「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年7月16日水曜日

ナスの中に幼虫が!             The larva is in egg-plant!

昨夕、台所でナスを切っていた連れ合いが「見て!ナスに入っている虫がいる!」と切ったナスを渡してくれた。うん、確かに何かの幼虫の芋虫がいる(図1)。何の幼虫か判らないので、画像検索したら。オオタバコガの幼虫と出てきた(図2)。ナス科の植物を食べ荒らす害虫になっている。ナス科ならトマトやジャガイモもそうだ。庭に鉢に植えたジャガイモがあるが、このところ生育状態が良くない。葉にニジュウヤホシテントウが着いている。以前はこのテントウムシの仲間を見つけたら振り落としていただけだが、今は踏み潰している。それでも毎朝2,3匹付いている。このニジュウヤホシテントウの幼虫はどこにいるのだろう。葉の裏だ。コヤツもジャガイモの葉を食っているんだ。どうりで花が咲かないわけだ。小さなジャガイモでも3,4個収穫できればと思っていたが、光合成ができなくなっているから無理かな?
図1.ナスの実の中にいる幼虫
図2.取り出したオオタバコガの幼虫
もう、6月28日に左の脹脛が散歩で攣ってから、もう3週間近く脹脛が痛くてまともに歩けない状態だ。家の中でもビッコを引き、階段の上り下りも右足だけを使っている。どうしてこんなにも長引くのか?自分の身体に腹が立つ。腰部脊柱管狭窄症による尻、腰の怠さ、痛さは4月からの毎日朝夕の足のストレッチによるリハビリによって、狭窄症による症状はかなり薄れているので、散歩したいのだ。が、今度は左脹脛が痛いのだ。
子供の頃は外遊びの日々だったので、手足を含め身体の何処かが毎日擦り傷や打ち身による怪我をしていた。治ってきたと思うと別のところを怪我していた。でも、毎日外を駆け回れた。足が攣るなんてことはなかったのだ。あー、早く歩きたい!

2025年7月15日火曜日

眼窩下孔を通る齧歯目の内側咬筋             Medial masseters passing through the infraorbital foramena in Rodents

 動物の発生過程で、先ず神経系が形成され、それから血管系も形成され、次に筋肉系も形成されていき、最後に骨が形成される。それは、頭では理解している筈だが、骨を見ていると、骨が先にあり、後から神経や血管、筋肉が作られるのではないかと思ってしまう。

さて、前回齧歯目の巨大な眼窩下孔をアップした。これらの眼窩下孔には咬筋 masseterの内側咬筋medialis m.が通るのだ(図1)。図1は齧歯目を4つに分類したADW: Rodent jawsもので、咬筋は浅咬筋と外側咬筋と内側咬筋に分けの3タイプに分けて、ネズミ型亜目とヤマアラシ型亜目の大きな眼窩下孔を通るのは内側咬筋であるとしている(図1)。

図1.眼窩下孔を通る内側咬筋  fromADW: Rodent jaws
左上:Protrogomorphous原齧歯亜目 右上:Sciuromorpousリス型亜目
左下:Myomorphousネズミ型亜目 左下:Hystricomorphousヤマアラシ型亜目

アカネズミやスミスネズミの大きな眼窩下孔には図1の左下のように咬筋が眼窩下孔を通って下顎骨の臼歯と下顎枝との間に張り付く。また、ヌートリアでは図1の右下のようになる。いずれも内側咬筋は鼻骨付近の上顎骨から起因し、眼窩下孔を通って下顎枝と臼歯との間に張り付く。

なお、外側咬筋は図2のように張り付き、浅咬筋は図3のように張り付く。
なお、臼歯よりも切歯が重要な働きをしている齧歯目でも、頭頂部から筋突起に張り付く目立たない側頭筋もある。しかし、ヒトや他の哺乳類にある翼骨突起から翼突筋は無いようだ。
図2.齧歯目の外側咬筋の付き方  fromADW: Rodent jaws
図3.齧歯目の浅咬筋の付き方 fromADW: Rodent jaws

ふー、どうも齧歯目の場合は、咬筋の種類や名称がヒトやイヌ、ネコ、豚、牛などとは違うようだ。どなたか教えて下さい。何だか、眼窩下孔を通る神経や血管、さらには咬筋まで通るのか?っと驚き、齧歯目の多様性と動物の不思議に今更ながら驚いている。

ネタニヤフ・イスラエルのガザの攻撃は続き、プーチン・露のキーウへの攻撃も激しくなっている。一時も早く攻撃を止めるべきだ。

2025年7月14日月曜日

ゴマダラカミキリを部屋に入れた!           I put a long-horned beetle into my room!

昨日夕方近く、庭に出て水道栓に散水ホースをつけて睡蓮鉢や、吊るしているラン類に水をかけていると、何とアカトンボが来て柵の上にとまった。アカトンボにも水をかけてやると一瞬飛び上がったが、またすぐ舞い戻って同じ所にとまった。足元に目を移すとゴマダラカミキリが一匹歩いている。早速捕まえて、我が部屋の網戸を開けて放り入れた。
散水が終わり、部屋に戻ったがカミキリはどこへ行ったのか分からない。そのまま放置して隣のエアコンが効いた居間でウィスキーに氷を入れて飲んでいると、娘が我が家のビールが詰まっている冷蔵庫を開けようとして、ゴマダラカミキリを見つけた。驚いて、「庭に出して!」と叫んでいる。「何言ってるんだ!俺の部屋に入れているんだ!」と云うが、もうゴキブリにあったかのようにイヤがっている。写真を撮ったら外に出す!っと言って、廊下との境のドアを閉めた。これだと、我が部屋で飛び回ろうと文句を言われる筋合いがない。
図1.ゴマダラカミキリ

 っと、寝ながらこのカミキリの件に関して考えた。

娘はダンゴムシは平気だし、ショウリョウバッタも平気だ。それらは庭で見られるからだ。連れ合いはカミキリムシやカナブンの仲間は平気だと云う。イナゴの佃煮を食べて育った世代だ。が、娘は虫やチョウまでも部屋にいると嫌がる。虫やチョウは屋外にいるものたちなのだ。

この事からよそ者嫌い、外国人嫌い、自分と異質な者嫌いも同じ根を持っているのではないかと思った。

2025年7月12日土曜日

ヌートリアの大きな眼窩下孔とリスの小さな眼窩下孔                    Big infraorbital foramen of coypu and small infraorbital foramen of squirrel

 齧歯目ほど一つの目Orderで多様な眼窩下孔を持っている目はない、眼窩と見間違うほど大きな眼窩下孔を持つヌートリアたちもいれば、小さな眼窩下孔をもつリス科の仲間もいる。でも、リスの仲間を除けば多くの齧歯目は大きな眼窩下孔をもつ。

図1と2の動物はネズミ科のアカネズミとスミスネズミである。いずれも頭骨の大きさに不釣り合いに大きな眼窩下孔をもつ。

図1.アカネズミの眼窩下孔
図2.スミスネズミの眼窩下孔
さらに大きな眼窩下孔をもつのがヌートリアの仲間である。まるで眼窩かと見誤るほど大きい(図3&4)。
図3.ヌートリアの前面からの眼窩下孔
図4.ヌートリアの右側面からの眼窩下孔
しかい、齧歯目とは思われないほとリスの仲間の眼窩下孔は小さい(図5)。
図5.ニホンリスの前面からの眼窩下孔
次回にこのような齧歯目の眼窩下孔を通る咀嚼筋についてアップする。

プーチンロシアは相変わらずウクライナに侵略戦争を仕掛けている。NATOはウクライナに武器援助だけでなく兵士も援助してもらいたい。

2025年7月11日金曜日

シカやイノシシ、スナメリの眼窩下孔      Infraorbital foramina in Deer, Wild Boar and Finless porpoise

下図は丹沢に生息する鯨偶蹄目のシカとカモシカとイノシシの眼窩下孔である。それと愛知県のSugimotoさんから送ってもらったスナメリの眼窩下孔をアップする。いずれも頭骨の割合からすると小さな孔である。この眼窩下孔を通る神経と血管は、頬や口吻や口腔内の感覚を司っているのだ。
図1.シカCervus nipponの眼窩下孔↑

図2.カモシカCapricornis crispusの眼窩下孔↑
図3.イノシシSus scrofaの眼窩下孔↑
図4.スナメリNeophocaena phocaenoidesの眼窩下孔↑

今度の参院選で日本人ファーストなどと云い始めている政党がある。トランプのアメリカファーストから始まり都民ファーストまである。何だか日本も欧州のような右傾化の波が押し寄せているような感じだ。海外からの人たちを、異なった文化を持った人々を除け者扱いにする事は許されない。日本は、中国からのまた朝鮮半島からの人々や文化を受け入れて日本独自の文化を築いてきた。明治以降は欧米の文化を取り入れて発展してきた。現在の日本の事を考えるなら、今こそ多くの諸外国からの人々を受け入れるべきだ。

2025年7月10日木曜日

霊長目と食肉目の眼窩下孔                   Infraorbital foramina in Primates and Carnivore

ニホンザルを含め霊長目の動物たちは小さな孔の眼窩下孔が複数ある(図1&2)。しかし、食肉目の動物たちは大きな孔の眼窩下孔が一つだけである(図3&4)。眼窩下孔には、それぞれ顔面や口腔内の神経や血管がが通っている。ぼくは、右顔面打撲骨折で、眼窩と眼窩下孔が潰れ手術された。もう、違和感は無いが、右顔面や口腔内はまるで歯科で麻酔を打たれたような感じが5,6年も続いた。それは眼窩下孔が潰れて眼窩下神経が正常に機能しなくなっていたのだ。それは別にしてヒトやサルの仲間では小さな孔が複数あり(図1&2)、そこを神経や血管が通っている。が、食肉目は大きな孔である(図3&4)。このように大きな孔が何故ひつようなのか?食肉目の眼窩下神経は太く、血管も太いのか?
図1.アカコロブスProclolobus badiusの♂左と♀右の眼窩下孔
赤線で囲った部分:眼窩下孔
図2.ヒガシゴリラGorilla beringeiの眼窩下孔 1997年8月カフジビエガ国立公園で
図3.カイネコFelis catusの眼窩下孔↑

図4.キツネVulpes vulpesの眼窩下孔↑
ネコにしてもキツネにしても長いヒゲが生えている。このヒゲは触毛と名付けられ、ヒゲがあるからこそ顔をモノにぶつけずに移動でき、ヒゲの触れ合いで他個体とのコミュニケーションも出来るようだ。その為、ヒゲの根元にはたくさん神経が集中しているようだ。だから、食肉目では太い神経が通り眼窩下孔が大きくなるのだろう。

オニユリが咲き始めた!               Tiger lilies have begun to bloom!

庭のオニユリが3個咲いている。これからどんどんこのオニユリの花が庭を賑やかにする。図1のコヤツは庭に寄せ植えしている大鉢にムカゴが落ちて咲き出しているヤツだ。オニユリは暑い夏の象徴のようなユリだが、まだ7月上旬だ。ぼくはまだ寝室のエアコンは入れていない。窓を開け、カーテンを開けるだけだ。昨夜は寒くて目が覚めた。1時だった。南の空のお月様が眩しいと思いながら、「菜の花や 月は東に 陽は西に」を口ずさみ、地球の公転と自転と月との関係を考えていたら、いつの間にか動物たちの眼窩下孔のことを思い浮かべて、30分もウツラウツラしながら夜中の冷気を感じていた。そして、何故ここ湘南台は涼しいのかな?っと考えた。それはここは丘陵で西に引地川、東に境川が流れているから涼しい風が流れるのだ。っと思っている内に寝入った。
次に目覚めたのは5時だ。トイレに行き、ベットの上で膝抱え、足伸ばし、足首持ちの3種のストレッチを行い、5時40分に起きる。
下は、7時過ぎの朝日を浴びるオニユリだ。
図1.オニユリの花

2025年7月9日水曜日

アライグマの眼窩下孔                  Infraorbital foramina in racoons

 HPを立ち上げていた時に日本に生息する食肉目7科の検索・分類表をアップしていた。7科を頭骨の様々な部位を基に検索したのだ。その中で眼窩下孔の①数や②位置、③形状から検索・分類するものもあった。眼窩下孔が1個なのがイヌ科、イタチ科、クマ科、ネコ科、ジャコウネコ科、マングース科で2個なのがアライグマ科としていた。 今日、改めてアライグマの頭骨を見たら2個の個体と1個の個体がいる。この眼窩下孔2個の頭骨を例にしていたのだ。この2個の眼窩下孔の個体は♂で、1個の個体は♀だ。これらのアライグマはもう2000年に神奈川県自然保護センターから鎌倉で捕獲された死体を譲り受けたものだ。

図1.アライグマ頭骨正面から左♂、右♀
↓&↑:眼窩下孔
眼窩下孔が複数ある動物は霊長目の仲間(狭鼻下目)がいる。手持ちのサルではリスザル(広鼻下目)もスローロリス(曲鼻亜目)も一つだ。しかし、頭蓋の獨協医科大のリスザルやスローロリスを見ると、眼窩下孔の数は様々であり、この数を分類の基準にするのが間違っていた。資料が少ないので誤まった解釈をするところだった。骨は神経や血管などが出来上がってからそれらを囲むように形成される。

今日、警察署に行って新たな免許証?を貰った。が、それはマイナンバーカードが免許証にもなるだけだ。それは保険証の変わりになるのと同じだ。これからはマイナンバーカードを1枚を持っていれば良いのだ。

もうすぐ咲くオニユリ                  Oniyuri, Tiger lily to bloom soon

庭のオニユリが蕾が橙色に大きくなってもうすぐ咲きそうだ(図1)。このオニユリかなり前に暮れに茶碗蒸しの材料にするために買った鱗茎だ。そのひとかけらを植えたものが、今では庭の至処に出ている。一昨年から今年は暮れにオニユリの鱗茎を食べようと思っているのだが、茎に目印の紐を結んで置いてもその紐ごと解らなくなる。各葉の付け根に黒っぽい小さな鱗茎のムカゴがついている。これが散らばるので辺りに出てくるのだ。
図1.咲きそうなオニユリ
一方、庭にはこの建て売りの家に引っ越してきて間も無く植えたカノコユリがあるが、日が余り当たらなくなったため2本の茎がでて蕾も大きくなってきている(図2)。が、咲くのはまだまだ先のようだ。

図2.カノコユリの開花は下旬かな?
嬉しい事に1本残ったヤマユリは病気にもならず、青い葉を残している。きっと来年は太い芽が出て二つくらい蕾を持ってくれそうだ。 

2025年7月8日火曜日

AIの頭骨の検索はまだまだダ!                AI image research of skulls is far from complete!

 Chat-GPTの進歩発展には驚いている。脛骨と腓骨に関して質問したところ1ヶ月前とは比べられないくらいだ。多くのデジタル化された論文・本をデーターにして生成AIも駆使されているので、まるで大学の指導教官のように教えてくれる。しかも丁寧だ。その出所データーの論文まで紹介してくれ、さらにその論文へのアクセスの方法まで教えてくれる。

Googleの画像検索も優れているが、頭骨に関してはまだまだ遅れている。

図1のクロの頭骨を画像検索したら、アライグマだと云う。エ?っと驚き図2のアライグマの頭骨を画像検索した。すると何とラットだと云う。もっとも、大きさが判らないが、それにしても、これには随分驚いたので、ここでクロとアライグマの頭骨を載せた。皆さんはどうですか?

図1.カイイヌCanis familiarisのクロの頭骨
図2.アライグマProcyon lotorの頭骨
ぼくは、少なくても日本に生息する齧歯目と真無盲腸目を除いて哺乳類の頭骨は同定できる自信がある。但し、食肉目なら、ミンク、オコジョ、イイズナは頭骨を持っていないので、出来ない。しかし、見ただけでイタチ科だと判断できるだろう。

Googleの画像検索は、花や昆虫などはSNSに写真を投稿する数が多いから、AIは画像検索できるようになる。しかし、頭骨を投稿する数は花のアップ数の1割もないだろう。その為、AIはデーダー不足で同定できないのだ。しかし、骨格の各部分の骨を同定するよ。