「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年2月19日日曜日

17日のGPSの記録  Records of GPS on 17th

17日の堤川林道終点から、沢へ下りて前の尾根に取り付いたコース。
〇はイタチ、テン、タヌキ、アナグマ?の糞を採集した地点。
〇13の辺りが幅30センチくらいの細尾根で、サラサラ雪で滑るので、
3点確保で登った。
この辺りは破れた古い鉄条網のシカ柵が尾根に走っているので、
柵に引っ掛からないようにしたり、何度もシカ柵の破れ目を右に左に潜ることになる。
14地点は、4年前ザックいっぱいにシイタケを収穫した場所であるが、
一昨年、昨年と同じ倒木があるのにダメ。
14から19は宮ヶ瀬尾根であり、14を南に登っていくと「不思議なミズキ」があり、更に上ると「熊ノ爪のピーク」になる。
「熊ノ爪のピーク」からは東に行くと辺室山や物見峠の「祠の分岐」の登山道にでる。
また、西に行くと云わずと知れた鍋嵐である。
〇13の細尾根の上にタヌキの古いタメ糞があり、その横に少し離れて
テン糞があり、尾根を下ってきたテンの足跡があった。
(タヌキのタメ糞)
このタメ糞から30センチくらい離れた絶壁にテン糞が、
新しい。だが、足跡が無い。ぼくがいる所には足跡がある。
このウンチを、腹這いになって取る。 しかし、どうやってウンチした。
お尻を谷間に向けて噴き出すように排出した?何故?そんなことを、、、。
昨日、庭の水道栓でウンチを洗い、残りを今日、テレビ碁を見終わってから処理するつもりだ。
終わったら、アップしたい。

2012年2月18日土曜日

誰の足跡?   Whose footprints?

昨日の堤川林道は一面が1センチくらいの新雪が積もっていた。
下は、トリの足跡であることは判る。
カケスなのかカラスなのか、はたまた他のトリなのかはわからない。
この跡は、だれが残したものだろう?
哺乳動物の足跡とも思われない。トリとも違う。
右側にシカの足跡があるから、それと比べて。
同じくらいの長さの二本が並行に並んでいる。
右端が何故か3本になっている。そこで途絶えている。
何の跡だろうか?

タヌキ糞からでてきた不明種子  Unknown seeds in Racoon dog scat

昨日ではなく、2月14日の土山峠周辺の歩きで採集してきた糞の中に
同定できない種子が3個でてきた。
(2月16日にアップしたGPSの記録を参照)
〇rのタヌキのタメ糞を水洗いしてでてきた種子:
これらの種だけを0.5ミリメッシュの茶漉しの中に容れて、親指で強く擦るようにして
洗った結果、右上は種皮が剥がれ、左のは種皮が擦れてしまった。
しかし、この種子つい最近に、前にも一度出てきた。
今月2日に伊勢沢林道で拾ったテン糞から出てきた不明種子に似ている。
二つの種子を並べてみた。
左の2個が2日のテン糞からの種子、右の3個が今回のタヌキ糞からのものだ。
(クリックすると拡大)
何だか、同じ種子のようにも見えるが、右の方が細身である。
別々のもののように思えるが、同じ仲間の種子だろう。

ともかく、不明種子がまたもや出てきたので、尚一層、果実の種子集めをして
標本としなければならない。
少なくても丹沢の動物たちがどんな果実をどの時季にどのくらい食べているかを
調べるためにも標本が手元になければ同定が難しい。
昆虫類を含む節足動物はまったくお手上げだ。
これからカタツムリなどの軟体動物もお手上げだ。
しかし、これらは大雑把な分類で良しとしたい。

2012年2月17日金曜日

雪の鍋嵐  The Mt.Nbearashi covered with snow

今日、鍋嵐に行こうと思ったが、尾根は雪で滑るので
アイゼンを車においてきたので、戻る。
登りは三点確保でどうにか登れたが、下りは大変だった。
林道終点から直接目の前の尾根に取り付いた。

雪に覆われた山肌、中央の奥の山が鍋嵐だ!

堤川林道に下りてくると、雪が舞い始めた。
牡丹雪のようだ。春近し!

今日は、テン、イタチ、シカ、タヌキ、リス、???の足跡や
新鮮なイタチ糞、テン糞、タヌキ糞、アナグマ?糞を拾ってきた。

テン糞、イノシシ糞、タヌキ糞の内容物  Scats contents of wild animals

昨日のGPSの軌跡図を参照してください。
〇1mのテン糞:
サルナシの種子52個だけ。

〇3bのイノシシ糞:
ドングリの種皮の破片が多数よりなる。

〇4mのテン糞:
これは採集せず。たくさんのマメガキの種子が浮き出ている。
崩してみても他の種子は見当たらず。

〇5rのタヌキのタメ糞:
これも全て古く固い糞なので持ち帰らす。
マメガキ、ケンポナシ、サルナシ、エゾエノキなどの種子がわかる。

7を過ぎたところにあった〇rのタヌキのタメ糞:
この右側にも大きく広がっているトイレである。
真ん中のまだ柔らかいものを採集してきた。
マメガキの種子2個、サルナシの種子多数、不明種子3個、節足動物の脚や外骨格、翅
が出てきた。不明種子については後でアップしたい。

〇11mのテン糞:
マメガキの種子1個、ケンポナシの種子4個、エゾエノキの種子11個、
サルナシの種子32個がでてきた。

W10の林道終点から林道を土山峠バス停の方に5,6分歩いたところに
Weipointが軌跡図に載っているが、そこにあるマメガキはまだ実をつけていた。

野生動物にとっては、これからが辛抱のしどころだ。
サルやシカが餓死するのは、3月下旬から4月になってからだ。
ようやく冬を生き抜いたとしても、温かくなって新芽が膨らんできても食べる元気がなくなるためだ。
今のぼくはダイエットに気をつけなければすぐ太ってしまう。
美味しい物が目の前にあると、我慢できずに食べてしまうのは、
ぼくらヒトも野生動物時代の過去の遺産をもっているということだろう。
老齢サルで痩せている個体は、体力がないので死にやすい。
歳をとったらある程度太らなければダメだ。
だが、ぼくらヒトは太っているために生活習慣病にかかりやすい。
その頃合いが難しい。

2012年2月16日木曜日

確定申告

今年も、確定申告をパソコンでやらなかった。
パソコンでやると、数字を打ち込むだけで、自動的に計算されて
確定申告書が完成するようだ。
来年こそ、ネットで確定申告をしてみたい。 
今日は、時々粉雪が飛び交う、寒い日だ。
こんな日は空いているだろうと、昼食後出かける。
藤沢税務署の門を入ってすぐ左にある、プレハブの
申告書提出と書かれている小屋に入る。
正面と両側には事務机が並べられ、署員が座っている。
5,6名の人が椅子に座っている。
混んだ時のためにテープでつづらおりの道が作られている。
案内係がいるが、ほとんどガラガラという状態だ。
案内係のこちらへという声で、ほとんどまっすぐ進み、
正面の女性署員の前に立つ。
カバンから紙袋を取り出し、その中から既に書き終えハンを押した確定申告書、何枚かの源泉徴収書や保険などの控除に必要な添付書類を貼ったものと病院代や薬代などの領収書が入った紙袋を渡す。
彼女は、「はい、御苦労様」と云って、申告書の控えを切り離して、
文書収受と入った丸く大きな税務署の印を押してくれる。
ぼくはそれを受け取り、「はい、ありがとう」と云って、電車に飛び乗り帰宅した。
今日は、初日ということもあり、全く混んでいなかったが、
やはり、来年はネットで確定申告をしよう。
だが、突然ネットができなくなった。
2時間経って、プロバイダーに電話する。
我が家の無線ランの問題のようだ。
無線ランの電源を抜いて再び差し込む。
それで、OKになった。
なんとも不思議な故障だ!

GPSの軌跡  Records of GPS

一昨日歩いたGPSの軌跡だ。5.3キロを歩いた事になる。
〇の糞については、水洗いして後ほどアップする。
ここでは昨日アップしたように、Weipoint1~2間は、丹沢でこれほどしっかりした
ブッシュがあるの?という驚きの沢、斜面であった。
5月頃、絶対同じコースを歩きたい。
春にはさらに身動き取れなくなるようなブッシュになっているのだろう。
シカやカモシカも動けないかな?
2の昨日アップしたブッシュの状態だ。
この斜面は朝日が当たらない斜面である。
ここの残雪がある経路をトラバースしていたが、もう、ズボンや上着、帽子まで茨のトゲに引っ掛かって右袖をトゲから外そうとすると左肩がひっかるという具合だ。
汗だくになる。だが、久しぶりのこのような本格的なヤブコギに燃えたのも事実だ。
尾根にとりつくと、楽ちんだ。尾根はウサギやカメやタヌキやイノシシ、シカが歩くので
尾根道となり、嫌な引っ掛かる木は無い。
ここはこの尾根で唯一ほっとするひろびろとしたところWeipoint4のところだ。
ほとんど陽が当たる尾根なのにブッシュとなっていない。
ここからは登りが急になるが、木が生えているので、それを捉まり手すりのようにして登っていくと、Weipoint6の岩場にでる。
ここで一休みしたいが、ピークはもう一息のところだとわかるので、ここを素通りだ!
Weipoint7の617.2のピークで記念撮影とする。
ここでは、もう霧雨状態だ。
W7からW8までは小雨状態となってきたので、小走り状態である。
この場所から東南の尾根に沿った経路を進むとジグザクで不安になるが、その通り下っていくと
堤川林道の終点にでる。西北の尾根を下るとすぐハタチガ沢林道の白いガードレールが見えて林道の終点に到着する。
明日、糞の内容物についてアップします。タヌキのタメ糞から以前にもアップした
不明種子が出てきた。

2012年2月15日水曜日

ヤブが形成されているのは?  Area produced Bush

昨日の丹沢で、驚いたのはブッシュがある斜面である。
40年くらい前なら、伐採されたばかりの山は、一人で突き抜けるのは
ほとんど不可能と思えるくらいのブッシュがあった。
ありとあらゆるトゲのある灌木類や蔓性植物が斜面を覆っていた。
そんな山を歩くために、腰にナタ、背にもナタという出で立ちで、サルを追った。
スギ林や大きな木が生えている山をサルを追うのは楽チンだが、
ブッシュにサルたちが入ってキイチゴ類を採食している現場に行くには、
トゲに刺さらないようにサル道を潜り込むのだが、
1メートルも進まないうちにトゲに絡まってしまう。手や腕やおでこがサルトリイバラや
ジャケツイバラ、サンショウのトゲで傷つく。
そんな時にナタで切り開いて進む。
だが、10メートルも進まない内にサルの声は
遠くに消えていってしまう。
そんな山は丹沢にはもう無いと思っていたのだ。
があったのだ、尾根歩きばかりしていて気が付かなかったとも云える。
ここは、小動物の天国とも云える場所だ!
きっと、4月、5月はナタをもたないと歩けないだろう。
何故、このような場ができたのか?
ここに入り込むには、3度、古いシカ柵の腐ったように赤い鉄の脚立を越えた。
シカ柵の下は何か所もタヌキやイノシシが潜り込んで出入りしている穴が開いている。
少なくても2重にシカ柵で覆われた場所である。
穴からシカが出入りしているのだろう。
シカの食痕があった。
左のトゲのある太い木はカラスザンショウかな?
恐らく、ここに入り込んだシカは、この場所の出入口の場所に精通していなければ
逃げ出すことはできないだろう。
この尾根にはシカ柵、沢沿いにもシカ柵がある。
さらに、斜面をいくつかのブロックに分けるように尾根から沢にシカ柵が走る。
この斜面はシカの食害から守られている場所なんだ。
シカ柵は、広い地域を囲むのではなくて、小ブロックを囲む方が、一カ所が破れても
植物が守られることを示しているのだ。

2012年2月14日火曜日

春霞の丹沢  Tanzawa area in a Spring-Mist

今日も土山峠に着いてからどうしようか迷ってしまった。
宮ヶ瀬尾根を越えて、ハタチガ沢を越えてJピーク・鍋嵐を目指そうとしていた。
が、宮ヶ瀬尾根を越えるのに沢歩き、斜面のトラバースで、難儀する。
その斜面は丹沢にまだこんなブッシュの斜面が残っているのか?
と思うほど、モミジイチゴ、クマイチゴ、サンショウバラ、サンショウ、タラノキ、
ジャケツイバラのトゲを持つ木々が半径30センチ以内にどれかがある。
ブッシュの中で格闘すること3,40分、
意を決して尾根に上がることにする。
この沢から斜面を歩いたのはフキノトウを見つけようとしたことがアダになった。
尾根にはシカ柵が走っており、シカ柵に沿って宮ヶ瀬尾根まで登る。
この尾根は3、4度、もっとかな?歩いたことがあり、岩山のような場所がある。
途中、シカ柵の側のスギ林でチビチエンソーを使って二人で枝打ちをしている。
声を掛けるが聞こえなかったようだ。
宮ヶ瀬尾根につくと、霧雨状となり、視界が悪い。
尾根を南下しながら、今日は鍋嵐に行くのは止めることに決める。
霧雨でメガネが曇る。ときどき小雨状になる。
早めに鍋嵐行を止めて良かったと思う。
堤川とハタチガ沢の両方の林道終点からの出合いの地点では、
もう堤川林道に下ることには迷わなかった。
その出合いの尾根からちょっと下ると鍋嵐や熊の爪のピークが見えるところがある。
そこからの鍋嵐は霧雨に覆われていた。

新しい、糞をいくつか拾ってきた。
これからのLUMIXのファインダーのゴム部分を港南中央の
修理サービスステーションまで取りに行く。

2012年2月13日月曜日

洋ランと温暖化  Orchids & Global Warming

1970年代までは、
クリスマスやお正月の頃の真冬に花を咲かせている
洋ランは実質的に「高値の花」であった。
軒下からツララが下がるような2、3月に
日当たりの良いサンフレームの中で観葉植物や洋ランを愛でながらの生活に憧れた。
そんな生活は叶わないことなので、部屋の中に小さなフレームを置いて、
サーモスタット付きの電熱器をセットして、フレーム内を温めて、
カトレア、ファレノプシス、デンドロビューム、オンシジュームなどを育てた。
ヤエザクラの花が咲く頃に、ラン類の株分けや植え替えをした。
鉢はどんどん増えていった。
アフリカに行くことになった時、増えたランを知り合いにもらってもらった。
連れ合いが勤めながらも世話ができる数の一種類づつを残した。
もうこの頃は、冬季に室内のフレームで育てなくても十分冬越しできるようになった。
それは、ランたちがだんだんこの藤沢の寒さに慣れてきたのと
地球温暖化の影響であると考えられた。
(1970年代は、外のスイレン鉢の水が凍った。庭に地植えしたゼラニュームは寒さで枯れた。
ゼラニュームやベゴニア類、さらにはゴムの木やカポックも10月過ぎには部屋に取り込まなければならなかった。)
それが、どうだろう。今は、スイレン鉢の水は凍らないし、ゼラニュームは屋外の日当たりで花まで咲かせている。セッコクと掛け合わせたと思われるデンドロの一種の一鉢は一昨年からナツツバキの枝にぶら下げたままだ。
今年は寒い日々が続いているが、零下にはなっていない。
ランの花の少し強い香りが部屋の中に漂っている。
ぼくは指先が冷えるので、指先の無い手袋をつけてキーボードを叩いている。
明日は丹沢へ行こう!