「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年7月18日土曜日

金魚のコメットと朱文金 Comet and Shubunkin of goldfish

曇天の雨空が続いている。娘がハムスタの敷き藁を買いにペットショップまで行くというので、一番安い金魚を頼んだ。いろんな種類がいるので、判らないと云うので、連れ合いも一緒に3人で出かけることにした。もちろん、運転は娘だ。先日、娘が連れ合いを車で病院まで送っていった時に駐車場で登ってくる車とすれ違う時に左に寄り過ぎてボデーを駐車場の壁に擦ってしまった。修理が終わってから初めての運転だ。かなり落ち込んでいたので、その運転具合を見守るつもりで乗ったのだ。

我家で飼っている魚は、今はグッピーしかいない。グッピーは居間の二つの水槽と庭の二つの睡蓮鉢に入れている。一つの睡蓮鉢は全体が茶色であり、鉢植えされたスイレンが植えられている。もう一つは白い焼き物である。居間のグッピーを毎年この二つの睡蓮鉢にボウフラを食べてもらうために5月頃から入れるのだ。我家のグッピーは体色が普通のメダカ風のモノとヒメダカ風のモノがいる。水蓮が植わっている茶系統の睡蓮鉢のグッピーは普通のメダカ風の体色のものばかりとなり、白い睡蓮鉢(下)のグッピーはヒメダカ風の体色のものばかりとなっている。

一昨年、シロメダカを20匹頂いたので水蓮が植わっている水蓮鉢に放したら、2、3日で一匹もいなくなった。
200メートルくらい離れた知人の家では金魚をたくさん飼っているが、ある時、金魚を獲っているアライグマを見つけたので金網で覆ったがそれでも金魚を獲られるので、部屋の中で飼っている。我家のシロメダカを獲ったのもアライグマかもしれない。
また、茶系統の睡蓮鉢のグッピーが黒っぽいものだけになり、白い睡蓮鉢のがヒメダカ風のものだけになったのも、アライグマによる捕食の影響であろう。
 金魚はコメット2匹と朱文金2匹を買った(上)。アライグマに獲られないようにぼくの部屋の中で飼うことにした。
コメットと朱文金は体形がそっくりだ。でも、コメットは米国で日本の琉金が改良され、朱文金は明治の頃に日本で三色出目金とヒブナと和金との交配によるようだ。ぼくは、コメットから作り出されたものだと思っていた。

2020年7月16日木曜日

東京にアゲハの幼虫 The larvae of swallowtail butterfly in Tokyo

昨日、学校の屋上のサンショウの葉を摘まんで口を爽やかにしようとサンショウを見たら、葉が食べられている。アゲハの仲間だ!で、目を凝らすといた!アゲハの幼虫だ。7階の教室で授業をしていたので、学生たちに知らせた。皆、スマホで撮り始めた。昆虫に詳しいT.Kくんはナミアゲハの幼虫だと早速今日は研修で学校に来られない鱗翅目に詳しいS.Aさんにメールで知らせる。皆、大都会のビルの屋上の植え込みの中にアゲハが食草のサンショウの葉に卵を産み、それが幼虫になっているので嬉しい気持ちだ。
帰宅後、S.AさんにMicrosoftTeamsを通して訊いてみた。アゲハPapilio xuthusで合っている。鳥糞のような擬態をしているのが4令幼虫で、緑色のが終齢(5令)幼虫で、目の模様は天敵から身を守るための擬態で、そろそろ蛹になるようだとレスポンスが来た。
アゲハPapilio xuthusの鳥糞のような4令幼虫
これは5令幼虫かな?
しかし、アゲハのメスは学校の屋上に植栽されている1メートルも無い食草のサンショウの木を匂いで見つけたのだろうが、想像もつかないような嗅覚器の触覚を持っているということだ。このような匂いを識別するような機械がその内作り出されるのかな?

2020年7月14日火曜日

故無し事

今日も朝から雨降りだ。曇天の空が重くのしかかっている。今日も山へ行けない。空が晴れないので気分も晴れない。今頃、山ではヤマユリが咲き辺り一面にあの独特の薫りを漂わせているだろう。蛭ヶ岳付近の草原ではクルマユリやミヤマオダマキが咲いているのだろう。オスジカの袋角も大きく伸びているだろう。今年生まれのバンビはようやく母親について歩いていることだろう。6月30日に唐沢林道で見たオスザルはもう顔も尻も赤くなっていたが、サルたちは今頃が出産のピークで新生児が生まれてメスザルはお腹にアカンボウを捉まらせて移動採食しているだろう。
マテバシイ 藤沢市民病院の駐車場の3階から
今朝、連れ合いを車で市民病院まで送り迎えした。乳癌で患部を切除した後再発しないように放射線治療をしているのだ。まだまだ通わなければならないようだ。車だとやはり早くて楽だと云う。まー、そうだろう。雨降りの日に車を走らすと車が綺麗になるので、洗車するつもりで走った。

コロナ禍が続いている。日曜日に数か月振りに来年度入学する人たちのためのチャレンジキャンパスがあった。ぼくはコロナで学生は来ないだろうと思っていたが、教務課も驚くくらい高校生?や父兄が参加した。野生専攻も3人もの学生がきた。出かけた甲斐があった。他専攻志望の学生がたくさん来ているのに、野生専攻に誰も来ないと空振り三振したような惨めな気持ちになる。
参加した高校生も3年生になってから学校へは行ったことはないようで、オンライン授業ばかりなので、久しぶりの教室での授業を満足したようだ。野生専攻の教室は7回にあり、屋上にもすぐ出られるのでドアや窓を開けているので風通しが良い。が、広い教室に3名だがマスクをし、ぼくは時々マスクを外して横を向いて話したりする。3名の内一人でも入学してくれれば良いが、、、、。

2020年7月10日金曜日

このコガネムシ科の仲間は? What is this scarabaeid?

雨が止んだので庭に出てみると、水蓮鉢でコガネムシが泳いでいて這い上がれない。捕まえて、図鑑で調べたが60種ちかくもいて判らなくなってしまった。そうだ、今年の野生動物専攻の2年生には昆虫に詳しいToumaくんがいるので、オンラインのMicrosoftTeamsで訊いてみた。早速、アオドウガネAnomala albopilosaとの返事がきた。
農作物を荒らす害虫のようだが、飼育してみることにした。昆虫では、キリギリスやスズムシなどの直翅目は飼ったことがあるが、趙翅(甲虫)目はカブトムシを含めて飼ったことがない。農作物を荒らす害虫だから野菜や果物なら何でも食べるかな?試しに、夕飯の後に出たブドウがあるので、一粒やってみよう。
コガネムシの英名がscarab, scarabaeid or chaferで科名がScarabaeidaeだと知った。子供の頃見た映画「砂漠は生きている」に出て来た動物の糞を転がして運ぶ「スカラベ」である。東丹沢山麓では、コガネムシの数種類の仲間はタヌキ糞、アナグマ糞、クマ糞を細切れにして運んでいる。

2020年7月7日火曜日

災害列島の日本 Japan of disaster islandarc

熊本、鹿児島、長崎、佐賀などの九州地方で、豪雨による災害のニュースをテレビで見ている。どの県にも知人か教え子がいるので気にしている。豪雨は広島や岡山や長野、静岡にも及んできている。これらの県にも教え子や知人がいる。
日本は災害列島だが、梅雨は水田にとって田植えの恵みの雨な筈だが、異常気象の影響なのか各地に洪水、土砂崩れをもたらしている。
日本の国土は細長い弓状列島であり、周りを海に囲まれている。国土の8割が山岳地帯であり、平野は僅かだ。人が住めるような平地は海岸沿いに少しと川に沿って細長くあるだけだ。海岸沿いは津波、川沿いは洪水や土砂崩れを恐れて人々は生きてきた。さらに、日本は各地に活火山があり、地震がある。最近は平地に竜巻が発生して家屋が壊されている。日本という国土で安全に生活できる場はないように思える。しかし、ぼくらはこの地で生活していく。
災害に対しての対策をできるだけ前もってしておくことが求められている。地震や津波に対しては行政側からもある程度の対策が取られている。気になるのは今回大規模に広範囲に被害を及ぼしている洪水対策である。ハザードマップをには洪水で浸水する場所が指摘されている。その場所の多くは川の淵に当たるところであり、そこには上流から運ばれてきた土砂が溜まった場所である。しかし、人々はそこに住まわざるを得ない。
日本の河川は大半が流れる川底よりも周囲の住宅地や農地の方が低い天井川となっている。それは昔から人々が氾濫する度に土手を丈夫にし積み上げていったからだ。その度に川底も山から運ばれてきた土砂で埋まって高くなる。これを繰り返してきたのが日本の河川だ。この際、土手を積み上げるのではなく、川床を掘って低くするというような土木工事に代えられないものだろうか?せめて50年前、100年前までの川床まで掘って土砂を取り除くなら、1、2メートル水位が上がっても土手の弱さが解消される。土手を頑丈にする治水工事と相補して行ったらと思うのはぼくだけだろうか?
今の治水では動物たちも生存できないし、人も困る。
2011年12月21日川床の土砂を除く 藤沢市を流れる引地川で

このところの都内のコロナ感染者数が100名を超えていることから、今日から学校での授業が始まる予定だった飼育専攻のクラスの授業がまた延びることになった。飼育専攻は大勢の学生がいるので一教室に入るとどうしても密になってしまう。飼育の学生たちには気の毒だが、動画作りを再開だ!まだ、動画編集が全くできないでいる。削除したり、挿入したりすることができない。これを機会にこの動画編集をできるようにしたい。

2020年7月6日月曜日

シロスジカミキリだった! It's a white stripe long-horned beetl!

6月30日に唐沢林道・物見峠・土山峠を歩いた時に、見つけ拾ってきたテン糞2の内容物(図1)は、ムカデと大型甲虫の腹部を含む外骨格であった(図2)。
図1. テン糞2の内容物
図2. 大型甲虫の腹部
この腹部の両側に独特な斑紋があるので、甲虫に詳しいものなら「アレだ!」と判るのではないかと思い。専門学校の教務のD.Tanakaさんに訊ねた。彼は、教務室の自分の机の上で、モグラゴキブリや一匹ン万円もするアリンコを飼っていることで、以前このブログでも紹介した。
その彼からすぐレスポンスがあった。
シロスジカミキリBatocera lineolataと云うことだ!凄い!図鑑を見ると日本で最も大型のカミキリだそうな!図鑑では腹部の裏側は載ってないので、ネットを見た。ちゃんと同じような斑紋が腹部の両サイドにある。和名のシロスジカミキリもこの白いスジ(斑紋)が頭部・胸部・腹部とあるからだ。英名も同じだ。
https://insectk.web.fc2.com/kj/img/sa/shirosujifukutan_177.html

コロナ禍の中で、都知事選があり終わった。何か、すっきりしない曇天の雨空のような都知事選の感じであった。それは、野党が未だにまとまれないし、野党3党の推す候補に魅力が感じられなかったからだ。

2020年7月5日日曜日

旨いウィスキー、 ザニッカ  Good tasting whisky! THE NIKKA

7月3日の午前中ウィスキーが宅急便で送られてきた。ピンポンが鳴ったのでぼくが出たのだが、ぼく宛ての重い箱を受け取って何かな?っと思った。品名を見ると「お酒」と書かれている。差出人は、3月下旬に結婚した教え子のY.Mだ。お酒?日本酒としたら箱が日本酒が入っているような箱ではない。ウィスキーのビンだ!THE NIKKA とBottle Neckに黒ラベルが貼られ、ビンのお腹にもTHE NIKKAと印字されている。
ぼくは、いつも安いサントリー角を飲んでいるので、夕方5時を過ぎたので先ずはストレートで飲んでみた。もう、旨い!の一言だ。連れ合いにも旨いからとコップを渡した。喉にカァーっと来ると云う。エ?もう、ウィスキーを飲んでそんな風に感じたことは無いなぁーと云ったら、飲み過ぎだよ!と云われてしまった。確かに、以前は一口飲むだけで喉にカーっときたものだ。でも、今はそんな感激を味わえなくなってしまった。
もう、45年くらい前にベルギーから日本に戻ってきた留学生BさんからOldParrをプレゼントされた。その時も一口飲んだ時に喉がカーっとなった。そんな風にウィスキーを味わえる事は無くなった。
旨い。ストレートで写真の量まで飲んでから、「勿体無い」、せめて10日は飲み続けたいので、いつものサントリー角のレモン半分の汁を入れてお湯割りで飲んだ。うぅ~ん、参った!角はとても太刀打ちできない。

ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」の2度目を昨日読み終え、3度目に取り掛かっている。同じ本を日を置かずに3度も読もうというのは初めてだ。最初は早く読んでしまうのが勿体無いと思う程であった。ユヴァル・ノア・ハラリの考え方、モノの見かた、歴史の見かたに驚嘆した。こんなに頭の良い人物が世の中には存在するんだと云う驚きもある。

2020年7月4日土曜日

テン糞7個とアナグマ糞の内容物 The contents in the marten's 7 droppings and badger's dropping

6月30日の唐沢林道・物見峠・辺室山・土山峠の続き:
さて、持ち帰ったテン糞7個とアナグマ糞の内容物をアップする。拾ったとき、ヤマグワを食べているだろうと予想していた(7月1日upのもの)が、全く予想外れだった。どの糞からもヤマグワの種子は出てこなかった。植物ではアナグマの腐葉砕片を除いてテンのヤマザクラの果実食いだけ(表1)。まだまだだねぇー!
表1.テン糞7個とアナグマ糞の内容物
テン糞2の大半を占めたのは大型の昆虫だ。この甲虫の腹部の両側に独特の斑点模様がある(図2'')。この模様だけ見れば〇目の△だ!分かる人がいるかもしれない。どなたかお判りですか?
図1. 8:42テン糞1
膜翅目or双翅目脚・翅、ヒミズ亜科毛・骨片、ムカデ脚、砂泥

図2.8:54テン糞2
ムカデ8cm、大型甲虫外骨格・肢・内羽(図2')
図2'. テン糞2の残渣
上下の黄色線の間はムカデ
図2''. 図2'の右のティッシュの上の甲虫の外骨格
この甲虫をお判りの方は教えてください。
テン糞3と4には鳥を食べた羽毛があった。テン糞4はヤマザクラだけを食べた糞かと思ったが、羽毛が混じっていた。この二つの糞は1キロ以上離れている(図9)が同じ個体の糞なのかな?
図3.8:59テン糞3
羽毛・羽毛軸・骨片、昆虫肢・外皮
図4. 9:48テン糞4
ヤマザクラ種子・果実、羽毛
図5. 10:45テン糞5
ヤマザクラ種子・果皮
ほとんどのアナグマ糞は柔らかく、水洗いしても大半が0.5ミリメッシュの隙間から流れ落ちてしまう泥状のものだ。アナグマは枯れ葉が溜まっている腐葉層を鼻や前足で掻きまわしながら採食している。糞の内容物は殆んど形をなさない状態になっている。アナグマは日本の食肉目の動物のなかではタヌキに次いで何を食べても食物の大半を消化吸収できる胃腸を持っているのではないだろうか?
図6. 11:24アナグマ糞
砂礫、腐葉砕片、昆虫脚・外骨格、ムカデ外皮
図7. 11:41テン糞6
ヤマザクラ種子・果皮
図8.12:03テン糞7
双翅目or膜翅目翅、カマドウマ脚、陸生腹足類の殻片


図9. 歩いたルートとテン糞①~⑦とアナグマ糞の位置
今日も朝から曇天だ!先日の天気の良い日がウソのようだ。その日は風が強かったのでフウランのカヨワイ花がダメにならないように取り込んだが、フウランは夕方から夜にかけてはむせ返るような香りを放つ。昨日は近くの花屋で真っ赤なリーガスベコニアと買ってきた。リーガスベコニアは久しぶりだ。以前は葉挿しをしたりして増やしたものだ。そうそう花屋で袋は有料になりますと云われたので、近いからそのまま持って帰ります!と両手で抱えて持ってきた。それで、こどもの頃は何でも新聞紙で包んでくれた。花鉢を購入したら、昔なら全体を新聞紙で包んで紐で縛ってくれたろうっと考えた。

2020年7月3日金曜日

タマゴタケと玉ねぎのバター炒め Stir-fly Caesar's mushroom and onion with butter!

辺室山の帰路採ってきた大きなタマゴタケ。どうやって食べようか?いつも野菜とのバター炒めだ。今回はどうしようか?
洋風味付けの腕がないのでどうしても和風になる。
昨夕、このタマゴタケを短冊状に切り、玉ねぎ1個を切ってバターで炒め、塩と胡椒で味を調えた。連れ合いと二人で食べた。イケル!でも、胡椒の味や薫りが強すぎてタマゴタケ本来の旨味が消えてしまった。あるいは、玉ねぎとの取り合わせもタマゴタケの旨味を消してしまったのかもしれない。しかし、タマゴタケから出る橙色の汁が玉ねぎを炒めた時の色とマッチして全く気にならなかった。これが、いつもはホウレン草との組み合わせて炒めるとタマゴタケから出る色が気になる。今回の皿に山盛りの一品は夕食時のサケ(連れ合いは梅酒、ぼくはウィスキー)の摘みとして合格だ。
タマゴタケAmanita caesareoides
タマゴタケの学名がAmanita caesareoidesuでシーザーのテングタケで、英名もCaesar's mushroomであることを知った。どうして、シーザーのキノコなのだろう。それだけ優れた味のキノコと云う事かな?

2020年7月2日木曜日

辺室山から雨にやられる It was raining from the Mt. Henmuro

昨日の続き:
10:09 トンネルを出たところの物見沢沿いの路肩の上でお湯を沸かしインスタントラーメンだ。雨も降っていないし、生卵に摘んだアザミの新芽、タラノキの新葉が入り、充実したブランチを準備する(図1)。
お湯は直ぐ沸き、食べ終わったのが10時半。食べながら、この後どのルートをとるか迷う。①唐沢林道を戻る、②辺室山を目指す、③物見峠から登山道を下る。③は煤ケ谷に出るが、殆んどが植林帯を歩くのですぐダメになる。①か②か迷う。7月20日(月)に専門学校の丹沢実習は辺室山にしているので、その下調べの意味を込めて②の辺室山とする。結局、辺室山から雨にやられ、土山峠では土砂降りで、上煤ケ谷のバス停まで歩くことになったのだ。
10時35分 ブランチが終わり、ザックカバーをかけ出発だ!
図1.トンネルから出たところガスストーブを点火
10:45 トンネル横からの旧階段を登っていくとヤマザクラの果実だけのテン糞5だ。この階段も随分朽ちてきている。
図2. ほとんどヤマザクラの果実食いのテン糞5だ!
10:54 物見峠だ。雨が14時くらいまで降らなければ良いが、、、、。自分の写真を撮っただけで辺室山に向けてすぐ出発だ!
図3. 雨が上がったような煤ケ谷
図3. 物見峠で
11:18 ベニタケ科のキノコだ。ドクベニタケ?チシオハツ?噛んでみたが苦みがないからチシオハツか?1個だけだが、お持ち帰りだ! 
図4. ベニタケ科
11:19 鍋嵐と結ぶ峠の祠に来る(図5)。このところしばしば食べてはいるが旨いとは思わないキノコがでる枯れ木に目を向ける。松脂臭い味のマツオウジが出ていた枯れ木のモミの幹を凝視する(図6)。ん?何だこのキノコは?
 図5.峠の祠
図6のキノコはどうもマツオウジの幼菌のようだ。マツオウジは松脂臭さいのと苦い。が、歯触りに弾力がある。しかし、どうも好きになれないので、2度しか食べたことがない。このキノコに中毒する人もいるようだ。ムラサキシメジも見た目も分かり易い食菌だ。が、あの土臭い味がどうも好きになれない。ムラサキシメジにも中毒する人がいるようだ。旨いと思わないキノコは人によっては危ないキノコなのだ。学生に勧める事は止そう。
図6. マツオウジの幼菌では?
11:22 お、イグチ科の仲間だ!アカヤマドリかヤマドリタケだ(図7)!これも管孔を取り除いて食べるが、旨いとは思わない。洋風料理には合うのかも知れない。ぼくは、いつもキノコは味噌汁か炒め物だ。
図7.アカヤマドリか?
11:24 おー、これはアナグマのタメ糞だ。量が多いのはアナグマ家族がここでしたものだろう(図8)。もちろん、少しゲットだ!枯れ枝を箸のように使って小袋に容れる。大半が土砂だろう。
図8. アナグマ糞
11:35 この樹皮を噛み剥がした(図9)のは誰だ?地上から1mを有に越える辺りまで齧り取っている。後足で立ち上がって齧ったのだ。歯型の幅は2mm以下だ(図9’&9'')。カモシカの下顎の切歯の痕だ。
図9. 
図9'. 
図9''.
11:41 テン糞6だ。ヤマザクラの果実を食べたものだろう。
図10. テン糞6
12:03 テン糞7だ。うーん、節足動物と何を食べたのか?
図11. テン糞7
12:29 辺室山山頂に到着だ。ここに来て、雨が強くなってきたので上半身だけ雨具を羽織る。昼食後、ザックカバーをした時に、雨具もザックの上からかけていた。土山峠の本厚木行きのバス時刻が13時かその辺りだと思い、雨足も強くなったので、急ぐ。これ以降、カメラもバックに容れたままで、バックが濡れないように雨具で覆う。途中、2本のタマゴタケを見つけるが採っただけで、写真には撮らず。
図12. 辺室山
急いで、バス停に辿りついたのが13時15分だった。バスは毎時56分だった。ここで、土砂降りの中バスを10分くらい待ったが、意を決して上煤ケ谷まで歩くことにする。上煤ケ谷のバス停近くではもう雨足は強くなく、小雨状態になる。帽子の水を絞って被り直す。まだかまだかと待ったバスがようやく来た。乗り込む。乗客は一人だった。運転手からマスクをするように注意される。バックの中のマスクは濡れている。すぐ役場前に着く。道の駅清川のトイレに立ち寄ってから車に戻る。トランクにTシャツがあったと思うが、置いてなかった。濡れたシャツが嫌だが、まー、しょうがない。っと右腕から血が垂れているのに気が付く。ヒルだ!血をタオルで拭き取って車に乗る。
辺室山から土山峠は糞を見つけたり、他のフィールドサインを見かけたりしたが、カメラを取り出せないので、胸のスマホで写真をと思ったが、兎に角、土山峠へのバス停を目差した。辺室山山頂からバス停まで1.9キロで45分かかった。若者なら30分もかからないだろう。