ウサギも草食動物だ。この顎関節はシカやカモシカの反芻動物とは違っている。下顎窩が側頭骨から出た頬骨弓との間の僅かな隙間になっているのだ(図1)。ウサギの顎関節に関しては2025年9月6日に故有事: ウサギの顎関節は下顎が前に移動できない構造だ Rabbit's temporal mandibular structure is that mandible can't move aheadっとアップしている。しかし、この解釈は間違っていた。改めてアナウサギやノウサギの顎関節を眺めていて、一見すると側頭骨の下顎窩が後ろにあるので前に移動できないように見える(図1、3&4)。
図1.アナウサギ(上)とノウサギ(下)の顎関節(赤線で囲う)
図2.ノウサギの下顎窩
図3.ノウサギの後ろから見た左の下顎窩
図4.ノウサギの顎関節部
しかし、下顎頭は横から見ると前にある下顎頭(図5)がしだいに後ろに細く伸びている(図6)。この下顎頭の形は下顎窩を前後に移動していることを暗示する。図4に見られるように一見下顎頭は下顎窩の後ろにある、その場合には下顎頭をしっかり下顎窩で押えて支点として、細い木の枝や草を咬み切る時であり、咬み取った枝や草を咀嚼する時は下顎頭を前後に動かすのだと考えることができる。ウサギの咬む口の動きを近くで観察したいものだと思いPCで草を食べている動画を見たが、下顎の動きは判らなかった。
図5.ノウサギの下顎頭(↓)
図6.ノウサギの前から後ろに長い三角状になっている下顎頭


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