6日(土)の小雨の中の高取山・仏果山で拾ってきたイノシシの糞、
採集する前の状態は3月8日月曜日の動物のフィールドサインを見て!
拾った時は、土の塊のようだった。が、水洗いして残ったものがこれだ。
あんなに生ナマしかった物がもう臭いも無く(モチロン少しは残る)、
小さな土や石と大半が植物の繊維である。
このイノシシ君?は林床の地面を掘って、木の根をバリボリ食べたと思われる。
チップ状の爪楊枝よりも太いものもある。
量としてどのくらいの根を食べたのか、一緒に土砂も食べている。
イノシシ肉を2、3度食べたことがある。おいしかった!
しかし、、、
野生動物は皆苦労して餌を探し、栄養を得ている。
特に哺乳類はぼくらヒトと兄弟だ。
そんな野生動物を狩猟の対象とするのはやはり可哀想かな、、、。
2 件のコメント:
糞は外見から見たとき、中身がまったく想像できないときがありますね。
尖った骨なんかが腸壁を傷つけないよう、うまくくるんでしまうのでしょうか。
それにしても、木の根にはどんな栄養があるのだろ。
狩猟はかわいそうではありますが、オオカミがいなくなってしまったいま、人間が代わりをやるしかなさそうです。
北海道のエゾジカ、本州のニホンジカもすごいことになりつつあります。
イノシシにしてもウサギやシカにしても木の根を齧るが、シカは反芻胃をもってしかもバクテリアに分解してもらって植物繊維を栄養源にしているが、イノシシはどうなっているのだろう。
雑食とはいえ、イノシシはヒトと同じように植物繊維を消化する酵素は持っていないので、植物の根に含まれる少量のタンパク質や淡水化物や脂質を食べて消化・吸収しているとしか考えられない。
釧路ではエゾジカを食べさせてくれるレストランが結構あります。しかし、ニホンジカはボタンナベを食べさせてくれるような流通ルートがないようです。
欧州では鹿肉は王侯貴族の高級肉としてもてはやされていたようです。
そのためニホンジカも放牧飼育されて食肉に供されているようですよ。
猿肉もアナグマ肉も食べたことがあるfukuda,fumioでした。
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