「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年6月1日土曜日

宮ケ瀬金沢林道歩き  Walking on the Kanazawa forest road

昨日は、それまでの予報とは違って打って変って晴天だ!
本厚木駅前の7時40分発のバスに乗って8時半には宮ケ瀬に着いて、歩き出した。
初夏の爽やかな緑の風、良い花の香りの風に浸った。
ヤマボウシの白い花
マタタビの白い葉が眩しい。
移入種のイタチハギが湖岸林道で咲いている。 
 イボタノキも香りを放っている。
湖岸林道でもっとも目立つのはこの白い花のウツギだ。
初夏の香りはウツギの香りか? 
 ウリノキが蕾だった。
咲いているのもあった。
 金沢林道終点のオオバアサガラだ。
蕾がエゴノキに花によく似ている。
ヤマカガシ?を見つけて写真を撮る。 
ウグイスカグラの実がなっていた。学生たちが先生これ食べれますか?と聞くので、
触るな!猛毒だ!と叫んで写真を撮り、ぼくが摘まんで次々に口に放りこんだ。
学生たちが、ひどい先生だ!と言ってる。 
 エゴノキの白い花の傘がたくさん林道を照らす。
林道に落ちているエゴノキの花を踏まないように! 
 サルナシの目に着く花は何故か雄花ばかり、メス株は東丹沢は少ない。 
ガクウツギの白い花 
ガマズミの花 
 コクサギの果実
 金沢林道の木洩れ日の中を歩く学生たち
  これは、サルトリイバラの蕾だ。
 サルトリイバラの果実もなっていた。
 シラキの花穂はこうなのに、果実のつき方はちょっと違う。
大好きな香り! のスイカズラもいたるところの斜面で咲いている。
 林道終点の沢向こうにツリバナだ。
これはニセアカシアだ! 
なんとバイカウツギが満開だった。 嬉しいね。
宮ケ瀬から湖岸道路を歩き、金沢林道までの終点は、高度差はそんなにあるとは思われないのに、湖岸林道では終わっていたニセアカシアやオオバアサガラが
金沢林道では今が盛りだった。




 


2013年5月31日金曜日

2013年5月29日水曜日

多様な食物! The varied foods!

丹沢に生息する食肉目に属するテン、タヌキ、アナグマの糞を拾って見ている。
彼らの食物は果実、花、葉を含む不明植物質、昆虫やムカデを含む節足動物、ネズミや鳥、カエルやトカゲなどの脊椎動物と多種多様なものである。
 
ぼくはサルの食物に関しては調べてこなかった。
しかし、サルたちの行動を観察して、ン?と思う食べ物があった。
それは、1、2月の厳冬期に樹皮の裏や岩の隙間で越冬しているカメムシやテントウムシをおいしそうにポリポリ食べることである。
カメムシを食べる時は辺り一帯にあのカメムシの独特の匂いが漂う。
それは、まるで、やはり厳冬期にカラスザンショウの木の上で落ちてしまわないで残った黒い種子をパリポリを食べる時と変わらない感じである。カラスザンショウの黒い種子を食べているときもサンショウの匂いが漂う。
サルたちにとっては、カメムシもカラズザンショウの果実(残った種子)も大差ないかのようである。
と云うよりもカメムシを食べている時の方が多くの群れの個体たちが喜々としている。
 
下は、タンザニアのマハレ山塊国立公園で生活していたとき、山小屋の裏で発生した
シロアリの羽アリが地面の穴から出てくるところをつかまえてビニール袋に容れ、
それを塩を少しふって洗面器で煎ったものだ。
このシロアリの羽アリをクンビクンビとスワヒリ語で云う。
クンビクンビが発生する時は、チンパンジーやヒヒやサバンナモンキーはもちろんのこと
地元の人たちも争うようにして捕まえる。
穴から出てくるとフワフワと飛び出す、飛ぶ前に捕まえるのだ。
出てくるのをすぐ摘まんで口に運ぶ。まるで、クワの実を摘まんで食べるような感覚だ。
煎ったばかりのクンビクンビはカシュナッツのような味がして旨い。
生のは、カキをバターで軽く焼いたような高級な食材の味だ。
 
我が家の庭にダンゴムシやナメクジがいる。花鉢をどかすと底にダンゴムシやナメクジがたくさんついている。これらを食べる天敵がいないだろう。ダンゴムシはともかくナメクジは貝の仲間だ。
一度、これを焼いてみたら小さく固くなり、良い匂いがした。
 
ぼくがテンやアナグマだったら、きっとダンゴムシやナメクジも食べることだろう。
彼らが食べられる物はぼくらも食べられるはずだが、、、、。


2013年5月28日火曜日

この虫こぶとこの木がわからない! Don't know this gall and tree!

ごめんなさい!この木とこの虫こぶ(虫えい)がわかりません。
ご教示願います。
これは、先週の金曜日24日に見つけたものです。
隣にエゴノキがあるので、エゴノネコアシアブラムシがついた?
そんなことはないのだ。
 
落葉広葉樹で単葉互生で羽状脈で重鋸歯であることが解かるが、それから先にすすめない。
この虫こぶとがあるので、この木を同定できると思っていたが、、、、、、。
今日も朝の空が爽やかでない。梅雨空のようだが、、、。
学校にいかなくては、今日は葛西まで。

アナグマの糞

先日、M君と唐沢・鍋嵐・ゴジラの背尾根を歩いたときに、
鍋嵐山頂でハクビシンのものと思われる糞塊が3個あった。
しかし、それを写真を撮らなければ、拾っても来なかった。残念!
それ以外はシカかカモシカの糞を除いて、見つけ拾ったのは下記のものだ。
これは、ゴジラの背尾根の677ピークを過ぎたところの600m付近で見つけた。
庭の水道栓で水に浸けていたので、水洗いした。
砂利、木のヒゲ根?多数。常緑広葉樹の葉の切れ端多数、ムカデの触覚1本、脚と外骨格多数、昆虫の翅8枚胸部と腹部外骨格の欠片がでてきた。
 
古い、タヌキの糞粒のひとかけらと考えていたが、辺りにタメ糞は見当たらないし、あった場所の状態から、これはアナグマの糞だったと考えている。それは、土壌動物の昆虫やムカデ、さらには砂利や木のヒゲ根が多数でてきたからである。


2013年5月27日月曜日

アジサイの季節! The season of Hydrangea!

今朝、庭を見たらアジサイが色づき始めている。
紫陽花の季節になったんだ。
どうりで、爽やかな初夏の日差しはなく、空はどんよりしている。
空気も湿ってきたかな?
連れ合いは紫陽花が好きなようで、4つの異なる花のものを買ってきて植えている。
上のタイプのものが一番早く色づいている。
これから、長い梅雨の季節になって、丹沢へもそういつでも行けなくなる。
ヒルは喜んでいるだろう。
 
アジアの山にはヒルがいるが、アフリカの山は雨季にもヒルがいなかった。
アフリカにヒルがいないのは、強烈な乾期があって、あらゆるものがカラカラに乾いてしまうからだと思っていたが、それなら川辺林があるようなところや水辺ふきんではヒルが住める。
ヒルがいないのは、あのシアフ(軍隊アリ)がいるから、彼らが行進するところに
いるありとあらゆる動物たちは彼らの犠牲になる。
ヒルのような移動の仕方ではすぐ食べられてしまうだろう。
と朝のコーヒーを飲みながら思ったがどうだろうか?

2013年5月26日日曜日

ホタルブクロが咲きだした! Campanula punctata have begun to bloom!

庭の2メートルくらいの梅の木が今年もたくさんのアブラムシの天国となっている。
そのアブラムシを食べるテントウムシもいる。が、幼虫を探したがみつからない。
仕方がない。今年も薬剤散布だ。
先ず、アブラムシが大量に固まっている新葉の枝部分を剪定バサミで切りおとす。
アブラムシの死骸のようなものも粉状になって落ちる。
丸坊主にはできないので、残りは薬剤散布だ。
ナツツバキの下にはホタルブクロがもう咲いている。
ホタルブクロはお隣さんの方にも蔓延っている。
昨日、薬剤散布をしたのだが、夜雨が降ってしまったので、今朝再度散布したのだ。
梅の木の根元のヘメロカリス属の立ち上がった3本の花茎にびっしりと白いカイガラムシが付いている。これは、手でこそげ落とし、薬剤散布だ。
手を洗い、顔を石鹸をつけて洗い、懸案の薬剤散布ができたのでほっと一息だ。


黒岩・鍋嵐・ゴジラの背尾根 Kuroiwa/Nabearashi/Back-ridge of Gojira

5月24日は車を置いた場所から舗装道路を歩き、
唐沢キャンプ場横の吊り橋を過ぎてからは登山道を黒岩まで歩く。
2010年7月9日に、吊り橋を渡って登山道に入ってすぐ左に朽ちた吊り橋があり、
そこから唐沢を渡り、尾根に取り付いて緑のコースでJピークに行ったことをアップした。
 
この時はヒルが脚にいっぱい吸い付いていたが、あまり気にしなかった。
今回は、黒岩から尾根の登る時に、靴にゴミがはいらないようにスパッツを着けていたら、
ヒルが寄ってきたので、靴下に飽和食塩水をかけたのが良かった。
M君は車に乗る時にスパッツを外したらヒルがついていた。
 
吊り橋を渡ってから黒岩までの登山道は、朽ちて壊れそうだった丸太の木の橋は
すべて新しいものが上に掛けられていた。
9:34、黒岩は、5月のGWにでもバーベキュでもしたのか?
ビール瓶のプラスチック箱が積み重ねられてあった。
そこまでやるなら、ちゃんと持ち帰ってもらいたいものだ。
 
黒岩からなだらかな斜面を登っていくとまもなく尾根らしくなる。
シカ柵が尾根上に710mのピークまで延々と連なっている。
初めは、シカ柵の外側にあたる、西側を尾根に沿って歩いたために、難儀することになる。
ようやくシカ柵が倒れている箇所があり、そこからシカ柵の内側に入って歩く。
黒岩からずーっとスギの植林地帯である。
10:46、710のピークは50名くらいはテントが張れそうなくらい平坦であった。
真ん中にやはり北東方向にシカ柵が作られたのだろうが、倒れて朽ちている。
この後は、少し下ってから急峻な細尾根を登ることになる。
立木があるので、困難ではない。
11:30、16日(木)にもきた鍋嵐に着く。
鍋嵐が我が家の懐かしい庭のように感じたから不思議だ。
ここで、早めのお昼を食べ、鍋嵐の北側の急斜面をこれも立木や根を支えにして、ザリザリした斜面をくだる。ここが一番難所かもしれない。
そうそう、鍋嵐の山頂にハクビシンの糞の塊が3、4個あったのだが、
その写真を撮ることや持ち帰ることもすっかり忘れてしまったことをJピークにきて気が付く。
それだけ疲れていたのかもしれない。
12:42、Jピークを過ぎたところで、マムシが蜷局(とぐろ)を巻いていた。
ぼくはその上をまたいで過ぎ、後ろのM君がマムシだ!と教えてくれた。
まるで、木の根のようだ。踏んだら柔らかくて気が付いただろう。
しっぽの先など踏まなくて助かった!
13:09、トイレついでにM君に先に行ってもらう。
13:13、677のピークである。ここはハタチガ沢からも登ってきた馴染みの場所だ。
この看板があり、細尾根ではないので、ゆっくり休みたいが、素通りだ。
13:34、タヌキ糞を見つけ、ゲット。
14:41、ヒトクチダケがたくさんついている。もうここからは、清川トンネルやハタチガサワ林道につながる湖岸の道が見えるので植林地をすべるように下りた。
鍋嵐は涼しかったのに湖岸は暑いし日差しが強い。
車に戻り、県の環境保全センターの駐車場でM君を下ろす。
気持ちの良い疲れで、帰宅後缶ビール一杯でうとうとしてしまった。
今回のルートはGPSの記録では、歩いた距離は12キロちょっとだった。

2013年5月25日土曜日

ヤマドリは誰に襲われた? Who did attac the copper phesant?

take隊員のコメントに、ヤマドリは「動物に襲われただろうと思えますが、
天敵のクマタカでないとどのあたりで判断できるか」という質問がありました。
ぼくは、猛禽などに襲われたとはまったく考えも及ばなかったので、
あらためて撮った写真を拡大して、食べられた痕・跡を見直しました。
①、②、③、④、⑤とした部分の骨は竜骨突起の上部の胸骨なのかな?
 
齧られた(食べられた)痕①から⑤の部分をみると、各箇所に動物の口で齧り付いた痕のように見えます。オオタカが各箇所を鋭い嘴で突いて肉を剥し取ったとは見えせん。③の部分の2本の赤い矢印部分は、左側の部分が右側の白っぽい部分と変わってみえます。この部分は骨に歯が当たって少し削られているように見えます。
 
どうでしょうか?

M君からヤマドリについてのメールがありました。
以下原文をコピーしました。

今度見つけた時は、味噌につけましょう!
 
僕は狩猟免許の取得を考えているので、もしとった時は先生にプレゼントします。

残念ですが、骨はもうゴミに出してしまいました。

しかし、拾った腹部の羽を見ると付け根の羽軸がギザギザしていています。

下に画像を添付しました。

オオタカのような猛禽類は綺麗に羽を抜いてから食べるので、こうはなりません。

ヤマドリを襲うことや落ちていた場所

、あんな豪快に食べるとも考えにくい。

やはりテンの仕業ではないでしょうか?

というメールでした。
猛禽類は羽を抜いてから食べるなんて知らなかった。
羽が邪魔になるから抜くことは判る。
羽の軸がギザギザしているようには見えないが、腹部の羽の付け根の軸が、
テンかイタチが一緒にカブッと齧った時に一緒に羽毛の軸も齧られたということになりますね。
しかし、腹部の羽まで猛禽はいちいち羽を毟り取るのだろうか?

ヤマドリを持ち帰る! Bring back a Copper Pheasant!

車を置いて歩きはじめて、長者屋敷キャンプ場を過ぎたあたりから、
バイカウツギの木が数本あったのだ。
さらに、唐沢キャンプ場近くで、???初めのうちは何かわからず。
林道上になんとヤマドリのオスが転がっている。自動車にぶつけられたわけではない。
内臓が綺麗にぜんぶ食べられている。
どうも、ヤマドリ君が道を渡ろうとしたところをイタチかテンに襲われたのだ。
内臓が食べられているだけで、手羽や脚の肉も手つかずだ。
ぼくらの話し声で殺鳥者は逃げたようだ。
M君は尾羽を抜き、ぼくに一本くれる。そんな趣味はないが、ザックにつける。
ヤマドリをいつも持ち歩いている大きな厚手のビニール袋に容れる。
M君に「食べてみるか?」と問うと「いただきます」と応えた。
丹沢の女王には会えるし、ヤマドリはゲットするし、天気は良いし、この先どんな素晴らしいことが
あるのだろうと、唐沢キャンプ場のところにある吊り橋を渡る。
 
木曽で一人でサル調査をしている時にキジをもらい、すき焼きにして二日にわたって食べた話をしながら歩く。M君に羽毛の毟り方などを教える。
M君は卒業後4月からアパートに一人住まいだ。
夜、土鍋にヤマドリの肉とネギと豆腐を入れた写真を送ってきた。
一人だけの夕食だがうきうきした様子が伝わってくる写真だ。
で、その味は?
旨かったが、固かったようだ。