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原発不要・核廃絶


2015年9月28日月曜日

シカの休息場とぼくが休む場所   The resting place of the Sika deer and my resting site

先日のルートで2ヶ所で明らかにシカが休息した場所があった。
一つは、鳥屋待沢左岸から取り付いた尾根の途中にあった3ヶ所に小便があった場所(Fig.1)と三峰山から下って不動尻に下るところと唐沢峠に向かうところの尾根上(Fig.2)であった。
 Fig.1 3ヶ所に小便の痕があった休息場

Fig.2 不動尻方面と唐沢峠方面の分岐

Fig.1の休息場と同様にFig.2の休息場も2、3頭のシカが休んだと思われた。
両方とも見晴らしが良い場所である。

ぼくが、恐ろしい外敵がいるような山中で休むor寝るとしたら決して見晴らしの良い場所はとらないだろう。

夜の8時か9時頃の山中のハイキング道路や登山路を歩いたことがある。
月明りの中で懐中電灯を点けなくても月明りだけで十分歩くことができた。
もちろん懐中電灯を点ければ歩きやすいのは当たり前だ。
しかし、ぼくは電灯を点けずに歩いた。
また、道が月の明かりで遠方からでも見えるような場所では道から外れて林の中を歩いた。
同じように、夜、一人で避難小屋のような山小屋に泊まる時は、
月明りが差し込む場所は避けて、窓の壁際の暗がりで寝た。
このような隠れるような行動をしたのは、
明かり中では山や森の悪霊のようなものからすぐ見られてしまうという恐怖があったからだ。

サルやアナグマもそうだが、彼らは人から逃れる時に暗い穴に入ろうとする。
これは、何となくぼくでも理解できる。暗い穴は誰にも見つからないので安心することができる。
でも、ちょっと不思議だ。
サルを除く多くの哺乳類は視覚よりも嗅覚で獲物を感知している。どうして穴に潜るのだ?

しかし、シカは穴に入らず、外敵からすぐに見えてしまう場所で休息する。
タヌキやテン、あるいはネズミやウサギやクマなどが普段の生活で休む場所はどのような場所であろう。
休息場も巣穴のような場所なのだろうか?

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