今日は午後4時に東京駅で友人との待ち合わせがある。
土山峠でどこに行こうか迷う。
車から出ると、車が一台スーッと寄って来て停まる。
窓が開き、ドアが開けられて女性が出てきた。
僕に何か話している。
えすさんだ。
我が家の黄色い車に気がついたのだ。
彼女はこれから早戸川の方に行くようだ。
仏果山はヒルが多いだろう。しかし、久しぶりの仏果山だ。
前にソクラテスたちと登った同じコースを行こう。
車道で新鮮なテン糞を見つけ、土山峠から仏果山登山口に降りるまで5、6個の糞を見つける。
美味しい真っ赤なタマゴタケも見つけ、お昼には家に戻る。
真水のシャワーがきもち良い。
これは、東京行きの東海道線の中で。
明日は慶應日吉の動物行動学の試験だ。今月は採点や成績簿付けがあり、それが終われば夏休み!
「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2012年7月24日火曜日
2012年7月23日月曜日
霊長類学会を辞める Leave Primate Society of Japan.
先日、日本霊長類学会の年会費6千円を郵便振り込みで払った。
通信欄に「今年度限りで学会退会希望」と書いた。
ぼくがサルを追い始めた頃には霊長類学会などなかった。
プリマーテス研究会なるものが犬山にある日本モンキーセンター内の会場で行われていた。
1960年代の中頃である。
サル学が華やかな時であった。
何でもアリの研究会の雰囲気があった。
今、山から降りてきましたというようなスタイルで研究発表する人たちが輝いて見えた。
ぼくは、大船駅から真夜中頃にでる大垣行きに乗って犬山に行った。
学生たちもたくさん全国から集まっていた。
サル学の人気が高かったのだ。
京都大学霊長類研究所がモンキーセンターの裏山にあたる場所にでき、
1980年代中頃に、日本霊長類学会が設立、認可された。
しだいにプリマーテス研究会のような自由な雰囲気が消えていった。
発表内容、そのものの面白みというか、ぼくの興味をひくものがなくなっていった。
学会に入っていてもいなくても論文誌はネットを通じて、Abstract and/or Summaryは読み取ることができる。現在、ぼくはサルそのものを調査研究している訳ではない。
サルやヒトを含む多くの動物や植物などの自然に興味があるだけだ。
通信欄の退会希望だけでは不安なので、学会事務所宛てにメールした。
これも、ぼくの年齢による身辺整理の一環だ。
2012年7月22日日曜日
タヌキ糞の内容物 The contents of raccoon dog's scat
7月19日の続き
塩水橋からスギの植林地帯を歩き出して間もなく、セミの抜け殻が落ちている。
小さなセミだ。
カナカナカナと鳴いているヒグラシのものだろう。
この鳴き方まるでウエーブが起こったような感じだ。
帰路の時は雷のゴロゴロが鳴ると、カナカナと鳴きだす。
741mのピークを下った鞍部のところにタヌキのタメ糞がある。
糞中が蠢いている。
ともかく採取する。このところ身体中がおかしいので、寄生虫病などにならないようにするため
直接指でつまみ上げることはやめて木の枝を使う。
結局、見つけた糞はこのタヌキ糞だけであった。
どんな種子が入っているか、わくわくしながら洗った。
が、種子は一個も混じってなかった。
昆虫の脚、外骨格、外羽、触覚の一部などであった。
2012年7月21日土曜日
シカ柵の保守管理を! The maintenace of deer fences!
塩水橋から「本間ノ頭」への途中、741ピークからの鞍部のシカ柵が
2009年4月から倒木によって押し倒されている。
せっかく新しく作ったステンレス製の柵なので、せめて年1、2回は見回りをして
柵の保守管理をしてもらいたいものだ。
倒木によって、シカが行き来できる状態が3年も続いていることになる。
丹沢の森をしっかり保全するためには、保守管理がなければお金をドブに捨てるようなものだ。
上の鞍部から登りだけとなり、本間ノ頭の主尾根と合流したなだらかな標高930mくらいの広い場所でも大木2本が倒れて新しいシカ柵を押しつぶしている。
我が国は梅雨があり、台風があり、降雪があり、落雷があり、季節風があり、
シカ柵もそうだが、治山治水のため砂防堰堤も作ったあとは、定期的な保守管理が必要だ。
それができないならせっかくの設置物が無駄・無益なものになり、税金の無駄使いで地方の土建業を潤すだけのもので、本来の森や山の保全・保護には程遠いものとなる。
2012年7月20日金曜日
夏のキノコ Summer mushroom!
今朝、5時に起きたのだが、もたもたして家を出たのが6時40分、
もちろん朝の渋滞に巻き込まれる。
途中から裏道を行くが、塩水橋に着いたのが8時45分だ。
「本間ノ頭」に行くことにする。
塩水橋からの塩水川(本谷川)の流れを撮る。水量が多い。
歩き始めてまもなく、汗が身体中から噴き出る。
鼻頭から、額から、まつ毛から汗が落ちる。
どうも身体が重たい。汗を出して絞ろうと思う。
が、ぜいぜいと云った感じで早くもバテたような歩き。
お!タマゴタケだ!今年初めてだ!もちろん収穫。
ドクベニタケを下から撮る。これもゲットする。
これは、ヤマドリイグチかな、調べなくては!
食べられるのでこれも採る。
左足のクルブシの辺りが異様に痛い。これは、先週金曜日の鍋嵐の帰路からだ。
「本間の頭」の主尾根についたのが11時、そこはあまりにも冷風が気持ちが良いので休むことにする。なんと1時間余りもそこで休憩していた。
大きな木を背に半分昼寝状態だ。清川のコンビニで買ったミカンのゼリーを食べ、飲むヨーグルトを飲み、サンドイッチを食べ、オイナリさんを食べたので、眠くなったのだ。
ここは、帰ってきてGPSの軌跡でみると標高935mだ。この標高だと半袖では涼しすぎる。
涼しいはずだ、空は青空がなくなりみるみる黒雲で覆われて、ゴロゴロと雷まで鳴りだした。
もちろん、このまま下ることにする。
下り始めると再び汗が噴き出てくる。
が大きな雨粒がボツ、ボツと落ちてきたので、これが気持ち良い。
塩水橋近くで、シャツを脱ぎ、頭から上半身を川に浸ける。この状態で川の水をたらふく飲む。
もう、雨に濡れたのか川で濡れたのか分からない。
車の座席シートが濡れないようにザックカバーを敷いて帰宅する。
雨は塩水橋付近までだけであった。
不思議、歩くと足のムクミが消えてほっそりした足に戻っている。
昨夜、夕食に3種類のキノコを一緒に鍋にいれてキノコ汁にした。
苦い、強烈に苦い!どうしてだ!
連れ合いはすぐ食べるのをやめ、ぼくも半分くらい食べてやめた。
そうだ!ドクベニタケは細く切って水に晒して苦味を抜かなければダメだったのだ。
が、後の祭りだ!中の具や汁も全て苦い。
この苦さがドクベニタケと誤った名前がついた原因なのだ。
2012年7月19日木曜日
身近な自然探索 Exploration of the familiar nature!
一昨日は、引地川沿いを歩いた。
歩くと足のムクミがひくから不思議だ。
子どもたちが田んぼの畔で遊んでいる。
小さな女の子も大きな男の子もいる。
おそらく、近所の遊び仲間なのだろう。
このような場所で、子供たちだけで遊んでいるのが懐かしく、しばらく座って眺めていた。
この辺りはこのような田園風景が広がる。
田んぼに流れる水音が爽やかである。
歩くと、田んぼの中の大きくなったオタマが慌てて泳ぎ去る。
これは、オオシオカラトンボだ。
ヤブカンゾウにキアゲハのオスが蜜をすっている。
ちょっと前までは、トンボやチョウを見つけるとすぐ捕まえようとしたものだ。
が、今は彼らの動きを見ているだけ。それだけでも十分満足できる。
2012年7月18日水曜日
テン糞 The marten's scats
昨日梅雨が明けた。
夜は暑くて寝苦しかった。
いよいよ丹沢の山肌も乾いてくるのかな?
今週で夏休み前の専門学校と慶應の授業が終わる。
バンザイと叫びたいところだが、来週は慶應の試験があるので、
その採点と評価付けで今月いっぱいは身動きがとれないだろう。
7月12日の堤川林道・湖岸林道で見つけたテン糞
8時38分、テン糞:湖岸林道で帰路に拾う。往きにも気が付いていたが、
少し古そうなので拾わなかった。
が、タヌキ糞などの収穫が無かったので、帰路思い直して持ち帰る。
水に浸けておいて洗った。
昆虫の脚や外骨格のと下記の種子が30個くらい混じっていた。
昨年7月に本谷林道でヤマボウシさんと歩いたときに教わったヒメコウゾの果実を採って種子標本を作っていたのだが、種皮の表面がぶつぶつなっているところは似ているが少し違う。
で、コウゾも調べた。コウゾの種子だ!
洗っている時は、キブシの種子?と思うくらい似ていた。
非常に小さい、見てのとおり長径で1.5ミリくらなものだ。
洗っている時は、キブシの種子?と思うくらい似ていた。
非常に小さい、見てのとおり長径で1.5ミリくらなものだ。
10時12分、テン糞:堤川林道でこの日の早朝にしたものだろう。
ヒミズかネズミの毛が多数とムカデの殻と脚、昆虫の脚と外骨格からなる。
哺乳類の毛が多数あったので、小さな歯が出てくればヒミズかジネズミか判ったのに骨片は一つも出なかった。骨片や歯が出てこなければ同定は難しい。
倍率の高い光学顕微鏡でもあれば毛を同定できるだろうか?
冬は外の水道栓で、糞の水洗いは手がかじかんで冷たくて嫌だが、今の時季は庭のヤブ蚊のために蚊取り線香を両側に置いてやっている。それでも刺される。
蚊に刺されると異様に痒くなった。免疫力が落ちているのだ。
2012年7月17日火曜日
虫コブだ! The gall !
境川の土手のサイクリング道路の続き
エゴノキだ!たくさん白っぽい実がぶら下がっている。
エゴの実に穴を開けてはいりこむ虫はいないのか?と思い実を眺める。
ん?なんだこれは?虫瘤だ。
ん?ここにもある。あ、こちらにもある。
ヌルデの虫瘤の形に似ていないこともない。
ヌルデの虫瘤の形に似ていないこともない。
これは、実にアブラムシが卵を産んだのだろうか?
エゴノキ・虫こぶでネット検索したら、すぐ分った。
エゴノネコアシアブラムシが、エゴノキの側芽に卵を産むとこのような形になるようだ。
虫コブの多くはアブラムシの揺りかごであり、何故このような形になるのだろうか?
エゴノキの側芽の細胞が癌化したためにこのような形になるのだろう。
アブラムシにとってはこのような奇妙な形の揺りかごをつくることで
エゴノキから多大の利益を得ているのだろう。
だが、ぼくのようなサルはこの虫こぶをもぎ取ってしまいたい衝動にもかられる。
あるいは、ほんとうにサルならこれを取って食べてしまうかもしれない。
そんな危険を乗り越えて、エゴノネコアシアブラムシはエゴノキの側芽に卵を産んで自分の仲間を増やしてきたことになる。
2012年7月16日月曜日
ジャノメチョウの仲間だ!
このところ、何故か足がむくんで靴を履くのも山用の毛の靴下を履いているような違和感がある。
以前は、学校から戻るとむくんでいたのだが、今は休日でもむくんでいる。
山歩きでは息切れするし、ちょっと気味が悪いので、内科で診てもらった。採尿、採血で翌日再び行く。が、とりあげて問題となるようなものはなかった。むくみをとる漢方薬をもらったが、漢方のため効果はまだでていない。
ぼくは、この半年で5キロも太ったのだ。運動不足なのはわかる。山歩きで息切れするのは太ったからだ。ゾウの足のように膨らんだ足に運動靴を履き、歩く。横浜市との市境の境川のサイクリング・歩行者道路を目指した。中高年の男女がスタイリッシュなスポーツウエアに身をつつみ、ぼくの脇を疾風が駆け抜けるがごとく走り去っていく。
こちらは、川を見たり、土手を見たり、ふらふら歩いている。
ん?このチョウチョウは?シジミチョウの仲間にしては大きい。
大きな蛇の目がある。
翅を閉じたり、開いたりしている、タテハチョウの仲間?
違う、ジャノメチョウの仲間だ。
愛用の「日本の蝶」保育社をみる。
ヒメウラナミジャノメの夏型のオスだ。
ジョギングする人たちもいるので、こんなところでカメラを構えてうろうろしていると邪魔なる。
帰路は道を変えて農道を歩く。
これは、ヤブマオが綺麗だ。
ぼくも、1日50キロを目ざして死にもの狂いで走っていたことがあった。
山道も走ってサルを追ったものだった。
膝を悪くし、山を歩けなくなったので走るのをやめた。
アフリカの山では登り下りがつづくと下りの時に膝が痛くて痛くて苦しんだ。
幸い、今はダブルストックで膝への負担が少なくなった。
しかし、それでも下りはイヤだ。
体重を減らさなければ、72キロは重い。しかし、食べること飲むことがやめられない。
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