「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年6月8日土曜日

シジュウカラの雛がこんなに大きくなっていた!     The great tit chicks have already grown so large!

ベランダの巣箱のシジュウカラの出入りが激しい。が、親鳥が巣箱へ入っても雛の声が聞こえない。ウーン、まだ孵化してないのかな?補聴器をつけて巣箱後ろ2メートルくらいで耳を澄ますが、良く聞こえない。連れ合いも娘もエ?この鳴き声が聞こえないのと驚く。親がエサをくわえてきて巣箱に入った途端、雛が鳴く声が聞こえないのだ。親鳥の声は補聴器無しでも聞こえる。頻繁に出入りしているのが、コヤツは♂なのかな?こちらを警戒しているようだ。昼食後、2時間粘って出入りを見続けた。上蓋を開けて見たいが、もうしばらくの辛抱だ。2羽が巣箱からいなくなった時を狙っている。
図1.これは♂なのかな?警戒している。
だんだん雛の声が聞こえるようになった。しかし、目の前の巣箱からではなくどこか違うところから聞こえる。エサを持ってる親が入る時の雛の喜びの鳴き声だ。2羽とも餌を探しに飛んで行ったので、網戸を開け、ベランダに出る。親鳥は近くにいないようだ。すぐ、針金を外し蓋を開けて、写真を撮る(図2,3)。3枚撮り、すぐ蓋を閉め針金でくくる。成功だ!
図2.ベランダの巣箱
7羽の雛がいる。右の雛は少し成長が遅れているようだ。それにしてももうこんなに大きくなっていたなんて、雛の甲高い鳴き声が聞こえなかったから楽しみが半減している。連れ合いは居間にいても親が来たのは雛の鳴き声で判ると云う。ぼくは、五感の内聴覚の楽しみが半減している訳だ。まー、親鳥の声が聞こえるから良しとしよう。
それにしても巣箱の入口の方を向いているなんて、親鳥がエサを持ってくるのが待ち遠しいのだ。右上角の一羽はエサを横取りするのかな?
図3.巣箱の中の成長した雛
これだと、もう2,3日もすれば巣立ちかな?
兎も角良かった。ネコにもハクビシンにもアライグマにも襲われないでここまできたのだ。この巣箱はぼくの枕元から5メートルも離れていない。

2024年6月7日金曜日

横浜で再会      Reunion in Yokohama

先日4日に横浜東口で、奥湯河原のサルを追っていた仲間と会食した。YNが台湾から帰国したからだ。元気で会える内に会おうと思ったが、ぼくが最年長の78歳であり、同学年は3人で他2人は5,6歳若い。一人は90歳を越えるお袋さんの介護で大変だ。皆、どうにか親の介護をしてきている。我々ももうすぐ介護をしてもらわなくてはいけない年齢だ。ぼくは太ったようで、皆から指摘される。太って見えるのは坊主にした事と歩けないので腹筋がなくなり腹回りが出てきた事だと思う。
YNから台湾の菓子やお守りを皆がもらい恐縮する。さらに、ぼくは科博の「大哺乳類展」で買った本まで貰う。1時間半はすぐ過ぎ、上の階にある喫茶店でまた1時間半を過ごす。話しは尽きない。

 

2024年6月6日木曜日

ムササビとアメリカモモンガの脛骨と腓骨        Tibia and fibula of flying squirrel and southern flying squirrel

リス、シマリスの脛骨と腓骨は別々であったが、腓骨は細かった(図2)。同じリス科のムササビとモモンガ(但しアメリカミナミモモンガ)の脛骨と腓骨をみた(図1)。モモンガの腓骨はリスより更に細い針金状であり、ムササビはまぁーまぁー太いものである(図1)。モモンガの腓骨のように、こんな1ミリも無い細い腓骨でも脛骨と合体しているネズミ科の動物たちよりも足首から下の足が左右に動かせるのだ。この1mmもなく細い腓骨(図1)は、ヒミズやモグラの頬骨弓と同じ太さ(細さ)だ。だから、滑空して幹に跳びついて、細い腓骨だが筋肉が付着して足首から下を左右に動かせるのだ。

図1.ミナミモモンガGlaucomys volans(左)とムササビPetaurista leucogenys(右)の左の腓骨と脛骨

図2.左の脛骨腓骨 左からリスSciurus lis、シマリスTamias sibricus、ラットRuttus norvegicus、ハムスターMesocircetus auratus、アカネズミApodemus speciosus、カヤネズミMicromys minutus

今回紹介したアメリカミナミモモンガは、1992年に動物植物学院の自然のF君から死体をもらったものである。この学校は間もなく閉鎖された。この学校で教えた学生の7,8名と今でも遣り取りしている。もうその学生の子供たちが20歳を越えている。時の流れには驚かされる。30年も過ぎてもアメリカミナミモモンガ骨はそのままだ。骨を眺めると死体を貰った時の光景が思い出される。
次にウサギやサルの脛骨と腓骨は?

2024年6月4日火曜日

齧歯目の脛骨と腓骨    Tibia and fifula of Rodent

真無盲腸目トガリネズミ科のトガリネズミ、ジネズミ、モグラ科のヒミズ、アズマモグラの脛骨と腓骨はモグラを除いていずれも脛骨の中頃より上の方(近位端より)で癒合していた。齧歯目のリス科:リス、シマリス、ネズミ科:ラット、アカネズミ、カヤネズミ、キヌゲネズミ科:ハムスターの脛骨と腓骨を比較した(図1)。齧歯目では、脛骨と腓骨が真無盲腸目の動物たちのように癒合しているのはリス科以外の動物たちだ。しかし、ラット、ハムスター、アカネズミはモグラたちとは違って脛骨の下の方で癒合している(図1)。
図1.左の脛骨腓骨 左からリスSciurus lis、シマリスTamias sibricus、ラットRuttus norvegicus、ハムスターMesocircetus auratus、アカネズミApodemus speciosus、カヤネズミMicromys minutus
リス、シマリスは腓骨は脛骨から完全に独立している。カヤネズミは脛骨の中ぐらいで癒合しているようだが、、、、。

リスやシマリスは木に登り下りする時に足先を広げたり狭めたりする。この為に腓骨と脛骨は離れていなくては足首から先を左右に動かせない。ラット、ハムスター、アカネズミも木登りすることはできるが、リスなどと比べると不器用だ。

カヤネズミはカヤの中を縦横に動き回っている。カヤの細い茎を上下に移動できる。脛骨と腓骨がアカネズミやラットのようだと縦横に動き回るのは難しい。それで、カヤネズミの脛骨と腓骨を接写フィルターをつけて拡大した撮った(図2)。

図2.左:左脛骨・腓骨 右:右脛骨・腓骨
カヤネズミの腓骨は脛骨の中頃で癒合しているが、遠位端の腓骨外果は完全に脛骨から離れている。

モグラなどの真無盲腸目の腓骨は脛骨の半分より上の方(近位端)で癒合している。が、ネズミなどの齧歯目の腓骨は脛骨の半分より下の方(遠位端)で癒合している。この違いが、アカネズミやラット、ハムスターでは垂直の木は無理だが、45度位の木の枝なら優に上り下りできる。しかし、モグラの仲間では無理だ。この腓骨が癒合する位置で足首の内外転の差が出てくるものと思われる。

このところ腓骨や脛骨に着いて足首から先を動かす筋肉を勉強しているが、動物種によって脛骨と腓骨の関係が異なるので、もうお手上げ状態だ。多くの動物たちを解剖して肢の筋肉を一つ一つ見ることはもう難しい。ジネズミやヒミズ、モグラ、アカネズミやカヤネズミなどの筋肉を明らかにした解剖図などがあったら教えてもらいたい。

ところでリス科のムササビやモモンガの脛骨と腓骨はどうかな?

2024年6月3日月曜日

皮膚科医で処方された薬          The medicines that were prescribed in dermoatologist

 15日にヤエチカの銀座ライオンで11時に飲んでから、帰宅してから時間があるので皮膚科に行った。が、診断を下せないので他の皮膚科を紹介され、17日にその皮膚科に行ってきた。頭の痒み、顔面の赤み、背や腕、陰部の痒みを診て、5日間の夕食後の飲み薬と毎日2回の塗り薬が処方され、顔洗い、頭洗いの洗剤が指定された。頭、顔、身体には塗り薬なので、翌日床屋に行って坊主にしてもらった。これだと頭を洗うのも薬を塗るのも簡単だ。21日に再び皮膚科に行った。その時には、もう頭、身体の痒みは無くなっていた。坊主にしなくても良いのに!っと云われた。顔は頬が矢張り赤いので、塗り薬が変わった。それはロゼックスゲル0.75%で「酒さ(顔などに赤み、ほてりが生じる病気)を改善する」と効能が書かれている。友人TGは酒飲みの名誉勲章だねと冷やかす。

もう頭や身体、陰部の痒みが無くなった。これはレボセチリジンという飲み薬の錠剤を飲んでいるせいだと思っている。さらに、朝から晩まで1日中鼻水をハンカチでかんでいたのが、今朝半袖を着ているのに鼻水がでない。それでレボセチリジンの効能を見ると「アレルギー性鼻炎の症状、蕁麻疹、皮膚疾患の伴う痒み等を改善する薬」とある。痒みだけでなく、鼻水も抑えてくれたのだ。皮膚科医に感謝だ!

頭の痒み、身体や陰部の痒みは10年以上前からで、鼻水もそうだそれが今では全くあんなに悩まされていた身体中の痒みや鼻水がなくなった。病院には行ってみるべきだ。この喘息も治るかな?今度内科に行ったらもう50年近くつづく咳の事を云ってみよう。何か素晴らしい薬が処方されるかもしれない。

2024年6月2日日曜日

モグラ、ヒミズ、ジネズミ、トガリネズミの脛骨と腓骨            Tibia and fibula of mole, shrew mole, dzinezumi, and shrew

シカやカモシカの腓骨はほとんど消失して痕跡として脛骨の近位端に退化腓骨と遠位端に腓骨外果だけが残っていた。ここで手持ちの真無盲腸目のトガリネズミ科のトガリネズミとジネズミ、モグラ科のヒミズとアズマモグラの脛骨を腓骨を見てもらいたい(図1)。4種の腓骨は脛骨の中程から遠位端まで癒合している。特にトガリネズミやジネズミとヒミズでは顕著である。しかし、モグラでは腓骨は脛骨の中程より癒合し、遠位端では腓骨外果が少し離れている。
図1.左からトガリネズミSorez sp.、ジネズミCrocidura dzinezumi、ヒミズUrotrichus talpoides、アズマモグラMogera imaizumiの左脛骨と癒合腓骨
このことは、このブログで聞き飽きたよと云われるくらい何度も述べているように、上記の4種の中ではモグラが一番足首から下の足を左右に動かしていることが判る。これは明らかにモグラは地中のトンネル内で掘った土を後ろ足で後ろに掻き出す使われていることを物語っている。ぼくとしては腓骨外果がもう少し離れているかと思っていた。

次に外見がトガリネズミやジネズミに少し似ている齧歯目の脛骨を腓骨を見ていきたい、、、。

下土棚遊水地公園まで         To the Shimotuchidana River River Retarding Basin Park

昨日は引地川の下土棚遊水地公園まで散歩した。天気が良いが、少し風が強い。丁度30分くらい歩いたところに遊水地カンリセンターがある。ここは日中は常時開いている。そこから10分歩くと遊水地公園に下りる階段がある。公園へ降りて半周りして引地川沿いの外周路への階段を登る。
シオカラトンボのメスとキチョウが撮れた。ウラギンシジミを撮りそこねた。
図1.シオカラトンボ
図2.キチョウ
歩いた時間は約1時間半で4.7キロを歩いた。
 

2024年6月1日土曜日

抱卵中? The great tits are still incubating their eggs?

ヒナがもうすぐ孵るのかな?それとも抱卵を始めたのかな?このところ頻繁にシジュウカラが出入りしている。エサの虫を運んでいる。ベランダに架けているので、入るところが見えない。二階の部屋からは巣箱の裏しか見えないので、入るところを見るには庭から上を見上げなくてはだめだ。2022年に3月に貰った巣箱は一回り小さいのか?その年も翌年もだれも利用しなかった。それで以前は架けててアライグマに壊された巣箱ををちょっと修理して、ベランダの庭に向けて架けた。22年にミズキに架けた巣箱は今年も利用されない。ネコやハクビシン、アライグマが登りやすいのが問題なのだ。それで、ベランダの巣箱が利用されているのだ。この巣箱も屋根がボロボロなので新たに作ってやろう。
図1.クチバシにアオムシを銜えているのはシジュウカラの♂!恐らく抱卵中のメスに虫を運んできたのだ。

2024年5月31日金曜日

ヘメロカリス咲く       Hemerocallis bloomed

庭の梅の木の裏に植えているヘメロカリスが咲いている。ぼくはこの花が好きだ。どうしてだろう。花の匂いを嗅いだこともないので、どんな匂いだろうか?ん?お日様が出てきて陽が射している。
図1.庭に咲いたヘメロカリス
中国で、この花の蕾の炒めた料理を食べた。柔らかくて美味しい。この花の蕾は市場でたくさん売っていた(図2&3)。もちろん買ってキンシコウ調査の基地に持っていった。もう、10年以上も経っている。日本でも山菜として加工したものを売っている。
図2.市場で売っていたヘメロカリスの仲間の蕾
図3.蕾が少し開いている20120807



2024年5月30日木曜日

シカやカモシカの消失し退化した腓骨         The missing and degenerated fubula of deer and serow.   

シカやカモシカの腓骨は殆どその痕跡しか残っていない。図1はシカの右の脛骨である。左が丹沢で拾ったもの、右が新潟県湯沢で拾ったものだ。双方の近位端をアップしたのが図2である。丹沢の脛骨の近位端では退化腓骨は割れて無くなっているが、湯沢の脛骨では退化腓骨(↑)が突起状になっているのが判る。尚、見ても判るように湯沢のシカの方が若くして死亡したことがわかる。軟骨部分がまだしっかり骨化していない。
図1.シカの前面から見た右脛骨
図2.シカの前面からの右脛骨近位端と退化腓骨
双方の脛骨の遠位端を図3に示す。右側の湯沢のシカの脛骨には腓骨外果をボンドで着けているが、左側の丹沢のシカではこの脛骨だけを拾った(20171124の丹沢実習で学生が見つけてぼくに渡してくれた)。既に、腓骨外果は外れていた。
図3.シカの前面からの右脛骨遠位端の内果と腓骨外果
脛骨遠位端はぼくらヒトの足首に当たるところである。内側の踝(くるぶし)が腓骨内果であり、外側の踝が腓骨外果に当たる。
では、ネズミ(齧歯目)やウサギ(兎形目)、ジネズミ(真無盲腸目)の脛骨と腓骨はどうなっているだろうか?