットサンドクッカーならあるが、、、。なるほど焚火の火で両面を焼く鉄製のホットサンドクッカーがあるんだ!知らなかった!
二つのホットサンドで16人分作るのは時間が掛かるので出来た順に一人づつ食べる。
まだ、外は暗い、ホットサンドの上に食パン、ハム、野菜、ツナ缶のツナ、マヨネーズ、チーズ、食パンを挟んでいるUさん
ぼくの齧ったホットサンドイッチ、ボリュームがあり旨い!山でホッとサンドイッチを食べたのは初めてだ。メニューを考えた1年生に感謝!
朝食の準備に忙しい学生たち
スープを作り、ホットサンドを焼き、薪を拾いに行き、皆忙しい。
コッヘル、飯盒、白ガスストーブのMSR、お昼用の惣菜類を持ち、火の回りを掃除し、8時半前には各自のザックを含めて全て整理整頓できた。何と言う事だろう。9時前に出発できる。この1・2年生のチームワークの良さと手際の良さに感心だ!一人一人何をすべきか知っている。
8:33 さぁー、集合写真を撮って出発だ!
キャンプ場のオーナーに皆で感謝の挨拶をする。オーナーも元気な挨拶にニコニコしている。
8:44 テン糞6
ちょっと降りそうな天気だが、降らないで欲しいと願いながら歩く。
9:00 秋の色に染まる中津川の川原が見える

9:01 テン糞7

9:15 ハダカホウズキだ!

清川平成の森から御殿森ノ頭へ
9:28 清川平成の森のところでヘッドランプを貸してくれたK君と別れる。彼は一人で三叉路まで歩く。ぼくらの今日のルートは、青宇治橋経由で高畑山・宮ヶ瀬への登山路を歩けないことが前夜のナイトウォチングで分かったので、平成の森のところから中津川に架かる橋を渡ろうと考えていた。これが橋の中央に橋全体を覆うように人は通ることができないゲートが出来ている。
もちろん、引き返し、ルートをすぐ代える。
この清川平成の森の碑のところから北東に伸びる尾根を歩いて御殿森ノ頭を目指すことにする。
9:38 清川平成の森の碑があるところから御殿森ノ頭を目指す
10:00 ヒバカリだ!寒いので動きが鈍い!どうしてまだ冬眠してないのか?
ヒバカリとしたが、両性爬虫類に詳しい卒業生の鶴田充典氏に写真を見てもらった。ジムグリの間違いで、11月一杯まで活動しているようだ。
今、鶴田氏は沖縄で調査をしているようだ(Nov.26)。
10:02 モミの根元にモミの松毬を食べたリスの食痕がいっぱい
10:18 左の方に宮ケ瀬湖が見える
10:26 アカモミタケだ!
このアカモミタケを金曜日の夕食が鍋焼きウドンだったので、ぼくの鍋にシイタケと共に入れる。連れ合いは1個だけ?と云うが、もう晩秋だアカモミタケが出てきているのが不思議なくらいだ。
10:37 タヌキ糞1
タヌキのタメ糞を1年生に見せてあげることができて良かった。が、次々に見つかる。
10:49 H担任のスマホのアプリの位置とぼくの思っている位置とにズレがあった。ぼくの間違いに10分後に気が付く。このスマホの位置情報のアプリは素晴らしい。
C君は尾根沿い走る仕事道を歩いているので、学生たちにも歩かせる。ぼくは尾根を歩く。仕事道はシカ糞は見つけられるが、タヌキやテンは糞をすることが少ない。
タヌキのタメ糞は尾根にある!
11:27 ヤブコウジのたくさん
学生たちは尾根沿いに走る仕事道を歩いていた学生たちが尾根に上がってきているのが見える。
何だか久しぶりにヤブコウジを見たかな?
11:29 ヤブコウジのすぐ側にタヌキ糞2
仕事道が崩壊していて、Y.N君とT.K君が茨に取り囲まれてしまい、ザイルを投げてそれを伝って来させる。
12時前に御殿森ノ頭の道標前に辿り着き、ぼくが最後に着いた時はもう既にお昼の用意をしている。運の悪い事に雨がパラついてくる。皆雨具を着る。寒くなってきた。

お昼は温かいリゾット
何とお昼はリゾットだと云う。
昨晩炊いたご飯を小分けしてサランラップに包んでいた。その一つを渡される。ぼくには量が多いので身体が大きいC君に半分渡す。さらに、Yさんからスライスチーズを渡される。ご飯とチーズを100均で買ったお椀に入れる。ゴーっと唸るMSRストーブの上に置かれたコッフェルには野菜、トマト、ウィンナー、キノコなどがトマトジュースとトマトケチャップと共に煮られている。
その熱々の汁をご飯とチーズの上にかけられる。
それらを熱々の内に掻き混ぜるとチーズは溶け、冷たいご飯に混ざり、フーフーしながら食べたのだ。旨い!山のお昼に美味しいリゾットを!しかも30分くらいで作るとは感心だ!手際の良さに脱帽だ!
帰りのバスの中でMさんに教わったリゾットを土曜日のお昼に作って食べた。うん、これはイケル!
12:46 リゾットを作った女子4人、お昼を食べ終える
写真を撮るために集合してもらう
13:12 集合写真を撮って御殿森ノ頭を出発

丹沢山登山口ではなく宮ヶ瀬バス停へ
登山道を下って行くが、宮ヶ瀬のバス停まで行く尾根道を行くことに、ルートをまたもや変更する。
丹沢山登山口に降りて舗装道路を歩くよりも少しでも山道を歩きたいという希望があったのだ。C君は元気に先頭に行くが、ハンミョウのようにぼくが着くとドッチと方向を聴く。倒木などを乗り越えて進み、途中で東に折れる。ここが判りづらいが運良くスギの木に赤いテープが下がっていた。
13:17 タヌキ糞3
C君が張り切り過ぎたのだろう。太腿が攣って痛いという。ぼくはオカシクて笑いこける。彼を後にして下る、下る。
13:55 タヌキ糞4
糞を拾ってジプロックの袋に容れてくれる助手のようなC君がいないので、自分で拾う
13:58 太腿が攣って足を下ろすのも痛いC君が降りてくる
14:19 タヌキ糞5

バス停からかなり離れた宮ヶ瀬園地に!
最後の下りで、宮ヶ瀬14:50発のバスに乗るために急ぐことになる。しかし、降り立ったところはバス停からかなり離れたところ。
ぼくが転んでから、皆の後に着いて行ったのでバス停までのショートカットの道(下の地図:トンネルの上を過ぎてから北に降りる緑色)を踏み外したのだ。
予定のバスには乗れず15:50発に乗る。
22日に歩いたルートGPS上の距離10.6キロ
何だか、歩き足りない学生もいたかも知れないが、充実した実習だった。特にほうとう鍋、ホットサンドイッチ、リゾットは丹沢実習というよりも山では初めての経験だ。

2018年11月24日土曜日

お昼を食べに黒岩方面へ We went to Kuroiwa direction to eat lunch.

キャンプ場に荷物を置いてサブザックにお昼と観察用具だけを持って、お昼を食べるに適した場所を探す。赤い唐沢公園橋を渡ってすぐ唐沢沿いに歩き黒岩方面への山道を歩く。
腹がすいているので出来るだけ近い場所で日向があればそこにしようと思っていたが、この唐沢沿いは秋なので乾いてはいるが、いつも湿っぽい場所だ。
古びた丸太作りの橋を幾つか渡り、4つ目くらいの橋に倒木が完全に倒れ掛かっていて橋の上を多い被さっている。しかし、皆、そこを潜ったり上の太い枝を跳び越えたりで、皆、流石に身体が柔らかい!ぼくなんか堅くなった身体を折り曲げてようやく渡る。
13:44 朽ちた木にいるクワガタ幼虫を1年生が見つけてくる。
13:29 アナグマ糞だ!
13:55 山道の全てに渡ってイノシシが掘り起こしている。
探しても日当たりの良い場所がない。もう、お昼の時間をかなり過ぎているので、座っても尻が濡れないような乾いた場所でお昼にする。
E.G君はガスでお湯を沸かしてカップラーメンを食べている。うん、うまそうだ!どうも、この頃、ぼくはお握りや弁当のご飯は冷たいせいか喉が通らない。
サルナシの実を見つけることもできず。キャンプ場に戻ることにする。
14:39 テン糞5
唐沢公園橋に到着する。唐沢公園橋の上で遅れている人たちを待つ。
14:39 2年生と1年生女子 おどけているのはC君
14:41 S、N、K、Gの1年生
1年生とは初めての実習だし、顔も先週1時間だけ合わせたばかりなので、ぼくの方も1年生も互いにまだ打ち解けない。

キャンプ場に戻って、皆テキパキを夕食の準備に取り掛かる。薪となる木の枝を拾いに行く者、火の準備をしている者、台所で夕食用の野菜を切ったり、飯盒にご飯を容れたりしている者、ぼくは何も云うこともないので黙って学生たちの写真を撮ったり、様子を見ている。
薪を拾っている学生、山に入っている者たちもいる
何やら切っている女子
火を起こした男子
ぼくには何も役割を与えられていないのが少し寂しい。
川原を少し散歩だ。
16:14 シカの足跡だ!

16:15 ん?イタチ糞?
何と、夕食はほうとう鍋だった!山の夕食でほうとう鍋なんて初めてだ。しかも、旨かった。それにデザートが大学イモということでビックリだ!しかも、MSRの白ガスの火と薪の火を利用して野菜や芋や肉を切り、煮て焼いて絡めて、なかなかのものだ!

夕食後、ナイトウォチングに出かける。
出かけられないY.K君が彼のヘッドランプを貸してくれる。
これが光が強く優れモノだった。
歩いて、間もなく10数頭のシカのグループを見つける。目が光る、光る。10分くらいシカグループを見て、しばらく歩くと今度は3頭のイノシシを見つけた人たちがいた。さらに、タヌキ?テン?と思われる目やシカを見つける。
青宇治橋まで歩いて行こうと思ったが途中で道路一杯に歩行者も通ることが出来ない工事のために閉鎖しているゲートがある。引き返す。明日の予定ルートが行けなくなった。

キャンプ場に戻ってから明日のコースの説明をする。
黒岩・唐沢林道・煤ケ谷ルートは取れないので、清川平和の森のところから橋を渡って中津川を越えてハタチガ沢林道を詰め、山越えして堤川林道に降りて土山峠に行くことにする。

ぼくは、8時半を過ぎると眠くなるので夕食後早々に部屋に引き上げる。カメムシがまた沢山落ちて歩いている。カメムシたちを拾って外に投げ出す。部屋の中はカメムシのあのイヤな独特の臭いが立ち込める。
板の間に持ってきたシートに空気を吹き込む。枕代わりにズボンと雨具を重ねる。もう40年近く使っている羽毛下着の上下を着て、これまた40年以上使っている冬用羽毛シュラフを広げて、中に入る。
少し暑いかなと思い、靴下を寝袋の中で取り去る。
ぼくの頭の方が、通りになっているので、学生たちが走って自分たちの部屋を出入りしている音がする。途中で、同部屋のH担任に入ってきて、彼が寝袋に潜り込む音を寝ながら聞いている。彼が中央にぶら下っている蛍光灯のスイッチを引っ張って電気を消す。
学生たちの声や走る音がするだけだ。
カメムシの臭いを嗅いで寝ていて、カメムシの事を思い出した。湯河原でサルを追っていた時、サルが樹皮の割れ目や岩の割れ目に越冬しているカメムシを漁って食べる。辺り一面カメムシの臭いが立ち込める。サルたちは旨そうにカメムシを食べる。また、木曽のサル調査をしている時に檜尾避難小屋に泊まった。小屋に入ってホエブスの火を着けてお湯を沸かし始めたら、天井からポタポタ、ポタポタとカメムシやテントウムシが丼ぶり2、3杯くらい落ちてきて閉口したことがあった。
GPS上のキャンプ場から唐沢沿いのルート図