13日に6千歩くらい散歩した翌朝から10日間ほど、腰部脊柱管狭窄症が悪さをして、腰部(尻や腰、背)が痛くて、ベットから起き上がることや洗顔することがやっとだった。しかし、それでも16日には内科に行きいつもの降圧剤を処方してもらい、今日25日は銀行まで1100歩の行程を歩いた。かなり、回復してきた。
で、どうしても動物たちの腰椎が気になる。ニホンザルとタヌキの腰椎を見比べてみた(図1)。
図1.背側から見た腰椎と骨盤
上:ニホンザル 下:タヌキ
腰部脊柱管狭窄症は腰椎と腰椎との間の椎間板が均一でなくなってそれが背側の椎孔を走る脊髄を圧迫したり、あるいは腰椎の背側椎頭が脊髄に触れることにより痛みや痺れを起こすと思われる(詳細はネットで調べて)。問題は椎間板である。腰椎と腰椎の間の椎間板をニホンザルとタヌキで比べた(図2&3)。タヌキでは、椎間板が椎骨に癒合している(図2)。が、ニホンザルではオトナ個体でも椎間板が離れて失われている(図3)。
図2.タヌキの第6腰椎の椎窩(右)と第7腰椎の椎頭(左)
図3.ニホンザルの第6腰椎の椎窩(右)と第7腰椎の椎頭(左)
どうも、食肉目や有蹄類では性成熟に達すると椎間板は椎窩と椎頭に方に分かれて骨化してしまうようだ。サルはオトナになっても薄い椎間板は残るようだ。どうも、このことがヒトであるぼくの腰椎部分の椎間板が動いたり潰れたりする原因かもしれない。ぼくは20歳になった頃からザックを背負ってサルを追い、55歳を過ぎてからは丹沢山麓をザックを背負って山歩きをしていたことが、腰椎に負担をかけて椎間板を変形させたのかもしれない。
もう少し、他の動物たちの椎間板も調べてみたい。
1 件のコメント:
タヌキの腰椎の骨端は骨化していて、その椎窩と椎頭の間に椎間板があるのだ。
サルでは骨端が性成熟を過ぎても骨化してないのだ。記述は間違っている。
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