「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年8月27日金曜日

早戸川林道を伝導まで歩く2)  Walked to Dendou on the Hayatogawa forest road 2)

令和元年2019年10月の台風19号はこの丹沢山塊にも大きな被害を及ぼした。我家はこの台風に遭ってから全てのガラス窓を厚手のビニールシートで覆った。それは防犯フィルムと云う名であった。工事担当者からは、そんな必要は無い、福田さんは心配症ですね!とまで云われた。台風19号の強風は家を揺らした。雨戸(シャッター)やガラス窓が押しつぶされまいとして歪み必至で耐えていた。それが恐ろしかったのだ。それまでは窓を少し開けて外の様子を見たりして、台風を楽しんでいた時もあった。

その台風19号の爪痕は東丹沢の各所に工事されないまま残っている。その中でもここは早戸川の瀬になる部分であり、急速な流れによって路肩のコンクリート部分は耐えたが、コンクリートが無い3メートルくらい下の底部がえぐられ、陥没したのだ。
この日は、早戸川を左に見ながら、三日月橋からは右に見ながら歩いた。白濁した飛沫と爽やかな薄青の水の急速な流れと早戸川を囲む谷の岩の露出。この流れの早さが早戸川の由来だとあらためて思った。
7:26 ガードレールを両手で支えてのカニ歩き
カニ歩きを終えた上流部分の山側に、ん、何だ?ホトトギスでもない。ツルリンドウ? ホタルブクロ?
7:32 この花は?
しばらく歩いていると後ろから人の足音、振り返ると渓流釣りの30代くらいの男子であった。足元は運動靴のようなものを履き、脹脛はゲートル状の物を巻き付け、上半身も薄手のぴったりした長袖を着ている。ズボンと荷物を覚えていない。20メートル位話しながら歩くが、ナンセ歩くスピードが違う。彼と別れるとすぐ視界から消えた。どこに登るのですか?と問われ最後の橋を渡ってからヘアピンカーブありますが、そこから登ります。あー、榛ノ木丸ですね!っと云われる。そこから調子が良ければ姫次に行きたいと応えたが、ぼくは彼の歩きに付いていけない。

で、榛ノ木丸にいつ行ったか調べると、何と3年前の2019年には3度も登っているし、姫次まで歩いている。今のぼくの歩きは遅すぎる。昨年は32回山歩きをしている。が、今年はまだ10回目だ。1月に腰部脊柱管狭窄症と診断され左足の座骨神経痛に悩まされた。そして7月には休講をするようなギックリ腰に襲われた。このため、歩かなくなり、足腰が弱っているのだ。この日、帰宅後シャワーを浴び体重を測ったら70.3キロだった。驚きだ!なんと念願の70キロ以下の体重に近づいている。もちろん、暑い中歩いたために2キロくらい減少したのだ。

7:46 土石がゴロゴロしている
7:57 奥野林道からも見える谷沿いの崩壊地

崩壊地を過ぎて、三日月橋はまだかな?っと思いながら歩く。三日月橋でブランチにしようと思う。っと、ん?シロヨメナ? シロヨメナを見てほっとする。っと間もなく三日月橋だ!
7:59 シロヨメナ
8:04 三日月橋だ!この橋の上は涼しい。

2021年8月26日木曜日

早戸川林道を伝導まで歩く   Walked to the Dendou on the Hayatogawa forest road.

今日は、朝5時半に家を出る。この所夜明けが遅くなっているので、4時ではまだ暗い。4時半頃ようやく薄明りとなり、5時を過ぎるとようやく明るくなる。今日の藤沢の日の出は5時9分だった。
暑くなりそうなので、早戸川林道を歩くことにする。この林道は魚止め橋を渡ると少し川から逸れるが、すぐ川沿いに伝導まで続く。
車をゲート手前の沢沿いの空き地に置く。7時近くだったが、一台置けるスペースを作って2台が止められていた。その真ん中に入り込む。いつもは6時を過ぎるともう満杯なのだ。今日は付いていた。
7:16 おー!イワギボウシが咲いている。
イワギボウシだ!
7:22 釣り人が一人、流れの早いところで四苦八苦しているようだ。
釣り人が見える
7:26 ここから道は陥没している。ガードレールを頼りにカニ歩きだ!
2019年の台風19号で道路が陥没した

2021年8月18日水曜日

土砂降りの雨の中を帰宅 Returned to my home in the downpour.

朝、晴れていたので、引地川沿いにある親水公園を目差して散歩した。
途中の川沿いの草叢を歩くとショウリョウバッタが次々に飛び立った。が、このバッタ1メートルくらいしか飛ばないので、すぐ撮ることができる。
図1. ショウリョウバッタ
引地川もいつもより水量が多い。アオサギが魚を狙っている。何と5分もしないで嘴の長さくらいの魚を2匹捕まえた。が、ぼくが狙いをさだめると上手く取ってくれない。こちらが痺れを切らした。っと、目の前を何かが飛んだ!カワセミだ。コヤツは鉄板の土手にとまって魚を狙う(図3)。
図2. 引地川でアオサギが魚を狙う
図3. 引地川の土手の鉄板にとまって魚を狙うカワセミ
先ずは、水田に来た。アマガエルが先日よりも少し大きくなった感じだ(図4)。ここでどのような昆虫をこの体勢で捕まえることができるのだろう。大きくなっているから、結構食べているのだ。っと、シオカラトンボがとまった(図5)。
図4. アマガエル、大きくなった
図5. シオカラトンボ
川沿いの道を外れて旧道をあるく。厚木からの道はここで藤沢道と引地道に分かれる。藤沢道を少し登ってみたが暗く細く、人は余り歩かないようだ。っと思っていたら、ザックを背負った一人の若者がサッサとぼくを追い抜いていった。途中で左側に伏見稲荷大社があった(図7)。何故、大社なのだろう。小さな祠のような感じ。
図6. 正面は藤沢道
図7. 伏見稲荷大社
下りてくると、道祖神があった。ここで旅人の安全を見守っているんだ。引地道を行くことにする。
図8.道祖神
引地道の西側は水田が広がり、その向こうが親水公園へ連なる遊歩道だ。畦道に下りるとアマガエルがとび出した。捕まえることにする。が、しゃがまなくてはならないので、ぼくにとっては大変だ。それでも5匹を捕まえて持ってきた味付け海苔が入っていたプラの透明な筒に容れる。黒く、背にイボイボがある少し大きめのカエルも跳びはねる。一匹を捕まえプラ筒に容れる。このイボガエルはアズマヒキガエルのチビかな?
図9. 背にイボがある黒っぽいカエル
このカエルはヌマガエルのようだとのこと。両性爬虫類に詳しいMTさんからメールをもらいました。ヌマガエルは元来は西日本に生息するが、最近東日本にも広がっているとのことです(8/18 18:17)。

アマガエルを5匹も捕まえ、イボガエル(ヌマガエル)を一匹捕まえたので、畔をそのまま突っ切って柵を越えて遊歩道へ出る(図10)。ここで、途中の販売機で買ったお茶を飲む。っと、何故か怪しげな風が吹き、雨粒が二つ、三つ当たる。っと間もなく降り出す。12:20、凄い土砂降りとなる。こんなに早く歩く事ができるんだっと思うくらい早く歩く。水道橋の下で雨宿りしている人が3人いる。そこで、ザックにはザックカバーをかける。ぼくはもう、帽子からも雨粒がしたり落ちてくる。ズボンの膝下はずぶ濡れだが、薄いナイロン生地なので気にならない。水田に水に運ぶ側溝の水が溢れて道路を覆っている。すでに1,2センチの深さにまでなっている。
家に着く10分前には雨は止み、ずぶ濡れ状態で到着する。帰りは1時間で戻ってきた。すぐ、風呂場に直行し、着ているモノを洗濯機に入れ、シャワーを浴びる。缶ビールが旨い!連れ合いに少し飲まれる。
図10. 遊水地の歩道で

2021年8月13日金曜日

カマキリの抜け殻  It's a exuviae of mantis

先ほど、連れ合いが玄関先でぼくを呼ぶので行ってみると、生け垣の枝についている昆虫の抜け殻を指し示した(図1)。カマキリじゃないか?っと云う。昨日、ぼくが学校に行っている際に剪定をした時に見つけたようだ。カマキリにしては鎌が見当たらない。
図1. カマキリ?
この枝を折り取って、抜け殻をじっくり見た。鎌があった。大きな頭部らしき部分もあり、触覚もあった。カマキリの抜け殻だ!
図2. 左右の鎌もあり、触覚も!
セミやチョウは蛹から成虫になる時に、蛹の抜け殻を残す。トンボは幼虫が水から上がって成虫になるとき、幼虫時代の殻を残す。このカマキリは卵から孵ると小さいがいきなりオトナと同じ姿だ。それがこうやって合わなくなった殻を捨てて大きくなっていくのだ。成虫になるまで何回脱皮するのだろうか?
 

2021年8月11日水曜日

アマガエルの夏!  The summer season of tree flog!

今朝、久しぶりに引地川沿いを下って田圃のある水道橋まで散歩した(図1)。水田の稲は育ち、穂も大きくなっていた。が、まだ川の水が水路を流れて田圃にそそがれていた。
図1. 田圃、前方に水道橋が掛かる
久し振りにここまで歩いてみたくなったのは、アマガエルを見るためだ。イネの葉の上を探した。イネもアマガエルも緑色なので見つからない。が、一度見つけると次々に目に留まり始めた。まだまだ小さい頭胴長10ミリくらいなものか!
図2. ここに何匹のアマガエルがいる?
ぼくの近くのイネの茎にとまっている一匹がいた(図3)。スマホを近づけパチリだ。何匹か捕まえて持ち帰りたいが、その用意を全くしてこなかったので、ただ撮るだけだ。
図3. まだまだ小さいアマガエル

っと!ちょっと大きいシジミの仲間が畦道の近くにとまっている。帰宅して調べたらジャノメチョウ科のヒメジャノメのようだ(図4)。

図4. ヒメジャノメ
畦道沿いにオモダカが白い花を咲かせている(図5)。イネの雑草のようだが、白い花弁で綺麗だ!
図5. オモダカ
目の前をヒラヒラとアゲハが飛び、ぼくの足元の草にとまった(図6)。ん?キアゲハ?黄色が薄すぎる。やはりアゲハだ!
図6. アゲハ

2021年8月10日火曜日

風に強いファレノプシス! The moth orchid , Phalaenopsis, that is strong for wind.

予報では台風10号が関東に接近する。これまでは、台風が関東に近づくと、風雨が激しいのでいつも庭の木々に吊り下げた洋ラン類を部屋に取り込んででいた。しかし、今回はいつもの台風とは違って太平洋上を北東に進み、しかも神奈川からみると東側を通過するのだ。そのため、鉢類を取り込まずにいた。が、やはり 台風10号の影響で、凄い風が二日間に渡って吹いた。ぼくは、寝る時もエアコンをつけないで窓を開けいるのだが、風が強すぎて窓も閉めた。

今朝はまだ強い風が吹いていたが、庭のラン類はそのまま吊り下がっていた。それだけでなく、なんと、ファレノプスの花がそのまま残っている。これには普段ランに興味がない連れ合いも、「あんなに強い風が吹いていたのに花はそのまま残っているネ!」っと驚いている。ぼくも驚いているのだ。ランの花はカヨワイと思っていたが、そうではないのだ。写真のファレノプスだけでなく、他の二株の花も花弁が一枚も折れてもいない。ちょっと不思議。ファレノプシスは熱帯無風地帯で咲く花なので、風に弱いと思っていたのだ。

8月10日、強風でもびくともしないファレノプシス

2021年8月9日月曜日

凄い雨! Heady rain!

 今日、5時半に家を出た。早戸川林道を歩こうと思い、マス釣り場の先まで車を進めて、車を停めようとしたら、既に3台の車が停まり、二人が焚火までしている。ん?キャンパーかなっと思いながらしぶしぶ車をUターンだ!っと突然大粒の雨粒が落ちてきて土砂降りになる。この雨では折り畳みを持ってきたが、歩いても濡れるだけだと思いなが帰ることにする。あのキャンパーたちもこの雨では焚火は大変だ!

図1.7:10 宮ヶ瀬虹の大橋を戻る
虹の大橋を過ぎて、三叉路近くの道路案内には、「緊急事態宣言中 外出自粛の徹底」と出ている。何故か、この「外出自粛の徹底」が空々しい。
図2. 7:13 三叉路近く 
三叉路を右折し、通行できるようになった県道70号線を行く。吹き風トンネルを出て、唐沢キャンプ場の前では車が数台並んでいた。キャンパーが多いのだ。青宇治橋を過ぎ、塩水橋までくる。車が数台停まっている。しかし、ここは駐車場ではないという看板がある。登山者は四苦八苦して車を停められるスペースを探しているのだ。
県の担当者に云いたい。ここから塩水林道を歩いて堂平を経由して丹沢山への登山路があるのだから、ゲートを奥にずらして瀬戸橋付近に大きな駐車場を作ってもらいたい。
県の係り員は自分たちは合鍵を持っていてゲートを開けて入られるから、なんらの不便も感じていないだろう。もっと市民の立場になって考えてもらいたい。
図3. 7:27 塩水橋
札掛を過ぎ、ヤビツ峠に着くころは、ガスが濃くてとろとろ運転だ。峠の駐車場に車が一台泊まっており、自転車の人がずぶ濡れ状態でトイレで休んでいた。ぼくは小便をし、すぐ出る。この雨とガスの中をジョッガーの5,6名が坂道を上がってきていた。あー、凄い気迫だ!ヤビツ峠で折り返しだろうか?

2021年8月6日金曜日

散歩で見たクサギカメムシ!  A kind of stink bug while walking

このところ朝と夕に30分くらいの散歩をしている。朝は5時過ぎに、夕は5時半頃だ。家に居るとどうしても椅子に座っていることが多く、足が浮腫むのだ。7,8キロ歩くと完全に浮腫みがとれるが、今のぼくにとって7,8キロ歩くなると1時間は掛かる。で、朝夕と歩いて足の筋肉(心臓)を動かすことによって浮腫みを取り除いている。
で、カメムシの仲間が道にいた。調べたらクサギカメムシと同定したがどうだろうか?クサギが食草のようだ。
このタカサゴユリは、40年くらい前からたくさん見かけるようになった。我家の回りにも庭にも雑草のように出て来る。このユリの残念なところは球根が非常に小さい事である。せめて、ビワの実くらいあるなら許せるが小さい。

 今日は、高校生向けの体験授業で学校へ行った。が、野生・自然環境専攻を希望する生徒はゼロだった。何だか、バッタボックスに立ったが、一度もバットを振らないで申告敬遠と云うものに遭った感じだ。でも、これは今年度になって初めてだ。今年はコロナ禍で自粛にも拘らず、何故か野生・自然環境専攻希望の高校生が多かったのだ。


2021年8月5日木曜日

伊勢沢林道で拾ったテン糞5個の内容物  The contents in five droppings of marten on the Isezawa forest road

2日に伊勢沢林道を終点まで歩いた。往きに3個のテン糞、帰りに2個のテン糞を拾った(図1~図5)。その地点を図6に示す。各図の下欄に糞の内容物を示す。
図1. 7:38 テン糞1
クマノミズキ種子1個、大型甲虫脚・外皮、モグラ爪1個・骨片・下顎骨部分・下顎臼歯2本(図1')
図1'. テン糞1の内容物の一部(クマノミズキ種子とモグラの骨片)
赤線で囲った種子:クマノミズキ M:モグラ下顎骨 Mo:下顎臼歯 N:爪

図2. 8:03 テン糞2
内容物:甲虫脚・内羽・外骨格

図3. 8:06 テン糞3
サルナシ種子・果皮・果肉、カマドウマ脚・外皮

図4. 10:56 テン糞4
サルナシ種子、セミ翅・外皮

図5. 11:05 テン糞5
サルナシ種子、セミ脚・翅・外皮、カマドウマ脚・外皮

テン糞5個の内容物をまとめると(表1)、果実のサルナシ種子が三つの糞に入っており、糞1からはクマノミズキの種子が1個でてきた。また、セミを含む昆虫は全5個の糞に混じっており、セミが食べられているのを脚と翅で同定することができた。また、糞1からはモグラの骨片や歯や爪なども含まれていたが、毛は見当たらなかった。これは少し、テンの消化・排泄作用で興味深い。と云うのは哺乳類を食べた時のテン糞の大半が獣毛だけと云うことが多く、歯や骨片が全く見つからないこともあるからだ。

表1. テン糞①~⑤の内容物

図6. 伊勢沢林道終点までに見つけた5個のテン糞位置

2021年8月4日水曜日

この小さなセミは誰? Who is this small cicada?

伊勢沢林道の終点でブランチを食べた帰り道、首筋に大きな大きな昆虫が飛び付いたので左手で払いのけた(図1)。セミの♀だ。しかし、小さい。仰向けになって動かない(図2)。
図1. 払いのけた直後のセミ

図2. 側に寄っても動かない
身体を掴んだら、羽根をバタバタさせたので手の中で抑えた(図3)。しばらく羽根を抑えて静かに離すと歩き始めた(図4、5)。っと突然飛んで行ってしまった。まだ交尾していないメスだろうか?チャント交尾して卵を産んで欲しい!
図3. 羽根を抑えた
図4.歩く
図5. このように小さいセミはだれだろう?
手持ちの図鑑でヒグラシとしたがどうだろうか?
ぼくの故郷釧路では、セミと云うと大きなヤツしか知らなかった。このセミは、木の幹で啼いていても、草叢で啼いていても、ガサゴソ音を立てながら近づいても逃げなかったので、ゆっくり手づかみできた。だから、初めて関東地方で鳴いているミンミンゼミやアブラゼミに出くわした時、捕まえようとするとパットすぐ飛び立つので、ギンバエのようだと思ったものだ。ぼくのセミのイメージからかけ離れていたのだ。
その釧路が妹の話しによると、連日30度近い暑さのようだ。ぼくが子供の頃は20度を超えるのが8月の2,3日だけであったはずだ。夕方になればもう寒く。8月の花火大会をセーターを着て見に行ったものだ。真夏なのに寒いのでストーブを焚くことも普通だった。だから、もちろん扇風機はどの家にも無かった。それが、夜は蒸し暑く寝苦しいようだ。