「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年12月4日火曜日

カメ雑感  The miscellany of tortle

ぼくが通う専門学校の動物飼育の部屋には哺乳類や鳥類の他に大きなリクガメがいて時々係りの学生が散歩させている。
エサは野菜屑だ。白菜やキャベツを豪快にムシャムシャ食べる。
学校内に入るところを、ぼくのガラ系携帯で慌てて撮ったのでピンボケになってしまった。
小さな三歳児くらいなら乗せて運ぶことができそうだ。
散歩から戻ってきたリクガメ
しかし、カメというのは不思議な骨格の構造をしている動物だ。
一番不思議なのは甲羅だ。腹側、背側さらには横側にも甲羅という骨がある。この骨は肋骨が伸びそれぞれ横に広がったもののようだ。

頭の真上から尾まで脊椎骨が背側の甲羅となった肋骨の間に走るが、もはや縫合・合体しており、僅かに頸椎や尾椎が甲羅から分離しているので、首や尾は動かすことができる。
さらに、カメは他の脊椎動物とは違って肩甲骨が肋骨(甲羅)の内側に入っている。これが理化学研究所によってどうやって本来なら外側につく肩甲骨が肋骨の内側に入ったのかを、発生学的に明らかにしている。
http://www.riken.jp/pr/press/2009/20090710/
セレンゲティNPからアルーシャへの道路上に蹲っていたカメ

ぼくは、尾根歩きをしていて、尾根道を歩いているカメ(イシガメ and/or クサガメ)に2度出合ったことがある。
一度は、宮ヶ瀬からの丹沢山登山口から登山道を歩いていて高畑山を過ぎた辺りで出合い、3時間後に同じ道を下っていた時も同じ個体と出会った。他一度は、房総半島の大崖から高宕山への尾根道を歩いていた時に出合っている。これはカメの生まれた生息地からの分散の途中だ!
ウサギとカメのイソップ寓話が日本に馴染んだのは、昔の人たちは隣の集落まで山越えしていてカメに出合った経験から、心に響いたからだろう。

2018年12月3日月曜日

白銀林道のテン糞の内容物 The contents in marten's scats on Shirogane forest road.

先日11月29日の野生生物探検隊の白銀林道探索で、見つけたテン糞は2個であった。
1個は歩き始めて間もなくの林道上で、もう1個はお昼を食べてからササダケの間の道を歩いたところであった。
いずれの糞にもクマノミズキの種子・果皮が入っており、テン糞1にはサルナシの種子と果肉・果皮も入っていた。
10:39  テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮、クマノミズキ種子・果皮

13:45 テン糞2
クマノミズキ種子・果皮

神奈川県の西端に近い白銀林道付近に生息するテンも東丹沢山麓に生息するテンもほぼ同じ果実を食べている。それは植生が似ているからだ。テンの食物の地域差(Locality)があるとしたら、それは単に植生の違いだけなのかな?
丹沢のテンはガマズミの実を食べないが、東北のテンは食べるというような地域差がないのかな?ただ単に生息場所の植生の違いだけでないテンの食物の好き・嫌いによる食い分けなんかが地域によってないのかな?

2018年12月2日日曜日

ウリボウの解剖 Anatomy of Infant Wild boars

昨日、専門学校でウリボウの解剖を行った。
このウリボウは有害鳥獣駆除で畑に仕掛けられた檻に入った2個体であった。今日は、イノシシの消化管を調べることとした。
前足や後足の蹄を写真に撮り、お腹の皮に切れ目を入れて顎のところまで切り上げた。
Yさんが前足をもつ
ぼくが最初に見本でこうやるっと下腹部の皮膚を摘まんで切り、正中線に沿って切ってみせる。途中からYさんやMさんなどやりだす。
次に皮を剥き始める。前足、後足の皮膚内側からまた皮膚を持ち上げて真っ直ぐ蹄のあたりまで切る。
剝皮し終えた時、Mさんが、先生計測し忘れましたネ!そうなんだぼくはいつもそういうところが抜けている。
頭部を残して剝皮し全員で記念写真
今日は、1年生のK君、2年生のT君、Y君が、C君が欠席。
さて、いよいよ今回のハイライトだ。お腹を裂いて消化管を見て、取り出す。横隔膜の下から肝臓があるので、胃を食道から切り離す。直腸を肛門の近いところを2センチ位あけて2ヶ所で綿糸で結び、その間をハサミで切る。消化器官の全てを体腔から取り出し、消化管の名前と長さを調べる。肝臓・胆嚢・胃・十二指腸・膵臓・空腸・回腸(ここまでが小腸)・(以下大腸)盲腸・結腸・直腸と皆で並べる。腸間膜を切り離すのが割と面倒だった。
Mさんは直腸は真っ直ぐに置く。
Yさんがスケールで長さを測っておおよそ600センチと教えてくれる。
消化管を並べる
女子4名とぼくとで解剖した個体は、できるだけ徐肉し煮て、バケツに入れて水を満たし蓋をしてYさんがバケツに記入しKさんが屋上に運ぶ。骨になるのは来年1月下旬かな?
毛皮はMさんが欲しがるので彼女のものとなる。。
男子6名の行った個体は、前足・後足はG君が燻製肉にすると持ち帰り、毛皮は解剖に活躍したN君が持ち帰る。
ぼくは、中腰になったので、腰が痛く、帰路は竹橋まで寝過ごし大手町まで戻るがいつも出ている改札口でなかったので、東京駅までを15分くらいうろちょろし、東海道線の乗れたが込んでいた。
家に辿り着き、すぐ風呂に入り、パジャマを着てウィスキーを飲んでようやく、土曜日の仕事が終わった!
今朝もまだ腰が痛い!

2018年12月1日土曜日

野生生物探検隊2) Wild Life Expedition2)

ぼくは12時50分を過ぎてもまだラーメンを口に運んでいた。他の隊員たちは既にザックを背負って探索を始めている。Yさんがすぐそこにシカのヌタ場があると教えてくれる。二人で行く。ヌタ場ではなく休息場のようだ。ぼくは毛を探し、1本の毛を見つける。イノシシの毛ではなくシカの毛だ!標本としてフィールドノートに挟んだが、何故か見つからない。
数頭のシカがこの場を利用して休んだようだ。
長径3メートル近くのシカのヌタ場
 take隊員は「1頭だけでなくもう数頭のグループが湯河原にやってきているんだ」。箱根の白銀山にはすでにシカの個体群が生息しているので、そこからやってきたのだろう。今まで、まだ、白銀林道付近にはシカは進出してないだろうと思っていたので、俄かにシカの痕跡を探し始める。
糞がある。小鹿の糞もある。
シカのメスグループがいるんだ。
シカ糞
シカが居つけば綺麗な草花も食べられてしまうと、take隊員は嘆き始める
小鹿の糞
ヤマボウシさんにムラサキニガナを教えてもらう。
ムラサキニガナの葉
ムラサキニガナの果実
伐開地から離れて2メートルを優に超えるササダケの中に作られた巾1メートルくらいの道に入る。
ササダケの間を通しての景色
リンドウがあり、リスの食痕のエビフライがあり、ぼくは見なかったが先頭の3、4名はイノシシが2、3頭走り去るの目撃する。
リンドウ

エビフライ

右奥にイノシシが走り去ったようだ。
動物たちがササダケの中に作られた道を利用し、この道からササダケの中に入り込む獣道が数多くある。
獣道がいくつもある。
テン糞2を見つける
ニオイタチツボスミレを見つけるが、お化粧のような匂を嗅ぐことができたのは、ほんの数名、ぼくを含め半数以上は匂が判らない。
ぼくは匂を嗅ぎわける自信を持っていたのだが、どうもこのニオイタチツボスミレの匂いだけは嗅ぐことができない。以前もそうだったのだ。
虫や小鳥の音声のように周波数の高い音をぼくは聴くことが出来なくなったが、匂でも嗅ぎ分けられる匂とそうでない匂があるんだ。
ニオイタチツボスミレ
ササダケの中の道から林道へ降りる。ここからヤマイモのムカゴ採りとなる。二人でお猪口一杯分くらいの量のムカゴが集まる。
これを真鶴駅前の居酒屋「雑魚番屋」で炒ってもらう。
この時にママさんに良く洗って下さいと皆がのたまう。ぼくが糞を拾った手でムカゴを採ったからだ!
帰路、ムカゴを採りながら、こっちを振り向いてもらう!
林道横にイノシシやシカなどの動物たちの大きなヌタ場があり、タヌキの足跡があるよ!分かるかな?
大きなヌタ場だ!
またまた、ヤマボウシさんに教えてもらう。オオヒナノウスツボーゴマノハグサ科ーで夏に花が咲くようだ。
オオヒナノウスツボ
オオヒナノウスツボ
ベニバナボロギク、ピンボケだ!
車まで歩いて、帰路はtake隊員と奥さんが切盛りしている「雑魚番屋」で4時頃から8時過ぎまで、大きな生きたアジやキンメの刺身、キンメの煮魚、なんとイノシシの大根と煮たジビエ料理、そしてスミヤキの焼き魚、最後にサケの身を使った三平汁を食べる。
ぼくは生ビール一杯、焼酎のお湯割り3杯、ママさんに作ってもらったウィスキーのレモン輪切り入りの熱湯割り。このウィスキーはいつも家で飲んでいる角なのにレモンが効いて凄く旨かった。

2018年11月30日金曜日

野生生物探検隊1) Wild life expedition 1)

昨日、野生生物探検隊の集まりがあった。真鶴駅に10時集合し、それからtake隊員とSさんの車に分乗して白銀林道に行った。ここは、ゲートがあるが自由に開けて出入りすることができる。
テン糞があり、サルトリイバラをアオツヅラフジの青黒い実があるのでシオデとぼくが間違い。チョウセンアサガオが何故かあり、散策は続く。
テン糞1だ!
ぼくが素手でテン糞を拾うものだから、後で問題になる。
サルトリイバラの葉とアオツヅラフジの実
チョウセンアサガオの果実と種子
すると、isa隊員が葉が萎れているアオキを見つけ、何故萎れているのか調べる。木の根元から7,80センチの高さまで樹皮が形成層から剝かれており、縦についた細い歯型を見つけた。take隊員がノウサギだ。ノウサギが立ち上がって樹皮をかじったんだ!っと云うことに皆、成る程と思う。しかし、後でこの考えが代わる。
幹の樹皮がないので葉が垂れ下がっているアオキ
アオキの樹皮の食痕
白銀林道を歩く野生生物探検隊の隊員たち
シロヨメナがたくさんまとまって咲いている
道路からちょっと外れて伐採された植林地に入るとツルリンドウが赤い実をつけている。さらに歩き回るとこの辺りにはツルリンドウが至る所にある。陽が入るようになってツルリンドウが繁茂し始めたのだ。
ツルリンドウの赤い実
ツルリンドウの花も咲いていた
ノウサギの食痕を見つける。昨夜か朝早く食べたようだ。切り口がナイフで切ったようだ。ウラジロチチコグサのようだ。
ノウサギの食痕
ノウサギの食痕の1メートルも離れていないところに同じウラジロチチコグサがあった。こちらはまったく食べられていない。
南ア生まれの外来種ウラジロチチコグサ
k-ta隊員がヒイロタケを見つけた。ぼくはカワラタケの仲間だとばっかり思っていた。サルノコシカケ科だ!が、ネット検索してみると、シュタケというものがあり、ヒイロタケはタマチョレイ科シュタケ属と書かれている。どうもタマチョレイ科が正しいのかな?
ヒイロタケ
裏からみたヒイロタケ
ヒサカキの新枝が食べられている。ノウサギの食痕か?食痕は少し古いが切り口はナイフで切ったような鮮やかさはない。
上の写真の左を拡大したヒサカキ食痕、ノウサギではない。
辺りを見回すとヒサカキばかりでなく、カラスザンショウの幼木の葉も食べられている。ノウサギが食べた訳ではない!
カラスザンショウの幼木も食べられている
コガンピという植物をヤマボウシさんに教えてもらう。是非、コガンピを花が咲いている来年の夏にもう一度見てみたい。
コガンピ、ジンチョウゲ科
12時半を過ぎているので、お昼にする。各自が開けた伐採跡と切り株に腰掛けてのお昼だ。ぼくはガスコンロでインスタントラーメンを作る。家で切ってきた白菜、ネギ、ホウレン草を入れ、生卵を落とす。熱々で旨い!皆はもちろんぼくより先に食べ終える。k-ta隊員からチョコを貰う。

2018年11月28日水曜日

ミニブタの副蹄  The dew claw of miniature pig 

昨日、学校の帰りに飼育されている動物たちに金網越しに声を掛けてきた。相変わらずウマ君はぼくが金網に近寄ると鼻面を押し寄せてくるので鼻面を撫でてあげた。隣ではミニブタがオシッコをしていた。写真を撮ろうとしたら、歩き回るので、撮るのが難しい。
ぼくが、ミニブタに話しかけていると、飼育係りの女子学生がやってきて、手をかざし「お座り」と声を掛けて座らせた。
「へー、言う事を聞くんだ!」っと感心してしまった。
ぼくはこの子の得意そうな目つきをみて、ブタは人とコミュニケーションが取れるかな?っと思ったり、それ以上にぼくの関心は足、副蹄に向いた。山でのシカ、カモシカ、イノシシの足跡の違いを知るのに、この子の歩き方をもっともっと観るべきかなっと思いながら電車に乗った。

タヌキ糞の内容物

21日22日の今回の丹沢宿泊実習で、21日は県道70号線とキャンプ場から唐沢に沿った山道歩きであったために、つまり尾根歩きがなかったのでタヌキ糞を見つけられなかった。
タヌキ糞は全て22日に歩いた清川平成の森からの尾根歩きで見つけた。
タヌキ糞の位置は「テン糞内容物とルート図」(11月26日)を参照して!
10:37 タヌキ糞1
マメガキ種子果皮・果肉、砂泥少し

11:29 タヌキ糞2
マメガキ種子・果肉・果皮

13:17 タヌキ糞3
ケンポナシ種子・果皮・果柄、砂泥少し

13:55 タヌキ糞4
マメガキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子・果肉・果皮

14:19 タヌキ糞5
カキ種子・果肉・果皮、昆虫脚

表 タヌキ糞1~5の内容物

5個のタヌキ糞の内、2,3と4、5は同一のタヌキ家族のものだろう。2・3の間は200m前後、4・5は300m前後しか離れていない。しかし、糞として出されたものは近い場所であっても異なる。2はマメガキ、3はケンポナシであり、4はマメガキとサルナシだが5はカキだ。タヌキ糞2のすぐそばにヤブコウジの群落があり、赤い実もつけてあったので、ヤブコウジの種子が出てくるかと思ったが、タヌキ糞3にも入っていなかった。タヌキはヤブコウジの果実を食べないのだろうか?