「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年4月16日土曜日

高取山山頂には複数のサクラ  Some Sakura species on the top of Mt.Takatori

 宮ヶ瀬越の峠に近づくにつれて、ナガバノスミレサイシンが多くみられ、より白っぽいのやら青っぽい花があった(図1&2)。さらにはモミジイチゴが道の両側にたくさん群生しているかのようにあった(図3 & 4)。果実が熟すと空の500ccのペットボトルをすぐ満杯にできてしまう。それは野山で遊び回っている子供が考えることだなぁーと思う。子供の頃、線路沿いやお墓の周りに生えているエゾノクサイチゴ(モリイチゴ)?をたくさん採って缶詰の缶に容れそれをつぶして食べて楽しんだことがあった。このイチゴ、釧路に戻っても見なくなったが、キンシコウ調査で秦嶺山脈に入った時に尾根沿いに赤い実が生っているいるのを見つけて感激したものだ。

図1.白っぽいナガバノスミレサイシン
図2.青いナガバノスミレサイシン
図3.道右山側斜面のモミジイチゴ
図4.道左沢側のモミジイチゴ
宮ヶ瀬越で高取山への道をとる。テン糞を見つけたので写真を撮っていると、高取山方面から来た同年配の単独行の人に「スミレサイシンを撮っているの?」っと声を掛けられる。「イエ、糞です」っと応えると「テン糞ですね!」と返してくる。あらためてその人の顔や姿を見る。山歩きに慣れたザックと姿だ。娘は知人だと思ったようだ。さらにテン糞を見つける。
図5.8:53 テン糞 マーカーとして置いたのはモミジイチゴの葉
図10. 9:15 高取山山頂
高取山山頂でブランチにしようと思ったが、周りのサクラを撮って引き上げる。娘は展望台に登った。こちらは春霞の中では遠方は見えないだろうと思い止める(図11)。と云うよりは登っていく元気が無かった。高取山には数種類のサクラの木が植栽されているようだ(図12&13)。
図11. 山頂から望む
図12. まだ蕾で葉が既に展開しているヤマザクラ
図13. 白い八重咲


2022年4月14日木曜日

新型コロナウイルスで解らない事! What I can’t understand about Covid-19-Virus

新型コロナウイルスに感染するのは、
A:接触感染:ウイルスが付着したものに触った手で自分の目や口の粘膜に触ること、
B:飛沫感染:ウイルスを含む飛沫が目や目、口などの露出した粘膜に付着すること、
C:エアロゾル感染:空気中に漂うウイルスを吸い込むこと、
感染を防ぐには次の3密を避ける。
①密閉:換気の悪い閉じられた環境
②密集:狭い空間に多くの人が集まっている環境
③密接:お互いの距離が近く、特に会話をしている環境
っと国立感染症研究所は2022年3月28日に指針を出している。
密閉が悪いのはその場に感染者がいると感染者が出すウイルスがエアロゾルとなって漂うからだ。
密集が悪いのは同じように感染者がいると接触・飛沫ばかりでなくエアロゾル感染も起こり得る。
密接も密集と同じだ。

手洗いでAを防ぐことができる。マスクでBを防ぐことができる。
では、Cを防ぐには市販のマスクではエアロゾル感染を防ぎきれないのではないだろうか?
一般人がC:エアロゾル感染を防ぐ方法はあるのだろうか?
また、このコロナウイルスについての無症状の感染者と云うのはどういうことだろうか?
無症状の感染者がウイルスが検知されなくなっても後遺症が3割くらいの人に出るようだ。
コロナウイルスの感染者は次の①、②のタイプがある。
I:コロナウイルスの感染(ウイルス遺伝子の有無を調べるPCR検査で陽性)の症状がでる。
Ⅱ:無症状(PCR検査で陽性であっても症状がない)である。
しかし、もう一つのタイプもあるのではないだろうか?
Ⅲ:ウイルスは保有しているが、僅かであるためPCR検査でも確認されない。

ぼくはどうもⅢのタイプの人がかなりいるのではないかと考えている。
それはPCR検査で今日、陰性であっても3日後の検査では陽性となる人がいる。これは個人によって感染していても体力(免疫力)でウィルスを増えないように抑えているが、疲れなどから体力を落として3日後にはウィルスを抑える力が弱まったためである。もちろん逆もあり感染はして陽性であったが体力が増加したためウィルスを抑えることができる人である。

風邪をひいたが体力があるためちょっと鼻水が出る程度であったり、あるいは全く症状がでなかったり、さらには、鼻水ばかりでなく喉や頭もも痛く関節も痛く、肺炎になってしまう人がいたりする。

ぼくは、通常の体力の人の多くは、コロナウィルスに感染しても、感染ウィルスが少ないうちにウィルスを殺してしまっていると考えている。

エアロゾルは空気中に漂う大小の粒子である。
例えば、一人にⅢタイプの感染者が10秒間呼吸することによって10個のウイルスが放出されるとする。このタイプの人が一人で自室で生活していてもウイルスは増加もしないのでコロナにはならない。が、このⅢタイプの人が4人集まって狭い部屋にいると10秒間で40個のウイルスが漂うことになる。これが5人だと50個のウイルスが空気中に漂うことになる。
コロナ症状が出るのはウイルスを一度に50個吸い込むと疲れて体力が無い人は感染するのかもしれない。
あるいは、Ⅲタイプの人でも体力が落ちるとコロナ症状が出てくるのだろう。

ここで風邪もウイルスで感染し、感染するとこの風邪の症状を出すウイルスは200種類以上あるようだ。空気中には風邪ウイルスも新型コロナウイルスもあるいは食中毒を起こすノロウイルスも含む様々なウイルスが漂っている。ぼくらはその中でウイルスたちと上手くやっている。
感染予防のために3密を防げと言うが、ぼくらサルの仲間は集団で採食・移動し、休息する。休息時には互いに接触をする。サルたちがぼくらと違うのはいつも野外生活であり、3密の①密閉は避けられている。ヒトに進化し家に住むようになったから新型コロナウイルスにやられてしまうのかも知れない。

高取山・仏果山は花盛り! There are many kinds of flowers in Mt.Takatori & Mt.Buka

7時Justに大棚沢駐車場から離れる。仏果山登山口のバス停のところにはヤマブキが斜面を覆いかぶさるように咲いている((図1)。階段を登ると元気よくアカネが伸びてからまるところを探している(図2)。スギ林の中の薄暗い道を歩いていくとキブシの花や花穂がいくつも落ちている(図3)。小鳥が花の蜜を吸った時に、あるいは花の根もとをついばんだ時に落ちたのだろう。ヤママユガの抜け殻がおちている(図4)。娘はこちらは一歩一歩歩くのが歯がゆいようなので先に行かせる。
図1.7:06 ヤマブキの花 
図2.7:07 階段からアカネ

図3.7:26 キブシの花穂や花が散在
図4.7:33 ヤママユガの繭だね!
祠のところで娘は待っているかと思ったがここも素通りしていた(図5)。もう、汗が出てきているので上に羽織っていた薄手の半コートを脱いでザックに付ける。少し歩くと羽毛や鳥の羽根が散在している(図6)。猛禽にヒヨドリが襲われたのかな?しばらく歩いていくと娘が立ち止まっている。これはモグラ?そうモグラ塚だ(図7)!図の右にある木の根元には今朝の跡と思われるまだ湿った新しい黒土が二つも盛り上がっていた。モグラはここを移動して他地域へ分散しようとしていていて木の根が地表面を覆っているので苦労したようだ。
図5.7:36 祠だ!ここから平らな道が続く
図6.7:43 登山道下の斜面に鳥の羽毛や羽根が散らばる
図7.7:53 固い道の狭い部分にモグラ塚がいっぱい!
モグラ塚を過ぎて尾根を登る。娘に休み台がある所で待っていろ!っと叫ぶ。休み台で朝食としての菓子パンを食べる。温かいので上は半袖シャツに少し厚手のスポーツシャツだけで良い。シャツはもちろん肘まで巻くっている。休み台で10分も休まなかっただろう。ぼくはもっともっとゆっくりしていきたいのに娘はすぐ歩き出したので後を追う。すると、娘が立ち止まっている。流石にバテタかな?と思ったら糞があると指さす。え?本当だテン糞だ(図8)。
図8.8:22 娘が見つけたテン糞
おー、ミツバツツジが咲いている(図9)。先週、先々週とミツバツツジを求めて歩いたのに、ここでは早くもミツバツヅジだ。もちろん、側まで寄って撮る(図10)。
図9. 8:24 ミツバツツジが咲いている
図10. ミツバツツジ

2022年4月13日水曜日

サルの群れに遭遇! The encounter of macaque troop!

今朝5時半に家を出た。行先は高畑山であったが、途中で仏果山にする。同行者は娘。大棚沢の駐車場に車を置き、仏果山に登った。
何故、あんなに身軽なんだ!っと思いながらこちらはゼイゼイ言いながら登る。登りも下りも軽やかに歩く(図1)。〇〇で待っているようにと叫ぶ。
図1.すぐ見えなくなる娘
多くのパーティに会った。夫婦と思われる二人、ハイキング仲間の男たち、女たち、単独行の男女、高取山ではアンテナを立ててアマチュア無線をやっている人もいた。帰路、清川村を走っているとサルの群れに出会う(図2)。
図2.サルが左の端に写っている(娘が撮る)

2022年4月12日火曜日

タヌキはまだ冬の食物だ! A racoon dog eats still winter foods.

先日、高畑山へ続く稜線の尾根に登った時に拾ってきたタヌキ糞(図1)を洗った。
図1.タヌキ糞
キブシ種子、マメガキ種子、腐葉細片、節足動物外皮・脚、砂泥
キブシやマメガキの種子は厳冬期のテンやタヌキ、アナグマの食物だ。春になってもまだタヌキは冬の食べ物を漁っていることになる。もっとも、春とは言ってもタヌキたちには甘い桑の実もモミジイチゴやクサイチゴの実もまだ全く成っていないから、食べる物が無く、厳冬期以上に耐えがたい季節かもしれない。

冬季に飢えた植物食のサルやシカは冬芽や樹皮や草の根を食べて生き永らえる。しかし、彼らが餓死するのは春だ。サルやシカにとって大好きな新芽が芽生えてもそれを探して食べる体力が残っていないのだ。オイシイ物を目の前にして餓死することになる。タヌキは完全な雑食性なのでサルやシカよりも厳冬期を生き永らえることができる。

2022年4月11日月曜日

八重桜が咲き始めているので、洋ランは外だ! The orchids are out of doors, because the double cherry blossoms are in bloom.

我が家から100メートルくらい離れたところの家には何本もの八重桜が植えられていた。毎年満開になると数人の人たちで花が摘み取られた。それが塩漬けされたサクラの花茶になることを知った。ぼくは道明寺の桜餅も大好きだ。桜の葉の香りが良いので、いつも葉も一緒にたべる。花や葉を天婦羅にしても桜の香りがして旨い。

その八重桜が咲いていた土地の大半がマンションとなり、数本だけ残されているので、咲いているかどうか昼過ぎに見てきた。満開であった(図1)。

図1. 近所の満開の八重桜
八重桜が咲いていたので、我が室内の花が終わった洋ラン類を屋外に出した。八重桜が咲いたらもう霜が降りないようだ。つまり5度c以下の低温にはならないのだ。カトレアもデンドロ、セロジネもファレノプシスも外だ。5月になったら植え替えや株分けをしてやろう。

2022年4月9日土曜日

とうとうミツバツツジを近くで見る   At last I saw the flowers of Mitsuba tutuji very close by

御殿森ノ頭(図1)を出て、春ノ木丸方面に行くかどうかちょっと迷う(図2)。が、そこを素通りして進む。
図1. 14:09 御殿森ノ頭の手前にある道標

図2. 14:14 この道標の裏の尾根を行くと春ノ木丸へ
どんどん歩く。おー、フデリンドウだ(図3)!しかし、陽が当たっているのに花が開いていない。まだ早いのか?10メートルも歩かない内に今度はしっかり開花したフデリンドウだ(図4)!マメザクラもある(図5)。

図3. 14:32 フデリンドウ
図4.14:35 これはしっかり花が開いている
図6. 14:39 マメザクラ
そして、目的のミツバツツジをすぐ側で見つけたのだ(図7)! 斜面を2,3メートル下る。足場を固めてミツバツツジを見る。腰を下ろす。ようやくすぐ側であった初恋の人のような気持ちだ。ソメイヨシノのサクラも良いが、ぼくは初春のミツバツツジの薄ピンクの花が好きだ。尾根から2,300メートル離れた対岸の斜面に咲いていてもピンクのボンボリが灯ったようで良く解る。これからこの花の開花は標高の高い方にしだいに移行していく。
図7. 14:46 ミツバツツジ Rhododendron dilatatumだ!
少し、斜面を降りる。しかし、自分の目でしっかりこの花を見たい。さらに降りてツツジの花が目の前にあるところに来た。座って、ミツバツツジの花を見る(図8&9)。鳥終わった後、立ち上がり今度は直登だ木の枝や幹を頼りに自分を引き寄せすぐ登山道に上がる。すぐ道標がある。宮ケ瀬まで1キロだ(図10)!
図8.ミツバツツジ
図9. 14:48 ミツバツツジ
図10. 14:51 宮ケ瀬まで1.0キロだ!
もうすぐ登山道口だ。ん?これは?ミヤマカタバミだ(図11)。やったね!先日、伊勢沢林道を歩いた時にもこのカタバミを探したが以前あったところの様子がすっかり変わってしまい諦めていた。ここに来れば白い花のミヤマカタバミが見られるんだ!
図11. ミヤマカタバミの花
我が家の庭にはいつの間にかピンクのカタバミが蔓延るため、連れ合いは草むしりに熱心だ。しかし、採っても豆粒より小さな根茎?が残るためカタバミを採っても採っても逆に増えるばかりだ。その為、スズランやシランや黄色のフリージアが絶滅しかかっている。また、連れ合いがカタバミを採り始めたので、もうそのままにして置いた方が恐らく自滅するよ!っと根拠無く云った。除草剤を撒くのはイヤだし、困った!

2022年4月8日金曜日

タラの芽は旨い!  The shoots of Taranoki(Aralia elata)are good taste!

沢から出てしばらく林道を歩き、目的の登る尾根のところにやってくる。見上げる。何だか大変そう(図1)。が、一人だから誰にも気兼ねせずに好きなようにゆっくり登れば良いのだと自分に言い聞かせて図1の中央より少し左側の方から登り始める。図1の右側に巻くと仕事道がある。もちろんそこを歩く。っと大きなスミレだ!これはスミレサイシンの仲間だ!帰宅してやまぼうしさんから貰った「スミレの観察」(都高尾自然科学館)を見てナガバノスミレサイシンだと判る。このスミレが点在している。
図1.11:06 ここを登る
図2.11:13 ナガバノスミレサイシン
図3のシカ柵扉までは仕事道に使っているスギの間伐材が腐って道も途切れていたが、扉を潜ると道の土砂止めの丸太がしっかり残り快適な道になっている。ジグザグの道が続く(図4)。下から工事のブルの音が響いてきた。陽が当たって温かいし気持ちの良い登りだ。以前ならゼイゼイ息を切らしながらでも登ったが、今は一歩一歩ゆっくりだ。
図3.11:41 シカ柵の扉が開いている
図4.11:44 ジグザグに仕事道が続く
ジグザグ道には枯葉がたくさん積み重なっていてフワフワした布団の上を土足で歩いているような感じさえする。素足で歩いたら気持ちが良さそうだ。お!カモシカの糞だ(図5)。周りの立ち木にカモシカの角砥ぎの痕がないか見回しながら登る。おー、今度はタヌキのため糞だ(図6)。そう云えば以前(20200403)ここを歩いた時もタヌキのため糞があったのではないだろうか?っと思いPCのデーターを調べた。するとやはり同じ場所でタヌキ糞を見つけている。するとここのタヌキ家族は行動域を変えずに元気にくらしているんだ!あるいは、この辺りはタヌキにとっては生息環境が良いのだろう。

図5. 11:47 カモシカ糞
図6.11:55 タヌキのため糞
タヌキ糞を過ぎてまもなく陽がさんさんとそそぐ平坦な場所にやってきた。2年前にはここでタラの芽をたくさん採ったんだ。何本かのタラノキがある。しかし、タラの芽はまだ少し早い(図7)。ここで、ザックを下ろし、古い切り株に座って、お昼のインスタントラーメンを食べる用意をする。陽が当たり、暑い!ストーブをセットし、火をつけ、コッヘルに水を入れ採ってきたハルユキノシタやアケビの葉やシュートを入れ、折角だから写真のタラの芽を折り取りインスタントラーメンを半分容れる。すぐ、湯が沸き火を小さくする。暑いので、大きなシキミの木を背にしてお日様を避ける。火を止めてお椀にラーメンを空ける。先ず、ハルユキノシタの葉を口に入れる。ゴワゴワした感じがない。柔らかい。もっと採ってくるんだった。アケビの葉やシュートも柔らかく、もっともっと採ってくるんだった。ラーメンを食べ終わった後、タラの芽を食べる。ほろ苦く、旨い!やはりこれが一番旨い。今日はあれから3日過ぎたからタラの芽は伸びて葉を展開し始めているかな?あー、もったいない!
図7. 12:11 タラノキの芽
40分以上、この陽が当たって暑い場所で休んでいた。片づけてザックに荷物を入れ立ち上がる。シキミの花が目に飛び込んでくる(図8)。今までタラノキばかり探して気が付かなかった!周りのシキミはどれも花が咲いている。
ここからまた登りだ。少し登って休んでいた平なところを振り返る(図9)。しばらく登りが続く、仕事道が途絶え急な登りの箇所もあるが、立ち木があって捉まれるので歩きやすい。尾根から少しそれてシカ柵沿いに踏み分け道が続いている。
図8. 12:58 シキミの白い花
図9. 13:05 食事をした平坦なところを振り返る
稜線に着く。ここは少し風が強い(図10)。この稜線を南西に辿って行けば高畑山だ。登山道はすぐ東側を走っている。北東側に稜線を下れば登山道にぶつかる。2年前はこの稜線を下っていたら捕虫網を持ったチョウマニアのオジサンにあったのだ。今回はここで、ザックを枕に仰向けになって少し寝ることにする。久しぶりにこうやって空を見た(図12)。しかし、なんとなく腰の辺りがジワーっと冷たく感じる。10分くらいで立ち上がる。目を瞑ったが眠れなかった。これなら、ラーメンを食べたあの平坦地で寝るのだった。
図11. 13:32 稜線着
図12.  13:42 仰向けになり空を見上げる。
------大谷が出ているようだ。テレビで放映している。連れ合いは見ないのかい?と声をかけてくれる。------
稜線を北東に降りていくと登山道に出た。道標がある(図13)。なだらかな登山道を行く。見覚えがある御殿森ノ頭だ。ここでは丹沢実習の時に休憩しお昼を食べたりした場所だ。道標の上にカメラを乗せてセルフタイマーで自分を撮ろうとしたが、タイマーが上手く作動してくれないので手持ちで撮る(図14)。
図13. 13:51 宮ケ瀬まで2.7KMの道標
図14. 14:08 御殿ノ森で

2022年4月7日木曜日

春の花々が咲き始めている   Some flowers in Spring are begining to bloom.

宮ヶ瀬バス停近くの駐車場に車を置いて、早戸川林道を歩きだす。モリアオガエルの卵塊が見つかる沢沿いの湿った路肩にヤマネコノメがある(図1)。しかし、ここではないと思うが、早くもヒルにやられたのには驚いた。少々温かくなった日とは云えまだ4月に入ったばかりだ。まー、この温かさでヒルも活動を始めたのだ。次回からはヒル除け用に飽和食塩水を持っていこう。
図1.9:15 ヤマネコノメソウ
湖岸沿いに鉄柵にアケビが絡まっており、ぼくは葉やシュートをお昼のラーメン用に摘みながら歩いた。アケビの花が蕾だ(図2)。我が家の近くのアケビやムベは花が既に咲いている。
図2.9:30 アケビの蕾
モミジイチゴの花も咲いていた(図3)。おー、ヤマブキの花も咲いている(図4)。この花は遠方からも目立つ。あまり目立たないコクサギの花もさいている(図5)。水がはじけ飛んでいる沢の周りにはハルユキノシタが白い花を咲かせている(図6)。この葉も2枚摘む。金沢の対岸にはミツバツヅジが咲いている。しかし、三脚が無いので、ガードレールに固定して抑えてシャッターを押してもブレてしまう。とても1200ミリのズームは使えない。ブレが目立たないところでシャッターを押す(図7)。せっかく見つけたのに対岸なのでどうしょうもない。一昔前なら沢に降りただろうが、今はとてもそんな事はできない。

図3.9:35 モミジイチゴの花
図4.9:36 ヤマブキの花
図5.9:37 コクサギの花
図6.10:09 ハルユキノシタ
図7.10:20 対岸のミツバツヅジの花
おー、いつも気になるシカ柵のドアだ(図8)。踏み分け道がある。ここからはちょっと登るだけで上の稜線までいけそうだ。Geographicaを見る。その内ここを登ってみよう。稜線まで作業路があると良いのだが、、、。この場で立ち止まっていると、再び生コンを摘んだトラックが2台通りすぎる。このトラックは林道の補修工事のために生コンを運び往復している。2度追い抜かされたことになる。っと林道に覆うようにミツバツツジがある(図9)。見上げても3メートルくらい頭上だ。目の前1メートル以内でミツバツツジを見たい。
図8.10:21 シカ柵扉
図9.10:25 林道上のミツバウツギ
3月16日に歩いた沢沿いの道に入る。日当たりにキランソウが咲いていた(図10)。ここでヒルがふっついたのだろう。
図10. 10:31 キランソウ