「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年8月13日火曜日

大倉・二俣・後沢乗越・鍋割山・小丸二股分岐・二俣・大倉

昨日は、渋沢駅北口から8時40分発の大倉行のバスに乗った。
大倉から始めは舗装道路を歩き、途中から砂利道の林道となる。
今回の鍋割登山パーティは、TCA専門学校を今年卒業して神奈川県のパークレンジャーになっているMatushima君、その友人でNorthfaceで登山具を売るバイトをしているHasegawa君、
彼らの案内で、ぼくと専門学校の教務のY.Nakajimaさんと妹さんのA.Nakajimaさんの5人である。
9:36、歩く四人。
10:26、大倉3.5キロ、二俣0.5キロと県民の森への三叉路 
もちろん、二俣への林道をそのまま歩き続ける。
表丹沢県民の森の方には、ゲートがあり、二俣へは右手前の林道を登るように進む。
10:30、4人が待っている。ぼくはキノコを採集したり、写真を撮ったりでいつも遅れる。
10:30、4人が見ていた看板。
10:35、二俣に着く。入山届のボックスがある。
ここから鍋割山3.8kmの方へ向かう。

10:38、また、看板だ。表丹沢は案内が行き届いている。右に行くと小丸経由で鍋割へまた塔ノ岳に向かう。ぼくらは、左の鍋割山へ。

上の道標のすぐ左に沢が流れていて、木橋が掛かっているが、ぼくは橋を渡らず、石伝いに行く。
10:59、振り返って橋を撮る。
11:004人は進む。
11:04、長尾国有林の看板だ。
ここに水の入ったペットボトルがたくさんある。
若者二人とNakajima姉妹はペットボトルを持つ。ぼくは遠慮する。
11:06、そこには登山用の道標もあった。
もちろん、ぼくらは鍋割山へ
水無しの沢を横切る。
すぐ、下のような道標が目に飛び込む。
ミズヒの沢を遡上したら少しでも水がでてくるのだろうか?
それとも、夏は沢登りの場として使われるのだろうか?
11:17、沢を渡ってガレバを進んでいくと、急な登りだ。尾根に取り付くのだ。
ぼくは、この頃、息がゼイゼイしている。
11:40、尾根にでる。後沢乗越の道標だ。
12:16、中高年の女子登山者が二人休んでいた。
母娘でお母さんは76歳とのこと。娘さんはお母さんについていくのが大変だと、その健脚ぶりを誉めていた。ぼくはもちろん最後に辿り着いて集合写真。
もう、ぼくはここを最後にしたいと思ったほど、バテバテだ。水を飲むほどにバテる感じがする。
13:30、鍋割山に到着だ。ここで鍋焼きウドンを食べ、ビールを飲むために登ってきた。
先ずは、ビールで乾杯!日が射していないので、どんどん身体が冷える。
鍋焼きウドン1000円とビール500円。
ぼくはザックに、缶ビールとウィスキーを持ってあがった。
14:31、出発前に写真を撮って、塔ノ岳方面に二俣分岐まで歩く。
そこから、二俣まで尾根を下る下る。もうイヤだ。体重を減らさなければダメだ。
15:29、小丸尾根分岐
他の4人と離れて一人で下る。膝の皿が笑い、膝が痛くなりそう。
木の橋がある沢で、上半身を水に浸ける。生き返る。
18:30、暗くなるちょっと前に大倉のバス停に到着。
伊勢原駅前の「とんぼ」で飲み食いする。
 
今回は、ぼくは右肩が肩鎖関節脱臼で、肩が思うように動かないことに加えて、両足が異常に浮腫み、靴下をもちろんのこと登山靴を履くのも大変だった。足のムクミは第二の心臓である脹脛の筋肉を動かさなければ足のムクミはとれないので、ともかく無理をしてでも歩いた。
結果、今朝はもちろんのこと今もムクミが出ていない。
ぼくは、いつも歩き回らないと足が浮腫んでしまうようだ。
糞はアナグマとテンのものを採集してきた。
 
 

2013年8月11日日曜日

ラストケ村の妖精   The fairy of Rastoke in Croacia

 今回のクロアチア旅行は、この7年間一緒に海外旅行をしている連れ合いの友人夫婦と他二夫婦を含む四夫婦の八名である。
南回りのカタール航空が割安だが、ドーハからブタペストを経由してクロアチアのザクレブまで行くという、大変疲れるものであった。カタール航空はアラブ系の航空会社なので、機内でアルコールは御法度だと思っていたら、ビールもワインもウィスキーまで吞めた。
ビールはなんと朝日で、ウィスキーはジョニ赤だけであったが、満足だ。長い時間座らされるので、トイレに立った時に、缶ビールやジョニ赤をもらい、最近の映画を見ながら喉を潤した。
ザクレブ空港からすぐ専用のバスに乗ってブリトビチェ近郊のHotel Jezeroに行く。
途中で、妖精が住んでいる滝と湖に囲まれたRastoke村に立ち寄る。
何故か、日本のどこかにまだ残っているような民家がある。
何と、ガイドが妖精であった。
皆、妖精さん、妖精さんと呼びかける。
自然な笑顔が本当に素敵なアナマリサさんである。
写真を送るからとメルアドを書いてもらう。
水車であり、現在も小麦やトウモロコシの粉を作りたい時に使うようだ。
ぼくは、もっぱら彼女が説明してくれない植物を撮った。
妖精さんが眩しくて直視できないのだ。
これは、ムクロジに似ている。
これは、カエデの仲間だ。
ん?この花は?もっと落ち着いて撮ってくるんだった。
これは、モミ属の仲間だ。
ニワトコだと思ったが、今見ると全く違う。???、、。
これはアカシデか!
これはボタンヅルだ!

説明の看板があった。でも、クロアチア語で、読めない。あ!英語もあった。
カワウソLutra lutraが載っているので、質問した。
今では少なくなったようだ。でも、魚はたくさんいるし、川や湖の回りは日本のように護岸がコンクリートで固められていないので、生きているのだ。
これ以後、もっぱら糞を探しながら歩いた。もちろん、ビニールの糞入れ用小袋は持ってきた。
 結局、野生動物の糞は見つけられなかった。
いずれの写真もクリックすると拡大します。

 


2013年8月9日金曜日

石灰岩の国、クロアチア Croatia, the country of limestone.

8月1日に成田を発って、クロアチアに行き、昨夕8日に帰国した。
向こうにいたのは5泊6日である。
首都のザクレブ、プリトビチェ湖群国立公園、ドブロヴニクやスプリットやトロギル
の城壁のある旧市街歩きであった。
関東地方と同じように30度を超す猛暑であった。
地中海式気候のため、雨が少ないせいか石灰岩の剥き出しの大地の山並みが連なり、
オリーブやブドウは作れるが、他の農作物には適さない土地のようであった。
それでもプリトビチェ湖群国立公園は、丹沢にある、木々や花々があった。
 
この国立公園内にはヒグマ、オオカミ、ヤマネコがいるようである。
泊まった、ホテルのロビーにヒグマの立ち上がった姿の剥製があり、口の中をのぞいてきた。
で、気が付いた事がある。ヒグマの下顎の第一切歯(真ん中の歯)は第二、第三切歯よりも
明らかに小さく、三切歯とも同じくらいの大きさであるツキノワグマとは大きな違いである。
さらに、これがもっとも大きな違いであるが、
上下の第三切歯が他の2本に比べると犬歯状に伸びて大きい。
ツキノワグマの上下の切歯は3対とも同じくらいの大きさである。 
 この国立公園をトレッキングしたかったが、ぼくは、景色よりも植物や昆虫を写真におさめた。
これは、小さなシクラメンである。
 乾いた白い岩の表層の僅かな腐葉土にツリガネニンジンの仲間が咲いていた。
クロアチアの歴史は外国から攻め入られたり、取り戻したりの繰り返しである。
植物はもちろんのこと動物たちにも国境がなく、ギンヤンマやイトトンボ、キチョウやコクマルガラスが飛び回っていた。


2013年8月1日木曜日

テンやサルはオオクマヤナギとサルナシを食べている。 Martens and Macaques eat furuits of Berchemia magna & Actinidia arguta.

湖岸道路の湖側に生えるオオクマヤナギ、たくさん果実をつけていた。
オオクマヤナギが絡みついている木にサルナシも絡みついている。
上のオオクマヤナギとサルナシの果実を採食することができるのはサルくらいかな?
しかし、サルでも上の方だけで、ぶらぶら揺れるところに生っているのは無理だろう。
っと思う。テンやハクビシンが接近できたとしても大変なことだ。
5,6メートル上から下にサルナシとオオクマヤナギの蔓が下がっており、
それに果実が実っている。
この木はサルナシが毎年たくさん着いているが、
今年ほどオオクマヤナギが豊作なのは珍しい。
8:31、テン糞だ。オオクマヤナギの種子が見える。
黄色の線で囲ったのは、オオヒラタシデムシの幼虫だ。糞を食べている。
この糞塊を水洗いすると、オオクマヤナギの種子が6個と節足動物の多数の脚や外骨格の破片が出てきた。
8:07、サル糞である。
この糞を最終した時には、小さい褐色の種子はサルナシのだろうくらいに思っていた。
しかし、洗ってみて良く見たら、違う。サルナシの種子特有のツブツブ模様ではなく、キイチゴの仲間の種子に特有の文様が見られる。
大半が下のエビガライチゴの種子だ。
糞塊の中に1個だけミヤマザクラの種子があった。
2011年7月29日に本谷林道で
やまぼうしさんに案内されて採集したエビガライチゴ、ミヤマザクラ、ヨコグラノキの種子をアップしております。
 8:21、このサル糞は、大半がオオクマヤナギの種子であり、
10個だけサルナシの種子がでてきた。
オオクマヤナギの種子が顔を出している。 
サルナシの種子だ。
 このサル糞からはオオクマヤナギの種子と果皮が多数、さらに果皮の中に種子が入ったままの果実がいくつか出てきた。さらにサルナシの種子が8個出てきた。
 
しかし、おもしろいものだ。どこにこんなにオオクマヤナギの実がなっているのだろう。また、ミヤマザクラが実をつけているのだろう。動物たちはそれぞれの場所が彼らの頭の中に入っているのだ。

2013年7月31日水曜日

キランソウ属 Ajuga

昨日、湖岸林道から清川トンネルに向かう経路を登っていくと、
キランソウの仲間が3カ所で咲いていた。
キランソウの仲間は春に咲くものだと思っていたが、これは狂い咲き?
これは、何という名前なのだろうか?
図鑑で見ても判断つかない。
葉が、スパット齧り取られている。これはノウサギの仕業だ。
下草がほとんど生えていないのでノウサギたちは、樹木の地際の幹や根の樹皮を食べている。
但し、下の写真は7月19日の谷太郎林道からの尾根で撮ったもの。

夏の昆虫:オニヤンマ・ゴマダラカミキリ・ウスバカゲロウ・バッタ Insects in Summer season.

湖岸林道を歩いてると、オニヤンマが停まった。
このソニーのデジカメは接写から1200mm相当の望遠まで撮れるので、一台で臨機応変だ。
小さなボディの一眼よりも気に入ってる。
飛び方が、ん?イトトンボかな?と思ったが違う。
頭がまるっきり違う。これは、幼虫がアリジゴクとなって乾いたところで過ごすウスバカゲロウだ。 
これはゴマダラカミキリだ。以前はどこにでもたくさんいたものだが、最近見かけなくなっていた。
東宮御所のシジュウカラを研究していたT.Sさんがカミキリ虫のコレクターだったことを思い出した。
これは、何バッタかな?
ヒロハネヒナバッタの♀でいいのかな? 
 林道沿いの草むらが異様に動く、じっと目を凝らしているとトカゲが何かをくわえて出てきた。
うまい具合に斜面に吹き付けたコンクリートを登ってとまった。
狙って撮った。甲虫の幼虫だ!うまそうだ!
ぼくが写真を撮ったらすぐに吞み込んでしまった。さぞかしうまかったことだろう。
しかし、トカゲたちはどこで味が分かるのかな?
ちょっと林道沿いの草むらに入っただけで、ヒルがついてきた。
トカゲたちはヒルを食べないのかな?ヒルは哺乳動物が近くに来ない限り、枯葉の下で、じっと動かないからトカゲたちの餌食にはならないのかな?そうすると、鼻面をつけて腐葉土を漁るイノシシやアナグマにはヒルがたくさん着いていることだろう。