「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年3月7日金曜日

庭の沈丁花が満開だ!                Winter Daphne flowers are in full bloom in the back yard

庭の沈丁花が満開だ。花枝を切って、PCの横の小鉢に挿した。鉢を手許に置いた。ウーン、良い匂い!だが、何故かクシャミがでるので、小鉢を戻した。でも、クシャミ、鼻水だ。スギ花粉を吸ったようだ。
沈丁花の花の匂いはスズランの花の匂いと同じかなっと思うほど良い香だ。
この沈丁花は紅い蕾だが花が開くと白い。水道栓の横に真っ白の花の沈丁花があったが、昨年の花の後の秋には枯れてしまった。挿し木をして予備の木を作ってなかったことが悔やまれる。
昨年は庭のモミジも死んだ。幹がぼくの腿の太さくらいあったのにだ。ハナミズキも枯れかかっている。昨年の猛暑が影響しているのかな?
うーん、良い香、小鉢をキーボードの前に置き、両手で抱えるようにしてキーを打つ。

 

キツネのオトナ、ワカモノ、コドモの頭骨の比較;前、後、横から The compare of skulls among adult, young and juvenile foxes; from front, back and lateral

キツネの頭骨を正面からと後ろから見ると、頬骨弓が成長して横に張り出すが、前後から見た頭骨の幅や高さは変化が見られない。つまり、脳幹を構成する頭頂骨、後頭骨部分の大きさは成長にともなっても大して変わらないことを示している。
図1.キツネ頭骨前から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
図2.キツネ頭骨後ろから
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
図3は縮尺を無視している。実際はコドモ(上)の頭骨の長さや高さはもっとも小さい。これで見ても眼窩から前の部分が相対的に伸びていることが判るだろう。つまり脳幹部の頭頂骨・側頭骨・後頭骨は大きくなっていないのに、口吻部が伸びていることが判る。

図3.キツネの頭骨
上:コドモ 中:ワカモノ 下:オトナ
この所、またまた腰部脊柱管狭窄症が悪さをし出し、情けない状態だ。靴下を履くのが困難なほど前屈ができないのに、歩く時は右前に屈んで歩いている。右腰辺りが痛いのだ。今日は、久しぶりに晴れているので、散歩に行きたいが、、、、、。でも、こうやってPCに向かえれるし、コーヒーとチョコは美味しいし、ミサイルは飛んでこないし幸せだ!

2025年3月5日水曜日

キツネのコドモ、ワカモノ、オトナの頭骨の比較       The compare of skulls among child, young and adult foxes.

キツネの頭骨のオトナとワカモノ、コドモを比較する。コドモはやまびこ大橋付近で轢死した個体20070526、ワカモノは奥野林道でフラフラヨタヨタ歩いていた一週間後死臭で死体を見つける20001005。オトナは学生が剥製業者から貰った個体。このワカモノ個体は永久歯となっていて、前にアップしていたハクビシンのワカモノ(乳歯)とは成長段階が異なる。が、見た時の大きさからワカモノとした。
図1.キツネの頭骨上から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
図2.キツネの頭骨下から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
キツネの頭骨の成長も口吻部分の前顎骨、上顎骨、鼻骨が前に伸び、さらに後眼窩突起が張り出す。
このキツネのワカモノ個体をワカモノとしたのは、身体が小さかった。さらに大腿骨や上腕骨の骨端部分は骨端軟骨で分離しかかっている部分もあるからだ。それは後程アップする。

2025年3月4日火曜日

ハクビシンの成長による頭骨、肩甲骨、上腕骨比較        The compare among skulls, scapulas and humer based on the palm civets developments

ハクビシンのオトナ、ワカモノ、コドモの頭骨の成長による大きさの割合を見てきたが、今回は同じオトナ、ワカモノ、コドモのハクビシンの肩甲骨と上腕骨をアップする。これら右肩甲骨と右上腕骨を取り上げたにはオトナ、ワカモノ、コドモの3者の頭骨と同じ個体の同じ部分の骨があったからだ。
図1.ハクビシンの頭骨 上から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
図2.ハクビシンの右肩甲骨(外側から)と右上腕骨(
前から)
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
コドモの上腕骨の近位端と遠位端は骨端軟骨で骨幹と分離しており、ワカモノ(歯はまだ乳歯の状態)は、上腕骨の近位端の上腕骨頭や大結節が骨端軟骨で骨幹と分離しており、遠位端の上腕骨滑車部分も骨端軟骨で骨幹と分離しているが、遠位端では癒合している部分もある。オトナになると上腕骨の近遠の骨端はしっかりと骨幹を癒合している。

肩甲骨は、形状は殆ど変わらずにワカモノ、オトナと大きくなる。周囲の軟骨部分が大きくなっていくようだ。

2025年3月3日月曜日

ハクビシンの頭骨の成長 3)側面から                The development of palm civet skull 3)from lateral

ハクビシンのコドモ、ワカモノ、オトナの頭骨の左側面、右側面からの写真を下にアップする(図1~3)。
もう既に述べている事の繰り返しになるので、側面から見た事だけを述べる。それは頬骨側頭突起と側頭骨頬骨突起が癒合合着するのはオトナ、臼歯が出来てからである。
図1.ハクビシンのコドモの頭骨

図2.ハクビシンのワカモノの頭骨

図3.ハクビシンのオトナの頭骨


 

2025年3月2日日曜日

ハクビシンの頭骨の成長、前からと後ろから                  The development of palm civet skull, from the front and the back

ハクビシンの頭骨をオトナ、ワカモノ、コドモと並べて比較する。横と縦の割合が成長するにつれて大きくなる。前から見ると鼻孔や眼窩下孔の大きさはコドモもオトナも大差ないが。頭頂骨が成長につれて縦横に膨らんでいる(図1&2)。
図1.ハクビシンの頭骨 前から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
図2.ハクビシンの頭骨 後ろから
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
後から見ると、大孔を含めて後頭骨(後頭鱗)の大きさは余り大きくならないが、頭頂骨が随分大きくなっている(図2)。

2025年3月1日土曜日

道端のお日様!                Sunshine on the roadside!

午前中に意を決して散歩をしてきた。もう春だ!モンキチョウが飛び、テングチョウかタテハチョウの仲間が日向の道沿いに飛び回っている。が、とても撮れない。
図1.菜の花
菜の花が咲き、道路際にノゲシのタンポポのような黄色い花が咲いている。引地川には鯉がゆったり泳ぎ、カルガモ、コガモ、マガモが水の流れを楽しんでいる。もう少し経つとカメたちも石の上で甲羅干しをすることだろう。空には太陽が照り、 道端のノゲシの黄色の花も眩しい。
図2.ノゲシ

ハクビシンの頭骨の成長 2)底面から                     The development of palm civet skull 2)from vental

前回はハクビシン頭骨の上面からの成長を同じ場に並べて比較した。今回は底面からもので、縮尺は異なり、ほぼ同じ大きさで比較した。これだとどの分が割合として成長しているか否かが判りやすい。
コドモとワカモノはまだ乳歯である。歯式は3・1・4・2であり、最後位前臼歯の裂肉歯は小さい。ワカモノでは上顎骨が前へ伸びて臼歯が萌出する場ができている。
図1.ハクビシン頭骨の底面から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
聴胞が大きくなりしかも三角柱のようになり、大孔は下向きから後ろ向きになる。

よし!散歩に行こう!大腿部、腰回り、尻が痛い?痺れる?またまた腰部脊柱管狭窄症が悪さをし始めている。4000歩コースを行こう!
11:32散歩から帰宅、何と52分で5258歩だった。小股になったせいだろう。

2025年2月28日金曜日

ハクビシンのコドモ、ワカモノ、オトナの頭骨の変化1)上面から                        The change of skulls shapes among infant, juvenile and adult palm cyvet 1)from the back

ぼくは、偶然ハクビシンのオトナとワカモノとコドモの頭骨を持っている。オトナのは長者屋敷キャンプ場の小屋の床下で見つけ20090521、ワカモノのはNKさんのイチゴ畑の網に絡まって死んでいたもので20220307、コドモは交通事故に遭った個体をTKさんから貰ったものだ20110116。
図1.ハクビシンPaguma larvataの頭骨上から
左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ
これら3個体のハクビシンの頭骨を上から、下から、後、前、側面から見て、コドモからワカモノ、オトナになるに連れてどの部分の骨が成長するかあるいは変わらないかを見る。
上から見たものでは、コドモでは前頭骨や頭頂骨、鼻骨などの縫合線が判り、オトナになると矢状縫合の隆起が目立ち、後眼窩突起も盛り上がって鋭く伸び、口吻部が大きくなっている。後眼窩突起が伸びるとすぐ後ろの前頭骨が細くなる。

2025年2月27日木曜日

広鼻下目のリスザルと狭鼻下目のハヌマンラングールとの頬歯の違いはどうか?        How about the differences of cheek teeth between Squirrel monkey in new world monkeys and Hanuman langur in old world monkeys?              

霊長目は曲鼻亜目と直鼻亜目に分かれ、ぼくらヒトは直鼻亜目真猿型下目なり、真猿型下目は中南米に生息するリスザルやマーモセット、クモザルなどの広鼻小目とアジア・アフリカに生息するニホンザルやチンプ、ヒトなどの狭鼻小目に分かれる。 

リスザルの上顎歯式は2・1・3・3となっているが、手持ちのリスザルの歯を見ると最後位の第三臼歯が抜けてしまっている(図1)。この第三臼歯は死後抜け落ちやすいようで、ADW: Saimiri sciureus: SPECIMENSでも欠如している。

アジア・アフリカ生息のハヌマンラングールの頬歯と比べる(図2)と前後に狭く、内外に広い歯となっており、臼歯の尖がりが外側の二つだけで内側には尖がりは目立たない(図1)。前後より内外に広い頬歯を持つのはウサギの仲間がそうだった。

図1.リスザルSaimiri sciureusの頬歯
リスザルもハヌマンラングースも主に樹上性であり、木の葉や花、果実を食べ、さらにカタツムリや昆虫類も食べている。
図2.ハヌマンラングールSemnopitnecus entellusの頬歯
これら両者の頬歯の違いは系統上の差が大きいと感じる。
では、最後に曲鼻亜目のスローロリスの歯を見てもらう(図3)。ロリスの仲間の歯式は2・1・3・3である。このスローロリスは長くペットとして飼われていたせいか、臼歯は歯根近くまで擦り減って平になっている。手持ちの老ニホンザルの第三臼歯と同じ位擦り減っている(図4)。
図3.スローロリスNycticebus coucang
野生のスローロリスは主に果実や樹液を食べ、昆虫や鳥の卵なども食べ、その他を食べている。何を食べてこんなに臼歯が摩耗したのだろうか?
図4.老ニホンザルの頬歯 右第三臼歯の内側は歯根近くまで摩耗
結局、霊長類の頬歯の形状は、系統分化した時のものを持ち続けているようだ。その点、齧歯目の頬歯は多様だ。