ハクビシン?の糞を採集した。それを茶漉しで水洗いした。
その残渣はキブシのタネであった。
前のブログでは書かなかったことがある。それは、キブシのタネの2~3割くらいが裂けている。
つまり、噛み潰されているということだ。クリックすると拡大!
これは、テンやアナグマ、タヌキ以上に果実食に依存しているハクビシンの
咀嚼のやりかたなのか?あるいは、この2、3月は彼らにとってもっとも食物が欠乏する時季なので、タネさえも嚙んでタネを栄養とするようにしているのか?この時季のテン糞や他の糞のキブシのタネの状態を調べなくてはいけない。
あー、このようのことは学生が興味を持ってやることだが、、、、。
2 件のコメント:
ほんとだ、キブシを大量に食べている。
ハクビシンとテンの糞写真のそばにドングリ(樫?)があるけど、これは食べないようですね。
皮が食べられないからでしょうか。
ハクビシンもテンもさすがにドングリなどの堅果は食べないようですね。
もし、ドングリを食べていたらもうそれはネズミやリスと同じだ。
しかし、クマは食べている。
犬歯や裂肉歯でドングリくらいの種皮なら軽く嚙めるでしょうに。
食べないのは恐らく植物淡白質を分解する消化酵素を持ち合わせていないからだと思います。
キブシのタネが割れているのが多くあったのは丸吞みしないで嚙んだということですね。
ハクビシンはほかの食肉目の動物とは違った咀嚼の仕方をするのかな?
ハクビシンの頭骨が皆無なので言及できないよ~。死体みつけたら教えて!
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