「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年4月4日土曜日

金沢林道を歩く!   Walked on the Kanazawa forest road!

車を元宮ヶ瀬ビジターセンターの前の駐車場に置き、車を離れた7時半にはぼくの車以外他に車は無かった。しかし、14時頃戻ってきた時は車と人で溢れていた。
ゲートをまたいで林道に入る。まだ、肌寒い。ヤマブキの花を眺めていると足元に爪が幅広のカモシカの足跡だ!(図1)
図1. 足跡
ん?この木の蕾は何だ?ゴマギ? この時ゴマギしか思い浮かばなかったのだから新葉を摘まんで揉んで臭いを嗅げばハッキリ判ったのに、、、、。確か、この辺りで秋にガマズミのような赤い実が生っていた筈だ。
図2. ゴマギの蕾かな?
図2'. ゴマギで良いかな?
アケビの花が咲いている(図3)。ミツバアケビとは違って、花の色が白っぽい、どちらかと云うとムベの花に似ている。
図3.アケビの花
ん?この糞は?テン糞にしては大き過ぎる(図4の10円玉と比べてみて!)。キツネ糞かな?洗うと解るだろう。全部持ち帰りたいが、糞用のビニール小袋に入りきらない。拾った時、植物繊維が混じっていたのでイノシシ糞かも?
図4. 大きな糞
カモシカの滑落死体を岩や木で隠した谷間に来た(図5)。まったく死骸が見たらない。肋骨か背骨くらいは見つかるだろうと埋めた場所を掘ったが何もない。タヌキやアナグマやネズミ、カラスたちが運んだのだ。が、毛があった(図6)!ほんの少し残っていた。カモシカの毛が見つかった近くの岩にテン糞があった(図7)。
図5. カモシカを覆い隠した場所
図6. 見つかったカモシカの毛
図7. テン糞(図4の糞と比べると随分小さいですね)
水が滝のように流れ落ちている。周りにはハルユキノシタが群生している。こんなにあるから、葉を摘まんで少し持ち帰って天婦羅にでもしたいくらいだ。
図8. 水が随分豊富
図9. ハルユキノシタの群生
 図10. ハルユキノシタの葉が柔らかそう
図11. 一株二株の方が可憐だ!
図12. ヤマブキが咲く
この沢がこんなにも水が豊富だっただろうか?
図13.豊富な水が落ちる
おー、新たにヒノキの植林をしてシカ柵を張り巡らせたのだ。
図14. ヒノキの植林と新しいシカ柵
また、沢だ!水が林道を歩く足元にも飛び散る。こんなに水が豊富だったことがあったろうか?林道の沢側にミツバアケビの花が咲きかけていた。まだ、蕾だ。
図15. 水が林道まで飛び散る
図16. ミツバアケビの花蕾
尾根を登って高畑山への稜線まで出るための登り口を決める。腹ごしらえに朝飯としてコンビニで買ったアメリカンドックを食べる。日当りのところに座ってサーモに容れてきたウーロン茶を飲みながら食べ終える。目の前の斜面を登っていくと新しいシカ柵があり、それを乗り越えるための脚立が架かっている。脚立に乗って、柵内に入って尾根を登ったが柵を乗り越える別の脚立かあるいは扉が無い。しかたなく、戻る。増えた体重で脚立を越えるのは、脚立のステップが体重で折れるのでないかと心配し、怖々だ!
穏やかに入れる適当な登り口がないか探しながら歩く。以前、「丹沢サル観察し隊」でキャンプした砂防堰堤のところにきた。沢の水が豊富で幅広くなっている(図18)。それは2010年5月15日のことだった(図19)。何と、この砂防堰堤の近くにシカ柵の扉が開けられ、仕事道がある。ここから登ることにする。以下、次にアップ!
図17. この尾根を登って行こう
図18.水が幅広く流れ中洲がほとんどなくなった
図19. 2010年5月
図20. 2010年5月 皆、若かった!

2020年4月3日金曜日

金沢林道・登山道・春ノ木丸 The walking from Kanazawa forest road, climbing road, to Mt.Harunokimaru

今日は元ビジターセンター前の駐車場に車を置いて、早戸川林道・金沢林道を歩き、途中から金沢の右岸の春ノ木丸・高畑山を結ぶ稜線を目差して登った(図3)。登山道に出て高畑山でお昼を食べようかな?っと思ったが、高畑山の木造りの展望台が取り壊されてしまったので、諦める。登山道に下りる途中で、ぼくくらいの年齢の捕虫網を持った男性が登ってきた。「こんにちは!」っと云うと「チョウマニアです」と云う。良い趣味だ!歳をとっても登山道から外れてチョウを追うなんて、、、、。チョウマニアは裾野が広い。だから高価なチョウの図鑑もそれなりに売れるんだ。その点、こちらは動物糞を拾って喜んでいる。

今日は、ヤマブキが陽の光を浴びてその黄色が鮮やかだった。さらにマメザクラはどこも満開だった。ウグイスカグラも見どころだった。
図1. ヤマブキ
図2. ウグイスカグラ
図3. 歩いたGPS上の軌跡

2020年4月2日木曜日

サクラ、散歩!新型コロナ!  Cherry blossom, Walking!And New type of Coronavirus!

昼前に横浜市と藤沢市の間を流れる境川沿いの散歩をした。GPSでは7.6キロを2時間かけて歩いた。
セーターを脱ぎ、腕まくりをし、帽子を被って歩いた。それでも日差しが強く汗ばんだ。
図1. 境川沿いのサクラ
境川沿いで知人の家族に出合った(図2)。土手でノビルを採ったので、ビールをと云うことになったが、ぼくは3月20日にナイロビ帰りの知人たちと山を歩きその後会食をしている。また、28日には教え子の結婚式とその披露宴に出ているのだ。ぼくが感染しているかも知れないことに気づき彼らの家に行くことを辞めた。
図2. 知人の家族
 晴れていて、久しぶりに青空とサクラだ!
図3. 青空の中のサクラ
 サクラが咲いてから久しぶりの晴天であるが、人出は少ない。それでも小さな子を連れた家族が川面を見ながらお昼を食べている。さぞかし美味しいお昼であろう。
図4.サクラが満開の家族連れのお昼
 もう一組のラブラドールを連れた親子が河原でシートを広げていた。サクラを見上げてのお昼はさぞ楽しい事だろう。
図5. 花の下の家族連れ
 新型コロナへの注意書きが柵に貼られていた。いつも食事をしている家族だけの飲食なら問題ないだろう。
図6. 新型コロナの注意書き

2020年3月31日火曜日

エ?もう八重桜が咲いている! Eh?, the double cherry blossoms are already blooming.

お昼前に連れ合いと二人で家を出て引地川沿いのサクラを見てきた。我家から200メートルくらい離れたところに八重桜の木がたくさん植わている家がある。何ともうそこの八重桜が咲いている!ぼくは毎年、ここの八重桜を頼りにしているのだ。ソメイヨシノが咲き終わって八重桜が咲き出したら、部屋の中の花が終わった洋ラン類を全て外に出すのだ。                              
図1. 八重桜が咲いている
 学校を過ぎて坂を下っていくと丁度平になったところに自動車道路と暗渠になっている沢がある。恐らく5,60年以上前はこの辺りは湿地だったのだ。っと思いながら歩いているとヒヨドリくらいの大きさの鳥が2羽何かを探して飛び廻っている。イソヒヨドリが、こんなところにもいるんだ!ぼくらが近づいても遠くへ行ってしまわずにいる。巣を作っているようだ。
図2. イソヒヨドリのオス
 
  図3. イソヒヨドリのメス   
コロナの為なのかそれとも寒くて曇天のせいかもうサクラは満開なのに一人二人しか歩いてはいない。外くらい歩いたってコロナに感染はしないだろうから、寒いので花見どころではないのだ!       

2020年3月30日月曜日

新型コロナと春の雪 The new type of Coronavirus and Spring Snow

昨日の雪は、植物たちには堪えたろう。ソメイヨシノが咲き、庭の開花しているハナニラ、ショカツサイ、フリージィアやカロライナジャスミンなどの花も雪に埋もれた。 
雪がかかったカロライナジャスミン
フウラン
今年は、デンドロが早く咲き終わったので、10日くらい前から庭の木にぶら下げた。この雪でどうなるか?少し心配であるが、4度C以上の最低気温なので可愛そうだが大丈夫だろう。今朝、フウランと一緒にぶら下げているカヤランやヨウラクランも花芽が出ているが大丈夫だ。
フリージィア
雪で倒れてしまった2本のフリージィアは切り取って1本はコップに挿してパソコンの横に置く。良い匂いだ! 
雪がなくなったカロライナジャスミン
28日に土浦で行われる結婚式に出かけた。往きの東海道線はガラガラであり、窓から見えるサクラを楽しんだ。式場や披露宴では両手に消毒液を噴霧され、披露宴で使ったナプキンは引き出物と一緒に持ち帰りだった。帰路は特急に乗ったが、品川まで乗った車両にはぼく一人だけだった。新型コロナ騒ぎで皆自粛しているのだ。
帰宅して、すぐ手洗いをし、風呂に入った。昨日は雪が降った後、2.7Lの角瓶とジャックダニエルを買ってきた。このところカード払いをしているが、暗証番号をタイプしたので、やはり帰宅後手洗いだ。山で、テンやタヌキたちの糞を拾っても手洗いをするわけではないのに、この新型コロナに関してはぼくは注意を払っている。まだまだ山を楽しみたいし、オイシイ酒を飲みたいのだ。
早くこの新型コロナが終息して欲しい。秋まで続くかな?

2020年3月27日金曜日

鐘ヶ嶽北尾根で見つけた肉食動物糞の内容物 The contents of carnivora's droppings that were found on the north ridge of Mt.Kanegatake.

3月25日に谷太郎林道の鳥屋待沢に架かる橋の袂から谷太郎を渡り、鐘ヶ嶽北尾根に取り付き、そこから鐘ヶ嶽まで歩いた時に見つけた食肉動物の糞はテン糞とタヌキ糞であった。他の哺乳類の糞としては、シカやカモシカの糞があった。今日、昼過ぎに拾ってきた糞を洗った。
以下のようにテン糞(図1)には珍しくキブシの種子は入ってなく、大型甲虫を1匹食べたと思われる外骨格や肢などが入っていた
図1. 10:57 テン糞
甲虫腹部・胸部外骨格・外翅・肢
タヌキのタメ糞を2ヶ所で見つけたが、二つのタメ糞とも、腐葉砕片や節足動物の外骨格、さらには砂泥が見られた。タヌキ糞2には恐らく死んで骨だけが残っているようなシカかカモシカあるいはイノシシなどの大型哺乳類の骨を齧ったと思われる骨片や毛が見られた。
図2. 11:23 タヌキ糞1
腐葉砕片、節足動物外骨格、砂泥
図3. 12:01 タヌキ糞2
腐葉砕片、大型獣骨片・1~3cm毛、節足動物外骨格・肢、砂泥

明日は、土浦で専門学校の教え子の結婚式だ。乾杯の言葉と祝辞を頼まれている。この日は昨年から決まっていて二人に頼まれていたのでコロナの中を出掛けなくてはいけない。兎も角、同級生たちも来るだろう。しかし、マスクをして余り若者とは話さず手洗いをして早々に引き上げてこよう。学校の新学期も4月からではなく、5月のGW明けからになった。

2020年3月25日水曜日

鐘ヶ嶽北尾根を歩く!  Walked on the north ridge of Mt.Kamagatake!

今朝、家を7時半に出る。山へ行くのは止めようと思ったが、この数日ずーっと鐘ヶ嶽の北尾根歩きを地図を見て考えていた。谷太郎林道の鳥屋待沢に架かる橋のところで谷太郎を渡り、後は鐘ヶ嶽から走ってくる北尾根に辿り着けば後は尾根を南に向かって登るだけだ。っとベットの中でも地図を見ていた。地図にある古い山道が残っていればすぐ尾根に辿り着けるのだが、、、、。
車を谷太郎林道の終点に置き、鳥屋待沢に架かる橋のところまで戻る。橋の手前から沢に下る道を探す。それらしき踏み跡を下り、沢に出る。靴を脱いで素足になって歩きたくはないので、右岸に渡れそうな飛び石を見つけて渡る(図1)。っと新しい祠が目に飛び込む(図2)。祠があると云う事は、この辺りに地図にある古い山道があったんだ。
図1. 9:42 渡って来た石を振り返る。
図2. 9:43 石を切って作ったばかりの祠
 祠を過ぎてすこし上流に歩き、斜面の登り易そうな箇所を探して登る。
尾根まではすぐそこだ。杉林の中なので間伐材や枝打ちの枝が落ちており歩きづらい。小屋がある。今でも使っているようだ(図3)。ともかく、尾根を目差す。すると昔は随分使っていたような道が現れた(図4)。
図3. 小屋がある。中を覗いてみなかった!
図4.9:54 古い杣道だ!
 きっとこの道は尾根まで続くだろうと思い、杣道に下りる(図5)。なかなか歩きやすい。沢のどこからきているのか知りたいものだ。シカ柵がある(図6)。道に沿って歩いているとフデリンドウだ(図7)。日が当たると開花するのだろう。この辺りは、別所温泉方面、新屋敷方面、291.4ピークを通って根岸方面に行く道が入り組んでいる。兎も角、南へ向かう尾根道をとる。シカ柵の扉を潜る(図8)。
図5. 10:00 山道を行く
図6. 10:15 シカ柵だ!
 図7. 10:27 フデリンドウだ!
図8. 10:39 シカ柵扉を潜る
テン糞だ(図9)。尾根道がしっかり踏み跡がついている。おータヌキのタメ糞だ(図10)。もう少しで、小ピークだ。11時を回っているので、この小ピークでお昼を食べようと思ったが、自撮りの写真(図11)と水とスポーツ飲料を飲む。尾根道は仕事道になっていて、ところどころにしっかり階段まで作られている。歩きを妨げる倒木などはなく。ハイキング気分でピーク420を目指す。このピーク420は福神山という名前のようだ(図12)。
図9. 10:57 テン糞だ
図10. 11:23 タヌキのタメ糞
図11. 11:35 小ピークで自撮り
図12.11:51 ピーク420(福神山)着
この福神山から10分程歩いてタヌキ糞2(図13)だ!ここを過ぎてから少し鞍部になっており谷太郎川に下りるような道らしきものもある。この辺りもも古い道が入り組んでいる。昔の人たちはこのような鞍部を通行の要にしていたんだ。この鞍部を過ぎてから尾根には仕事道用に階段にはなっているが、登りは急で、ゼイゼイ言いながらストックを使い腿を上げる。来た北方を振り返ると煤ケ谷方面の街が見える(図14)。
図13.12:01 タヌキ糞2
図14. 12:29 北方を振り返る
シキミの花(図15)の匂いを嗅ぐ。うん!良い匂いだ!この辺りはざらざらして滑るような道だ。なかなか山頂の鐘ヶ嶽につかない。スギの植林地帯に入り、道が解らなくなるが、高い処の南を目差して歩く。杉林が途切れて山頂の休み台や道標が現れた(図16)。やはり、ほっとする。すぐ、お湯を沸かして、カップラーメンとオニギリをたべる。浅間神社から二人のパーティがやって来たので、休み台に広げていた荷物を整理し、座ってもらう。彼らもお湯を沸かす。これから大山に向かうようだ。同年齢くらいだが、強い!もしかししたら一回り若いのか?少し気になる。13:10に彼らからの気をつけてと云う言葉を背に山頂を発つ。登ってくる男1、女2のパーティに出会う。若いだけに早い!マメザクラが満開(図17、18)だ!今度は中年女子二人の登山者とすれ違う。何だか登山姿が眩しいくらいファショナブルだ。ぼくらの世代とは大違いだ!ぼくらは汚れても良いものを着てくるが、若い世代は違う。山歩き用の全てを整えているのだ。
図15. シキミの花
図16. 12:43 鐘ヶ嶽山頂着
図17.13:35 マメザクラが咲いている
図18. マメザクラが満開だ!
この下りでテン糞があるのだが、大抵見つけるところには見当たらず。ちょっと残念、鞍部に着いた(図19)が、ここでもテン糞を見つけられず。
図19. 13:40 鞍部着
ここからゆるゆかな下りの道をいく。林道に出るとバードウォチャーと出くわす。鐘ヶ嶽は見晴らしが良いですか?っと訊かれたのだが、何を云われたのか分からず訊き返す。 モミジイチゴの花がもう咲いている(図20)。今は3月だ! 不動尻の手前で一人でぶらぶら歩いて来る女性に出会う。きっとゲートのところに車を置き、そこからぶらぶら歩いてきたのだろう。不動尻(図21)からは沢沿いの細い山道だが、何だか自分として妙に慎重になって歩いている。つまり、滑って沢の方へ落ちることを心配しているのだ。何だか、自分で情けない。バランスが悪くなっているのだ。
図20.13:57 モミジイチゴの花が咲いている。 
図21. 14:08 不動尻の道標 
図22.14:11 タチツボスミレ
 
図23. 14:14 このスミレは?花が大きい。
図24. 14:14 ケマルバスミレ
スミレを撮っていたら、60代くらい夫婦が後ろから来たので先に行ってもらう。彼らは早い、すぐ姿が消えてしまう。煤ケ谷のバス停まで4.6キロの道標だ(図25)。林道終点までは3キロくらいだろうか?おー!ハナネコノメだ(図26)。でも、もう終わりだ。
図25. 14:24 煤ケ谷のバス停まで4.6キロ
図26.14:27 ハナネコノメ
図27. 14:50 またもや谷太郎に丸太の橋が架かっている
丸太の橋を幾つか渡って、最後の丸太橋を渡ると林道終点で、先ほどぼくを追い抜いていった夫婦が川で登山靴を洗っていた。15時前に車に到着だ。帰りの車の中ではもうビールを飲む事しか考えていなかった。帰宅して風呂、缶ビールのコースだ!
図28.歩いたGPS上のルート
①~㉗は本文中の図の番号