「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年9月26日金曜日

シモツケが咲いている              Japanese Spiraea flowers are blooming

駅近くのビルの植え込みにシモツケがある。故郷 道東の釧路では普通にホザキシモツケ見られるが、シモツケの仲間がこんな夏が暑いところにもあるなんて不思議だ。だから、わざわざカメラを持って撮りにいった。が、調べると北海道から九州まであるようだ。ぼくはてっきり寒いところの植物と思っていた。一つ一つの花の形状はホザキシモツケと変わらない。が、こちらは少し、色が薄く、花の着き方が穂状にならない。
図1.シモツケの花
今朝、トイレに入ると手洗いの側の壁際にカネタタキがいる。見ると♀のようだ。カネタタキの♂はパンツを履いたような短い翅が腹部の方へほんの少ししか伸びていない。コヤツはそのパンツも履いていない。ぼくは、もうこのカネタタキの声(音)を聞く事ができない。昨年だか一昨年はパソコンのキーボードの上で鳴いているのに聞こえなかったのだ。翅を震わせているので、チンチンと鐘を鳴らすような音がしているのだろうと思いながら、見つめていたがダメだった。
これからも、越冬に向けて洋ラン鉢を室内に取り込むと鉢について入ってくる。コオロギやスズムシの声も聞こえない。が、アオマツムシの声は聞こえる。アオマツムシの音色の方が幾分波長が低いのだろう。
図2.カネタタキの♀

2025年9月25日木曜日

可愛いハエトリグモ!                  Cute jumping spider!

このところしばしばハエトリグモを見る。それは我が自室ばかりでなく居間でも見かける。同一の個体かどうかはまだ識別できないが、多分別個体だろう。娘も連れ合いもこのハエトリグモについてはギャースカと騒がない。それが、居間のテーブルの上に居てもそうだ。コヤツの動きや大きさが何とも可愛らしいせいもある。また、ショウジョウバエのような小さな蝿や蚊を捕まえて食べる事にも一因している。
まだ結婚して間もないころのアパートにはアシダカグモが居た。コヤツは子供の手の平くらい大きくて、動きもすばやく、いつも壁などの停まっていた。ゴキブリを見つけると飛びついて捕まえ、そのまま持って壁に停まってゴキブリの翅をまず切り落とし、ゴキブリをくるくる回しながら足なども落としてから体液を吸っていた。このアシダカグモはトイレにもいたので、連れ合いは”獲ってくれ!”と騒ぎ立てた。
しかし、ハエトリグモは部屋のペットのような存在だ!
図1.机の縁に停まったハエトリグモ
Googleの画像検索では、アダンソンハエトリの♂であるようだ。♀は赤褐色の身体で、♂よりも大きいようだ。

2025年9月24日水曜日

秋の気配!                      The atmosphere of autumn!

すっかり秋の気温だ。朝は寒いほどだ。庭ではミニカトレアが花を咲かせている(図1)。コヤツはこの時季に咲いて、鮮やかなピンクをしているので、目立つ。例年だと来月からはデンドロを除く洋ラン類を部屋に取り入れるが、今年は11月下旬まで屋外でも良さそうだ!
図1.ミニカトレアの仲間

台湾東部で、台風の被害が酷いようだ。友人が居る台東北東部が少し心配だ。昨日散歩をしたら、またまた左脹脛が痛くなった。どうもオカシイ!

2025年9月22日月曜日

エゴノキの実を見て                 I remembered when I saw the fruits of Japanese snowbell!

今、駅付近まで散歩をしてきた。左の脹脛が痛くならないようにゆっくりだ。だから、駅に向かう赤ん坊を胸に抱えている女性にも追い抜かれた。でも、今は無理して追おうとはしない。ゆっくりだ。しかし、気持ちだけでも背をしっかり伸ばして歩く。多分、実際は前屈みで、猫背だろう。でも、歩く時の気持ちが大事だ。もう、四半世紀前に有名なシンガーソングライターのYUをアフリカのチンパンジーやゴリラの森を案内したことがあった。彼女から歩く時は頭の天辺から紐で上に引っ張られているような気持ちで歩くと良いと云われた。その言われた事を思い出して気持ちだけでも背を伸ばして歩いた。
図1.駅の西口広場付近のエゴノキの実
駅付近の広場に白い花が咲くエゴノキが果皮が弾けて中の種子が顔を出していた。昔は、このエゴノキの若い実を潰して川に流して、エゴの実の毒サポニンで気絶した魚を獲る漁法があったようだ。そんな事ができるのは小川のような川だろう。で、どのくらいのエゴノキの実を潰したのだろうか?

今から半世紀以上前にタイワンザル調査に行った時に、台東から近い知本温泉の川で背に車のバッテリーを背負い、電極の着いた竿を両手に持ち、それを岩の下に潜んでいる魚に向けての漁をしている人たちがいた。魚は電気ショックで浮かんできたところを捕まえるのだ。

あるいはタンザニアのマハレ山塊付近の川では、岩下に潜んでいる魚を獲るのに、大きな石を岩に当てて、その振動のショックで魚が浮かぶところを捕まえていた。

2025年9月21日日曜日

サルは頭の大きい胎児を産むため恥骨が癒合せず                 Monkeys have unfused pubic bones that make them to birth to fetuses with large heads

 ぼくが持っているサルの寛骨で左右の寛骨が癒合しているものは一つもない。老♂の寛骨でも癒合していない(図1&1')。full adult maleはもちろん左右の寛骨や仙骨はバラバラだ(図2&2')。

図1.老ニホンザルMacaca fuscata♂の背側から見た寛骨
図1’. 老ニホンザル♂の腹側から見た寛骨
図2.full adultニホンザル♂の背側から見た寛骨
仙骨や左右の寛骨は恥骨部分でボンド
図2'. full adultニホンザル♂の腹側から見た寛骨

他にもいくつかニホンザルの寛骨標本を持っている。が、左右の寛骨が恥骨結合しているのは皆無だ。しかし、イヌ、タヌキ、テン、ネコ、イノシシ、シカ、カモシカの寛骨は左右の寛骨が恥骨結合しているモノがある。これはどう考えたら良いのだろう。
サルは出産の時に新生児を通過できるように寛骨の恥骨部分が開くのだろう。サルの恥骨部分は終生「軟骨性結合(繊維軟骨性)」であり、出産時に左右の恥骨間がわずかに広がり頭の大きな胎児が産道を通ることができるようだ。これは、ヒトをも含む霊長類に共通した恥骨結合であるようだ。
ちなみに老衰で死亡したスローロリス♂の骨盤を見た(図3)。
図3.スローロリスNycticebus coucangの骨盤
仙骨や左右の寛骨は恥骨部分で木工ボンドで着けている
このスローロリス♂も左右の寛骨は恥骨で癒合してはいなかった。スローロリスも胎児は大きな頭を持って産道を通ってくるのだ。

ヒトを含む霊長類の骨盤の恥骨は恥骨結合しているが、この結合は繊維性軟骨のようだ。が、イヌ、ネコ、シカ、イノシシの恥骨は左右の恥骨の骨同士が癒合している。そのため、サルの晒骨された骨盤は左右の寛骨が離れているのだ。
何故、サルの骨盤の恥骨はイヌやネコのように骨同士で癒合しないのか?ChatGPTに訊いて見ると、サルの仲間の胎児の頭が大きいので、産道を通る時に、繊維軟骨で結合している恥骨部分がわずかに広がるようだ。
でも、それなら、何故小さな頭を持つ胎児を産むように進化しなかったのだろう。サルは他の哺乳類より身体に比べて脳が大きい事が影響していて、脳を納める脳幹部分が大きい事が恥骨が癒合してない理由だろう。

2025年9月19日金曜日

壮年のテン♀の寛骨も癒合している              A full adult female marten's hipbones have also fused.

図1はやまぼうしさんからの連絡で今年の2月に宮ケ瀬で拾ってきたテンの寛骨だ。このテンはfull adultではあるが、老個体ではない。陰茎骨が無かったので♀と考えられる。が、左右の寛骨は恥骨結合している。
テンはイタチ科の動物なので、手持ちのアナグマの骨の標本を見たいが、何故かこの寛骨部分が欠落している。友人からもらった串間市のアナグマはまだ若過ぎて轢死体なので破損している。図1のテンは轢死体だが、左右の寛骨は癒合したままであった。
図1.テンMartes melampus♀の恥骨結合した寛骨
宮ケ瀬のテンはまだ身体も小さい♀であるが、左右の寛骨は恥骨結合している。テンも一度に複数の子を出産する。が、目も開かず、移動も出来ない凄く小さい子だろう。メスでも恥骨結合が見られるのだ。

2025年9月18日木曜日

蒸し暑い日の庭にアゲハが!                Twe swallowtails are flying in sultry back yard

曇り空だが蒸し暑い、風があるので窓を開けて庭の風を入れている。先ほどからアゲハが飛び回っている。このアゲハたちは我が家の鉢植のレモンか庭植えのユズに産卵しようとしているようだ。カメラを構えていたらユズの木に来た。なかなか停まらないのでシャッターを押す。まー、アゲハだとわかる。庭のカトレアが花を二つつけている。もう9月の半ばなのにまだ蒸し暑い、お昼だし、涼しい居間にひとまず退却だ。
図1.アゲハがユズの葉に産卵するかな?

散歩                 Walking

昨日、3時半過ぎに散歩に出た。4千歩のルートだ。亀井神社と六会小学校の間の坂を下り、歩道橋を渡っている時に、左足の脹脛に違和感を感じて、ゆっくり歩く事にする。それまでは、久しぶりの散歩なので少し速足気味であった。大きな集合住宅の前を通り、新しくできた信号を渡り、再び坂を下りかけた時に左足の脹脛に痛みが走った。エー、また!どうして?もう3ヶ月前に散歩で左の脹脛が攣って痛めてから延々と続いている。この暑さで散歩をしなかったのにまた同じ個所だ。これが老化と云うものだと思いながら。ビッコを引きながら歩く。
ん?ヘビだ!動かない。ジムグリだ。どうしてここで死んでいるのだ。車にでも轢かれた?でも、ここは殆ど車は通らない道だ。轢かれたような跡もない。
図1.ジムグリだ!
ジムグリを撮るためにカメラをザックから取り出し。ここからはカメラを首に下げる。大学の校舎の裏の引地川左岸の木陰の道を通り、馬渡橋を過ぎる。左の脹脛が気になるが、左足を庇いながら歩く。オシロイバナが咲いている。この花を見ると何故か娘たちが小さい頃を思い出す。
図2.オシロイバナ
クズの花が咲いている。サルたちはクズの花も好きだった。今頃はクズの花食いをしているのだろう。湯河原で傍若無人なサルの群れが話題になっているが、行政や動物愛護を含む人々がこのようなサルを作り上げてきたのだ。
図3.クズの花
ソメイヨシノの根元にサルノコシカケの仲間のキノコが出ている。触ってみると硬い。この桜の木もこの仲間のキノコが出てくるようでは、、、、、。どうなのかな?
図4.サルノコシカケの仲間だ!
ようやく帰宅し、すぐシャワーを浴びる。ズボンを脱ぐ時に腰に電気が走る。エ、又?と云う思いだ。シャワーを浴びている時はもう平気だ。シャワーを浴びすっきりしてから、缶ビールだ。自室の冷蔵庫を開け缶ビールを取り出し、まず、立ちながら飲む!わー、生き返る。歩数は5549歩であった。
今朝、中国の動物研究者、骨研究者と称する者からこのブログを見た。アナグマの頭骨を譲って欲しいとのメールがあった。どうも不信を感じるので返事は取りやめた。本当に欲しいのならもう一度メールをくれるだろう。

2025年9月17日水曜日

シカやカモシカは立って子を産み落とすために、、、、、                      Because deers and serrows have births at standing posture、、、 

 クロは15歳で逝ったので、老犬だ。前回アップしたタヌキやネコ、イノシシも性成熟を過ぎた年寄りだから左右の寛骨が恥骨結合したのだろうか?イヌ、タヌキ、ネコ、イノシシは同時に複数の子を産む。複数の子を産むためには左右の骨盤がしっかりと癒合する必要があるのだろうか?しかし、一度に一頭の子しか産まないカモシカ(図1と2)やシカ(図3と4)でも左右の寛骨が結合している。

図1.カモシカCapricornis crispus性不明の下から見た骨盤
図2.カモシカの上から見た骨盤
図3.シカCervus nippon性不明の下から見た骨盤
図4.シカの上からみた骨盤
イヌやタヌキ、ネコ、イノシシとは違ってカモシカやシカは一度に一頭の子しか産まない。それでも左右の左右の寛骨が恥骨結合している。シカの仲間の出産シーンを動画で見たことがある人は多いと思う。シカたちは立って産み落とす。左右の寛骨が恥骨結合しているのは産み落とす為にしっかりした骨盤の必要から恥骨結合が見られるのかなと考える。では、イヌやネコ、イノシシたち多産系の動物はどのような姿勢で産むのだろう。やはり立ち姿勢で出産するのかな?
しかし、これらのカモシカやシカは老齢個体だからあるいは♂だから左右の寛骨が恥骨結合しているのかな?

今、内科に定期健診の診察申請をしてきた。受付にある、紙に名前を書き、診察券と保険証を容れるのだ。が、診察券を皮膚科のモノと間違えて出して指摘される。同じ青色なのだ。15番目なので10時頃だ。その時に内科の診察券を持っていこう。このところ家に籠っていたが、久しぶりに歩いた。でも僅か214歩だ。そろりそろりの老人歩きなので、丁度良い歩きだ。

2025年9月16日火曜日

イヌやネコは難産することがあるの?                        Do dogs and cats have diificult births?

連れ合いが妊娠した時に岩田帯と云うものを腹に巻いた。今改めて調べてみると妊娠5ヶ月目の戌の日に巻くようだ。イヌは一度に多くの子を産み育てるので、安産の象徴と云う意味もあるようだ。
図1と2は愛犬クロの骨盤だ。左右の寛骨が恥骨部分で癒合しているのが判る。下から見ると全面的に癒合・癒着している。クロは♂で15歳で亡くなった。もしクロが♀で妊娠したら、図1では上から下へ新生児を産み出すことになる。左右の寛骨が恥骨部分で癒合していれば、出産の時に苦しむだろう。っと思ってきた。
図1.クロCanis familiarisの上から見た骨盤
図2.クロの下から見た骨盤

図3と4は、イヌ科のタヌキ♂の左右の寛骨が癒合した骨盤だ(但し、仙骨は癒合してない)。クロの骨盤と同じように下から見た場合の方が左右の恥骨が癒合し盛り上がっている。クロもこのタヌキも♂だから骨盤は癒合しているのだろうか?♀だと出産の為に恥骨結合はないのだろうか?

図3.タヌキNyctereutes procyonoides♂の上から見た骨盤
図4.タヌキ♂の下から見た骨盤
クロやタヌキ以外の性不明のネコの骨盤も左右の寛骨が癒合している(図5)。
図5.ネコFelis catus性不明の下から見た骨盤
イヌやタヌキ、あるいはネコは一度に複数の子を産む。しかし、左右の寛骨は恥骨結合している。図6は、イノシシの骨盤だ。やはり、左右の寛骨は恥骨結合しているばかりでなく、仙骨と寛骨も癒合している。イノシシも複数の子を同時に産む。
図6.イノシシ性不明の下から見た骨盤
複数の子を同時に産む動物種は、産道から容易に出ることができる小さな子を産むから左右の寛骨が恥骨結合していても問題無いのだろうか?あるいは、♂だから左右の寛骨が恥骨結合しているのだろうか?