「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年6月10日月曜日

シカの足跡だ? That's the foot prints of Sika deer?

土山峠から花の写真を撮ったり、糞を拾ったりしながら湖岸道路を歩き、
新たに整備しなおされて登山道のようになった清川トンネルに向かう作業路を歩いていくと、
この道は宮ケ瀬湖に下りるようになる。
宮ケ瀬湖の水量が多い時は、斜面を巻いて進まなければいけないため、ここがこの作業路の
難所?とも云える。
が、カラ梅雨のためなのか?それとも雨を見越してダムの貯水量を下げているのか?
宮ケ瀬湖の水位が減っている。
足跡が見える。最近偶蹄類が歩いたものだ。
 カメラの倍率をあげて撮る。
 下りていき撮る。気をつけないと埋まる。
この足跡は誰のかな?シカ?カモシカ?それともイノシシ?
第三指と第四指の主蹄が7,8センチ以上も埋まっているが、第二指と第五指の副蹄が地面に1センチくらい埋まっているのがわかる。
カモシカなら主蹄はこんなに埋まらずに後ろに副蹄が付く(参照:ブログの2013・3・14)、イノシシなら副蹄が逆さハの字状に着く(参照:2010・3・15)。この足跡はシカの足跡であると云える。

さらに別の足跡もある。
何だ?これは、タヌキ???
うん、タヌキだ!典型的なウメの花型だ。
水辺なのでアライグマのものかと思ったがアライグマなら、指が長く5本だ。残念!
他の動物たちの足跡もないか見渡すがない、イタチやテンやアナグマはこういう場所が好きではないのかな?県道の方を見る。
ん?誰が食べ残した? 
 オニグルミかサワグルミの葉かな?上を見上げたがそれらしき木が見当たらない。
葉をパクっと食べているので、歯型で、シカかカモシカかが判ると思ったが、判らなかった。
一般的には、シカは草を食べるが、カモシカは木の葉や花、や果実、ドン「グリを食べるとされている。しかし、丹沢では、シカが樹皮食いもしている。が、食痕にシカの第一切歯によると思われる幅広の歯型が残っていないので、
この羽状複葉の葉を食べたのはカモシカの可能性が高いがどうだろうか?
拾ってきた10個あまりの糞を洗ったが、クワ、モミジイチゴ、ヤマザクラの種子とともに、なんと
ヤブツバキや〇〇の種子も出てきた。後日アップ。

2013年6月9日日曜日

可哀想なシカたち! Poor deers in the Tanzawa area!

  今回、1時間あまり、このシカの母子を見ていて、今まで自分が気が付いていなかったことがありました。一つは、シカの身体の黄色の斑点模様です。このような斑点模様は小鹿のバンビの方がはっきりしていると思ってましが、この母子では母親の斑点模様の方がはっきりしており、バンビの方は淡いです。これは毛変わりの時季によるのかもしれませんね。
バンビはすでに毛変わりが始まっているためなのか?母親はこれから毛変わりが始まるためなのか?どうなのでしょう。

痩せていると感じるのも毛変わりのせいなのかな?ニホンザルでは4月頃から始まり、子供やオス、あるいは出産しなかったメスほど早く毛変わりが始まります。
しかもサルの場合は、頭頂部、手足の毛から抜け始めます。
ですから、オトナメスが出産したか否かという判断基準にも使えます。
 
シカなどでもそのような事はわかっているのかな?

 もう一つ、白い大きく扇状に広がった尾は、シカの母系血縁集団がブッシュの中を移動する時にその白い尾が目印となって他個体が付いていくと本か何かで読んだことがあります。
が、ぼくが「あれー目立つなぁーこれ!」と思ったのは、後足のカガトの部分にあたるところよりもちょっと下の中足骨(末脚骨)の部分が、白い部分の中に黒い瞳があるように見えますね。
これも目印になるのかな?
しかし、シカはやはり目が悪いようなので、尾の白さも本当に目印になっているのかな?
ぼくは、林道上でシカたちが見えて写しやすい場所を行ったり来たり歩きましたが、
シカたちは気が付かない。
もう一つ、気が付いたことは、急斜面では、
シカの主蹄の第三指と第四指はチョキ状に広がるんだ。
サルだとオスかメスの区別ができるが、シカの子供はどこで性別を区別するのかな?
 
まるで、カモシカのようにザレ場の急斜面で採食するシカの母子。
可哀想だ!
もっと、たくさん草が生えているところの世界を見せてあげたいが、あと何年かかるか?

対岸斜面のシカを撮る。 Took photos of deers in the opposite side slope using with DSC-HX300.

6日(木)のハタチガワ沢の左岸の斜面(ゴジラの背尾根の東斜面)
下は最大の50倍(1200ミリ相当)に拡大。
もう、林道の路面に置いているのにピンを合わせようとするとブレル、ブレル。固定できない。

半分の3,400ミリ相当で全体を撮る。
これならまーまーブレナイで撮れる。 
下草がそんなにあるのかと思うほど、林床に鼻をつけるようにして食べている。 
右腰の枯れ葉のような物、これは怪我の痕かな?
ん?こちらに気が付いたかな?
でも、彼らの目ではぼくが立ち上がっていても早い動きをしない限り外敵のヒトであることが解からないだろう。100メートル以上も離れているので、音を立てない限り気が付かないだろう。
視覚では外敵をとらえきれないためだろう。もう、絶えずせわしげに耳を動かしている。
初めは、カやブヨのような虫が顔の回りにまとわりついているために、耳をせわしげに動かしているのかな?っと思った。そうではないのだ。不審な音を聞き取ろうとしているんだ。
 
そう云えば、5月16日に会った座っているカモシカもこちらを見ながら耳を動かしていた。 
木の根の樹皮でも食べているのかな? 
母ジカが気になるのかな? 
この小鹿痩せていませんか?たくさん草を食べさせたいが、君らの先輩たちが食べつくして草の芽生えもなくしてしまったんだ。 
 母ジカが移動しはじめた。ここからは一脚に装着して、一脚の脚をガードレールの上に乗せて撮った。不安定だが、一脚の長さが1m10cmなのでショウガナイ。ストックくらい伸びると良いのだが。
この一脚は昨夏の中国のキンシコウ調査地でストックとして持ち歩いたが、丈夫だった。
それにしても半砂漠か岩場のような景色だ。
表層土が剥き出しになっているため、雨が降ると表層の土砂は流れ落ちることになる。
草や幼木が斜面の表層を覆っていれば、土砂の流失はおさえられるし、腐葉土の層が出来上がるので、このようなザラザラした様子では無くなるだろう。
(これを読み返して、東アフリカの乾燥化の一因について、サイアスという雑誌に火入れによる「作られた野生の王国」と題して、増加した有蹄類が草木を食いつくし、蹄で根や芽生えを踏みつぶすことが砂漠化を生み出していると書いたことを思い出した。)
 ん?木の葉?枝を食べているのかな?これはシキミかな?



 やはり、さかんに地面に鼻をこするようにして地際から生えているものを食べている。 
 この母ジカも太っているとは思えない。痩せている。
写真を撮った位置とシカのいた対岸の斜面までの距離は120メートルはあることが分かった。
一応画面いっぱいに、ボケるがシカの半身を写すことができる。
うーん、映像の出来は仕方がない。軽いもので、レンズ交換をしなくて済むものにしたのだ。
もう少し、使い慣れないといけない。


2013年6月8日土曜日

2ヶ所にツチアケビの芽生えとメグスリノキ Galeola septentrinalis in two points and Nikko maple.

湖岸林道を歩いて、清川トンネルへの道標があるところから、整備された作業路を登っていくと、
最初のヘアピンカーブのところに毎年、ツチアケビの花が咲く。
今年は、3本でていた。咲くのはあと一か月後?
作業路は登山道以上に立派?になっているので、道に沿って歩いていくと湖に下りるようになる。
沢を渡ってすぐ鉄製の橋と梯子を渡るとすぐ上にカエデ科では珍しいメグスリノキが覆いかぶさっている。この木は葉にも葉柄にも毛がたくさん生えている。
作業路が立派になったのはここまでだ。
宮ケ瀬尾根に着くと、ここでもまるで登山道のように至土山峠・至清川トンネルの道標がある。
この尾根を南下していくとハリギリがある猿ヶ島があり、岩のピークを過ぎると
堤川林道終点とハタチガ沢林道終点の出合いの場になる。
さらに南下していくと、不思議なミズキを通り、熊の爪のピークとなる。
 
清川トンネルのある北の方向へぼくは足を向ける。
再び、作業路が立派に整備されている。
そんなとこにツチアケビが顔をだしていた。
清川トンネルには山梨ナンバーの車が停まっている。
経路の作業がされているんだ。
トンネル内にコウモリがいた筈であったが、探すことができなかった。
トンネルを出たら、今度は大型ダンプが土砂を運んできては捨てていた。
ダンプから逃れるようにハタチガ沢林道に足を向けた。

カモシカのスギ皮剥ぎ Scraping/striping the bark of Sugi cedar by Japanese serow.

5月17日に鍋嵐の帰路に宮ケ瀬尾根のスギ林でカモシカが座っていたことをアップした。
その時に見つけたスギ皮が剥かれていた。カモシカの仕業であろうと述べたが、、、。
この時は、カモシカが根元に下顎の歯を当てて引っ張って剥すと思った。
しかし、今回(6月6日)は2カ所でシカの警戒音と聞き、ハタチガワ沢では親子ジカをみた。
今回も同じコースを下りたが、スギの樹皮剥ぎの跡が著しく増えている。
5月17日には2本だけだったが、わずか21日間あまりの内に、歩くコースに気が付いただけでも10本近くのスギの皮が剥かれていた。
         
皮が剥かれた痕に歯を当てて擦った跡が付いている。
下の左の樹皮は林床から1mくらいの高さで少しだけ剥されている。
で、幹の上方に剥かれているのではなく、下方に10㎝くらい剥してやめている。
これは、顔を横に向けて、下顎の歯を幹に縦に差し込み、剥したと思われる。
疑問なのは、樹皮を剥いて何をしたのか?残った木質部の幹に歯型が付いているのは
木質部の幹を歯でこするようにして舐めたからだろう。
剥かれた全ての皮が残っているわけでもないので、剥された樹皮の一部はそのまま食べられた可能性が高い。これらは、すべてカモシカがやったとは思われない。シカも剥いただろう。
歯型だけをみると巾が細いものばかりだ。しかし、歯型が残った幹についていないものもある。
 
しかし、下の4例は同じ杉林だが、上の例と異なる。ノウサギの仕業だ。
初夏なのにノウサギには食べる草や適当な高さの幼木が無いのだ。
そのため、スギの根元の樹皮まで齧って食べてしまっている。
剥したのではなく、齧って食べてしまったため樹皮が辺りに残っていない。
 
  
丹沢山塊の森は、ノウサギにまで食物欠乏をもたらしているだ。
下草が無いことは、ノウサギばかりでなく草本類を食草とする昆虫類にも大きな影響を及ぼしていることはまちがいない。当然、昆虫類を食べる鳥たちや両性・爬虫類にも影響し、さらにはそれらを食べる哺乳類にも大きな影響を及ぼしているんだ。