「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年6月3日木曜日

テイカカズラの花の香り!

香りの良い花が大好きだ。
初春はジンチョウゲから始まり、今、テイカカズラやスイカズラが咲いている。
こんなに良い香りを撒き散らしているのは、虫たちを呼び寄せて受粉してもらう工夫なの?
それにしては多くのチョウや虫たちが集まっている訳ではない。

ジンチョウゲが花開く時季は虫たちも出回っていない時期だ。
さらには、秋のキンモクセイが咲く時季ももう虫たちが越冬し始めている時季だ。
花の良い香りはどのようにして進化して作られてきたのだろう?

2010年6月2日水曜日

ホタルブクロが咲いている!

昨日、学校から帰ってきて庭にでた。
ウメの木は元気な手を伸ばすように、たくさんの徒長枝が、、、。
ナツツバキも葉が生い茂り、すっかり初夏の様子だ。
光りをもとめてホタルブクロが伸び、花が咲いている。

長芋のツルも伸びて、今年もムカゴがたくさん採れそうだ。
ユリたちの頭の様子がおかしい。アブラムシだ。
アブラムシがスカシユリを除くユリたちの蕾や葉の汁を吸っているのだ。
今年は花が見られないようだ。もっと早く気づいていれば取ってやったのに、、。
ホタルブクロやドクダミはアブラムシにもナメクジにもやられない。

2010年6月1日火曜日

マツオウジの味・香り・感触と!

先週木曜日に「祠の分岐」で採ってきたキノコのマツオウジ
これを食べてみた。
どの本にも書かれているように苦い!
湯でこぼすして苦味をとると書かれている。
それでも苦味が残る。
感触は、アワビだ。すごく引き締まっている。
エリンギのようだとも言える。
短冊状に細く切って、湯でこぼしたのを炒めものにしたら良いかもしれない。
何やかにや唸りながら半分以上は食べた。

頭骨について書いていた本の再校ゲラの見直しが終わった。

「頭骨コレクション」-頭骨が語る動物の暮らし-

というタイトルで築地書館から今月下旬に出版されます。
ようやく呑めるかな!とも思っております。
皆様には大変感謝しております。

2010年5月31日月曜日

国立科学博物館:ラベルを見て ん?



上野の国立科学博物館で気になるラベルがある。
それは昨年も気がついたのだが、見間違えかも知れないと思っていたのだった。
常設展示のゴリラ(頭の毛が赤いのでニシゴリラだ!)の剥製である。
このラベルが霊長目オランウータン科となっている。
以前、ゴリラ・チンパンジー・オランウータンはヒト科と区別するために、
オランウータン科とされたこともあった。
しかし、もうかなり前からヒト上科に含まれる、テナガザル、オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ヒトは、テナガザル科、オランウータン科、ヒト科の3つの科に分類された。
テナガザル科は変わらない。
オランウータンはゴリラ・チンパンジー・ヒトの系統から早くに枝分かれした。
オランウータン科はオランウータンだけ、
ゴリラ・チンパンジー・ヒトはヒト科に含まれる。

このラベルの内容が変わらないのは、担当の研究学芸員が類人猿やヒトの進化・系統に関して、特別の概念を持っているのだろう。

2010年5月30日日曜日

続)動物園関係者との山歩き

宮ヶ瀬尾根を歩いていて、直径15センチくらいのキノコを見つける。
イグチの仲間だ。ゲットする。
イノシシ糞だ!
ヤマボウシさんのブログで見たササバギンランだ!
ジャケツイバラが満開だ。
花は鮮やかな黄色で森を明るくしている。
が、このツルの大きな棘には悩まされる。
「祠の分岐」でゲットしたイグチを手でちぎってインスタントラーメンに入れて食べる。
残りを夕食の味噌汁にも入れる。美味い!
が、名前を同定できず。食べる前にちゃんと調べるんだった!バカだねぇー!

祠の分岐のアカマツの枯れ木に大きなキノコが出ている。
動物園の若者がチンパンジーのように木の枝を駆使して採ってくれる。
持ち帰って調べたが解からず。美味しそうなので冷蔵庫に保存中。
物見峠から唐沢林道を歩くと、ヤマボウシの白い花が満開だ。
これほどたくさん咲いている木も珍しい。
サルナシのオス木だ。雄花が咲いている。
そして、逢えた逢えた、とうとう逢えた。匂いで恋しい女王とわかった。
ここには2本のバイカウツギがあった。GPSにポイントをチェック。
巨大とも思えるような、2、3日前のサル糞あり、サルの群れが林道を歩いたようで、
同日のいくつかのサル糞があった。
雨が降りそうで、時々ポツポツと落ちたが初夏の丹沢を楽しんだ。

2010年5月29日土曜日

大哺乳類展 陸のなかまたち


専門学校生5人と上野の国立科学博物館で行なわれている「大哺乳類展」

水牛とヘラジカのトロフィー
角や毛皮に触ることができた。
骨格の多様性では展示の骨格と説明を付き合わせるのが困難。
もっと、じっくり見たいと思っても押し出されるように進まなくてはいけない。

1)哺乳類の来た道
2)からだ
3)くらし
4)自然を記録した人たち
5)共に生きる

3)くらしのコーナーのヒグマ・シロクマ・マレーグマ・ツキノワグマ
6月13日が閉館なので、混んでいるのは閉館が近いからかと係りの女性に聞いた。
なんと、今日は空いているという。
GWの時は入場するのに1時間や2時間待たなければならなかったようだ。

このような催しが盛況なのは、野生動物に係わるものとして凄く嬉しい。
10時に入場して12時になってもまだ2)の骨格の多様性を見ていた。
会場から出て、屋上のハーブガーデンでお昼をとる予定だったが、再入場できないので。
1時まで見て、あとは通り過ぎただけである。
次には「海のなかまたち」が始まるが再入場できるようにしてもらいたい。
昼食後は、常設の展示をみる。
学生を引率してきたという霊長類研究所の大学院生だった女性から声を掛けられた。

2010年5月28日金曜日

動物園関係者との山歩き

昨日は動物園関係者との丹沢山歩きであった。
当初はサル調査・観察というものであり、4パーティに分かれて山中を歩こうと思っていた。
しかし、ぼく以外は尾根道も登山路も知らない。
山を歩けばサルに会えるとでも思っていた人たちもいたようだ。
土山峠・宮ヶ瀬尾根(猿ヶ島・能の爪)・祠の分岐・物見峠・唐沢林道・上煤ヶ谷と歩く。
皆さんにとってはヒルやら滑るやらでかなりきつかったようだ。
運動靴の人も2、3人いて、気の毒であったが、若さと体力があった。
13時に祠の分岐でお昼を食べ、記念集合写真!
サルにも会えず、他の動物にも会えず!
皆、ヒルに食いつかれた重たい足を引きずるように林道を下った。
が、2、3日前のサル糞を見つけられるし、丹沢の女王には会えるし
ぼくにとっては思い出に残る一日となった。

2010年5月25日火曜日

口蹄疫から!

宮崎県で口蹄疫が発生し、広がりをみせ対応に苦慮している。
全国の和牛が宮崎産の子牛だと始めて知った。

宮崎県では日本人の口に合った柔らかく美味しい宮崎牛を品種改良して作り上げた結果がこのような事態を招いたのであろう。

東北や北海道の夏の冷害などの厳しい環境でも育つように、あるいは病害虫にも耐えられるように熱帯産のイネを品種改良して寒さに強く、病害虫にも耐えられる新しい品種を作り上げたのとは根本的に違うだろう。

家畜は人間の都合の良いように作り上げられる。見た目だけを重視したペットなどでは先天的病気や奇形をもっている品種があることは多くの人たちが知っている。

当然、このようなペットは飼育されていてこそ生きていける。
ぼくらヒトは、自らを都合の良いように社会的に、精神的に、生理的に、肉体的に作り上げている。
「作り上げている」という言い方が分かり難ければ「守られている」と言えば良いだろう。

つまり、ぼくらヒトは家畜やペットのようにひ弱い品種となっていることを思い知るべきだ。

2010年5月24日月曜日

丹沢実習 4)最後にサルの声!

22日はキャンプ場を出て、清川トンネルを抜け
宮ヶ瀬尾根に登り、宮ヶ瀬尾根を617m猿ヶ島まで南下する。
このギンリョウソウは21日の高畑山付近
 清川トンネルを出たところのホウノキの花は散る寸前である。
はじめは水源を管理する道を登っていく。
クマシデが柔らかそうな果穂をつけていた。
ニシキウツギが白とピンクの花を咲かせる。
猿ヶ島から北東へ、途中から南東へ走る尾根を下る。
水源管理のための歩道にでる。
トチバニンジンがまだ蕾だった。
土山峠のバス停についてGood Timingでバスがくる。
バス停付近の下記の看板の写真を撮っていると、辺室山登山口の上の方からサルの声!
学生たちを置いて、サルを見に行きたい!
泣く泣くバスに乗る。
左の看板はクマに対する注意書き、右の白いのはサル出没に対する注意書きである。
isa隊員ややまぼうしさんからの情報だと最近はこの土山峠付近にサルがうろうろしているようだ。

丹沢実習 3)木の花と実

21日、三叉路で下車して歩き始める。
ニワトコが緑の丸い実をつけている。
吹風トンネル付近でカマツカが咲いていた。
ウワミズザクラはまだ緑の実
コウゾがまだ若い実を、、。
この時季は舗装道路を歩くだけで道路沿い木々を楽しめる。
ときどき、ホウノキの花の良い香りが通りすぎる。