「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年1月1日木曜日

新年おめでとう御座います。

2009年元旦6時50分の朝焼け

皆様、今年も宜しくおねがいします。

ここは運河公園と言って、釧路川と新釧路川を結ぶ運河であった。
ぼくが子供のころはすでに無用となっており、埋め戻されて緑地帯となっている。
新しい年が始まって、外に出た。
寒さもあって身が引き締まる。
車で朝日が海から昇るところまで行こうと思ったのだが、道がアイスバーン状態なので諦めた。
一台の車も走ってない。
で、近くの運河公園まで行って朝日!と思ったが、灰色の雲が空を覆っている。
今年は、さまざまな雲をとり除いて歩かなければいけない。
まず、歩く道をしっかり決めなくては!
不惑の歳はとうに過ぎたのに、ぼくはいつまでも想い悩む。

2008年12月31日水曜日

釧路港

米町公園から港湾を望む
ぼくが子供の頃は釧路川河口の港だけだったが、今は、対岸の新釧路川河口に西港ができている。
原田康子の「挽歌」を御存知だろうか?
彼女が若い時の繁華街の南大通りがしたに見える。
この米町公園は釧路の旧市街ともいうべきところにあり、啄木の碑がある。
北大通り方面を眺める。
今日は午後から、お袋が子供の頃や歩いたと思われる場所を車で回る。
日陰は滑るのでとろとろ運転、日向は融けてアスファルトが見えている。
米町公園から港の写真を撮っていると、30歳前後の女性が近寄ってくる。
なんと、寒いのに缶ビールを飲み、タバコを吸っている。
「写真を撮ってくれませんか」という。
驚いて「え!」と声を出してしまった。
何のことはない、彼女は携帯を出してここを押して欲しいと上の柵に寄りかかってポーズをとる。
一枚、ジーットいう音とともに撮る。彼女に出来栄えを見てもらい。もう一枚。
この場所にくると何となくロマンチックになるから不思議だ。

2008年12月30日火曜日

雪が降る

釧路は雪が少なく、氷の街である。

が、今年の暮はしばしば4,5センチの雪が降る。

人々は道が凍らないことを祈る。

こんな雪降りの日でも、庭に残っているヒメリンゴの実をヒヨドリが食べに来た。

左の木がヒメリンゴである。

人の住む処ではない、、、。

高校を卒業し、上京して初めての夏に出合った。
釧路に居たとき、ただじっと座っているだけで汗が額から流れ落ちる、身体中がべとつくなんていうことは経験をしたことがなかった。

汗がでたり、身体が汗でべとつくのは、子供のように走り回ったり、木を切るために鋸を曳いたり、スコップで雪掻きをしたりなど身体を使うと汗がでたものだ。
汗がでたら、動いているのを止めて休めばすぐ汗がひき、涼しさが戻ってくる。

しかし、東京近辺の夏はただじっとしているだけで汗がでる。
寝ていても汗がでる。
この不快さに、「ここは人の住むところではない」と思った。
が、東京近辺のそんな夏も、サルを追うようになってなんの不快さも感じなくなった。
逆に夏の暑さ、蒸し暑さを焦がれるようにさえなった。
帰省して、数日前二日続けて釧路の街を歩いた。
舗装道路を含む、地面は凍っており、手入れの悪いスケート場を歩いているようなものである。
15分も歩いていると足の爪先が冷えてくる。
手袋をつけているのにも手が悴んでくる。
耳や頬が痛いような冷たさを感じる。
強い風が一吹きして襟元に風が入ってくると体中が凍るのではないかと恐怖を感じる。

「ここは人の住む処ではない」、春から秋なら住めるが真冬は人の生活には適さないという思いが強くなっていた。

釧路市動物園で、アムールトラやシロクマやキリンを見た帰り、車の中で老母は動物たちがあんな寒いところにいるなんて可哀想だという。
釧路の寒さで元気に動き回っているトラの子供やシロクマたちは幸せそうだった。
温かい部屋の中で過ごしているお袋にとっては「寒いところは快適だ」と感じる動物がいるということが理解できないかのようだ。

ぼくの身体は、生まれ故郷の寒いところに合った身体ではなく、じっとしていても汗が出るようなそんな南国に生活に適した身体になっているようだ。

となると、上野動物や横浜ズーラシアのシロクマたちも関東地方の気候に馴れた身体になっているのだろう。
南国生まれのキリンでさえも釧路の冬にでも外で暮らせるようになっている。
ぼくの身体は温かい関東地方の気候に馴染んだものになってしまっている。

「住めば都」というが、この言葉はその土地の風土に心身ともに馴染んでしまうことを云うのだろう。

2008年12月29日月曜日

凍てつく新釧路川

新釧路川は凍っている。
新釧路川は釧路川の氾濫を防ぐために1931年作られた運河のようなものである。
もし、この人工河川が作られていなかったら、釧路湿原は広大なものとなり、我が実家も卒業した中学校もなかったろう。
湿原は、原野・谷地とよばれて忌み嫌われていた。
が、子供にとっては外遊びの場であった。

春は、スズランやアイヌネギやコゴミなどの山菜採り、谷地坊主の上を跳びまわり、谷地まなこに睨まれて怖い思いをした。
夏は、ドンコ、トンギョ、ヤチウグイ、ドジョウ、アメマスなどの釣り遊び、
    キリギリス取りや小鳥取りに暗くなるまで過ごした。
秋は、コクワやヤマブドウ狩りで終日、原野にいた。
冬は、スキーをはいて雪原をどこまでもどこまでも歩けた。
今の子供たちは装備は良くなっているはずなのに、外遊びをする風の子がいない。
ぼくらの頃は、外で同じ年ごろの子供たちと夏でも冬でも遊びまわるがの楽しくてしょうがなかった。
そんな、子供の頃の楽しかった遊びを大人になった今も続けていたい。
まだ、氷は3、4センチで薄く軟らかいので、上に乗ることができなかった。
おそらく、正月過ぎには歩いて川を渡れるだろう。

2008年12月28日日曜日

アムールトラと白熊を見に!

今日は、10時半から釧路市動物園で障害を持って生まれたアムールトラのタイガーとココアの公開が1時間半行われるというので、老母を連れて妹と行ってきた。
車椅子はぼくが押す老母だけ、NHKを含む道内のテレビ局のカメラも来ている。

http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1213189909596&SiteID=0
何よりも驚いたのは、子供の数はほんのちょっぴりだが、大人が多いことである。
寒い中、障害をもって生まれてきたトラたちの成長を見ようとやってきたのである。
並んでいる人たちは皆寒さに堪えなが待っている。
なんだか、これだけ人が集まってくれたのが凄く嬉しい。
10名くらいづつ5分くら檻の中でじゃれているトラの子たちをみて、皆可愛いぃーと叫ぶ。
クマやサルやシカもこうやって入園料を払ってでも5分でも見たいと思う人たちがなんだか増えてきそうな予感がする。
凍えながらのわずかの時間の対面であったが、顔はさすがに立派である。

次に、走るようにして見たのは、シロクマのツヨシである。立ち上がっているのがツヨシ(実はメスであることが判り、縁談は不成立)

幣舞橋と釧路の夜

午後5時、出世坂からみた幣舞橋と釧路北大通り。
釧路川が右から左に流れる。
クラス会が上の写真の右奥の店で行われるため、
午後4時過ぎに防寒を万全にして、家を出る。
久しぶりの寒さ、唇、ほっぺた、おでこ、耳が寒さに耐え切れない感じだ。
零下5,6度くらいなのだろうが、風が強いので、零下10度以下のような冷たさである。
足元はアイスバーン状態でつるつるである、車もスピードは出さない。
零下20度くらいだと鼻水が凍って、鼻の中ががさがさした感じになったのだが、そこまではならない。
早足で歩いたので、30分で幣舞橋につき、港の写真をとろうと思ったが海からの風が強くて顔を向けていられず。

出世坂の途中にある市立図書館に入って、身体を温める。
高校の帰えりにこの図書館で勉強したことを思い出した。英語のトムソーヤの冒険を辞書をひきひき読んだものだった。
本の数が極端に少ないのが気になった。

身体が温まったので、共栄中学時代のクラス会の場所に行く。
すでに、5名集まっていた。
皆、中学時代のままのような感じ。
言葉遣いが丁寧で、皆、おとなになっている。
三次会で、倒れてクラス会に出られなかった友人の店にいく。

2008年12月27日土曜日

まだ残っているヒメりんごとナナカマド

ナナカマドの赤い実
ヒメリンゴの赤い実
寒風の中にナナカマドやヒメリンゴの萎んだ赤い実が残っている。
これから、2、3月になって小鳥たちに食べられるのだろう。
が、突風に揺さぶられて地面に落ちているのもある。
ナナカマドは「カラスの実」などと云って、秋の始めの硬いときはパチンコの玉変わりにしたものだが、ヒメリンゴは固くて酸っぱくてもオヤツ変わりに採って口にいれた。
今の子供たちはヒメリンゴの実には見向きもしないのだろう。
色付き始めの頃は小さなリンゴそのもので酸味の中にわずかな甘みを楽しんだ。
ヒメリンゴにも手を伸ばして食べなくてはいけないくらい甘いモノの飢えていたということだ。
しかし、ガマズミやノブドウ、ヤマモモ、イヌビワやヤマボウシの実も含めて今の子供たちに味あわせてあげたい。山の動物たちは今も変わらずにこれらの実を食べている。

2008年12月26日金曜日

雨の翌日は雪

朝7時の幼稚園前のとおりの交差点の雪景色:
静かな朝、案の定、雪が降っている。
雪が降る日は静かで温かい。
降る雪にすべての騒音が吸収されてしまうのだろう。
雪が降る日は、温かい部屋で好きなショパンやチャイコフスキーの叙情的なものが合う。

2008年12月25日木曜日

氷のない釧路川まで散歩

14時、雨が上がり、積もっていた雪はほとんど消えてしまった。
歳末に雨が降り、雪を消してしまうなんて、、、、、、。
老母は雨が凍ってアイスバーン状態になることを心配している。

陽が出始めたので手袋をつけ、マフラーをつけ、オーバーを着て外にでる。
実家がある双葉町から釧路川まで15分くらいの散歩コースである。
ここから海まで2キロくらいはあるだろう。
釧路川はゆっくり南(右方向)に向かって流れていると思って川面を眺めたら、満ち潮のようだ、枯れ葉がゆっくりと左の方向に流れている。

上流の方を見る。
上の写真の左に川縁の林の中の木に、今年の春つくられた小鳥の巣があった。
地上から1.5メートルくらいの位置にある。誰が作った巣だろうか、枯れ草や枯れ枝のほかに、ビニールの紐や破れたビニール袋まで巣材として使っている。
何羽ものカモメ(大きな鳥だ!)が川に浮かんでいたが、近くまできた。川に指を浸けてみたが、凍えるような冷たさは感じられない。
近くの公園の白樺の木にカラスの巣も見つけた。