「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年10月24日月曜日

秋の花:ホトトギス

先日の強風を伴う台風で、我が家に秋の草花も互いにぶつかり合い
こすれて、花芽のついた枝も引きちぎれていたのですが、
ホトトギス、シュウメイギク、小菊たちが花をつけ始めております。

このホトトギス、以前あったタイワンホトトギスとは違う。
ヤマホトトギスを改良した園芸種かな?より可憐な感じがするし、花弁に先の青紫がポイントだ。
とにかく、秋だ、秋真っ盛りだ!
連れ合いのサラダには固いカキの実がはいり、クリご飯やイモご飯が出る。
デザートのフルーツは早くも早生の温州ミカンだ。

2011年10月23日日曜日

日本の秋への憧れ!

前の家の柿が今年も大きな実をつけている。
北海道生まれのぼくにとっては、柿の実は日本の秋の象徴として
半分憧れにちかいようなものがある。
高校の修学旅行で奈良、京都を回った時、庭先に出た枝にカキがなっていたのを
2、3個もぎ取って、バスの中の友人たちと分けて食べた時のことを思い出す。
ガブっと齧った途端、あきれる程の渋さだったのだ。
口の中に広がった渋がしばらくとれなかった。
柔らかいのに渋いカキがあるなんて知らなかったのだ。
当時の教科書には、日本の秋の風景として柿の実がなっているものがあった。
桜の花や梅の花、梅雨から始まって、教科書に載る風景や話しの多くは
北海道釧路の現状とは程遠いものであった。
柿の実、竹がある風景は、遠い内地への憧れに近いものだった。
そんな憧れの地にぼくは今住んでいることになる。

2011年10月21日金曜日

江戸川動物園

江戸川動物園に向かう。正面にはスカイツリーが見える。
この道をまっすぐ行くと江戸川動物園だ。
この辺りは自分の庭のように知っているというY君が案内だ。
動物園は10時から開園だった。
20分くらい待つ。

開園とほぼ同時に入ったはずなのにもう、小学生や幼稚園の団体さんで
賑わっている。
ぼくらは、ジェフロクモザルの檻に直行だ。
学生、一人一人に対象とする個体を決めてもらう。
妊娠しているメスが目立った。
5~10分間隔で行動を記録してもらう。
あるいは、行動や状況の変わり目毎に時間を記録し、行動を記載する。
30分もしない内に全ての個体が中へ入ってしまった。
全く、観察することができなくなってしまい、しぶしぶ学校へ戻る。

この個体は尾で自分の身体を支えている。
クモザルは手の指が4本である。親指が消失している。
腕渡り(ブラキエーション)をすると親指が邪魔になるのだ。
この個体の性別はわかるかな? 
イヤ、この個体はメスである。
中南米のサルたちは、メスのクリトリスはオスのペニス同様に大きい。
自分の尾で自分の体重を支えられるのはこのクモザル科の仲間だけである。
アジア・アフリカのサルでも尾の長いサルはたくさんいるが、尾で自分の体重を支えることはできない。尾で物を掴むことができるのもクモザルの仲間だけだ。


秋のキク科の花々!

経ヶ岳の続き
今日は、これから専門学校、ワイルド・ライフ・ガイドという授業で、
近くの江戸川動物園に行って、動物たちの個体間関係のデーターや日周活動などの
データーの取り方をやる予定。

経ヶ岳への登りの途中で、コウヤボウキが今が盛りと咲いていました。
かわいく小さな花だ。
このアザミの仲間も、なんだかカンザシを頭にたくさんつけているようだ。 
リュウノウギクが一つ咲いていた。
この花は岩棚で咲いているのが似合うから面白い。
あと半月もすると仏果山の稜線のリュウノウギクも咲き競うのだ。 
それにしても先日の台風の爪痕がたくさん残っていた。
野生動物たちの痕跡は、シカの足跡と多数のイノシシの掘り起しがあった。
探し求めた、ウンチは見つけられなかった。

2011年10月20日木曜日

半原越・経ヶ岳

今朝、8時頃、思い立って経ヶ岳へ行ってきた。
来週の丹沢実習のコースに仏果山・半原越・経ヶ岳・坂尻の
下見である。
法華林道は先日の台風のすさまじさを物語るように
到る所で大きな木が倒れたようで、車が通れるように切られている。
それは、半原越に車を停める。赤いノボリ旗が閃いている。
近寄って見ると、「管理捕獲実施中」と書かれている。
シカの個体数調節のために、捕獲?ではないだろう。射殺を行っているようだ。
経ヶ岳まで登る。
林道脇の緑が目に飛び込む。
シカたちはこの辺りは危険だから、別の処に移動してしまったのか?

風が晩秋のように冷たく感じる。
大山方面を見ても雲が覆っている。 

カンアオイの花が咲き始めた。
この花は日照時間が短くなると咲くの?それとも寒くなると咲くのかな? 
登山道沿いの花々を写真に撮りながら、動物の糞を探すが見当たらず。

半原越に戻り、田代へ行く林道を歩く。
見慣れない足跡だ!
ずいぶん大きい。
これなんの足跡か判るかな?
肌寒い天気模様であった。
上の、半原越のノボリ旗がはためいている林道沿いは、
写真でも気が付くように、割りに緑が見られた。
シカが、この辺りから逃げてしまったのかな?
そう簡単には逃げていないようだ。
上の〇〇の足跡の近くにシカの足跡もあった。
しかし、個体数が減っているのだろう。
緑が何よりの証拠だ。

2011年10月19日水曜日

飲み会の帰り!どうぞ

二時間の飲み放題であった。
胃腸が不快だったのだが、胃腸をアルコール消毒した。
結果、胃のムカつきは消え失せた。
が、まだ分からないのだ。
電車の中は会社帰りの人たちばかり。
ぼくの前に立っている若いサラリーマンがいる。
ゴメン!

飲み会

家を4時半に出る。
これから相模大野の駅前の飲み屋で、友人との飲み会だ。
こんな時間に何も持たないで出かけることはない事だ。
帰宅途中のサラリーマンや学生がいるのでなんとなく恥ずかしい感じがする。
ホームの前に並んでいたので、電車のドアが空いた時も、座ろという気持ちはまったくない。
お勤めご苦労様!どうぞ座って!
という気持ちだ。

2011年10月18日火曜日

林道も沢もオニグルミがいっぱい!

林道を歩くと、登山靴の下でオニグルミの実が割れる音、
グシッ、バチッツ割れるのは、たいてい果皮が黒褐色になっている果肉が腐ってしまったものだ。
林道には、そんなクルミをリスやネズミが食べているフィールドサインの食痕が転がっている。
斜面を転がり落ちてきたオニグルミの果実が、沢へ落ち。
水の流れに運ばれて淵になるようなところではオニグルミの実が固まっている。


こうやって、オニグルミはリスに貯蓄されて忘れ去られて生まれたところから分散するばかりでなく、丸い果実なので斜面をころがり、沢の流れに運ばれてきっと海まで運ばれていく果実があるのだろう。しかし、海岸沿いにオニグルミの木を見たことがない。
中には、アザラシが川を遡上するように、山のオニグルミが海岸の砂地に芽を出すかもしれないと思っている。楽しい想像だ!


2011年10月17日月曜日

タヌキもテンもサルナシを食べている

この尾根のこの場所にはいつもタヌキのタメ糞がある。
そのタメ糞にはコガネムシくらいの糞虫が3ぴき糞を千切って
地中に潜りこもぅとしている。
この糞を採集し、水洗いしたら、黒く見える大半は土壌動物と言われる
ミミズやハサミムシやカマドウマや他の節足動物の外骨格である。
種子としては、サルナシとヤマボウシのものだ。

ようやくサルナシの種子が出始めてきたことになる。 
上のタヌキのタメ糞がいつもあるところは下図の図中のタメ糞1のところである。 
猿ヶ島617.2メートルあたりは10畳くらいの広さの平らな部分があり、
そこにはウラジロノキの果実がたくさん落ちている。
これは人が食べてもリンゴのような味がする果実である。
だから、再び、見つけたタネキのタメ糞2の内容物には
ウラジロノキの果実が食べた痕跡としての種子が出てくることが期待された。
タヌキのタメ糞2の場所のタメ糞、
水洗いすると、節足動物や環形動物の外骨格が半分で、
他は、サルナシの種子だけだった。
期待したウラジロノキの果実の種子は出てこなかった。 
湖岸の道路で、見つけたテン糞は、サルナシの種子と果皮からなっていた。
洗ったのだが、他のものは出てこなかった。 
ヤマボウシはまだ、木に果実がついていたり、落ちているものもある。
サルナシは落ちているのは前回のハタチガ沢で見つけただけだ。
ほとんどすべてが木にまだしっかりついている。しかもまだ固いのだ。
テンがサルナシ食いをするのは理解できる。テンは木に登れる。
タヌキのタメ糞から何故サルナシの種子がでてくるのだろう?
台風で落ちたものを拾っているとしか思えない。
ヤマボウシ食いも落下したものを食べているのだろう。
テンやサルは新鮮な木になっているものを食べ、タヌキは落ちたものを拾い食いだ。
でも、なぜタヌキはウラジロノキの実を食べないのか?
来月になったら、糞中からでてくるくかな?楽しみだ!

2011年10月16日日曜日

ほんの少しの登山気分

先日の宮ヶ瀬尾根の続き、
宮ヶ瀬尾根の617ピーク・猿ヶ島から尾根沿いに525ピークまでに、ほんの少し、
登山気分を味わえる場所がある。
猿ヶ島で小休憩をとり、北方へ尾根沿いに進むとすぐにシカ柵にぶつかる
ここで、尾根は北方へと北西への尾根に分かれる。
シカ柵の西側(左側)に回り、北西への尾根を下る。
左右(東西)が見渡せる細尾根にでる。
ここは、たぶん考えもしない伐採をしたためだろう。
木が倒れ尾根が崩壊し始めている。
崖にはコウヤボウキが咲いている。
こういうところでの花はなぜか美しい。 
ヤシソウがようやく根付いている。 
高畑山方向を見る。手前の尾根は鍋嵐につづく北尾根だ! 
短く小さな葉のツガの大木がある。 
ここを過ぎて、少し登ればピーク525だ。
ピーク525のあたりも伐採され、しっかりした道標まである。
将来、ハイキングコースにでもするのかな?
写真の奥からやってきた。
617ピークの猿ヶ島から上の写真の525ピークの道標がある場所まで、
わずか600メートルだ。豪雨強風、積雪の時は危険かもしれない。
ただ、何度もここで取り上げるように、
この一帯は下草が無いのがなんとも悲しく、気味悪くも思う。