「特定秘密保護法反対」
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2021年3月13日土曜日
この頭骨は誰? Who is this skull?
2021年3月12日金曜日
シカ、カモシカ、イノシシの後頭骨から見た種の同定 Species identyfy from based on the ocipital of Deer, Serow and Wild boar
先日、 CFさんが「みやがせ道」で見つけた頭骨が添付ファイルで送られてきた。しかし、その頭骨は前頭骨部分から前が欠落したものであり、CFさんが撮ったものも後頭顆から見たものであった。山中で見つける偶蹄類の頭骨は、歯や角を含む頭骨の全体がいつもあるわけではなく、多くは頭骨の一部である。今回は丹沢に生息する偶蹄類の頭骨の後頭骨部分が残っていた場合にそこから種を同定する手掛かりをアップする。
2021年3月11日木曜日
ビオトープ Biotope
久しぶりの境川遊水地への散歩であった。昨年の10月下旬以来だから4ヶ月半振りだ。ぼくが歩くのは約7キロのルートである。温かい日差しの中をコートを着ないで歩いた。身体も精神も温かい屋外を欲している。
2021年3月10日水曜日
小哺乳類の骨の特徴4):寛骨・仙骨 モグラ科の寛骨と仙骨は癒合・合体 The hipbone and sacrum of Talpidae are fused and united.
骨盤は寛骨と仙骨からなる。アカネズミの骨盤は左右の寛骨とその間にある仙骨が離れる。しかし、トガリネズミ目モグラ科のアズマモグラとヒミズの寛骨と仙骨は癒合・合体している(図1.の左の二個)。しかし、同じトガリネズミ目でもトガリネズミ科のジネズミとトガリネズミでは、寛骨と仙骨は離れる(図1の左から2個目と3個目)。この事が一般化できるのかどうか、まだ不確かである。恐らく、若いモグラ科の動物ならば当然(?当然でないかもしれない)、寛骨と仙骨はトガリネズミ科やアカネズミのように離れているだろう。さらに、胎児なら寛骨も腸骨と座骨、恥骨に分離しているかもしれない。
しかし、ぼくが拾った動物たちでは、図1のような結果だった。
2021年3月6日土曜日
モグラの性別は? The gender of mole?
2021年3月5日金曜日
小哺乳類の骨の特徴3):大腿骨と脛骨・腓骨 トガリネズミはモグラよりも足首を動かせない? Shrews can't move their ankles than moles?
2021年3月4日木曜日
ハクモクレン? Is this flower white lily magnolia?
昨日、昼過ぎ風が強いが散歩をした。古い家の庭にハクモクレンor コブシかな?っと思う白く大きな花が咲いている木があった。もう少し、花が開くと花弁の枚数が判るのだが、、、、。明日か明後日またここまで散歩にくると花弁の数が判るだろう。これはコブシだろうか?
2021年3月2日火曜日
小哺乳類の骨の特徴:2)上腕骨 トガリネズミの上腕骨はヒミズと同形 The characters of small mammals' bone: 2) Humerus The humerus of shrew is almost same as shrew-mole
上腕骨:トガリネズミ目のモグラ科のアズマモグラやヒミズは地中でトンネルを掘って生活している。そのため、上腕骨はアカネズミの形状とは大きく違っている。モグラの上腕骨(図3,5)は脊柱に対して横に出ており、トンネル内の土の下の土を掘るのではなく横の土を掘るような骨の構造になっている。さらに何とトガリネズミの上腕骨(図11,12)はヒミズのもの(図7,8)ものとほぼ同じ形だ。
2021年3月1日月曜日
白いジンチョウゲが咲き出した! The White Daphne came into bloom!
2021年2月28日日曜日
テン糞やフクロウのペリットの小哺乳類(トガリネズミ目)の骨片の区別1) The discrimination of small mammals' bones in the marten's scats and /or the owl pellets1)
テン糞などの動物糞の内容物を調べていて、獣毛が混入していれば哺乳動物を食べたことが判る。更に、歯が見つかればほぼ食べた動物を同定できる。しかし、歯が混入していなくて、上肢や下肢の骨片の端っこが出てくることが多い。
今回は先ず、モグラやヒミズ、ジネズミ、トガリネズミなどの手持ちの骨から、上記の動物たちの1)肩甲骨、2)上腕骨+尺骨・橈骨、3)骨盤(寛骨+仙骨)、4)大腿骨+脛骨・腓骨をアカネズミのそれぞれの骨を対照させて違いを際立たせてみたい。
1):肩甲骨 Scapula
アカネズミの肩甲骨の形状(図1)は日本の陸生の他の哺乳類のものと大きな違いがない。食肉目のイヌやネコ、鯨偶蹄目のシカやカモシカ、ウサギ形目のノウサギやカイウサギ、齧歯目のリスやムササビの肩甲骨もアカネズミの肩甲骨と相似形をしている。この骨の相似は多くの動物たちに共通している事である。だから、ラットならラットの一種類の動物の骨格を覚えたなら、上腕骨、尺骨、大腿骨、脛骨など他の動物たちに応用が利く。
尚、小哺乳類の大きさの対照させたアカネズミはニホンリスなどと比較しても非常に小さく(図2)、テンなどの餌食になりやすいからである。リスなどの骨片が糞内容物に含まれていれば骨の大きさからトガリネズミ目か野山のネズミ科の動物との違いが判る。但し、ヤマネの骨に関してはテン糞内容物として臼歯と一緒にでてきた骨片だけなので、上肢・下肢、骨盤などの大きさは不明である。