「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年4月12日日曜日

1)仏果山登山口・宮ヶ瀬越・高取山ルートのテン糞の内容物 The contents of marten's feces on the route 1)

大棚沢駐車場から高取山・仏果山のルートで見つけ持ち帰った食肉目の糞は、テン糞は30個、アナグマ糞1個とタヌキ糞1個を拾ってきた。この内、テン糞(27)とアナグマ糞だと思って拾ってきた糞は草食性のガンカモの糞であった。また、テン糞24が見当たらなく、山中どこかで紛失したようだ。
拾ってきたテン糞を1)仏果山登山口から宮ヶ瀬越・高取山の道沿い、2)宮ヶ瀬越から仏果山まで、3)仏果山から土山峠に分けてまとめた。
1)のルートでは10個のテン糞を拾い、鳥やノウサギ、大型獣を食べたと思われる糞が4個あり、ムカデや昆虫を食べており、腐葉砕片が6個の糞にあった。腐葉砕片は腐葉層に生息する昆虫やムカデを食べる時に選り分けられるに食べたと思われる。鳥は巣作りをしている鳥を夜獲ったのだろう。
テン糞1
腐葉砕片、昆虫脚2種類・翅2種類・外骨格
テン糞2
腐葉砕片、ムカデ5cm2匹、大型昆虫脚・翅・触覚、大型獣毛2~6cm
何故か、シカかカモシカの毛と思われる大型獣の保護(外)毛が5,6本見つかった。
テン糞3
ムカデ5cm、膜翅目翅・肢・肢・頭部、昆虫脚・外骨格
 テン糞4
羽毛だけ
テン糞5
羽毛多数、鳥の靭帯と思われる不明動物質
テン糞6
腐葉砕片、ムカデ4.5cm、土砂
テン糞7
腐葉砕片、膜翅目腹部

テン糞8
腐葉砕片、ムカデ5cm
テン糞9
 腐葉砕片、昆虫翅
テン糞10
ムカデ外皮、哺乳類下毛(綿毛)多数・保護毛(外毛)4~6cm細い・骨片1~8mm多数・靭帯(ノウサギ?)
ノウサギ?っとしたのは保護毛が細く、6cmと長いのもあり、また、柔らかい下毛が多数あったので、ノウサギとした。

2020年4月11日土曜日

仏果山から大棚沢駐車場へ From Mt.Bukkasan to Ohtanasawa parking area

仏果山からぼくらは革籠石山方面に向かう。すぐテン糞を見つけ(図1)て、鎖場となっているザイルや鎖が連なる急な道を下りる。娘はさっさと軽やかに何でもないように下りて、こちらの下りるのを見ている。ストックを仕舞えば!と叫ぶ。見られて何ともイヤだ!ジイサン下りとなっているのだろう。ミツバツヅジが咲いている(図2)のを見つけたので、坂の途中で写真を撮って余裕があるところを見せる。何と急坂の岩の上にもテン糞だ!余裕をもって撮り(図3)、拾う。
図1.11:16 テン糞24がある
図2. 咲いているミツバツヅジ
図3.11:22 岩の上にテン糞25
ホタルカズラが咲いていたので、撮っていたら、単独行の人がやって来たきので、少し下りて先に行ってもらい、再び戻ってホタルカズラを撮る(図4)。ヤマブキも咲いている(図5)。近くでミツバツツジだ(図6)。
図4. ホタルカズラがたくさん咲いている
 図5. ヤマブキ
図6. 眼下の街をバックに、ミツバツツジは綺麗
娘が、ここにたくさん糞があると叫ぶ。みるとタヌキのタメ糞だ(図7)!拾って小袋に入れていると揃いの作業着を着て赤白のポールを持った男二人に若い女子1人がやってきた。靴は革の黒い長靴だ。測量のようだ。若い女子はどのような学部を卒業したのだろうか?大変な作業だ!ぼくもつい2、3年前までは伐採や測量などの山の仕事をしてお金を得られる人たちが羨ましかったのだ。
図7.11:45 タヌキのタメ糞 何をタヌキは食べているかな?
タテハチョウの仲間にしては少し小さいチョウが枯葉に止まった。図鑑で調べたが同定できず。タテハチョウ科に間違いないと思うのだが、、、。手持ちの図鑑を調べても見当たらず。どなたか教えて!
図8.12:14 タテハチョウの仲間しては小さい
マメザクラの花がたくさん落ちている。シジュウカラの仲間が花の子房のあたりを横から突いて穴を開け蜜を吸って落としたのだ。また、アナグマが地面を掘って地中にいた昆虫などを掘り起こした跡がある(図10)。
図9. マメザクラの花が花弁がついたまま落ちている
図10. アナグマの堀り跡だ
仏果山を発つ時に出会った二人のパーティが後ろからやってきたので、道を譲る。二人はすぐ見えなくなる。その後、中年夫婦のパーティにも追い抜かれる。娘は皆早いね!っと云う。うん、でももう少し周りを見ながら歩くともっともっと山歩きの楽しみが生まれるのにと思う。
エビネが数か所にたくさんある斜面の道を歩きながらときどき斜面を登ってエビネの花芽の状態を見た(図11)。地中から筆の先のような花芽を2センチ程伸ばしている。2週間後には綺麗な花を咲かせていることだろう。
図11. エビネの花芽が少し出ている
バス道路の方からひっきりなしに走る車やバイクの音が上がってくる。ミミガタテンナンショウは花を咲かせている(図12)。
13時43分に土山峠に出た(図13)。バス停で宮ヶ瀬方面に行く時間をみると22分だ。後30分近く待たなければならないので、即歩くことにする。トラックが通ると引き込まれそうになる。娘は早い早い、50メートルくらいの距離だったのが、100メートル以上引き離されとうとう姿が見えなくなった。駐車場の近くでニガイチゴの花(図14)を撮り、車に着いたのが14時20分だった。車に乗りこみ、帰りは娘が運転だ。エンジンを掛けたら乗ろうとしたバスが走っていった。
帰ってきてすぐ風呂を沸かし、拾ってきたたくさんの糞を庭の水道栓のところに持っていき、袋の中に水を容れて明日の糞洗いに備える。
図12. ミミガタテンナンショウが咲いている
図13. 土山峠着
図14. 駐車場付近のニガイチゴの花

2020年4月10日金曜日

高取山から仏果山へ  From Mt.Takatoriyama to Mt.Bukkasan

高取山を出て、宮ヶ瀬越を過ぎ、快調に歩いていたら、先を歩いていた娘がここに糞があると教えてくれる。おー、尾根では珍しいアナグマ糞(図1)だ。さらに、テン糞をいくつも見つけ拾った。モグラのトンネルで土が盛り上がっている(図2)。
図1. おー、これはアナグマ糞だ!違うこれは鳥のカモ糞だった!
図2. モグラのトンネルだ!
図3. 娘の歩きは早い!
 ミヤマシキミの枝の先端部が何者かによって噛み取られている。引きちぎった痕が良く判る(図4)。誰が食べたのだろう。この2,3年前から食べられる草や木が少なくなったため、ミヤマシキミのような毒のある植物をも食べるようになった。
図4. ミヤマシキミの先端部が噛み取られている
11個目のテン糞だ。これから仏果山まで13個ものテン糞を見つけることになる。こんなにこのルートでテン糞があるのは珍しい。
図5. テン糞11 何を食べた糞かな?
仏果山の山頂直下の丸太道があるところのミツバツチグリが陽を浴びて黄色の花を開いている(図5)。
図6.ミツバツチグリ
10時35分に仏果山山頂に到着だ。ぼくはザックを下ろし水を飲んでから展望台にいる娘を追う。周りの山々(図6~8)を娘に説明していると登山者が一人きたようだ。おじさんが来たと娘が云う。写真を撮り終わって下に下りると、単独行のおじさん(ぼくよりも20歳以上は若い)は展望台に上る。お湯を沸かして持ってきた味噌汁を飲みながら早いお昼を食べていると、中年の夫婦がやってきて、ぼくらから離れた場所に座る。食べ終わり、出発すると、中年男子の二人連れが宮ヶ瀬越の方からやってくる。彼ら二人と近づかないようにするため、行き過ぎるのを待つ。一人は今流行りの短パンの山ガール風の登山スタイルだ。いつも思うのはイバラが蔓延るブッシュの中は歩けないだろう。整備された登山道のあるところだけのスタイルだ!
図7. 中央右奥の高い山()は丹沢一の蛭ヶ岳1673m
晴れていると山頂の蛭ヶ岳山荘が見える
図8. 中央左の高い山は大山1252m
山頂にいくつかのアンテナが見えるのだが、、
図9. 高取山の展望台が見える(クリックして拡大)
図10. マメザクラが満開だ!
 展望台の足元にヒトリシズカが6、7本出て咲いている(図10)。
図11. ヒトリシズカ

2020年4月9日木曜日

大棚沢駐車場から高取山・仏果山へ2)from Ohtanasawa parking area to Mt.Takatoriyama and Mt.Bukkasan

昨日の山歩きで、鳴いていた鳥がいく種類かあったが、誰が鳴いているのか判ったのは、ウグイス、シジュウカラ、カケス、ヒヨドリで、ヤマガラを2度も見つけたがどんな鳴き声か判らなかった。また、高取山でブランチを食べている時にトビが2羽、顔がはっきり見えるくらい近くまで寄ってきた。この場でエサをやるハイカーがいるのかも知れない。
登山道にテン糞をまた見つけた(図1)。道の山側のスギ林にナガバノスミレサイシンが一輪さいている(図2)。葉がなければぼくはタチツボスミレとの区別ができない。
図1.7:40 今朝のテン糞2
何を食べた糞だろうか?
図2. 7:43 ナガバノスイレサイシン
今回の山歩きを高取山、仏果山を目的にしたのは、ミツバツツジの花を見るためであった。咲いているが、まだ満開とは云えない。花の満開の時にドンピシャリと出合えるのは難しい。でも花が見られて嬉しい!
図3. 8:00 おー、ミツバツツジだ! 
図3'. ミツバツツジの花
また、ナガバノスミレサイシンを見つける。以降、高取山・仏果山までタチツボスミレとナガバノスミレサイシンがたくさん見られた。
図4. 8:07 ナガバノスミレサイシンだ!
図4'. 8:22 ナガバノスミレサイシン
宮ヶ瀬越近くの登山道の両脇の斜面にはモミジイチゴ(図5)の大群落があった。この果実の時季の動物たちの糞にはこの種子がたくさん入っている。人にも美味しいが動物たちにとっては大事な食物だ!駐車場付近では、クサイチゴやニガイチゴの花が咲いているが、上の方ではクサイチゴやニガイチゴの開花はまだだ。
図5. モミジイチゴの満開の花
図6. 8:28 宮ヶ瀬越だ!
アセビの花がまだ咲いている(図8)。この場所は風が通り抜けるので少し寒いのだろう。宮ヶ瀬越からこのアセビの間の400メートル若の間に4個ものテン糞を見つける。娘が奇妙な物を見つける。木に寄生しているサルノコシカケ科のキノコの仲間(図8)のようだ。すごく堅い!色と硬さからヒトクチタケかな?
図7. 8:52 アセビの花
図8. ヒトクチタケかな?
9時頃に高取山に到着す。娘は展望台に上っていくが、こちらは休み台に座って、朝飯代わりのアメリンカンドックをサーモの熱いウーロン茶と共に食べる。トビが異様に近くまで寄ってくる。休み台の足元に古いテン糞を見つける(図9)。高取山の標識にはコロナへの注意書きが貼られている(図10)、同じ物が山頂の他の場にも何枚か貼られていた。二人の記念写真を撮って出発9時20分に出発だ。
図9.休み台の足元にあった少し古いテン糞10
表面に哺乳類の毛が浮き出している。誰を食べたのかな?
 図10. 新型コロナウィルスによる通行止め

2020年4月8日水曜日

大棚沢駐車場から高取山・仏果山へ From Ohtanasawa parking area to Mt.Takatoriyama and Mt.Bukkasan

今朝は5時半に家を出て、大棚沢駐車場から高取山に向かったのはまだ7時10分前であった。今日は、娘との山歩きだ。駐車場の側にカキドオシ(図1)が群生していた。まだ、少し肌寒い。仏果山登山口のバス停から階段を登るとそこにはキランソウ(図2)が咲いており、スギ林の中の道を歩いていくとゼンマイ(図3)が顔を出していた。いただくことにする。アナグマが土壌動物を探すために掘り起こした跡(図4)があり、娘がテン糞(図5)を教えてくれる。
このテン糞から今日は、何と30個以上のテン糞を見つけ、さらに、タヌキのタメ糞やアナグマ糞なども見つけたため、手持ちの糞入れ用の小さなビニール袋が無くなり、後は糞を見つけても素通りせざるを得なかった。こんなにテン糞を見つけ拾ったのは初めてだ!
図1. カキドオシ
図2. キランソウ
図3.ゼンマイ
図4. アナグマの掘り起し
図5. テン糞だ!
図3. 歩いたGPS上のルート
歩いた距離は13.2キロ