「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年2月5日水曜日

いくつかのフィールドサイン A few fieldsigns of wild mammals.

一昨日の山神隧道・大沢分岐・梅ノ木尾根・弁天の森キャンプ場・広沢寺温泉のコースで
見つけた動物たちのフィールドサイン。
タヌキ糞だ。古いトイレを再び新たに使ったようだ。
クリックして拡大するといくつかの古いマメガキの種子が分かりますよ。
何を食べたのかこのままでは判らない。
もちろん、この糞塊はゲットしてきて今は水に浸してます。
このイノシシは母親に子供が一頭まだついて歩いているようだ。
副蹄が深く突き刺さっている。
山神隧道の鞍部から見晴台Bまでまるでぼくを先導するように新しい足跡がついていた。
これは、見晴台Bから見晴台Aに行く間にあったテン糞。
表面につぶつぶ浮き出ている種子はアレだね!
もちろん、他の種子も混じってないか調べるためにお持ち帰りです。
梅ノ木尾根上にいくつかのモグラ塚がありました。
あー、それにしても下草がない。
これもテン糞だ。新鮮すぎるので、木の枝を箸がわりにして摘まみました。
この糞が今回一番興味が湧いたものです。
上の糞から10メートルも離れていないところに、ウラジロノキの果実がたくさん落ちていました。
この果実を咬んでみると、リンゴのようです。テンやタヌキが食べないはずがないと思うのですが、
糞の中にこのウラジロノキの種子がなかなか見つからないのです。
でも、今回は11個の糞をゲットしてきたので、どれかにウラジロノキの種子が混じってないかと
慎重に水洗いします。
弁天の森のキャンプ場に転がっていた。おおきな頭骨です。
誰のかわかりますか?
真上からだとわかりますね。
昨夜は、東京駅北口近くの居酒屋で高校時代の二人の同級生と飲んだ。
飲み始めた頃は激しく雪がちらついていて、電車が止まるのではないかと心配したが、
9時過ぎた頃は、雪は止んでいた。
そのため、店に傘を忘れてしまった。
今朝は寒い!庭の睡蓮鉢も薄氷が張っている。
今週末の大沢分岐付近は雪が残っているかな?

2014年2月4日火曜日

昨日のルート:広沢寺温泉・山神隧道・大沢分岐・弁天の森キャンプ場 Yesterday's route.

昨日は、広沢寺温泉の無料駐車場PAから山神隧道の手前AからBの鞍部に登り、
Bから見晴台Bを通って尾根を下り、すり鉢広場Dを通って、北の尾根を行くと巨木の森の道標E
の東屋で休んで、細尾根をよじ登って大沢分岐Fに着く。
(Eにある立派な東屋で)
大沢分岐からは小走りしそうになるが、それを抑えて歩く。
弁天の森Hへ降りるGの道標がある。
G・H間は距離は短いがいくつも踏み跡があり、Hのキャンプ場に人のいない季節は迷う人がいるだろう。
(弁天の森キャンプ場と炊事場)
弁天の森キャンプ場にお昼過ぎに着いたが陽が当たる場所は僅かだった。
夏はさぞかしヒルが多いところだろう。
(しかし、入口は石畳で立派)
 
駐車場PAからの一回りは、GPSの軌跡では11.7キロあり、それを4時間半もかかって歩いた。
一度、沢を詰めてみたいが、土山峠から鍋嵐付近の山の感じと少し違った印象をもった。
それは、まだ言葉にはできない。
今回も、糞をゲットしながら歩き、タヌキ糞テン糞含めて計11個を見つけた。
見晴台Bから尾根を下っている途中で、シカorカモシカが10mくらい前を慌てて通り過ぎた。
そこは、シカ柵が倒れているところだった。イノシシのフィールドサインが多く、足跡も新しいのがあったので、遭えるかなと思いながら静かに歩いたりもした。
また、モグラ塚が数カ所にあり、固い尾根道を新しいトンネルが横断してるところもあった。
AやHにはクマ出没注意なる立て看板があったが、クマが棲みつくような雰囲気の場所が
鍋嵐付近と比べると少ないと思った。
(このゲートIを開いて出る。ここから駐車場は10分くらい)
そうそう、ゲート近くの道路沿いの山側の岩場をロッククライミングをしている
賑やかな中高年の5、6人の男女のグループがいた。
道理でゲートの外側にはクライマーは車を乗り入れないでPAに置いて下さいと云う
看板があるんだ。



2014年2月3日月曜日

この不明種子はツルマサキか?  Is this unknown seed Euonymus fortunei?

先日、タヌキ糞から出てきた不明種子をアップした。
今日、広沢寺温泉の無料駐車場に車を置いて、
山神隧道・見晴台B・すりばち広場・大沢分岐・梅ノ木尾根・弁天の森キャンプ場・無料駐車場
と歩いてきた。帰路、弁天の森キャンプ場から舗装された道を歩いていると、
ツルウメモドキの赤橙色の実が落ちていた。拾って、タネを見た。
ん?似ている。下の写真の黄色線で囲った不明種子に似ている。
持ってきて、見比べたが、ツルウメモドキの種子は一回りも大きい。
で、ニシキギ科の種子があやしいと思い、
現在ぼくのバイブルとなっている鈴木庸夫他著「草木の種子と果実」を見た。
ツルマサキの種子に大きさも形も似ている。しかし、ぼくの手元には標本がない。
皆様はどう思いますか?
丹沢でツルマサキがあるのは、早戸川の魚止め橋から伝道まで行く林道の沢沿いのコンクリートに絡まっているのを知っているだけだ。
でも、あそこで果実が生っているのを見たことがなかった。

エゾシマリスでは、腓骨は脛骨と癒合していない。  In Chipmunk, the fibula do not coalesced into the tibia.

1月30日にノウサギや、モグラ、トガリネズミ、ハタネズミなどの脛骨と腓骨についてアップした。http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2014/01/the-fibula-that-is-coapted-tibia.html
ここで、ぼくは日本産の齧歯目の全ての脛骨と腓骨は癒合合体しているように述べた。
これは、間違いである
アップしてから気になって1992年8月に送られてきたエゾシマリスの骨を見直した。
これは日本動物植物学院を卒業した教え子から送られてきたシマリスであった。
 
教え子は大雪山を登山している時に、登山道に転がっていたエゾシマリスを拾って送ってくれたのだ。が、腐らして骨にしてみると頭骨はばらばらになっており、
死後、登山者に一度踏まれたものと思われた。
頭骨を組み立てることができなかったが、頭骨の破片はフィルム缶に容れて、
他の骨と一緒にジャムの空き瓶に容れておいた。
そのシマリスを思い出して調べてみたのだ。
 
左右の大腿骨や脛骨、腓骨を並べた。
上が左側の後足(下肢)で、下が右側の後足(下肢)のものにあたる。
ノウサギやモグラ、ヒミズ、ハタネズミでは腓骨と脛骨が足首の方で
癒合合体しているが、エゾシマリスではタヌキやサルのように離れている。
 
実は、このことによって、腓骨と脛骨が足首の方で癒合してしまっているノウサギやハタネズミなどやさらにはシカやカモシカのように全面的に癒合合体してしまっている動物たちと癒合していない動物たちの後足(下肢)の動かし方の違いに大きなヒントを得たことになる。
 
哺乳類などの四足動物は前肢と後肢があり、前肢は上腕骨と橈骨・尺骨および手首から先の骨があり、後肢は大腿骨と脛骨・腓骨および足首から先の骨がある。
後肢の脛骨と腓骨が一部でも癒合・合体している動物は多くいるが、
前肢の橈骨と尺骨が癒合・合体している動物は極端に少ないだろう。
それは、前肢は採食時に食物を抑えたり、つかんだりするために、手首から先が回転運動しやすいようになっている。そのため、橈骨と尺骨が癒合・合体してしまったら、前後運動しかできなくなり、採食するのに不都合になる。
しかし、後肢では、シカやカモシカでは全面的に脛骨と腓骨が合体しているため、
後肢で地面を掻いたりはしません(よね)。ただ、歩くための道具としか使われていない。
ウサギやネズミで脛骨と腓骨が足首の方で癒合しているので、彼らは足首(or足先)を前後(上下)に動かすことはできても回転させることはできないのだ。
 と云うこと考えになったのだ。でも、本当のところは解からない。
どなたか教えて下さい。

2014年2月2日日曜日

鐘ヶ嶽へ Clibming to Mt.Kanegatake.

 下は、広沢寺温泉・鐘ヶ嶽・山神隧道のGPSの軌跡である。
A、B、C、Dは下の写真を撮った場所である。 

入口だ
 Aの所から鐘ヶ嶽を仰ぎ見る。左側には大山が見える。
この道を少し下っていくと、、、
 B地点である。ここからいきなり階段を登る。
厚木市は日向薬師もそうであるが、ハイキングコースの道標や名所の看板がしっかりしている。
右側の看板は森林に浸ることが身体に良いことを述べている。
C地点あたりのスギ林の中を通る道である。
ここだけがイノシシや他の野生動物たちが動き回っている様子がうかがわれる場所でもある。 
 シカ柵のゲート開けて・閉じて登っていくと間もなく尾根道となり、ハイキング気分だ。
 こんな尾根道が続き、〇〇丁目という石仏?石灯籠?の案内が数多くある。
下は九丁目のもの。
 
10丁目でお仕舞いと思ったら27丁目以上もあった。
 D位置にある。ここでお昼を食べたいと思った。大山山頂もすぐ傍に見える。
 D位置に22丁目の石柱だ。おそらくこの石柱の上に仏像が座っていたのだろう。
 ここから鐘ヶ嶽まで20分とある。
しかし、ぼくは42分かかった。
もっともぼくはこの間7個の糞を拾っている。
 上の場所から20分も歩くと見上げるばかりの階段だ。これは上がってきた階段を見下ろした。
 これは、これから上がらなければならない階段を見上げた。
階段の幅が狭くなり、歩きづらい。
下りたくない階段だ。
10分も登っているととうとう 鳥居がみえた。
 はい、着いた。最後の階段の上にもテン糞があった。
この右手の方は視界が開けていて新宿やスカイツリーは見えるようだ。
この日は生憎見通しが良くなかった。
ムササビの巣穴でもないかと太いスギの幹を見上げて探したが見つからず。
左手の方に、鐘ヶ嶽山頂60mの道標がある。
 山頂に人?っと見間違えた。二体の石像があった。
山頂の道標もしっかりしている。
ぼくは、広沢寺温泉1時間20分の山神隧道に向かう。
なだらかな下りで、気持ちが良いが、乾燥しすぎと下草が無いのが寂しい。
 鞍部着である。ここは隧道の上にあたる。1月24日には、まっすぐ見晴台B方面に向かった。
この日は、左の広沢寺温泉方面に下りる。
ぼくは、すっかりこの山神隧道付近が気に入ってしまった。

2014年2月1日土曜日

出てきた不明種子 An unknown seed was found in a racoondog scat.

広沢寺温泉・鐘ヶ嶽・山神隧道で見つけ拾ってきた糞を洗った。
動物名の記載がないのはテンである。
下の表に示したようにマメガキ、エゾエノキ、サルナシ、ケンポナシなどが多くの糞に見つかった。
しかし、10のテン糞にキブシの種子が多数入っていたのを除いて、
やはりキブシの種子は少なかった。
一方、9のタヌキ糞にギンナン1個が混じっていたのは、
近くに人家のギンナンを拾い食いしたものだろう。
また、18のタヌキ糞に不明種子(下写真)が入っていた。
この糞にはシカの毛が混じっていた。
猟で撃たれ山野に残されたシカの足や毛皮などを食べたのだろう。
5のテン糞には鳥の羽根や軸や骨片(一つ)がエゾエノキの種子とともに混じっていた。
 18のタヌキ糞からでてきた不明種子(中央上のもの)
左はケンポナシ、その左下はキブシ、右端の4個はサルナシの種子
不明種子にピントを合わせて撮ったので、他はボケている。
この種子は何の果実の種子なのだろうか?
どなたか教えてください!

2014年1月31日金曜日

糞の内容物は? Scats' contents?

昨日の広沢寺温泉・鐘ヶ嶽の・山上隧道・広沢寺温泉駐車場のコースで
見つけた糞は20個を超えた。ここで、10円玉と一緒に撮った糞は拾ってきた。
しかし、コインが無いのは拾って来なかったものである。
全コースでGPSの軌跡距離では7キロくらいなものだが、浅間神社までの参道沿いや
鐘ヶ嶽から山神隧道までには実に多くのテン糞やタヌキ糞があった。
 
水に浸けてはいるが、まだ内容物は不明である。
しかし、これを見ている方々には内容物が分かるのではないかと思いアップしてみた。
どうだろう。
お弁当を食べている方もいらしゃるかもしれない。御容赦願いたい。
もちろん、クリックすると拡大する。
 
糞1
 

 糞2
 
 糞3
 
糞4 
 
糞5
これは、動物質のもので早く水洗いしたい。
歯でも出てくると良いのだが、、、。
 
糞6
 
 
糞7
 
 
 糞8
 
 糞9
タメ糞だ。
 
糞10
 

糞11
 
糞12
 
糞13
 
糞14
 
糞15
 
糞16
10円玉の上のドングリはぼくが置いた。
 
糞16+
 
糞17
10円玉の下のドングリの帽子はぼくが置いた。
これは、表面の毛の様子からシカ毛かな?
 
糞18
 
糞19
今回、筆記用具と記録紙を忘れた。
で、写真を撮る時に目印になる物(葉、ドングリ、枝)などを置いてとり、糞と一緒に袋に容れた。
これが、スピーディーだった。記録紙を取り出して時間を記入する手間が省ける。
帰宅後すぐに、撮ってきた写真と袋無いの物を照らし合わせた。
これから、この方法でいこう。
 
今日は、温かく天気も良いが、昨日は鐘ヶ嶽山頂に着いた頃から雨がぽつぽつ落ちてきた。
カメラはバックの中にしまったが、雨具を着るかどうか迷いながら急いで歩いているうちに
車を置いてある駐車場に着いた。
 
今日で、ぼくの専門学校の試験が終わった。
来週火曜日の授業と土曜日の丹沢実習で後期もお仕舞いになる。
今日は、時間があるが糞を洗う気持ちになれない。しかし、ヤルカ!
生き物にとっては良い湿り気だ!


2014年1月30日木曜日

ヤマアカガエルの卵塊あった!  Tne eggs of Japanese Brown Frog "Rana japonica" there were.

先週24日の山神隧道・見晴し台Bからの広沢寺温泉までの帰路に
ヤマアカガエルが鳴いていたことをアップした。
しかし、娘や連れ合いから耳が悪いぼくが聞こえたのはおかしいと云われて自信がなかった。
が、やまぼうしさんがやはり1月にヤマアカガエルが卵を産んでいたとのコメントがあった。
今日、広沢寺温泉から初めて鐘ヶ岳に登り、帰路、山神隧道の上の尾根を通って
先週と同じ道を歩いてきた。
先週はあんなに賑やかに聞こえたヤマアカガエルの鳴き声だったが、
今日は1匹か2匹が鳴いているだけだった。
休耕田の水面を見た。あった!あった、あった!いたるところに卵塊があった。
やっぱり、先週はヤマアカガエルが鳴いていたのをぼくの耳でも聞き取れたんだ。
先週、鳴いて相手と交尾したカエルたちは、再び土の中に潜ったようだ。
 
今日は、ぼくの耳でも聞こえていたことがはっきりしたことと、
今度は日本から初めての女性のノーベル賞候補か!
と思えるような凄いニュースが新聞一面に出ていたので、嬉しい。