「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年7月15日土曜日

台湾の友人から有尾型のナガサキアゲハ♀      Female Great Mormon with tail from friend in Taiwan

 台湾に半移住している友人YNからLINEで有尾型のナガサキアゲハの♀が赤いサンタンカの花に停まって吸水している写真が送られてきた。YNはもともとはチョウに詳しく、逗子で一つ家で6,7名と共同生活した時にチョウの名前を教えてもらったものだ。

日本ではめったに有尾型のナガサキアゲハの♀は見られないようだ。大抵は台湾からの迷チョウのようだ。ナガサキアゲハは日本産のチョウでは最大クラスだ。もう、何十年も見ていないので、見てみたい。

YNは台湾南東部の台東市から少し北部に入ったところで生活しているが、きっと毎日毎日が子供の頃の夏休み状態のように楽しんでいることだろう。

ナガサキアゲハPapilio memnon♀有尾型
昨日「手もみ」に行って、90分間、足を揉んでもらい。少し、前屈が出来るようになった。しかし、椅子に座って前屈すると左足の太腿がまだ痛い。しばらくは散歩できない。

2023年7月14日金曜日

男が作った宗教が性差別を引き起こした   Religion created by males caused sexism

今朝、庭に面した窓のカーテンを開けると網戸にアブラゼミが停まっている。♂だ!静かに網戸を開けて捕まえたが、ジージーと煩く鳴くし、網戸から引き剝がすのに手間取った。
今年、初めてのアブラゼミだ。この雨曇りの梅雨空が真夏の青空に変わったら周りで煩いほど鳴くだろう。起きてきた連れ合いに見せてから庭に放した。

 狩猟採集生活で、「男は狩り、女は採集」は誤まりらしい(The Myth of Man the Hunter:Women's contribution to the hunt across ethnographic contexts. https://europepmc.org/article/MED/37379261#abstract)

Gender 問題が起きるのは中近東で生まれた宗教が性による役割を規定して性差別をもたらしたからだ。女も男に混じって狩りをしていた。否、女の方が狩りをしていた。ぼくにとっては頷ける話だ。

東南アジア、アフリカ、中国でサル調査をしたが、これらの地域では、朝暗い内から働いているのは女性だ。男たちは気持ちの良い所でたむろしてお喋りに耽っている。昼間や夕方は男たちは駄弁っているか、ゲームをして遊んでいる。食事、洗濯、掃除、農作業は女子だ。

そんな暇を弄ぶ男たちが自分たちに都合の良い宗教を作ったのだ。

2023年7月13日木曜日

側頭骨頬骨突起と頬骨側頭骨突起の関係  The relationship between Processus zygomaticus and Processus temporalis

 今年に入って日中は専ら骨を整理して眺めている時間が多くなった。山歩きが出来なくなったら集めた骨を眺めようとと思っていたが、それが10年くらい早くなっている。散歩しても痛くて思うように歩けないのだ、次第に散歩の距離や時間も短くなっている。

ぼくの右肩が肩鎖関節脱臼になっていて、鎖骨が浮き上がっている。それもあって、このところ肩甲骨と上腕骨、それに鎖骨を眺める事がおおくなった。左右の肩甲骨の見分け方について7月7日アップしたが、誤りだと気が付き、昨日その誤りを正した(左右の肩甲骨の見分け方)。サル類には立派な鎖骨があるが、イヌ・ネコにはないのだ。それが肩甲骨の肩峰・肩甲棘・烏口突起に関係しているのだ。

上野の科学博物館の哺乳類展で撮った写真を見ていて、ん?どうして?ぼくはまた早とちりしていたかな?っと思った。それは、図1のネコの頬骨弓は頬骨側頭突起◎が伸びるが、側頭骨頬骨突起△の下部に入り込む。しかし、両者が接した部分から頬骨前頭骨が上方に伸びる(図1)。

この頬骨側頭突起◎と側頭骨頬骨突起△の関係で、??と思ったのである。

図1.ネコFelis catusの後眼窩突起(前頭骨頬骨突起)〇と頬骨側頭突起◎、側頭骨頬骨突起△
◎と△が結合して頬骨弓となる
図2は、イノシシの頭骨だ。やはり、頬骨側頭骨突起◎と側頭骨頬骨突起△がぶつかったところで、頬骨は側頭骨頬骨突起の下に潜るのと頬骨前頭骨突起が上に伸びる。

図2.イノシシSus scrofaの後眼窩突起と頬骨弓
シカやカモシカでは前頭骨頬骨突起(後眼窩突起)〇が伸び、頬骨前頭骨突起と結合して眼窩輪(眼窩を囲む輪)が形成される。
図3.若いシカCervus nippon♀の眼窩輪形成と頬骨弓
もちろん、霊長目のカニクイザルでも頬骨弓側頭骨突起◎は側頭骨頬骨突起△の下に潜るが、頬骨前頭骨突起は上に伸びて前頭骨頬骨突起(後眼窩突起)〇とぶつかり眼窩輪を形成する(図4)。
図4.カニクイザルMacaca fascicularis♀の眼窩輪形成と頬骨弓
キツネの頬骨側頭骨突起◎と側頭骨頬骨突起△がぶつかり、頬骨側頭骨突起が側頭骨頬骨突起の下に潜る。が、後眼窩突起〇の真下にある◎と△はほぼ同じ高さになっている(図5)。
図5.キツネVulpes vulpesの頬骨側頭骨突起◎と側頭骨頬骨突起△
ホッキョクギツネを見ると、◎よりも△の方が上になっている(図6)。
図6.ホッキョクギツネVulpes lagopusの頬骨側頭骨突起◎と側頭骨頬骨突起△の位置は△が上になっている。

2010年5月に国立科学博物館に大哺乳類展を見た時に撮ったニホンオオカミの頭骨の側頭骨頬骨突起△が頬骨側頭骨突起◎の上にあることに気が付いたのだ。
図7.ニホンオオカミCanis lupusの頬骨側頭突起◎と側頭骨頬骨突起△の関係
△が上だ!上野国立科学博物館大哺乳類展20100528
、、、と他の動物たちの頭骨も気になり、トイレ前の廊下の頭骨棚に置いている頭骨を一つづつ手に取って眺めてた。するとノウサギの側頭骨頬骨突起△が頬骨側頭骨突起◎の完全に上に乗っていた(図8)。
図8.ノウサギLupus brachyurusの頬骨側頭骨突起◎と側頭骨頬骨突起△の関係

頬骨側頭骨突起と側頭骨頬骨突起が癒合して頬骨弓が形成されるが、頬骨弓は下顎骨を上に引き上げるための咬筋が付着するために大事な骨である。虫を主に食べるような無盲腸目の仲間やアリクイ、センザンコウでは頬骨弓は無いかあっても頼りない物だ。さらに、視覚で食物を探すか外敵を探すような動物は、頬骨前頭骨突起が発達し前頭骨頬骨突起(後眼窩突起)と結びついて眼球を守る眼窩輪が形成される。
ニホンオオカミやホッキョクギツネの側頭骨頬骨突起が頬骨側頭骨突起の上になるのは、どのような要因でそうなるのか全く分からない。また、ノウサギの場合は発生の時の眼窩の作られ方が、イヌ、ネコと違うと云う事しか分からない。

2023年7月12日水曜日

一昨年買ったデンドロビウム・フォーミディブルに花が咲いた!     Dendrobium formidible that bought two years ago has bloomed

真夏に咲くデンドロビウム・フォーミディブルが一輪咲いていたので、部屋に鉢を取り入れた。
このデンドロは2年前の夏に近くの花屋さんで捨て値で売らていたので、持っていないランだったので買ったものだ。昨年は買った年に新茎が出ていたが花が咲かなかった。昨年はその茎から40センチを超えるような茎が出ていたので、いつものように5月ごろ油粕の塊を一つ鉢に乗せていた。それが、今年の6月下旬頃に3つくらい蕾が出てきていたが。咲いたのは一つだけだ。
香りがないと残念に思っていたら、今朝4時半に起きて自室に入るとほのかな甘い香りがする。カーテンを開ける時に花に近づいて匂いを嗅いだ。うん、このフォーミディブルからだ。花は大きなカトレアの花くらい大きい。

 ゼレンスキーのNATO批判は当たっている。NATOの弱さを物語っている。さぞかし、ウクライナ国民もNATOの対応にはイラついているのだろう。

今、部屋の窓を開けると庭からの冷気が入ってきた。で、寒暖計をみた。何と28度もある。それでも涼しくかんじる。

2023年7月11日火曜日

蚊が多かったくわくわ森 There are many mosquitoes in KuwaKuwa Grove

先日のくわくわ森では、長袖長ズボンだったが、蚊に顔や手をやられた。山では沢沿いであっても蚊に刺されるなんてないのに、やはり都会地の森だ。我が家の庭も蚊が多いので庭に出る時は首筋、顔、手元に虫除けを塗る。しかし、くわくわ森で蚊に刺されるとは、、、。
ハグロトンボ(図1)がいて、ぼくの小指の爪くらいのアマガエルのチビがいた。蚊が多いのも当たり前だ。モンシロチョウの他にシジミチョウの仲間がいたがなかなか近くに停まってくれず、結局撮れなかった。
図1.ハグロトンボ 
図2.アマガエル
図3.モンシロチョウ
九州や西日本の各地で大雨による土砂崩れや川の氾濫が報道されている。こちら関東地方はもう梅雨が終わったのではと思われるような猛暑がつづいている。インドや中国や欧州やアメリカでも大雨による川の氾濫や猛暑が報道されている。シベリアやアラスカの北極圏では永久凍土が溶けている。今は、地球全体が異常な温暖化による気候変動に晒されている。
本来ならば世界各国が一致してこの地球が置かれている危機的状況に対応していかなければならない。

2023年7月10日月曜日

秦嶺山脈のリス科の動物  A animal of squirrel family in Qinling Mountains

2002年2月に秦嶺山脈の山麓でキンシコウ調査をしていた時、猛禽類に襲われたと思われる頭骨の一部と腰椎と骨盤、尾椎と右大腿骨と脛骨、腓骨(多分あるだろう)そして右足、及び左下肢全部が、一部に毛が残って落ちていた。当時は齧歯目リス科であることは頭骨の切歯と臼歯からすぐ判った。が、西北大学の研究者に訊いても種は同定できなかった。
山へ行けないので骨を眺める機会が多くなった。それで箱を開けている内にこの骨に気が付いたのだ。左右の大腿骨や脛骨があるが、腓骨が見当たらない。食べられたとは思われない。脛骨などを水に浸けて腐らそう。はっきりしたまた、この場でアップしたい。
図1.2002年2月、秦嶺山脈のリス科の仲間の骨
日本のムササビの頭骨と並べて大きさを比べた(図2)。明らかに1センチくらい大きい。1・0・2・3の歯式だ。間違いなくリス科だ。 
図2.秦嶺リス科(左)とニホンムササビ(右)の底面からの頭骨比較
秦嶺リス科の大孔の周りの後頭顆の形状がおかしいと写真を見て気づく。何のことはない、第一頸椎の環椎がそのまま付着しているのだ。ニホンムササビの頭骨と比較したが、ぼくがキンシコウ調査で入った場所には大型のリスやムササビの仲間がいる。リスかムササビか?

このリス科の仲間が猛禽に襲われて食べられたと考えたのは、食肉獣が襲って食べたら、足や背骨の骨も一緒に丸飲みしてしまうだろう。が、このムササビは後肢や骨盤、腰椎が肉だけ剝ぎ取られている。

安倍前首相が斃れてから1年が経った。彼の祖父の代からの旧統一教会と自民党の結び付きは、今どうなっているのか?首相が斃れて旧統一教会の問題がクローズアップされ、旧統一教会へ文科省は質問権を行使した。適切でない場合は解散命令となる。しかし、何だかこのところ曖昧模糊となっている。国民は注視している。

今朝の空は雲一つ無い青空だ。真夏の空だ!何だか、青空の中に飛んでいけそうそうだ。気持ちが浮ついてくる感じだ。

2023年7月9日日曜日

ヤマユリを見て来た!  I went to see Gold-banded lily in KuwaKuwa Grove

昨日、境川向こうの「くわくわ森」にヤマユリを見に行った。ぼくが見ようとしていたユリはまだまだ蕾であった。森の上にある休み台で持ってきたペットボトルの水を飲んでいたら、女の人が一人思わぬ方から来た。こんにちは!っと挨拶をしたが、何だこの人はと不審者を見るような目で無視された。山とは違うんだ!彼女の来た方を見ると白っぽい物が見える。もしやと思い立ち上がって「落葉の道」を歩く。うん、やはりヤマユリだ(図1)!しかし、この位置からはダメなので、再び戻って正面から見える位置までやってくる距離は20メートル以上あるが、このアマゾンで中古で買ったLUMIXは60倍までのZOOMになるので、問題ない。
図1.あったヤマユリ!
ブレないように両足を広げ、カメラをしっかり持ち、撮る(図2&3)。嬉しさが込み上げてくる。あの女の人が来なければこの咲いているヤマユリは見なかった筈だ。ここにヤマユリを見にきたのもやまぼうしさんが奥野林道のヤマユリをアップしたからだ。
図2.くわくわ森のヤマユリ
残念ながら懸案の香を嗅ぐことができなかった。それでも満足だ。
図3.花粉が一杯こぼれ落ちている
帰路が大変だった。余りにも足腰が痛く疲れたので途中の雲昌寺の境内に入り休ませてもらう。帰宅したら4時を少し回っていた。昨年までは30分で往復できたのに2時間以上もかかった。疲れたため、シャワーを浴びて缶ビールを飲むのが精一杯で、早めの夕食を食べ、すぐ寝た。連れ合いが来てお茶を置いて行き、遠くまで散歩したの?っと訊くからイヤと応えた。返事が面倒だった。今も足首、膝、腰、背、肩が痛い。また、「手もみ」行って揉んでもらおう。

2023年7月8日土曜日

オニユリが咲き始めた    Tiger lily has begun to bloom

今日は朝からの曇り空だ。が、庭のオニユリが咲き出している。花弁を全部上へ反り返させるが、まだ一つ残っている(図1)。っと今庭を見たら残りの一つも反り返っている。暑い夏に咲く。この雄蕊の花粉も肌や服に付きやすい。ユリの雄蕊は大きくて、それがユリの花のアクセントにもなっている。
英名を調べたら、Tiger lilyとは成る程だと思ったが、花弁の斑点はトラよりもヒョウに似ている。そうなるとLeopard lilyになる。
図1.庭の日当たりの良い一等地に咲くオニユリ
福島原発の処理水が希釈されて、海に流される。汚染水が全て処理水になった訳ではない。タンク内の水の7割が未だに処理仕切れていないのだ。トリチウムだけを問題にしているが、他の放射性物質はいまだに国の基準を上回っている。これをどう処理していくのか東電は曖昧だ。

2023年7月7日金曜日

左右の肩甲骨の見分け方  How to distinguish between right and left scapulae

肩甲骨を拾って、その肩甲骨が左右どちらのものか区別できるだろうか?図1には左の大きなシカの肩甲骨その上にサルとアカネズミがあり、シカのすぐ右下にはウリボウ、その上がネコ、タヌキとなるが、これらの肩甲骨は左右どちらのものか区別できるだろうか?
手に取った時にすぐに左右どちのものか判断できる。それは図3のように肩甲棘がある方を上側にして関節窩から肩甲骨を見ると、烏口突起が右にあるならば右側の肩甲骨である。烏口突起がはっきりしない場合は肩甲棘が少しでも左側に曲がって(傾いて)いれば右の肩甲骨である。これは真無盲腸目のモグラやヒミズでも確認できた。
図1.シカからアカネズミまでの外側か見た数種の肩甲骨
図2.外側からみたアナグマの右肩甲骨
①:肩甲棘 ②:肩峰

図3.肩甲棘を上にして関節窩からみたアナグマの右肩甲骨
①:肩甲棘 ②:肩峰 ③:烏口突起 ④関節窩
20230711記
上記の結論は誤りであることに気が付いた。ノウサギ、ニホンザル、リスさらにはスローロリスでは当てはまらない。明確に言える事は、食肉目の動物や有蹄類のように鎖骨を持っていない動物には当てはまる。が、霊長類のように鎖骨を持っている動物は、烏口突起も肩峰・肩甲棘も同じ方向を向く。つまり、右の肩甲骨は烏口突起も肩峰も肩甲棘も右に向く。

2023年7月6日木曜日

夏の花、ノウゼンカズラが咲いている!  Flower in summer, Chinese trumpet vine is in bloom !

近くの医院の壁際に毎年ノウゼンカズラの花が咲く。この花をみると50年前を思い出す。その頃の住宅の庭には夏になるとノウゼンカズラのツルが二階のベランダまで覆い、この橙色の大きな花が我が物顔に咲き誇っていた。ノウゼンカズラの蔓で日陰になった縁側でスイカのタネを吐き出している家族を羨ましく覗き見たものだ。恐らく当時はその家の人たちはノウゼンカズラの花を誇っていただろう。が、ノウゼンカズラのツルが余りにも暴れて蔓延るせいだろう。根元から切られて次第に花を見なくなった。今では、探さないとノウゼンカズラが植わっている家を見つけ出せない。同じ様にザクロもそうだ。ついこの間まであんなに真夏になるとザクロの真っ赤な花を見かけたのに、このところザクロの花は殆ど見なくなってしまった。ザクロはどうして植えられなくなったのだろう?
庭木や植栽される花には流行りがある。ぼくはダリアが好きで小学校の頃はよく写生していたものだ。今ではそのダリアがめったに見なくなった。タンザニアに行った時にアルーシャのホテルでダリアが植えられているのを見て懐かしく思ったものだ。キンセンカやフリージアも今では見なくなった。