「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年6月1日日曜日

キノボリハイラックスとイワハイラックスの頭骨の違い                         The difference of skulls between tree hyrax and rock hyrax

ハイラックスの後眼窩突起や頬骨弓を見ていて、キノボリハイラックスとイワハイラックスの上から見た頭骨に明らかな違いがあることが解かった。前頭骨fと後頭骨pがキノボリとイワでは異なっている。それは、前頭骨fと頭頂骨pが縫合する冠状縫合線だ。イワの冠状縫合線がV字状になっているが、キノボリでは直線に近い曲がりだ。また、頭頂間骨(インカ骨)Oがキノボリでは台形状だが、イワでは△状だ。さらに、イワでは左右の頭頂骨pの縫合線が矢状隆起になっている。が、キノボリでは左右の縫合部分が平になって側頭稜のように盛り上がっている(図1)。
キノボリとイワの両ハイラックスの頭頂部の骨のこのような違いは何に起因するものだろう。一つ云える事は、イワハイラックスの矢状隆起は側頭筋の支えとして盛り上がっていることが解かる。硬い食物を食べているようだ。一方、キノボリハイラックスは頭頂部が平だが、後眼窩突起から頭頂骨の側壁が盛り上がっているのも、これも食物を咀嚼する側頭筋が着く支えになっている。このように矢状隆起があるイワハイラックスと前後に長い板状になった頭頂骨の違いが、△状か台形状の後頭骨の違いとなって表れているのだ。
図1.頭骨上面から見たキノボリハイラックスDendrohyrax arboreus(左♀と中?)とイワハイラックスProcavia capensis(右?)
f:前頭骨 p:頭頂骨 o:頭頂間骨

キノボリハイラックスとイワハイラックスの頭骨を下面から比較すると、後鼻孔の左右の幅のサイズが違う。イワハイラックスは狭く、キノボリは広い。同じような違いはカイウサギとノウサギの後鼻孔にも見られ、カイウサギの後鼻孔は狭く、鼻骨の幅も狭いが、イワハイラックスとキノボリハイラックスでは後鼻孔の幅だけの違いだ。この後鼻孔の違いは何に基づいているか、考えつかない。

図2.頭骨底面から見たキノボリハイラックス(左♀?と中)とイワハイラックス(右)
これらのハイラックスの頭骨はタンザニアのマハレNP滞在中にチンパンジーの人付けを手伝ってくれたドイツ人のトム(スアヒリ名)から貰ったものだ。イワハイラックスはセレンゲティのもので性別不明、キノボリハイラックスの2個はタンザニア北東部のルショト産だ。

このイワハイラックスは哺乳類頭蓋画像データーベースの載っているケープハイラックスDKY_1803I.jpg (3060×2036)とは上面と下面からの図が違う。ケープハイラックスのはキノボリハイラックスに似ている。頭頂骨の矢状隆起や頭頂間骨の形状が異なる。また、ADWに載っているイワハイラックスとも違う(図3)。このイワハイラックス♂は矢状隆起がない。手持ちのイワハイラックスは矢状隆起があるので、♂かと考えていたが、、、、。
図3.イワハイラックス♂ from ADW: procaviidae.jpg
これらの違いは興味深いが、もうトム(独名:Falk 見ていて、キノボリハイラックスとイワハイラックスの上から見た頭骨に明らかな違いがあることが解かった。前頭骨fと後頭骨pがキノボリとイワでは異なっている。それは、前頭骨fと頭頂骨pが縫合する冠状縫合線だ。イワの冠状縫合線がV字状になっているが、キノボリでは直線に近い曲がりだ。また、頭頂間骨(インカ骨)Oがキノボリでは台形状だが、イワでは△状だ。さらに、イワでは左右の頭頂骨pの縫合線が矢状隆起になっている。が、キノボリでは左右の縫合部分が平になって側頭稜のように盛り上がっている(図1)。
キノボリとイワの両ハイラックスの頭頂部の骨のこのような違いは何に起因するものだろう。一つ云える事は、イワハイラックスの矢状隆起は側頭筋の支えとして盛り上がっていることが解かる。硬い食物を食べているようだ。一方、キノボリハイラックスは頭頂部が平だが、後眼窩突起から頭頂骨の側壁が盛り上がっているのも、これも食物を咀嚼する側頭筋が着く支えになっている。このように矢状隆起があるイワハイラックスと前後に長い板状になった頭頂骨の違いが、△状か台形状の後頭骨の違いとなって表れているのだ。
図1.頭骨上面から見たキノボリハイラックスDendrohyrax arboreus(左♀と中?)とイワハイラックスProcavia capensis(右?)
f:前頭骨 p:頭頂骨 o:頭頂間骨
キノボリハイラックスとイワハイラックスの頭骨を下面から比較すると、後鼻孔の左右の幅のサイズが違う。イワハイラックスは狭く、キノボリは広い。同じような違いはカイウサギとノウサギの後鼻孔にも見られ、カイウサギの後鼻孔は狭く、鼻骨の幅も狭いが、イワハイラックスとキノボリハイラックスでは後鼻孔の幅だけの違いだ。この後鼻孔の違いは何に基づいているか、考えつかない。

図2.頭骨底面から見たキノボリハイラックス(左♀?と中)とイワハイラックス(右)
これらのハイラックスの頭骨はタンザニアのマハレNP滞在中にチンパンジーの人付けを手伝ってくれたドイツ人のトム(スアヒリ名)から貰ったものだ。イワハイラックスはセレンゲティのもので性別不明、キノボリハイラックスの2個はタンザニア北東部のルショト産だ。
このイワハイラックスは哺乳類頭蓋画像データーベースの載っているケープハイラックスDKY_1803I.jpg (3060×2036)とは上面と下面からの図が違う。ケープハイラックスのはキノボリハイラックスに似ている。頭頂骨の矢状隆起や頭頂間骨の形状が異なる。また、ADWに載っているイワハイラックスとも違う(図3)。このイワハイラックス♂は矢状隆起がない。手持ちのイワハイラックスは矢状隆起があるので、♂かと考えていたが、、、、。
図3.イワハイラックス♂ from ADW: procaviidae.jpg
これらの違いは興味深いが、もうトム(独名:Falk Grossmann)とは連絡が取れないし、、、。取れたとしても、もう30年も前の事だ。すると彼はもう50歳か!

2025年5月31日土曜日

ヤマユリが枯れてきた!                  Tha gold banded lilies are staring to wither!

3月24日に近くの花屋でヤマユリの一鉢の苗を買ってきて庭に植え付けた(図1)。欲張って一鉢に3株も苗が出ているのを買ってきたのだ。これら3株とも順調に伸びて、茎の先端に蕾を一個つけていた。それが、5月の中頃の風の強い日の後、①の株の蕾がシランの葉に擦られたせいか傷がついていた。その三日後に蕾の下の葉が2枚も黄色くなったので、上の部分を切った。
図1.3月24日に植えたヤマユリ3株
雨が止んだので庭に出て見ると大きく蕾が育っていた②株が蕾も上の方の葉も薄黄色になり始めている。③株は今のところ問題なさそうだ。
何だか、がっかりだ。何故だ!アブラムシなどの虫の害ではないような蕾や葉の薄黄色の変化だ。病気だとしたら、これは根からの病気かな?元には戻らないないだろう。あー、3株も出ている鉢を買って来て良かった。でも、まだ一株残っている。コヤツだけは何としても花を咲かせて欲しい。後1ヶ月ちょっとが待ち遠しい。タネを採って撒きたい!
図3.病気になって蕾や葉が薄黄色になったヤマユリ

 今、釧路で大きな地震のようだ。妹からLINEがくる。

イワハイラックスの不思議な頬骨弓                  The interesting zygomatic arch of rock hylax

 イワハイラックスの頭骨を見ていて、後眼窩突起の他に???っと思う骨があった。それは頬骨弓だ。頬骨弓は頬骨から側頭骨へ伸びた突起と側頭骨から頬骨側へ伸びた突起が癒合した骨である。図1の紐が巻かれている骨だ。

頬骨が側頭骨の方に伸びて途中で前頭骨の方に向かう突起(頬骨前頭突起)と後眼窩突起(前頭骨頬骨突起)が癒合すると、眼窩輪が形成される。図1のイワハイラックスでは眼窩輪が形成されていない。

この頬骨から側頭骨の方に伸びた突起が側頭骨まで達しており、図1では頬骨側頭突起の上に乗るように伸びてくる側頭骨頬骨突起が不明だ。実は、側頭骨頬骨突起が破損しているのだ(図2)。図3はキノボリハイラックスだ。側頭骨頬骨突起が少し上にかぶさっている(赤線で囲う)。

図1.イワハイラックスProcavia capensisの左側面からの頬骨弓(紐が巻かれている)

図2.イワハイラックスの欠損した側頭骨頬骨突起

図3.キノボリハイラックスDendrohyrax arboreusの頬骨側頭突起と側頭骨頬骨突起の癒合部分
図2&3の赤線で囲んだ頬骨側頭突起の下部が下向きに凸になっている。これは、何と下顎頭を受ける下顎窩の一部になっているのだ(図4)。頬骨側頭突起が下顎窩の一部になっているのは、ぼくの手持ちの頭骨ではハイラックスの仲間だけだ。
尚、ウサギの仲間も頬骨側頭突起が外耳孔の方まで伸びるが、下顎窩を担う訳ではない。
図4.底面から見たイワハイラックスの頬骨側頭突起が側頭骨と接する部分(赤線で囲む)

今回、ハイラックスを取り上げたので、学名を調べてみたら、キノボリハイラックスとイワハイラックスはハイラックス科Procavidaeであるが、属が違うことに気が付いた。姿の見た目や頭骨もそっくりだから、同属と思っていた。つまり、イヌ科の中のキツネとタヌキやオオカミの違いのようなものだ。

2025年5月30日金曜日

ツバメの巣がある家への憧れ                         Longing for a house with swallow's nests

昨日、雨が降る前に新しいスマホを持って散歩に出かけた。このスマホを歩数計として使うためだ。歩くルート上にWiFiがある所には立ち寄らないが、WiFiの電波をキャッチできなくとも歩数計としては使えるし、1,2メートル近くの物ならカメラを出す事もなくこのスマホで写せるからだ。
線路沿いに歩き、途中から左に折れて湘南台大橋を渡り、再び左に折れて、下土棚遊水地公園の外周を歩く。先ほど渡ってきた湘南台大橋の底を見上げる。ん?何だかイワツバメの巣が新しくなっているようだ。っとツバメの一羽飛び出た。イワツバメが巣を作り直したのだ。が、待てどツバメは戻って来ないので戻る。
図1.橋の下のイワツバメの巣
外周路にソメイヨシノの種子がたくさん落ちている(図2)。これはどうしてだ。が、すぐ納得だ。ヒヨドリがここで糞をしたのだ。高校横の道路で黒く熟したクワの実を指先が赤紫に染まるくらい食べ。道路を渡ってからサクラ並木の黒い実が5,6個食べた。きっとぼくの唇は赤紫に染まっているだろうと思うので、前から人が来るとハンカチで口元を隠した。
図2.ソメイヨシノの種子
北海道釧路生まれの者にとってはツバメは憧れの鳥だ。子供の頃は家の軒下にツバメが巣をつくり、卵を産み、ヒナを育てるのを身近で見れるなんて内地は夢のようなところだと思っていた。だから、自分の家にもツバメが巣をつくってもらいたいと思っているが、我が家の近くでは飛び回っているツバメを見ない。ツバメが巣材とする田圃の土が我が家の周りにはないからだ。もう、何年も前に50メートルくらい離れた教会の軒下にツバメが巣をつくりヒナを孵したことがあった。しかし、それっきりだった。
ぼくとしては、シジュウカラでなくてスズメが入ってくれる巣箱は掛けようとおもっている。

2025年5月29日木曜日

イワハイラックスの後眼窩突起は頭頂骨も参加              The postorbital processes of rock hyrax also include the parietal bone

今朝、イワハイラックスの頭骨を見ていて、ん?なんだ?他の哺乳類の頭頂骨とはちょっと違うことに気がついた。それは、上から頭骨を見ると頭頂骨の前方の両端が伸びて後眼窩突起(←)まで到達しているのだ。机の周りの頭骨を見まわしても頭頂骨が後眼窩突起窩まで伸びているのはない(図1&2)。
図1.頭骨上面からの前頭骨と頭頂骨の境目(冠状縫合:赤線)
左から、ハヌマンラングールSemnopithecus entellus、アフリカオニネズミCicetomys gambianus、イワハイラックスProcavia capensis、タヌキNyctereutes procyonoides

アフリカオニネズミは後眼窩突起は見れれないが、齧歯目の中ではアメリカモモンガ(リス科)は後眼窩突起が発達するので図2にアップした。やはり冠状縫合は後眼窩突起まで伸びてはいない。Procavia capensisProcavia capensisProcavia capensis
図2.アメリカモモンガClaucomys volansのこう眼窩突起と前頭骨と頭頂骨との境目(冠状縫合:赤線)
イワハイラックスの頭頂骨は後眼窩突起まで伸びて、何と突起の先端は頭頂骨だ(図3をクリックして拡大)。
図3.イワハイラックスの後眼窩突起窩()の後ろは頭頂骨

これは、どう考えたら良いのだろう。後眼窩突起は前頭骨から出るとばかり思っていたのに、イワハイラックスでは前頭骨に引っ張られるように頭頂骨も参加している。さらに、???と思うことに気がついた。

イスラエルの前首相がガザ攻撃を批判し始めた。同じくドイツの首相もイスラエルを批判し始めた。随分遅すぎる批判だとも思うが、批判しない国の首相たちが多い。ガザの人々が飢えにも苦しんでいる。日本は米問題が騒動となっているが、飢えで苦しんでいる訳ではない。しかし、米は日本人の大事な主食だ。パン、麺などの小麦も大事だが、自国で米だけは賄えるように生産してもらいたいものだ。


2025年5月26日月曜日

曇り空の中の散歩             Walking in cloudy sky

尻上部と腰が重苦しいが、散歩に行ってきた。花壇と道路際の境にタチフヨウが勢い良く伸び、大きな花を咲かせている。その中に身体中が花粉にまみれたハナアブがいて、ハナアブに伸し掛かるようにハナカミキリの仲間(だと思うが、、、)が1匹いる(図1)。息を吹きかけてみたが二匹はほとんど動かない。新たに買ったスマホで撮ってみた。
大きな家の庭に3メートルを超す高木のカルミアの木があり、それにたくさん花が咲いていた(図2)。
図1.タチフヨウの花とハナアブと、、、
図2.大きなカルミアの花
カワズザクラの実をつけている木があった(図3)。大きな実で、ソメイヨシノの実よりも一回りも大きい。黒く熟したヤツを一つ摘まんで食べてみた。苦いかな?っと思ったがそうでもなかった。まー、食べられる。

図3.カワズザクラの実
ヤマトシジミがウロチョロ飛び回っている。ようやくムラサキツユクサの花に停まった。蜜を吸っている(図4)。 腰回の重苦しさが解消されないので、帰る。それでも何やかやで7500歩歩いていた。最後の我が家の庭のドクダミを隣家の駐車場から撮った(図5)。
図4.ヤマトシジミ
図5.庭のドクダミの花
何だか、米国がどんどん劣化していく。全てトランプとトランプを支持する人たちが作り上げている。きっとこれからは民主的なモノが失われた暗黒の4年間になるのだろう。それを取り戻すのにどの位かかるのだろう。

2025年5月24日土曜日

ホタルブクロが咲き出している                      Bellflowers are begining to bloom

曇り空で、今にも雨が降りそうだ。昨日から背が重苦しいので、今日も家に閉じ籠っている。庭にはホタルブクロが咲き出している。これからしばらくホタルブクロを楽しむことになる。
山でGPS用に使っていたスマホXperiaがバッテリーの膨張でスマホのディスプレイ画面が5ミリほど持ち上がり、機能もオカシクなってきている。その為新しいスマホを買おうと思ったが、山に行かなくなったのでスマホは、家に居る時に妹や友人たちとLINEで遣り取りするだけなので、特に必要っと云う訳でもない。mailでも遣り取りは可能だ。それでアマゾンでsimフリーの中国製の安いスマホを10900円で、フリーsimカードは180日間有効のものを1980円で、購入し。いろいろ楽しんでいるが、Googleを開いてもGmailやLINEにアクセスしても様々な宣伝、コマーシャルの嵐に驚いている。

2025年5月23日金曜日

桑の実を採って食べる               I picked and ate mulberries

コーンフレークに牛乳を掛け、それと目玉焼きでお昼とした。コーヒーを飲んでからカメラを持って散歩に出た。今日は4千歩のルートだ。先日の引地川親水公園までのルートで疲れたので、軽く済ませようと歩いた。変わらずに太腿前部と臀部が重苦しい。が、足はスムーズに出る。新湘南大橋を渡って左に折れて高校と下土棚親水公園の間の道を通って、引地川に沿って歩く。っと土手にクワの実が黒ずんでいるのを見つける(図1)。敷石に上がってちょっと背伸びして黒く熟した実を採り、口に放り込む。次々に口に放り込む。15,6個は採っただろうか?少し、埃っぽいが美味い。高校生は見過ごしているんだ。これが山の中ならペットボトルの水を捨ててボトルに容れるだろう。山桑の実よりも遥かに大きいので食べ応えがある。このクワの実の房がせめてビワの実くらいあったらっといつも思う。
図1.クワの実
36分で3927歩であった。帰宅してすぐ顔を洗う。そのくらい汗ばんだ。帰宅後も臀部が重苦しい。まー、良い。
 

2025年5月21日水曜日

散歩で見つけたキチョウ                 Common grass yellow I found on a walk

午前中の10時に散歩に出た。ん?また左右の太腿が以前に戻ったようにオカシイ。突っ張った感じである。どうも先週の引地川遊水公園までの1万4千歩を超えた散歩から足が元に戻った感じだ。が、靴下は履けるし洗面の前屈も問題ない。が、散歩に出る前から太腿の上部が重苦しいのだ。
で、歩きを4千歩コースにした。最後まで太腿に違和感が残った。途中で撮ったキチョウだ(図1)。停まるまで100メートル以上ゆっくり着いて歩いた。
図1.タンポポの花の蜜を吸うキチョウ

2025年5月20日火曜日

胸椎と腰椎の違い                       The differences between thoracic vertebra and lumbar vertebra

 幾つかの動物たちの腰椎をこれまでアップしてきた。ヒトの腰椎は5個なのにタヌキやサル、ウサギでは7個、イタチやテンでは6個であった。さらに有袋類のフクロモモンガやハイイロジネズミでは5個であった。腰椎とその前にある胸椎とはどこで見分けて腰椎だとしているのかをこの場を借りて示したい。

タヌキの胸椎と腰椎を見てもらう(図1)。腰椎l①、l②には横突起↓があるが、胸椎t⑫、t⑬にはない。しかし、山で拾う古くなった死骸や轢死体のものではこの横突起↓が欠けて、紛失している場合もある。

図1.背側からみたタヌキの胸椎と腰椎
↓:横突起
t⑫、t⑬:第12胸椎と第13胸椎
l①、l②:第1腰椎と第2腰椎
今度は側面からの胸椎と腰椎を見てもらう(図2)。胸椎のt⑫とt⑬には前肋骨窩→・の凹みがある。が、腰椎のl①やl②には横突起↑があって凹みはない。この凹みは肋骨が接する部分である。全ての胸椎の前端に肋骨がつく。
図2.側面からみたタヌキの胸椎と腰椎
↑:横突起
→・:前肋骨窩
凡例は図1と同じ
尚、タヌキの胸椎は13個だが、テンは14個だ。が、ウサギの胸椎は12個だ。この辺りが不思議なところだが、友人TEから、哺乳類の椎骨の総数は同じようだ。つまり、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎の総数は同じらしい(動物の種をまたぐ「背骨数ルール」を発見 | 理化学研究所)との情報を教えてもらった。