今朝、庭でフウランの株分けをやっていた。もちろん、蚊に刺されないように蚊取り線香を点けて煙を出し、さらに長袖を着て首筋や手元は虫除けを吹き付けて塗っていた。ぼくが作業する周りは8時間有効という虫除けまで噴霧した。もう、完全だ!っと、ぼくの横にゴキブリが落ちてきた!っと思った。がそれは小さなセミの♀であった。捕まえて見ると他のセミたちとちょっと違う。それは内翅がまるで紋付を羽織っているように黒い(図1)。さらに外翅に不思議な模様が入っている(図1,2,3)。頭の先から外翅の先まで35ミリと小さい。実はこのセミを捕まえた時は????何だこのセミはっと思ったのである。ずんぐりむっくりしていて小さいし、外翅の模様は他のセミでは見たことがないし、内翅の紋付というかチョッキが黒くて面白いと思ったので、手持ちの保育社の昆虫図鑑で調べたのだ。初めてじっくり手に取って見たニイニイゼミであった。
図1.黒いチョッキのような内羽
図2.翅を閉じると内翅は見えない
図3. 内翅が見える
フウランの株分けは大変だった。お昼を食べてからまた始めて、ようやく鉢から株全体を引き抜いた。それからがまた、大変だった。終わったのが午後3時過ぎで、ヘトヘトに疲れた。もう一鉢あるが、もう株分けはしたくない。あれは新しい根が株を覆わないように注意するだけにしよう。
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