「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年6月12日木曜日

タヌキとニホンザルの頸椎                  Vertebrae cervicales of racoon-dog and Japanese macaques

動物たちの腰椎を見ていて、腰椎の数の違いも興味深いが、横突起の形状の違いも面白かった。頸椎は殆どの哺乳類は7個であり、少数の例外があるだけだ。図1と2はタヌキとニホンザルの7個の頸椎である。上が環椎(第一頸椎)、次に軸椎(第二頸椎)と続き最後が第七頸椎だ。
タヌキの頸椎はどれもニホンザルに比べて前後に長い。特に軸椎はニホンザルの2.5倍くらい長い。環椎も幅広くガッチリしている。胸椎だけ見るとタヌキはニホンザルに比べて大きな動物に思ってしまう。しかし、骨で大きいのはこの頸椎だけであり、腰椎、胸椎、頭骨、肩甲骨、上腕骨、大腿骨もニホンザルに比べて小さい。
図1.腹側から見たタヌキNyctereutes  procyonoides(左)とニホンザルMacaca fuscata♂(右)の頸椎
タヌキとニホンザルの頸椎は横突起の幅と前後の長さも大きく異なる。ニホンザルの横突起は横に細く尖るが、タヌキは袖を広げたように広い。
図2.背側から見たタヌキ(左)とニホンザル(右)の頸椎
7個ある頸椎の中で環椎、軸椎は特徴的が形をしているが、第六頸椎も形状が少し異なる。図1に見られるように横突起が腹側に著しく下がっている。また、第七経緯の棘突起が長く、横突孔が見らない場合が多い。

首の骨、頸椎をボンドで繋ぐのは1日係りだ。まず、2個つないで、それらが乾いてからまた繋ぐという風にやっている。

ウクライナのドローンによる「蜘蛛の巣」作戦は成功し、胸がスッとした感じだが、プーチンによる民間のビルを狙った攻撃には目に余る。ウクライナも大都市のビルを狙った攻撃をするとどうなるのだろうか?プーチンはそれはないだろう。でも、自分たちは核を持っているから出来ると考えているようだ。イスラエル軍による環境活動家グレタさんの拿捕は筆舌に尽くしがたい。

2025年6月11日水曜日

昨日は飲んだ!            I drunk on beer, whisky, and Shoxing wine, yesterday!

 昨日は、横市大時代の友人たちと西口地下2階の「銀座ライオン」で12時に待ち合わせた。時間無制限に居て良いと云うので、5時過ぎまで飲んだ。こちらはビール3杯に、ウィスキーのダブルを2杯だ。その後、電車で中華街に行き、YNはまたもビール、FS女子は烏龍茶、ぼくは紹興酒の熱燗を飲んだ。餃子と麻婆豆腐やらを頼んだが、ぼくは飲むだけで終わった。

帰宅後はバタンキューで5時半まで寝入った。だから、昨夜はストレッチをしてないので、今朝は少し念入りにやる。台湾から一時帰国していたYNに台湾茶をもらった。これが上品でまろやかな味、緑茶風の香りだ。冷やしても美味しいようなので、早速試そう。昨日は、久しぶりに遊んだ感じで楽しく、全てYNの奢りだった。感謝!

実は、YNから貰ったお土産の入った紙袋を市営地下鉄の電車に忘れたので、湘南台駅に電話した。丁寧な対応で、それらしき物があり、取りに行く。名前と電話番号、住所を書き、荷物を引き取る。その土産の一つの台湾茶を飲んでいるのだ。

庭に何だか植えた記憶がないスカシユリ系のユリが3株もまっとまった場所から出ている(図1)。昨年はきがつかなかった。買ったヤマユリの一株だけが伸びている(図2)。他の二株は枯れた。伸びて蕾までつけていたのに、蕾や歯が黄色くなり枯れてしまった。この一株が元気に育って欲しい。紫陽花も雨に打たれた方が輝いて綺麗に見える(図3)。

図1.植えた記憶がないスカシユリとハイブリットのユリ

図2.一株だけ残ったヤマユリ
図3.雨に打たれたアジサイが綺麗

2025年6月10日火曜日

くわくわ森で                 In Kuwakuwa forest!

 昨日は「くわくわ森」までの往復で、森の休み台で休憩してお茶を飲み、森から下りてから境川遊水地公園内のベンチに座って休んだ。日曜日であったが公園内のグランドは人が殆どいなくてイヌを連れて散歩をしている人たちが2組いただけであった。曇り空であったせいだろう。

「くわくわ森」への入口付近は草木が茂っている(図1)。

図1.くわくわ森の出入り口
入ってすぐに片側に手摺りがある階段道がある(図2)。駆け上っていけば2,3分で尾根道に出るが、ぼくは一歩一歩手摺りを頼りに歩き、時折急いで3,4段登ってみたりもする。

図2.入口から続く階段の道
尾根道に着く前にシオデが蕾を広げていた(図3)。サルトリイバラにそっくりだが、こちらは草本で、サルトリイバラのような硬く鋭いトゲはついていない。
図3.シオデ
ジャノメチョウの仲間がいたのでカメラを向けていたら、チョウの奥に赤い実が見える。ウグイスカグラの実だ(図4)。この森にはウグイスカグラの灌木もところどころにある。
図4.ウグイスカグラの実
山頂の尾根道に出たので、もう休みたい一心でベンチまで歩く。もってきたお茶を飲み、一息つく。スマホの歩数計を見ると4500歩近くなっている。それにしても体力がなくなった。まー、79歳になった爺さんだから仕方がないが、このところの体力の衰えは急だ。75を過ぎるとまるで坂道を下るように体力がどんどん落ちていく。
ヤマユリの大きな蕾を写真に撮る(図5)。来週にはヤマユリは咲くだろう。また、歩いてくるか?それとも車できて遊水地公園の駐車場に車を置くか?あー、全くだらしがない考えだ。
図5.ヤマユリの大きな蕾

今日は、整形のリハビリに行き、その後は横浜に直行だ。一時帰国しているYN等と昼飲みするのだ。






2025年6月9日月曜日

くわくわ森へ                     To Kuwakuwa forest!

 この頃目覚めは4時半だ。トイレに行ってからベットの上で30分くらい①膝抱え、②足伸ばし、③足首持ちのストレッチを行う。この所、特に変わらない感じだ。膝を両手で抱えて胸に引くが、その内胸に膝が着くかな?っと思ったが全くそんな事はない。が、継続は力なりと思って続けている。

朝食にインスタントのコーンスープに食パンを細切れにして容れて掻き回し、その上にチーズを乗せてオーブンで3分焼く。このところハマっている朝食だ。食べ終わった頃、連れ合いが起きてくる。インスタントコーヒーを持って自室に行き、昨夜から見ている首の骨を見る。キツネ、タヌキ、アナグマ、ニホンザル、スローロリス、ノウサギ、テンのを見る。一部はボンドを付けて繋ぐ。

洗濯機の音を聞いて、急に散歩に行こうと思う。10時を回っている。カメラをザックに納め、ペットボトルに烏龍茶を容れて帽子を被り出掛ける。踏切の所でくわくわ森に行こうと決める。曇り空だが、雨は降らないだろう。

くわくわ森の階段を登る。ヤマユリが1.5メートル以上伸びていて、大きな蕾をつけている。我が家の買ったヤマユリは一株だけが蕾をつけて伸びているが、50センチにも満たない草丈だ。他の二株は枯れてしまった。病気が移らないと良いのだが、、、。

図1.ヤマユリの大きな蕾
ジャメノチョウの仲間が、ヒラヒラ飛び、葉に降りて停まる。翅は閉じたままだ。が、突然開いてすぐ閉じる。見ていてもなかなか開かない。でも、撮れた(図2,3&4)。くわくわ森に30分くらいいて下の道に出て、境川遊水地公園を通って戻ってくる。もう、1時近くになっていた。8865歩であった。疲れた。
図2.ヒメジャノメ
図3.ヒカゲチョウ
図4.コジャノメ

2025年6月8日日曜日

モグラの頭頂骨も前頭骨が癒合した後で癒合する。           The right and left parietal bones in moles also fuse after the frontal bones fuse

サルの仲間だけが左右の前頭骨が頭頂骨より先に癒合し、頭頂骨の癒合は遅れると思っていた。が、ネズミの仲間もそうであった。さらに真無盲腸目のモグラの仲間も頭頂骨は前頭骨の後に癒合するのだ。
図1のモグラ科のアズマモグラの左右の前頭骨fは癒合しているが、頭頂骨はまだ縫合腺が見える(図1)。トガリネズミ科のジネズミも左右の頭頂骨は癒合してないが、前頭骨は癒合している(図2)。
図1.アズマモグラMogera woguraの前頭骨fと頭頂骨p
図2.ジネズミCrocidura dsinezumiの前頭骨fと頭頂骨p
手持ちの頭骨の中では、左右の前頭骨が癒合しても、頭頂骨がなかなか癒合しないのが、サルの仲間とネズミの仲間とモグラの仲間である。他の哺乳類は左右の頭頂骨の癒合が子供の時には既に終わっており、左右の前頭骨は遅くなり、老齢になっても縫合しないシカやカモシカの場合もある。これらの違いが、脳容積が大きくなることと結びついているのか?あるいは後眼窩突起窩や角や上顎骨の歯の成長と関係しているのか?何によって前頭骨や頭頂骨の成長が促されるのだろうか?頭骨を構成する骨が同じように成長・発達していく訳ではない事が判った。

2025年6月7日土曜日

散歩                           Walking

一昨日の散歩時に引地川沿いを歩き、引地川の堰があるところまで川面を眺めながら歩いた。もう、カモたちは繫殖地に飛び立ったようだ。が、堰の流れの中にアオサギが一羽魚を狙っているようだ(図1)。もしかして遡上してくるアユを狙っているのかもしれない。川面から出た石の上には大きなアカミミガメが一匹甲羅干しをしている(図2)。
図1.魚を狙うアオサギ
図2.甲羅を干すアカミミガメ
千葉市の友人GTから、キマダラカメムシの写真が送られてきた(図3)。ウィキペディアによると、江戸時代に長崎の出島に入ってきた移入種のようだ。今はどんどん生息域を北上させている。
図3.キマダラカメムシ
腰部脊柱管狭窄症の症状を少しでも軽くするため、筋肉を伸ばすストレッチをしている。しかし、何故かこのところ腰回りが重苦しい。また、狭窄症が悪さをし始めたようだ。腰椎の椎孔から出ている神経が腰椎同士の間で圧迫を受けているのだ。これはこの状況を変えない限り、度々症状が出ることを意味する。リハビリによってその症状が弱まっているのだが、、、。

ネズミの頭頂骨の癒合は前頭骨より遅れる。                        Fusion of parietal bones in rodents is delayed compared to frontal bones

ニホンザルの頭頂骨の左右の骨はオトナ期を過ぎてから癒合するが、前頭骨はコドモの時に既に左右の骨が癒合している。これは、食肉目や偶蹄類の頭骨とは違う。タヌキやネコは左右の頭頂骨はコドモ期にはすでに癒合しており、性成熟を過ぎて老齢になる頃には前頭骨も癒合する。シカやカモシカは老齢になっても左右の前頭骨は癒合しないままであった。
サルのように前頭骨が頭頂骨よりも先に癒合する動物は?っと頭骨棚を眺めていた。が、無い!パソコンの上の棚のアフリカオニネズミの頭骨を見た。ん?前頭骨が癒合しかかっているが、頭頂骨は縫合線が明確だ(図1)。で、PC内のハードディスクに入っている齧歯目の写真を探した。故竹内真治さんから貰った湯河原産のスミスネズミの頭骨を見つけた。頭頂骨は左右の縫合線が見えるが、前頭骨は癒合している(図2)。
図1.アフリカオニネズミCricetomys eminiのまだ縫合線が判る前頭骨
図2.スミスネズミEothenomys smithiiの癒合し前頭骨
ほう!面白い! スミスネズミもニホンザルと同じように前頭骨が先に癒合し、頭頂骨はその後なんだ。で、アカネズミも見た(図3)。かなり頭頂骨の縫合線も見づらいが、前頭骨の前方でまだ縫合線が、中半分から後方は癒合している(図3)。

図3.アカネズミApodemus speciosusの前頭骨と頭頂骨
齧歯目のリス科のキタリスとアメリカモモンガを見た。両方とも前頭骨は癒合しているが、左右の頭頂骨は縫合線が見える(図4&5)。
キタリスSciurus vulgaris
アメリカモモンガGlaucomys volans
齧歯目は前頭骨が先に癒合し頭頂骨は長く縫合したままなのかと思ったらので、手持ちのヌートリアやハムスタ、モルモット、チンチラの頭骨を見たが、良く解からない。

狂犬プーチンはキーウを攻撃した。自国がテロ攻撃に遭った反撃だとさ。ウクライナは民間人が住む建物は攻撃しない。が、プーチンはする。
 

2025年6月6日金曜日

ん?ツバメシジミだ!                  Hmm! It's a Short-tailed Blue!

昨日の散歩道で道の両側が草地の所がある。ここではモンシロチョウ、キチョウ、アゲハの仲間が飛び回っていた。停まるのを狙っているが、なかなか停まらない。っとシジミの仲間が近くに来て停まった。どうせヤマトシジミだろうと思って見たら、ん?ヤマトではない。ツバメシジミだ!めんこい! 
図1.花が終わったムラサキツメクサに停まるツバメシジミ
毎日、起床時、睡眠時にベットの上で仰向けになり、①片膝を抱えて手前に引く、②片足を上げて伸ばす、横になり③片足首を持って後ろに引く。の3つの太腿や脹脛のストレッチを行って3ヶ月目に入った。嬉しいことに前大腿部上部・尻・腰・背の痛み、重怠さが無くなっている。このストレッチで③をやる場合、タオルを足首に掛けてやっていたが、今では自分の手で足首を持て、引き上げている。凄い進歩だ!

もちろん、靴下を難なく履けるし、爪も切れる。何よりも顔を洗う時にちゃんとしゃがんで洗えるようになったことだ。ただ、まだ散歩の時に太腿に違和感を感じる。このストレッチは意志ある限り続けるつもりだ。

ニホンザルの左右の前頭骨の癒合は子供の時だが、頭頂骨の癒合は大人になってからだ                    In Japanese macaque, the right and left frontal bones fuse when they are child, but the right and left parietal bones do not fuse until they become to be full adult

ニホンザルは左右の前頭骨が先に癒合して、左右の頭頂骨は前頭骨の癒合後数年間は縫合したままである。生後8ヶ月くらいまでは前頭骨も頭頂骨も左右の骨は癒合していない(図1)。しかし、推定2歳になると前頭骨の左右の骨は癒合している(図1)。

図1.推定2歳(左)と8ヶ月(右)のニホンザルの頭骨
ニホンザルの頭頂骨の左右の骨の癒合は、10歳以上の♂でも矢状縫合付近が隆起しかかっているが癒合していない。それは前頭骨との冠状縫合もしっかり判る(図2)。それが腰の曲がった老齢♂になると左右の頭頂骨の矢状隆起が見られ、後眼窩突起からの盛り上がりと結びついている(図3)。

図2.推定10歳以上のニホンザル♂の矢状縫合や冠状縫合がある頭骨
図3.老齢♂ニホンザルの矢状隆起がある頭骨
これから云えることは、ニホンザルは老齢化するまで左右の頭頂骨は癒合しないと考えられる。老齢化するまで、脳容積が大きくなると云うことなのかな?

2025年6月5日木曜日

クチナシの香り                    Aroma of Gardenia

9時に散歩に出た。広い庭の柵からクチナシの香りが漂ってきた。そうだクチナシの花の季節なのだ。少し離れて背伸びしてクチナシの花を撮った(図1)。この家には2メートルを超すクチナシの木が2本も植えられている。それだもの香りが漂ってきたのだ。この香りも好きだ。でも、ジンチョウゲ、スズラン、スイカズラ、テイカカズラ、ライラック、クチナシの匂いの区別は難しそうだ。でも、歩いていて、こういう花の香りがするのが嬉しい。我が家の庭にもクチナシが欲しいが、植える場所が無い。
今、庭はホタルブクロが咲き誇っている。
図1.クチナシの白い花