9日の山歩きで、タヌキ糞はネクタイ尾根で、サル糞は新大平橋付近で見つけ拾ってきた。
タヌキは食肉目でサルは霊長目だ。タヌキは果実も食べるし死肉や昆虫も食べる。一方、サルは果実を含む植物のあらゆる部分を食べるが、動物食は節足動物が主であり、稀に鳥や卵や魚を食べることもある。つまり、両者とも雑食だが、大きな違いがある。
丹沢山麓の両者はこの厳冬期に何を食べていただろうか?
12:01 タヌキ糞
上の糞の50センチ横にあったタヌキのタメ糞
キブシ種子・果皮、サルナシ種子、エビヅル種子・果皮、オオウラジロノキ種子・果肉・果皮、直翅目産卵管、昆虫外骨格・肢・内翅・外翅、砂泥
15:47 サル糞
植物繊維(半透明10~50mm)、植物物質(ドングリ類を食べた?、しかし、ドングリの種皮が無い)
両者の食べた物を糞の内容物から考えてみる。
タヌキは、全て地面に落ちているキブシ、サルナシ、エビヅル、オオウラジロノキの果実を漁り、同時に林床の枯葉や腐葉土にいる昆虫などの節足動物も漁っていることが判る。
一方、サルは林床に落ちているドングリ類を拾い食いしている。
サルは、地面に落ちているドングリを食べるが、枯葉や腐葉土の中にいる節足動物は漁らないと云える。でも、今の時季だけかもしれない。
これからもサル糞を拾って何を食べているのか調べていきたい。
サルは、地面に落ちているドングリを食べるが、枯葉や腐葉土の中にいる節足動物は漁らないと云える。でも、今の時季だけかもしれない。
これからもサル糞を拾って何を食べているのか調べていきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿