「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2008年9月28日日曜日

先日のカワネズミをみた付近で
ホトトギス 
ヌルデの虫瘤
ツルニンジン
昨日、今日と涼しいというより寒いくらいだ。
この寒さで、サルやシカたちも急速に発情するかな?
動物たちの発情を促す外的内的環境要因がはっきりしない。
複数の要因が絡み合って発情することはわかるが、、、、。

2008年9月27日土曜日

警戒音は言葉の始まり?

カワネズミが流れるように落ちていった、沢の向こうで「グァー、グワン」とシカの警戒音。
2頭のシカがこちらを見ながら、啼いている。
右上方にも仲間の2、3頭がいるようで、そちらからも「グワン、グァー」という音声。
おもしろいものだ。警戒を出さなければ気がつかないのに、、、。

仲間と一緒に生活する動物たちは、仲間に危険を知らせて、逃げる。
しかし、リス、クマ、アナグマ、ウサギ、テンなどの単独で生活する動物たちは、静かに逃げ、隠れる。
ヒトの言葉も仲間がいてこそ発達したのだということが理屈抜きにわかる。
授業中の学生のお喋りは困ったものだが、お喋りは頭の活性化に役立つ。
年寄りはもっともっとお喋りし、云いたいことを若い人たちに伝えるべきだ。

2008年9月26日金曜日

2008年9月25日木曜日

始めて出逢ったカワネズミ

林道の終点近く、基点の橋から3キロ以上歩いたことになる。
林道上を流れるこの沢の奥に、イワタバコがたくさん岩に着いているので何気なく沢の方に目をやると、、、、。
この小さな堰堤は林道の山側である。
下の写真の水溜りからネズミ状の小動物が一匹、顔を出すと不思議な泳ぎをし、この堰堤の縦15、横15センチくらいの小さな穴(写真中央の四角いやつ)に入った。
連れの矢部さんに「カワネズミだ!」と教える。
矢部さんはまったく気がつかなかったようだ。
しばらく、その穴の写真を撮ったりしていると、、、、。
矢部さんが、「カワネズミ!」とささやく。
足元の水溜りの中を泳いでいる。
カモノハシもこのように泳ぐ映像を見たことがあると思いながら、カワネズミを追う。
ヤツは、水底の枯葉の中を素早く泳ぎ回る。虫を探しているようだ。
すると、20センチくらいのヤマメが飛び出てきて、左の方の深みに隠れる。
ヤツの身体全体が不思議な空気の塊のように見える。
体毛全体についている気泡が身体を被っている。
その気泡のために身体が浮くような感じさえする。 上の写真の右の枝の下に潜っているのだが、ぼくのデジカメはシャッターがおりたり、おりなかったりする。オートにしているため、水中のヤツにピントを合わすことができないで、カメラが困っている。

沢の水溜りの水は林道上を流れて、本流の沢に落ちる。ヤツは、ぼくらの足下の2,3センチに水の中を流れるように移動して、沢側の堰堤から滑り降りて行ってしまった。落差、4メートルくらいある(下の写真)。カワネズミが落ちるように移動していった沢は、本流と合流する。
カワネズミをこんな1、2メートルの近さで見たのは始めてである。カワネズミという名前だが、モグラ(食虫)目トガリネズミ科カワネズミ属の動物である。

これから沢に近い所を歩く時は、カワネズミもいるという目を持って歩かなければいけない。それにしても、落差4メートルくらいもあるところも何も躊躇せずにスーと流れるように下りていったり、カモノハシのような(テレビで見ただけだが)泳ぎをしたり、何時呼吸するのか分からないほど水中にいたり、素早く水溜りから穴に入ったり、これまでぼくが知っている陸上性の哺乳類では、見たこともない非常に変わった行動・生態をもっている動物である。

あんな小さな林道上の水溜りに20センチくらいのヤマメがいることにも驚いた1日でした。

踏み潰されたクルミを食べるリス

丹沢に向かう途中にタヌキの轢死体、4,5度轢かれたようである。可哀想だがそのまま通り過ぎる。
東丹沢の道を走っていると、突然リスが飛び出し、道路上で何か食べている。
どうもクルミをたべているようだ。
フロントガラス越しの写真はちょっとぼけた感じなので、、、
ドアのガラス窓を下げて撮る。

慌てているのかどうもこれもピンボケだ。
5分くらい観察していたが、リスは食べ終えたのか湖側の斜面に入る。 彼が食べていたものは、車に轢き潰されたクルミであった。車にクルミを潰してもらって、その中身を食べるということを学習できると凄いのだが、、、、。

この日は、このリスの他に林道を歩いていても、リスを見つけた。落ちているクルミを持って木に登って、見えなくなくなった。

丹沢のリスの初秋の食物はクルミなのか?落ちているクルミが嫌に目についた。

今日は、僕にとっては生まれて始めての動物を見た。写真に撮ったが写ってない。動画にすべきだった。残念!

2008年9月24日水曜日

最後のミョウガ

昨日、ムカゴを採ったときにひょいと地面を見るとミョウガの花が咲いている。
今年、最後のミョウガだ。
美味しく食べられるミョウガは、このようにミョウガの蕾である。
左にミョウガの葉?茎?が伸びているが、地面の下で地下茎でこの蕾とつながっている。
植物の花のつき方って千差万別だ。
ミョウガの花(蕾)のように直接地面から顔をだすものが結構ある。
巨大花のラフレシアはあまりにも有名だが、ツチアケビやムヨウランもそれに近い。

さて、ミョウガは薄く刻んで、汁に落としたり、浅漬けに混ぜたり、天麩羅にしたり、どれも美味しい季節独特の食材だ。

2008年9月23日火曜日

ヤマイモのムカゴ

呑み会の連続で、山にいけなくなっている。
ヤブカに刺されるのを覚悟して、庭にでた。
カエデの木に絡まっているヤマイモの蔓にムカゴがついている。
もう何年も前に小さいムカゴを捨てたのだ。
今年は蔓が太くなってきている。
わずかこれだけだが、これをフライパンにちょっとバターを溶かして炒ると絶妙のビールのツマミだ。
あー、山にはたくさん取れる場所がある。
落石防止のために張った金網に絡まっているヤマイモは、日当たりが良いので、大きいムカゴがつく。
毎年一度はご飯を炊く時に一緒にいれてムカゴご飯にする。
季節のものは皆美味しい。

2008年9月22日月曜日

子殺しの恐ろしさ

福岡の公園で小学1年の子供が殺され、今度は千葉で5歳の保育園に通う女児が殺された。
子殺しと聞いただけで、何だか気味の悪い恐ろしさを感じる。
殺人者は大人だろう。
その大人が力の弱い子供を殺すということに得体の知れないおぞましさを感じるのだ。
成人男性同士のケンカで誤まって相手をナイフで刺し殺したというものと全く違うものがある。

サルを含む哺乳類でも子殺しが観察されている。子殺しが起きる状況も明らかになっている。
メスは乳飲み子を持っていると発情しない。
オスは自分の子を早く残すために、メスを発情させなければいけない。
そこで、オスによる子殺しという状況が生まれる。
これが、ライオンやハヌマンラングールで観察された子殺しである。
アメリカジリスでは、メスが率先して自分の子を殺して食べてしまい、新しいオスを受け入れるようになる。
どんな哺乳類でも殺される子は離乳前のアカンボウである。

千葉と福岡の子殺しは哺乳類で見られる子殺しとは全く異なったものである。
そのためであろう。ぼくには殺人者のおぞましさを感じてしまう。

2008年9月20日土曜日

秋:実・タネ

ボタンヅルの白い花がいつの間にか終わり、タネの入った実となっている。
このタネはどうやって分散するのだろうか?
風?動物に食べられて、排泄されて?乾いて飛び散る?動物の毛に着いて?
オオイタドリも実をつけていた。
このタネは乾いたら風に乗って運ばれそうだ。 植物は、タネを作るときも様々なやり方で受粉するが、稔ったタネを分散させるやりかたも様々だ。同じ所に棲む動物たちがたくさん関わっているのが、興味深い。

植物はもちろんのこと、動物もそのものだけでは生きていけない。皆、同じところに棲んでいる他の生き物がいてこそ自分たちの命を育むことができる。エゴヒゲゾウムイはエゴノキの天敵かもしれない。が、その幼虫を食べる小鳥たちがいて、その小鳥が糞をしたり、死んだりすることによって昆虫によって糞や死体が分解されて土に返っていく。

アフリカにいた時の部屋は、壁にはヤモリ、床にはトカゲ、天井にはヘビ、部屋の物陰にはサソリやネズミがいた。今のこの部屋は、ときどき可愛いハエトリグモがいるだけ。

コアカソ

先日の水沢林道で:
コアカソが果実をたくさんつけていた。
草本のアカソはどうなっているのか捜しながら歩いた。
が、アカソは見つからず。
このコアカソの果実(タネ)を見ると秋だ!