「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2011年12月12日月曜日
2011年12月11日日曜日
ナメコの収穫
唐沢林道を下ってきて、途中からショートカットしたところにAme君やMu君が
ナメコのようなキノコがあると教えてくれる。
ナメコそのものだ。図鑑で照らし合わせないうちに、連れ合いと二人で味噌汁で食べた。
いつもはぼくの採ってくるキノコは食べないのにナメコだというと納得し、食べる。
美味いねぇー、うん、旨いと汁を飲みながら声がでる。
1991年8月の下北半島脇野沢村の山中で、ナメコをみつけサブザックいっぱいに採って民宿に持ち帰ったことがある。その時は、翌年のサル年に向けてのフジテレビの番組取材で、A2-84群という天然記念物に指定されている群れを追っていた。
1年をかけてその群れを追跡取材した。プロデューサーは「福田さん、番組の山や谷が欲しいねぇー」といつも僕に言う。「自然番組は、できる限り多くの時間をカメラを回すことです」
当時の群れは発信機も取り付けておらず、若かった(でも45歳)ぼくは山の中を重い三脚を持って駆け回ることができた。
たくさん歩き回ることで、十分時間をかけてサルを追跡撮影することで「北限に生きる」が生まれた。サル年の正月に向けて放映するために、大晦日に打ち上げという日程だった。
そんな中で、下北の山中を駆け回っていた時に、大量のナメコを収穫したのだ。
今、考えると不思議な感じがする。その時、ぼくはナメコを野外で見たのは始めてだ。が、ナメコだと確信して収穫し、民宿に持ち帰った。
ナメコは4、5日間、朝食、夕食にでた。ぼくらテレビスタッフとその時民宿に泊まっていた電気?工事の作業員の人たちも食べた。感謝されたが、毒キノコだっていうこともあった訳だと考えると恐ろしい。
2011年12月10日土曜日
動物たちは雪で喜ぶ?Animal's tracks on Snow
物見峠・三峰の登山路に着く頃には雪が止み、お日様が顔を出す。
温かい日射を受けて森の中が霧に包まれる。
森の中は、動物たちがこれほどいたのかと思うほど、雪の上に足跡が残っている。
テン?の足跡と思われるもの。ごめん!これは間違い!
リスだ!
リスの足跡
サルの後ろ足のものだ。
4、5歳の単独オスのものだ。
このようなコドモザルが生まれた群れから離脱して単独で移動している途中だ。
足跡は煤ヶ谷方面から札掛方面へ向かっている。
冬眠をしない多くの動物たちは、雪が降ると寒くてじっとしているのではなく、動かなければ寒いのでぼくらのよう歩き回ることになるのだろうか?
このことには、少し興味深い問題を含んでいそうだ。
2011年12月9日金曜日
雨、ミゾレ、雪の谷太郎林道・物見峠ー三峰・唐沢林道
煤ヶ谷で下車
雨の中で、スパッツやレインギアを着てもらう。さらに傘を差す。
煤ヶ谷の民家がなくなったので、昨年クマにあった尾根を目指す。
ミゾレ混じりの冷たい雨が降っている。
元気の良い若者に押されるように,
始めは鳥屋待沢の左岸沿いの道を歩く。
始めは鳥屋待沢の左岸沿いの道を歩く。
途中でアナグマの白骨死体を見つけゲットしてくる。
途中から尾根に取り付く。ミゾレ混じりの雨がいつのまにか雪になる。
雪で歓声を上げる学生たちは元気だ。
主尾根に辿り着き、集合写真。
ここから、しばらくして雪中行進となる。
鳥屋待沢側の雪景色、雪がサワサワと落ちる。
もう、この頃は軍手はビショビショに濡れている。それでも歩いているから暑い。
こんな状態である。鹿児島生まれの学生もいる。学生たちはまだ雪山の怖さを知らない。
休んだところに双眼鏡を忘れてきた者がでて、急遽一緒に降りる班と登って登山道を目指す班とに分かれる。
シカの足跡の他にイノシシ、テン、リス、サルの足跡が新雪上に残されている。
登山道についてから、物見峠・唐沢林道に降りる。この頃はすでに降雪は止んでお日様が出ている。日の当たる林道で立ったまま食事をして、熱く甘い甘いココアを飲んで温まる。
帰路、タヌキのタメ糞をゲットし、ナメコもゲットする。
雨・ミゾレ・雪・晴れの大変な天気の一日だった。
学生たちにもぼくにとっても大変有意義な一日であった。
身体が冷え切っているので、本厚木でラーメンを食べて帰る。
2011年12月8日木曜日
ヒグマ糞の内容物
サルルン展望台からの尾根を歩いて、見つけたクマ糞である。
この中で一番太い一つを待ち帰ってきた。
今朝、庭の水道栓のところで、茶漉しに糞を容れて水洗いした。
どんな種子が出てくるのか?
あるいは、哺乳類の毛か骨か、歯でも出てこないか?
どんどん、洗い流されて、5ミリメッシュの茶漉しの網目から洗い流され、
とうとう下の写真のものが残った。
ほぼすべて植物質のもので、動物質のものは何も含まれていない。
植物質のものもどの部分の何なのか、まったく同定できず。
しかし、36枚撮りのフィルム缶と同じような太さの糞の大半が、
茶漉しのメッシュから流れ去ったことと、わずかに残った下写真の
物に目を凝らしながら考えた。
食べた植物質のものは、ドングリではないか思う。1、2ミリから2、3ミリの光沢のある堅いものが無数にあるが、ミズナラなどのドングリの種皮ではないかと考えられる。
以前、ブナの実(種子)を食べたツキノワグマの糞を洗ったことがあった、
この糞はブナの殻斗がたくさん出てきたのでブナを食べたことが分かったのだ。
おそらく、ブナの実食いの時は、林床に落ちている実ばかりでなく、
ブナの木に登って食べるのだろう。
釧路では、10月を過ぎるとドングリの実は落下するだろう。
釧路で落下したドングリを食べるのは、ネズミ類、エゾリス、シマリス、モモンガ?そしてヒグマだろう。さらにはエゾジカも採食しているだろう。
昨夜、教え子から原発30キロ圏内の動物たちの保護活動に参加する予定で、
四輪駆動車のタイヤも冬タイヤに変え、出発しようとしていたが、
今になって気持ちがぐらついていると電話があった。
「やめなさい、若者が行くところではない」と押し留めた。
募集する団体もボランティアの年齢を考えて、活動の仕方を変えるべきだ。
2011年12月7日水曜日
エゾジカが多いのに裸地とはなっていない!
サルボ・サルルン展望台への案内板
周りにはササやアシが繁茂している。
案内板からすぐ、登りの木道がある。
この斜面は南斜面なので、春一番にアイヌギが採れるようだ。
また、フクジュソウも出るところでもある。
尾根道の遊歩道には砂利が敷かれている。
それでも雪解けの時には、ぬかるみの道となる。
シカ糞が落ちている。
シカの警戒音が聞こえたので、サルルン展望台からさらに尾根道を行くと、
下のような遺跡あることを知らせる掲示板が笹薮の中にあった。
尾根道となっており、シカやクマの獣道となっている。
シカが休息していた場所やクマ糞があったのもこの尾根道だ。
そのためだろう。この辺りはクマザサの丈が短いし、また、まばらである。
この尾根を歩くと、シカ糞がたくさん、、、、
これは古いシカ糞だ!
尾根道から少し離れるとクマザサの丈が高くなり、しかも密生している。
下の湖と斜面との間には釧網線の線路が見える。
塘路湖方面をみれば、斜面はササで覆われ、平地はアシの枯草で覆われている。
釧路地方のエゾジカの個体数もかなり増加していて、農家では牧草地や農耕地の食害に困っているようだ。
しかし、このようにシカ糞がたくさんあるような所でも、下草が無いのは尾根道だけであり、斜面や平地は土が剝き出しになってはいない。
一方、丹沢では尾根ばかりでなく斜面も下草が生えていない。
釧路地方では、丹沢と比べて面積当たりのシカの頭数は圧倒的に少ないということなのだろうか?
シカに出会う機会や見つかる糞の割合は丹沢もこの塘路湖付近も変わりがないように思う。
やはり、丹沢の下草が無いのはシカの食害も含めて、大気汚染による影響があるのではと考えてしまう。
2011年12月6日火曜日
冬鳥たち
12月3日釧路の続き
塘路湖周辺のサルルン・サルボ展望台で付近で
動きの速い小鳥を撮るのは難しい。
2、30羽のキツツキの仲間が、ぼくの周りの木にやってきた。
しかし、とてもピントを合わせられない。
これはコゲラだ。
これは、アカゲラだ。
もう、たくさんのキツツキの仲間がぼくの周りの木々の幹をトントンやってはすぐ飛び立つ。
サルボ展望台から、塘路湖を見ると凍った氷の上にオジロワシだ!
クリックすると拡大
さらに、左下の方には、白鳥たちとカモだ。
皆、氷の上で休息している。寒いだろうと思うが、キツネなどの外的から防衛するにはこれが最善なのだろう。
この鳥たちの光景を見ながら、こんな童話があったことを思い出した。
それは、カモたちが寝ている間に水が凍り、飛び立てなくなり猟師にやすやすと捕まる話しだ。
たしかそんな童話があったよね!
もう師走。月日は百代の過客にして 行き交う年もまた旅人なり、、、
の芭蕉の奥の細道の序文が出てくる。
今夕は高校時代の同級生と二人での呑み会。
早くも忘年会が始まる。
もう師走。月日は百代の過客にして 行き交う年もまた旅人なり、、、
の芭蕉の奥の細道の序文が出てくる。
今夕は高校時代の同級生と二人での呑み会。
早くも忘年会が始まる。
2011年12月5日月曜日
ヒグマ糞
12月3日の釧路
塘路湖を見渡せるサルボ展望台とサルルン展望台に行ってきた。
連れ合いを誘ったが外は寒いので嫌だという。
サルルン展望台からの景色だ。
塘路湖は凍って氷が張っている。
手前の単線は釧網線の線路で、右上が釧路方面だ。
突然、シカの警戒音が響く。
塘路湖を見渡せるサルボ展望台とサルルン展望台に行ってきた。
連れ合いを誘ったが外は寒いので嫌だという。
サルルン展望台からの景色だ。
塘路湖は凍って氷が張っている。
手前の単線は釧網線の線路で、右上が釧路方面だ。
突然、シカの警戒音が響く。
シカのメスグループだ。5、6頭いるようだ。
レンズを望遠に取り換えて、シカの方へ進む。
シカたちが休んでいたところだ。
ササや枯葉が押しつぶされている。
シカたちは、白い尾を見せながら木々の中に消えてしまった。
しばらく獣道を進んでいくと、巨大な糞、1、2週間前のものだ。
ヒグマの糞だ!
大きい一塊をゲットする。
何だか、急に背筋に悪寒が走る。
後ろを振り向き、辺りに目を凝らす。
何か、音が声が聞こえたような気がしたのだ。
が、辺りはクマザサが生い茂るだけ。
ヒグマはもう、冬眠に入っている筈だ。
ヒグマが歩き回っている筈がない。
目を凝らす。、、、、、、、何も見えない。ただクマザサだけだ!
キツツキの仲間が混群を作って飛び回る。
ぼくのカメラの腕ではなかなか撮れない。
歩き回ったので身体も暖かくなってくる。
携帯が通じるので、連れ合いにお昼には戻れないと電話する。
ササを漕いで、サルボ展望台の方へ向かう。
車を停めたところにヒグマ注意の看板があった。
ヒグマについては、子供の頃からさまざな恐ろしい事を聞いていた。
恐ろしいヒグマがいる森は、さまざまな想いを抱かせる。
2011年12月4日日曜日
冬はつとめて
朝、カーテンを開けたら、雪景色 。雪の降りたるは言うべきにもあらず、、
昨日は塘路湖付近の凍った湿地を歩いた。
シカの5、6頭のメスグループに逢うが、レンズを取り替えている間に逃げてしまった。
まだ4、5日しか経っていないようなクマ糞を見つけ、いつものようにゲットするが、何となく緊張する。
鳥たちの飛ぶ音でも後ろを周りを警戒してしまう。
昨日は塘路湖付近の凍った湿地を歩いた。
シカの5、6頭のメスグループに逢うが、レンズを取り替えている間に逃げてしまった。
まだ4、5日しか経っていないようなクマ糞を見つけ、いつものようにゲットするが、何となく緊張する。
鳥たちの飛ぶ音でも後ろを周りを警戒してしまう。
2011年12月3日土曜日
零下4度Cの釧路の夜
昨夜、羽田発の最終便で釧路に来た。
空港に降り立った時もたいして寒くないなぁーと思っていた。
が、バスに乗り、途中のバス停で降りて、妹の車に乗った時には底冷えを感じていた。
夕食を釧路港付近の炉端焼きの「煉瓦」という店でとった。
もう、9時半を過ぎているのに、店内は賑やかだった。
大きな網の下には墨た何本も赤く燃えている。
柳葉鰈が680円、鰊の開きが660円。
炭がカッカと燃えているので、顔が暑い。
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