「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年1月17日木曜日

サルナシとマタタビの種子の区別は難しい。北尾根・ネクタイ尾根で見つけたテン糞の内容物 It's difficult to identify between two species of Actinida. The contents of marten's scats that were found in the Nekutai Ridge

9日にMatushima 君と大山に登り、脚立を乗り越えて北尾根に入り、ネクタイ尾根を下った。ネクタイ尾根・見つけたテン糞はテン糞5~14までの9個だが、テン糞14は石尊沢から唐沢峠へ出る斜面を登り始めたところで見つけた。テン糞15~18の4個は二の足林道を歩いていて見つけたものだ。
ネクタイ尾根で拾ったテン糞の中で、サルナシの種子・果肉・果皮だと同定していた物の中で、果実がほとんどそのままの状態で出てきたものがあった。それはサルナシではなくマタタビの果実であった。しかし、種子では、サルナシとマタタビを虫眼鏡レベルでは区別できなかった。そのため、サルナシ?種子・果肉果皮とした。
これまでも恐らく、サルナシと同定したもののの多くはマタタビとサルナシの両方のものであった思われる。
同じように糞中の内容物の同定が困難な種子として、Rubusキイチゴ属がある。

10:55 テン糞5
アオハダ種子・果肉・果皮、サルナシ種子

11:16 テン糞6
サルナシ種子・果肉果皮

11:39 テン糞7
サルナシ種子・果肉・果皮、オオウラジロノキ種子・果肉・果皮

11:54 テン糞8
マタタビ?種子・果肉果皮、イヌツゲ種子・果肉果皮

12:04 テン糞9
イヌツゲ種子・果肉果皮

12:09 テン糞10
イヌツゲ種子・果肉果皮、マタタビ?種子・果肉・果皮

12:12 テン糞11
イヌツゲ種子・果肉・果皮、サルナシ?種子・果肉・果皮

12:19 テン糞12
イヌツゲ種子・果肉・果皮、サルナシ?種子

12:27 テン糞13
サルナシ?種子・果肉果皮、マメガキ種子

13:10 テン糞14
イヌツゲ種子・果肉果皮、
15:16 テン糞15
サルナシ?種子・果肉果皮

15:42 テン糞16
クマノミズキ種子・果皮、サルナシ?種子・果肉果皮、

15:51 テン糞17
マメガキ種子、サルナシ?種子、ムカデ5センチ3体、カマキリ外皮・羽根・肢、直翅目バッタ脚・翅

15:56 テン糞18
クマノミズキ種子・果皮、膜翅目翅・肢、羽毛・羽毛軸
k-ta隊員から裏高尾のマタタビの種子標本をもらっていたが、その種子は、手持ちのサルナシ種子の標本と比べると一回りもの小さいものでああるが、表面の模様が酷似しており。水洗いをして編み目模様の小さな種子があり、緑色の果肉付き果皮が出てきた場合はほとんどサルナシとしていた。テン糞8と10から出てきた果肉付き果皮はマタタビそのものの果実の形状をしていた。しかし、種子はそれほど小さくないのでマタタビ?とし、他はサルナシ?とした。
表1 テン糞の内容物
ネクタイ尾根で見つけたテン糞はいずれも果実を食べたものであり、山にはマタタビ属の2種のサルナシとマタタビがまだまだ残っており、さらにイヌツゲを食べているが、二の足林道周辺ではマタタビ属の果実とマメガキやまだ僅かに残っているクマノミズキの実を食べ、さらにムカデや直翅目や鳥なども食べている。

2019年1月15日火曜日

テンはツルウメモドキも食べていた!  The marten has eaten the fruits of Oriental staff vine/Japanese bittersweet, too!

9日にMatushima君とヤビツから大山に登った時に、4個のテン糞を見つけた。
これまでのあったかどうか覚えていないのだが、テン糞3からはツルウメモドキの種子がたくさん含まれていた。
ツルウメモドキの果実は初冬から春近くまでずーと枝についていて目立つ果実であり、これは鳥たちの食べ物であり、サルを含む哺乳類は食べないものだと思っていた。
しかし、テン糞3の内容物の大半がこの種子と赤い仮種皮が含まれていた(図1)。
図1. テン糞3からたくさん出てきたツルウメモドキの種子
この種子がすぐ分かったのも赤い仮種皮と4ミリ前後の大きな種子から、丹沢山麓に今頃生っている果実を思い浮かべて、鈴木庸夫、他著「草木の種子と果実」734種 誠文堂新光社の図鑑が手元にあったからである。Oriental staff vine, Japanese bittersweet
9:40 テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮
10:01 テン糞2
イヌツゲ種子・果肉果皮、サルナシ種子・果肉果皮
10:19 テン糞3
サルナシ種子・果皮、キブシ種子、ツルウメモドキ種子・仮種皮、トリ羽毛、ムカデ頭部、砂泥
10:46 テン糞4
イヌツゲ種子・果肉果皮、キブシ種子・果肉果皮、昆虫脚、砂泥

表1 ヤビツ峠から大山山頂までに見つけたテン糞の内容物

2019年1月14日月曜日

イモリはヤモリより歯が華奢だ! The newt's teeth are more fragile than gecko.

昨年3月に卒業生のMatushima君からシリケンイモリの死骸をもらって、それをジャム瓶に容れて水を浸したままになっていた。
もう、すでに1年近くなっているので、瓶内のイモリの姿はなく底に骨などが沈殿している。
瓶内の浮遊物を静かに洗い流した。それを浮遊物が無くなるまで繰り返し、瓶底に貯まった残差を鉢受けに出した。
それらが、乾き、類似した骨片を並べ直したのが下の写真である。
中央の少し上の方に下顎骨や頭骨の骨片がある。
図1 シリケンイモリの骨
 ぼくは、食肉目の糞に含まれている骨片から何を食べたのかを知るために、骨片は組み立てないでそのままにして標本にしている。
動物に食べられても骨は消化されないで出てくる。特に歯は堅いのでそのまま出てくることが多い。
図2 図1の中央上部にある下顎と上顎
図3 上顎(両端の二つ)と下顎(中央の二つ)
図4 上顎の歯(左)と下顎の歯(右)
シリケンイモリの歯は爬虫類のヤモリやカナヘビやトカゲの歯と比べると非常に小さく、しかも華奢であるようだ。
図5 ヤモリの歯(右下顎、左上顎)
爬虫類のヤモリ、カナヘビ、トカゲには下のような歯がある。
このデッキブラシのような歯がないか図1の骨片に目を凝らしてみたが見つけられなかった。イモリには無いのかもしれない。
図6 ヤモリの歯

ヤモリ、カナヘビやトカゲの歯については、ぼくのHP→自然・動植物→哺乳類の頭骨と骨→両性・爬虫類の骨と歯
http://fukuda-fumio.o.oo7.jp/boneOK.html
で見比べて下さい。
丹沢山麓には、アカハライモリを何度か見つけているが、死骸を見つけたことがないので、その歯の状態が判らない。
こんど見つけたら、気の毒だが家で飼うために持ち帰り、死んだら骨にしよう。いつのことになるかな?


今朝、市ヶ谷に住む友人のAから、鳥のヒナの死骸を拾ったので、渡したいので採りに来て欲しいと連絡があった。このような連絡は嬉しいかぎりだ!

2019年1月11日金曜日

サル糞とタヌキ糞の内容物の違い The difference of the contents in droppings between racoon dog and macaque.

9日の山歩きで、タヌキ糞はネクタイ尾根で、サル糞は新大平橋付近で見つけ拾ってきた。
タヌキは食肉目でサルは霊長目だ。タヌキは果実も食べるし死肉や昆虫も食べる。一方、サルは果実を含む植物のあらゆる部分を食べるが、動物食は節足動物が主であり、稀に鳥や卵や魚を食べることもある。つまり、両者とも雑食だが、大きな違いがある。
丹沢山麓の両者はこの厳冬期に何を食べていただろうか?
12:01 タヌキ糞
上の糞の50センチ横にあったタヌキのタメ糞
キブシ種子・果皮、サルナシ種子、エビヅル種子・果皮、オオウラジロノキ種子・果肉・果皮、直翅目産卵管、昆虫外骨格・肢・内翅・外翅、砂泥

15:47 サル糞
植物繊維(半透明10~50mm)、植物物質(ドングリ類を食べた?、しかし、ドングリの種皮が無い)

両者の食べた物を糞の内容物から考えてみる。
タヌキは、全て地面に落ちているキブシ、サルナシ、エビヅル、オオウラジロノキの果実を漁り、同時に林床の枯葉や腐葉土にいる昆虫などの節足動物も漁っていることが判る。
一方、サルは林床に落ちているドングリ類を拾い食いしている。
サルは、地面に落ちているドングリを食べるが、枯葉や腐葉土の中にいる節足動物は漁らないと云える。でも、今の時季だけかもしれない。

これからもサル糞を拾って何を食べているのか調べていきたい。

2019年1月10日木曜日

膝が痛かった! My knee has hurted!

昨日は、8時25分秦野駅発ヤビツ峠行きにバスに乗るために8時に秦野に着いた。しかし、ヤビツ行きのバス停はすでに30名くらいの登山者が並んでいる。ほとんどが中高年の登山者で、しかも女性が多い。
バスが来て乗り込み始めたがまだMatushima君の姿が見えない。運よく後ろの方の座席が一つ空いており、座ることができた。彼と共に5、6名の登山者が小走りにやってきた。互いに目と手で合図するが、乗客に紛れて見えなくなる。まるで通勤電車のような混みようだ。

終点のヤビツ峠でバスから降りた登山者はトイレの前で靴の紐を締め直したり、登山者カードに記録したり、準備運動をしたりしている。
ぼくらが歩き始めたのは9時13分。登り始めてまもなく数組の登山者が降りてくる。朝早く下社から登ったと云う登山者や、ヤビツまで車できて登った夫婦とかいろいろだ。ぼくは急いで登っている筈だが、26歳になったばかりのMatushima君は腕を組みながらゆったり登っている。
ぼくと同世代と思われる登山者たちに追い抜かれ、自分の脚力の無さを痛感する。上から降りてきた80歳くらいと思われる男性二人の登山者は、お孫さんと一緒で良いですね!っと声を掛けてくれる。
そうなんだ!ぼくも80歳くらいに見えるんだ!
山頂は登山者で賑わっていると思ったが、チラホラしか登山者はいない。え?皆どこに行ったんだ!Matushima君は多くの登山者たちは阿夫利神社下社に初詣に行ったんだと云うが、そうなんだろう。
山頂で記念写真を撮って、すぐパラボナアンテナの方へ回る。
10:42 大山山頂でポーズ
パラボナアンテナのところでは、二人の登山者がいた。そこで、初めてテン糞を見つける。今日4個目の糞発見だ!
10:46 テン糞4
脚立を登り、柵を越える。風が冷たく強い。真っ白な雪を被った富士山が綺麗に見える。
10:51 北尾根からの富士
10:55 テン糞5
クマ棚が残っていないか木を見上げながら歩く。ツルウメモドキの実が朝日に照らされて赤く光っている。
10:59 ツルウメモドキ
北尾根を歩く。途中で作業用ケーブルが尾根に沿って西側に走る。
石尊沢の方からくるケーブルが尾根を跨ぎ、西側のケーブルと合流したところで、ぼくらは北尾根から外れてネクタイ尾根の方に下る。
一昨年辺りからネクタイ尾根のネクタイが無くなっている。Matushima君がテン糞を見つける。ネクタイ尾根から唐沢峠までで見つけた9個のテン糞全てが彼が見つけたものだ。ぼくは彼の前を歩いているのにだ!
ぼくが見つけたのはタヌキ糞だけだ!
イノシシの掘り起しが随分あったので、今年の干支のイノシシに出逢えるかもと思ったが、、、。
11:16 テン糞6
12:27 テン糞13
ネクタイ尾根を下ってシカ柵があるので、それを回り込んで沢に出る道が2ヶ所で崩壊しており、巻いて石尊沢に降り立った。
古い干乾びたシカ糞かカモシカ糞が散らばってあった。
12時半になっていたし、温かいところで休息したかったので、堰堤の日溜まりでお昼にした。二人ともガスでお湯を沸かす。ぼくはインスタント味噌汁用の湯に、彼はインスタントラーメンだった。
13:02 食事が終わり、出発だ!
食べながら登りの道を確認していたら、対岸の堰堤の常緑樹が気になり、写真を撮る。枝や葉がカモシカに食べられている。唐沢峠に登るまでにツルマサキだ!と思い出す。
13:05 堰堤に絡みつくようなあるツルマサキ
唐沢峠までは登り始めて10分くらいで着く。登る途中で、また、Matushima君がテン糞13を見つる。唐沢峠の東屋が取り壊されて無い。そのまま素通りで、なだらかな登りだが、腿が上がらない。ほとんど腕の力でストックを使って登っている。
ようやく、不動尻1.8Kmの道標に辿り着く。石尊沢を発ってから40分くらい掛ったかな?っと思っていたが、今、あらためて写真を撮った時刻を見ると25分も経ってない。 
13:28 三峰山に行く稜線と不動尻に降りる岐路の道標だ!
この道標から不動尻までのスギの植林地の中にできた登山路の下りが膝が笑いというよりも膝が痛くなり、イヤだった。
休もう、休もうと思っていたら、14時35分に下に着いていた。
ここで、お湯を沸かして持ってきたカフェオレを飲む。これで、膝の痛みは薄らいだが、広沢寺温泉入り口までが長かったが、無事、16時26分の厚木行きのバスに間に合った。
14:45 カフェオレを飲み終えて!
足を引きづるようにして舗装された二の足林道を下る。僅かな下りだが、これが膝に堪える。
煤ケ谷へ向かうか広沢寺温泉に向かうか迷うが、僅かに広沢寺までの方が距離が短いので、広沢寺への舗装道路を進む。
テン糞をまたしてもMatushima君が見つけ、さらにカモシカの頭骨も見つける。一体、ぼくは何を見ているんだ!メガネがパソコン用のものであり、山や車用のものでないことに気が付く。
15:18 カモシカの頭骨、まだ若い個体のものだ。
新大平橋のところでテン糞を探す。あった!これはぼくが見つける。
15:51 テン糞17
新大平橋の近くには沢山のサル糞が、、、、。1個だけ拾う。
15:47 サル糞
さらに、大平橋の欄干の上に沢山のサルの足跡が!

15:52 サルの足跡
大釜弁財天道口の前にもテン糞18を見つける。
ここからが、大変だった。Matushima君がスマホを見て、急げば16時26分発の広沢寺温泉入口前のバス停に間に合うと云うので、膝の痛さも忘れて急ぐ。5分くらい早く着き、ストックを仕舞ったり、ズボンの埃を払うことなどができた。
ヤビツ峠から歩いてバス停まで14.5Kmを7時間15分くらいで歩いたことになる。厚木駅前の餃子の王将で生ビール、餃子、レバ―ニラ炒めなどを頼み、疲れを取る。ぼくの今年の山歩きが始まった。
15:56 テン糞18

2019年1月9日水曜日

富士はやっぱり素晴らしい! Mt.Fuji is wonderful as expected!

今日は、神奈川県のパークレンジャーだったMatsushima君と二人で、
ヤビツ峠・大山山頂・北尾根・ネクタイ尾根・石尊沢・唐沢峠・不動尻・広沢寺温泉バス停と歩いてきた。
今日は、晴天であり、少々風が強く、冷たかったが、歩いている時は、
寒さなど感じなかった。
これほど素晴らしい富士は見たことがない!と思う程だった。
ネクタイ尾根の急な下りで膝がオカシクなり、唐沢峠から不動尻の下りでもうこの杉林の下りはイヤと思う程であった。膝を休めたいと思ったら不動尻についた。
富士山はやはり素晴らしい!

2019年1月8日火曜日

植物分類では、相同、相似現象は形態からでは難しい。 It's very difficult for plant phylogeny from the view point of morphology for flower, leaf and etc.

昨日の散歩で、境川の遊水公園のそばにあったマサキだ。
ニシキギ科の特有の果実をしている。
ネットでマサキを見ると、ニシキギ目・ニシキギ科となっている。
ニシキギ目・ニシキギ科・マサキ

ん、、これは?枝にトゲがある。メギ?
メギじゃーない。メギはもっとトゲが出ているし、第一、葉が既に落ちている。果実の付け根のヘタ(萼ガク)の部分がメギの果実と違う。
まさか、クコでは?っと思い調べた。当たり!!
ナス目・ナス科・クコ

日本に生息する哺乳類の目(order)は「トガリネズミ目、翼手目、齧歯目、霊長目、鯨偶蹄目、食肉目、海牛目」は、頭骨の形態だけからでも分類できる。それでも、アザラシやオットセイなどの鰭脚類は日本では10年前までは食肉目ではなくて鰭脚目とされ、クジラやイルカは鯨目にされていた。
しかし、分子生物学研究の発展により、DNAレベルでの分類がされ、系統分類が大きく変わった。
同じように鳥類、両性爬虫類、昆虫類さらには植物にまでDNAからみた系統分類がなされ、再編成されている。

動物も植物も祖先は違っても似たような環境で生活することによって似たような生理・形態をとなるConvergence収斂現象や相似化が知られている。コウモリは空を飛ぶように進化したため前足が鳥の羽根のように相似するようになった。その逆のDyvergence放散は一つの祖先からさまざまな環境に適応したものが生まれることで、元々は同じモノであったものが違ったモノになる。哺乳類の前足がコウモリでは羽根になり、イルカやアザラシでは鰭に変化したことである。

これら、相同や相似の現象は、哺乳類ではその形態から類推することが用意である。しかし、哺乳類以外の動物や植物では、特に植物では類推することが難しいと思える。
マサキのニシキギ科、ニシキギ目は以前はムクロジ目であるし、クコのナス科、ナス目の以前は管状花目とされている。