これは以前にアップしたかもしれない。それは口を開け閉めする顎関節部分ー下顎骨の下顎頭と側頭骨の下顎窩(関節窩)(図1&2)ーに関わる事である。肉食動物と草食動物の顎関節部分は随分異なる。肉食動物のヒョウやヤマネコの頭骨の顎関節部分は下顎頭が前後に挟まれる。左右には下顎骨を動かせるが前後には動かせない。
図1.ヒョウPanthera pardusの頭骨、左側面からの関節窩を円で囲む
→:関節前突起 ↑:関節後突起や
図2.ヤマネコLynx linxの左側面の頭骨と顎関節(赤線で囲む)
図3.ヤマネコの左側面の下顎骨と下顎頭(赤線で囲む)
下顎骨が前後に動かせないのは、下顎頭が下顎窩(関節窩)の関節前突起と関節後突起によって前後の動きが抑えられているからだ(図1&2、4&5)。これは、噛み付いた獲物をしっかり上下の犬歯に力を込めて押さえられ、さらに、裂肉歯で獲物の皮や肉を引き裂く時に支点となる関節が動かないので、力を込められる。
図4.ヒョウの頭骨、底面からの下顎窩(関節窩)〇
図5.ヤマネコの下顎骨と下顎頭〇と底面からの頭骨と顎関節
↑:関節後突起 ↓:関節前突起 ●:下顎窩(関節窩)
チューイ(ヒョウのスワヒリ名)の頭骨はマハレ山塊NP園外のカロルアの住民から、ヤマネコは東京農工大の中国からの留学生からそれぞれ貰ったものだ。





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