イタチ科アナグマの上腕骨には顆上孔(図1,2では紐で結ぶ)があり、これはイタチ科のイタチやテンもあるので、分類・同定の時の大きな目安となる。尺骨の肘突起(とうとっき)が接する肘頭窩(とうとうか)に滑車上孔が開いている個体とそうでない個体がいる(図1&2)。
図1.アナグマMeles melesの後方からの左上腕骨に滑車上孔がある個体(左)
双方とも顆上孔は同じ位置にあるが、尺骨と接する肘頭窩(図1)と鉤突窩(こうとつか)(図2)部分に滑車上孔がある個体とそうでない個体がいるのが分かる。これはどのような事を意味するのだろうか?
滑車上孔が開いていない、シカやネコの上腕骨の肘頭窩や鉤突窩の骨の壁は薄い。透けて見える場合(ノウサギなど)もある。
図2.アナグマの前方からの左上腕骨に滑車上孔がある個体(左)
この滑車上孔の有無は大した問題ではないのかもしれない。
昨日から故郷の釧路に来ている。寒い。今日は長女とノロッコ号へ乗る予定だ。


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