2月にヤマアカゲエルが水場に産卵し、現在はもう可愛いオタマジャクシになっている。
昨日、土山峠の湖畔に沿った林道上にあったのは、
水が何もない林道のど真ん中にあったカエルの卵塊だ。
100メートルくらい離れている4カ所にあった。
当然、干からびて死んでしまうと思われる。
これは昨日携帯からアップしたもの。
これは、前日くらいに産んだものかな?
これも2日前くらいに産んだのかな?
表面が乾いてきて、触ると粘る。
こんな状態のを上の三か所ばかりでなくもう一カ所でもあった。
そこには1メートルも離れていない近くに水が溜まっているところもある。
この路肩のコンクリートの穴は深さ50センチくらいあり、雨水がたまっている。
この穴の水は干上がることはない。
何故、ここに卵を産まないのか?
最後の一塊は両手ですくってこの穴に容れてやった。
すごい粘性があり手から溢れても崩れ落ちる事がなかった。
(この卵を産んだカエルには申し訳ない事をしたのかもしれないと思っているのだ。)
上の林道の左側は宮ヶ瀬湖である。
この林道で卵を産んだカエルは水の中に卵を産む習性が無いカエルだと思うが、
いかがだろうか?
モリアオガエルは水の真上の木の枝や葉に卵を産む。
孵化したオタマは水に落ちるという仕組みだ。
林道の上に卵を産むカエルは、孵化したオタマはすぐカエルになって山に行くのか?
あるいは、1週間もしないで孵化しカエルになってこの場から離れるのか?
アフリカでも不思議なオタマやカエルの発生を見たので、調べたが、
カエルの生活史は奇妙な、想像を絶するものがいる。
しかし、ここは日本である。